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第三章 領主夫人、王都へと出向く
13.帰る場所
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「…殿下、いくつか、確認させて頂きたいことがあるのですが…」
沈黙の支配する部屋、最初に口を開いたのはセルジュだった。
「…聞こう。」
王太子の返事に、セルジュが「では」と言葉を紡ぐ。
「一年後、フォーリーン魔術師長の巫女召喚をお許しになるおつもりですか?」
「…ティアナ嬢の救出、異界よりの召喚が可能だと判断されれば、その可能性は高い。」
「では、魔術師長に召喚陣の調査、使用を許可されると?」
「…最終的には陛下の判断を仰ぐことになるが、恐らくは。…ことは、伯爵令嬢の命に関わる。」
王太子の言葉に、セルジュと繋いだ手に力がこもる。思わず、口を挟んだ。
「巫女召喚って、そんなに何度も出来ることなんですか?二十四年毎にっていう、あれは何だったんですか?」
「それは…」
一瞬だけ言い淀んだ王太子だったが、直ぐに言葉を続ける。
「召喚陣は神代の遺物、王家の記録にも、その正確な始まりは残されていない。ただ、『国の始まりより存在した』とだけ記され、その最初の記録から、既に巫女召喚は二十四年周期と定められている。」
「理由は、無いんですか?」
「…明記はされていない。失伝してしまったか、或いは、元より、根拠など存在しないのか。」
「…」
「ただ、一つだけ、今までその理由として考えられてきたことがある。…その理由が、アンバーの暴走を招いたとも言えるが。」
苦い顔。どうやら彼も、今回のアンバー・フォーリーンの行動を良くは思っていないらしい。
「…通常、巫女召喚には百人を超える魔術師が必要だとされている。それだけの数の魔術師が限界まで魔力を行使し、漸く陣が起動するかしないかだが、例え、召喚に成功しても、関わった魔術師の多くは、その魔力を失ってしまう。」
「え…」
「巫女召喚とはそれほどの秘術であり、その代償の大きさから、二十四年周期とされたと考えられてきた。…だからこそ、単独での召喚に成功したアンバーは、その定めを逸脱してしまったのだろうが。」
悔やむかのような王太子の言葉、だったら、と思う。
(…だったら、もっとちゃんと、あの男を鎖で繋いでおけばいいのに。)
筆頭魔術師だか何だか知らないけれど、私の目から見ても、あの男はかなりの自由を許されている。時に、王太子相手に辛辣な意見を吐くこともあったし、それなりの「立場」を与えられていたはずの私に対しても、一切の敬意を払うことがなかった。それを咎めもしなかったのだから─
「…或いは…」
「?」
セルジュの呟き、独り言のようにも聞こえた声に、隣を向く。
「或いは、やはり、二十四年という周期には何らかの意味があり、その周期を外れた召喚ゆえに、今回の事故が起こった、とも考えられますが…」
言って、暫し考え込む様子を見せるセルジュ。だけど、それも、直ぐに首を振って、
「…何にしろ、魔術師長の調査の結果を待ってから、…でなければ、正確な答えは得られないでしょう…。…陣の調査でどこまで分かるかは、不明ですが。」
「まぁ、そうだな…」
歯切れの悪い王太子の言葉が空虚に響く。召喚陣がどういうものかは分からないまでも、そこに二十四年周期の根拠があるのなら、とっくに誰かが気づいていそうなもの。望み薄の状況は分かっていて、だけど、ティアナが飛ばされた原因を知る術は他にない。
「…殿下。」
セルジュが再び口を開いた。
「いま一つ、お尋ねしたいことがあります。」
「なんだ…?」
王太子の言葉に、セルジュの視線がこちらを向く。
「…クリューガー伯爵令嬢が飛ばされた先は、本当に、アオイの元居た世界なのでしょうか?」
「えっ!?」
「…どういう意味だ?」
王太子の疑問より先、驚きに声を上げてしまった。
セルジュの視線が真っすぐに王太子へと向けられる。
「…巫女召喚に関する情報を持ちえぬが故の戯言とお聞き流し下さってもいいのですが、多少、気になることが。…召喚の際、陣が繋ぐ世界は、必ずアオイの居た世界、一意に定まるのでしょうか?」
「…」
セルジュの問いに、王太子が口を噤んだ。
(え?待って、待って、どういうこと…?)
