悪役令嬢の矜持 婚約破棄、構いません

リコピン

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3巻

3-3

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 とっに吐き捨て、ソフィアの表情をうかがう。
 彼女は変わらぬ泣き顔で真剣な瞳を向けていた。自身の婚約者を止める様子はない。

「……冗談などではないさ」

 アレクシスがおうように告げる。

「王家としては、タールベルクの転移陣開発に早めに介入しておきたい。の家主導の開発を、いずれは王家のものとするつもりだ」

 勝手かつ無謀な宣言に、奥歯をギリとみしめて問う。

「……なぜ、私なのですか? 他に適任はいくらでもいるでしょう」
「ソフィアの提案だ。お前ほど魔法にすぐれ、王家への忠義あつい者はいないというからな」
(馬鹿なっ!)

 王家への忠義などくそらえだ。
 にらみつけると、正面の男は不敵に笑った。

「少なくとも、ソフィアの力にはなってくれるのだろう? ……私もそれだけは信じられるんだよ、ボルツ先生」

 瞬間、頭に血が上る。
 ソフィアへの想いを見透かされているくつじょく。「められた」という思いが強くなる。
 始めから、ソフィアはえさだったのだ。
 彼女をえさに己をこまにする。アレクシスのかんけいを、ソフィアはどこまで理解し受け入れているのだろうか。
 すがる思いで彼女の名を呼ぶ。

「ソフィア――」
「ボルツ先生なら絶対に大丈夫です!」

 ソフィアが椅子から身を乗り出した。

「パウル君が教えてくれたんです。『クリスティーナ様が魔導師を探してる』って。だから、絶対上手うまくいきます。ボルツ先生は最高の魔導師だもの!」

 こちらを見つめる熱く浮かされたような瞳。
 だが、少しも心に響くものはなかった。ただ、むなしさが心を埋め尽くす。

「……そうか」
「ボルツ先生?」

 ――ソフィアにとって、自分はもう、「最高の魔導師」という肩書でしかないのか。
 己の意志など関係ない。ただただ、「可能だから」という理由で役目を押しつけられる。
 いつからなのだろう。彼女が己を「個」としてではなく、肩書で見るようになったのは。

(もしかして、最初から――)

 その先を考えるのが恐ろしく、思考を止める。