「…セルジュ、あの、それって、今までの巫女が、私とは違う世界の人間かもしれないって、そういうこと?」
「…召喚陣の構成次第ではありますが、可能性はあります。」
「っ!?」
驚いて、王太子へと視線を向ける。今まで、考えたこともなかったこと。ここと自分の居た世界以外に、全く別の世界が存在するなんて。
向けた視線、それを避けるように、王太子がため息をついた。
「…いや、それはない。召喚陣が繋ぐのは、巫女の居た世界、ただ一つだけだ。」
「…そう、なのですか…?」
あまり納得のいっていなさそうなセルジの返事。何かを考え込む仕草を見せる彼の様子に、王太子が言葉を重ねた。
「…召喚陣の具体的な構成については明かせないが、陣によって繋がる世界が指定されていることは間違いない。というよりも、繋ぐことが出来る世界が、『蒼月の裏にある世界』、巫女の居た世界しかないということだ。」
「…なるほど。」
納得したかのような返事に、それでもまだ何かを考え込んでいるセルジュ。その姿に不安を覚え、王太子へと視線を向けた。それを受け止めた王太子が─
「…加えて、だ。」
何かを諦めるように、ため息をついた。
「…王家には、代々の巫女に関する記録が残っている。」
「…え?」
今度こそ、信じられなくて、王太子の顔をまじまじと見つめてしまう。
「…嘘、だって、前に聞いた時、他の巫女に関する情報は無いって…」
「…すまない。」
いい加減、聞き飽きた言葉。その顔に浮かぶのは罪悪感なのか何なのか、僅かに逸らされた視線、王太子が口を開く。
「…召喚巫女に関する記録は全て王家の秘伝。…例え、巫女相手であろうと、その中身を明かすことは許されていない。」
「…」
「…明かすことが出来ない以上、存在そのものを『無い』と答えるしかなかった。…当時の君は、その、かなり、不安定だったため、私がそう判断した。」
「…」
あと、いくつ─
あといくつ、こうして騙されていること、彼が「言わなかった」ことがあるんだろうか。辛うじてあったはずの王太子への信頼というものが音を立てて崩れていく。ただ、今はそれを、「どうでもいい」と思える強さがあるから─
(…大丈夫。)
握ったままだったセルジュの右手、そこに、もう一つの温もりが重ねられた。
「では…」
揺るぎない声が隣から響く。
「その王家の記録、禁書には、巫女様方の記録が残されている。その内容から、陣の繋ぐ世界は同一世界だと、そう判明しているわけですね?」
「ああ、そうだ…」
王太子の肯定、それに漸く納得がいったらしいセルジュが頷いた。
そのまま、礼と退出を告げるセルジュに、疲れたような王太子の声が返る。
「…もし、巫女の世界に関して、また何か確認すべきことがあれば、こちらから連絡する。…今後も、巫女の協力を仰ぎたい。」
「…可能な範囲であれば。」
「ああ、それで構わない…」
それ以上、何も言われることはなく、二人で王太子の執務室を後にした。
王宮に乗り付けてきたアンブロス家の馬車、それに乗り込んでもまだ、ずっと何かを考え込んでいるセルジュ。その横顔を眺めながら、先ほどまでの短時間で起きた出来事を思い返す。眩暈がするような話の数々、信じていた色々なものが根本から崩れて、本当ならもっと、足元が不安になるような恐怖を覚えてもいいはず。そうならないのは─
「…アオイは…」
「?」
隣同士、漸くこちらを向いたセルジュ、ただ、その眼差しがどこか不安げで─
「…アオイは、どうしたいですか?」
「え?」
(…どうしたい?)
「…仮に、フォーリーン魔術師長の推論が正しく、召喚陣が双方向性を持つ場合、アオイの世界への帰還が可能だとすれば、アオイは…」
(ああ…)
そうか─
セルジュが、この人がこんな顔をする時は、全部─
「…帰らないよ。」
「…ですが…」
「言ったじゃない、昨日の夜。」
「…」
「帰れるとしても帰らない。…ずっと、セルジュの側にいる。」
「アオイ…」
伸ばされた手、セルジュの腕に囲われて、その温もりに捕らわれる。
「…だから、一緒に帰ろう?…アンブロス、みんなのところに…」
「…はい。」
沈黙の支配する部屋、最初に口を開いたのはセルジュだった。
「…聞こう。」
王太子の返事に、セルジュが「では」と言葉を紡ぐ。
「一年後、フォーリーン魔術師長の巫女召喚をお許しになるおつもりですか?」
「…ティアナ嬢の救出、異界よりの召喚が可能だと判断されれば、その可能性は高い。」
「では、魔術師長に召喚陣の調査、使用を許可されると?」
「…最終的には陛下の判断を仰ぐことになるが、恐らくは。…ことは、伯爵令嬢の命に関わる。」
王太子の言葉に、セルジュと繋いだ手に力がこもる。思わず、口を挟んだ。
「巫女召喚って、そんなに何度も出来ることなんですか?二十四年毎にっていう、あれは何だったんですか?」
「それは…」
一瞬だけ言い淀んだ王太子だったが、直ぐに言葉を続ける。
「召喚陣は神代の遺物、王家の記録にも、その正確な始まりは残されていない。ただ、『国の始まりより存在した』とだけ記され、その最初の記録から、既に巫女召喚は二十四年周期と定められている。」
「理由は、無いんですか?」
「…明記はされていない。失伝してしまったか、或いは、元より、根拠など存在しないのか。」
「…」
「ただ、一つだけ、今までその理由として考えられてきたことがある。…その理由が、アンバーの暴走を招いたとも言えるが。」
苦い顔。どうやら彼も、今回のアンバー・フォーリーンの行動を良くは思っていないらしい。
「…通常、巫女召喚には百人を超える魔術師が必要だとされている。それだけの数の魔術師が限界まで魔力を行使し、漸く陣が起動するかしないかだが、例え、召喚に成功しても、関わった魔術師の多くは、その魔力を失ってしまう。」
「え…」
「巫女召喚とはそれほどの秘術であり、その代償の大きさから、二十四年周期とされたと考えられてきた。…だからこそ、単独での召喚に成功したアンバーは、その定めを逸脱してしまったのだろうが。」
悔やむかのような王太子の言葉、だったら、と思う。
(…だったら、もっとちゃんと、あの男を鎖で繋いでおけばいいのに。)
筆頭魔術師だか何だか知らないけれど、私の目から見ても、あの男はかなりの自由を許されている。時に、王太子相手に辛辣な意見を吐くこともあったし、それなりの「立場」を与えられていたはずの私に対しても、一切の敬意を払うことがなかった。それを咎めもしなかったのだから─
「…或いは…」
「?」
セルジュの呟き、独り言のようにも聞こえた声に、隣を向く。
「或いは、やはり、二十四年という周期には何らかの意味があり、その周期を外れた召喚ゆえに、今回の事故が起こった、とも考えられますが…」
言って、暫し考え込む様子を見せるセルジュ。だけど、それも、直ぐに首を振って、
「…何にしろ、魔術師長の調査の結果を待ってから、…でなければ、正確な答えは得られないでしょう…。…陣の調査でどこまで分かるかは、不明ですが。」
「まぁ、そうだな…」
歯切れの悪い王太子の言葉が空虚に響く。召喚陣がどういうものかは分からないまでも、そこに二十四年周期の根拠があるのなら、とっくに誰かが気づいていそうなもの。望み薄の状況は分かっていて、だけど、ティアナが飛ばされた原因を知る術は他にない。
「…殿下。」
セルジュが再び口を開いた。
「いま一つ、お尋ねしたいことがあります。」
「なんだ…?」
王太子の言葉に、セルジュの視線がこちらを向く。
「…クリューガー伯爵令嬢が飛ばされた先は、本当に、アオイの元居た世界なのでしょうか?」
「えっ!?」
「…どういう意味だ?」
王太子の疑問より先、驚きに声を上げてしまった。
セルジュの視線が真っすぐに王太子へと向けられる。
「…巫女召喚に関する情報を持ちえぬが故の戯言とお聞き流し下さってもいいのですが、多少、気になることが。…召喚の際、陣が繋ぐ世界は、必ずアオイの居た世界、一意に定まるのでしょうか?」
「…」
セルジュの問いに、王太子が口を噤んだ。
(え?待って、待って、どういうこと…?)
「…セルジュ、あの、それって、今までの巫女が、私とは違う世界の人間かもしれないって、そういうこと?」
「…召喚陣の構成次第ではありますが、可能性はあります。」
「っ!?」
驚いて、王太子へと視線を向ける。今まで、考えたこともなかったこと。ここと自分の居た世界以外に、全く別の世界が存在するなんて。
向けた視線、それを避けるように、王太子がため息をついた。
「…いや、それはない。召喚陣が繋ぐのは、巫女の居た世界、ただ一つだけだ。」
「…そう、なのですか…?」
あまり納得のいっていなさそうなセルジの返事。何かを考え込む仕草を見せる彼の様子に、王太子が言葉を重ねた。
「…召喚陣の具体的な構成については明かせないが、陣によって繋がる世界が指定されていることは間違いない。というよりも、繋ぐことが出来る世界が、『蒼月の裏にある世界』、巫女の居た世界しかないということだ。」
「…なるほど。」
納得したかのような返事に、それでもまだ何かを考え込んでいるセルジュ。その姿に不安を覚え、王太子へと視線を向けた。それを受け止めた王太子が─
「…加えて、だ。」
何かを諦めるように、ため息をついた。
「…王家には、代々の巫女に関する記録が残っている。」
「…え?」
今度こそ、信じられなくて、王太子の顔をまじまじと見つめてしまう。
「…嘘、だって、前に聞いた時、他の巫女に関する情報は無いって…」
「…すまない。」
いい加減、聞き飽きた言葉。その顔に浮かぶのは罪悪感なのか何なのか、僅かに逸らされた視線、王太子が口を開く。
「…召喚巫女に関する記録は全て王家の秘伝。…例え、巫女相手であろうと、その中身を明かすことは許されていない。」
「…」
「…明かすことが出来ない以上、存在そのものを『無い』と答えるしかなかった。…当時の君は、その、かなり、不安定だったため、私がそう判断した。」
「…」
あと、いくつ─
あといくつ、こうして騙されていること、彼が「言わなかった」ことがあるんだろうか。辛うじてあったはずの王太子への信頼というものが音を立てて崩れていく。ただ、今はそれを、「どうでもいい」と思える強さがあるから─
(…大丈夫。)
握ったままだったセルジュの右手、そこに、もう一つの温もりが重ねられた。
「では…」
揺るぎない声が隣から響く。
「その王家の記録、禁書には、巫女様方の記録が残されている。その内容から、陣の繋ぐ世界は同一世界だと、そう判明しているわけですね?」
「ああ、そうだ…」
王太子の肯定、それに漸く納得がいったらしいセルジュが頷いた。
そのまま、礼と退出を告げるセルジュに、疲れたような王太子の声が返る。
「…もし、巫女の世界に関して、また何か確認すべきことがあれば、こちらから連絡する。…今後も、巫女の協力を仰ぎたい。」
「…可能な範囲であれば。」
「ああ、それで構わない…」
それ以上、何も言われることはなく、二人で王太子の執務室を後にした。
王宮に乗り付けてきたアンブロス家の馬車、それに乗り込んでもまだ、ずっと何かを考え込んでいるセルジュ。その横顔を眺めながら、先ほどまでの短時間で起きた出来事を思い返す。眩暈がするような話の数々、信じていた色々なものが根本から崩れて、本当ならもっと、足元が不安になるような恐怖を覚えてもいいはず。そうならないのは─
「…アオイは…」
「?」
隣同士、漸くこちらを向いたセルジュ、ただ、その眼差しがどこか不安げで─
「…アオイは、どうしたいですか?」
「え?」
(…どうしたい?)
「…仮に、フォーリーン魔術師長の推論が正しく、召喚陣が双方向性を持つ場合、アオイの世界への帰還が可能だとすれば、アオイは…」
(ああ…)
そうか─
セルジュが、この人がこんな顔をする時は、全部─
「…帰らないよ。」
「…ですが…」
「言ったじゃない、昨日の夜。」
「…」
「帰れるとしても帰らない。…ずっと、セルジュの側にいる。」
「アオイ…」
伸ばされた手、セルジュの腕に囲われて、その温もりに捕らわれる。
「…だから、一緒に帰ろう?…アンブロス、みんなのところに…」
「…はい。」
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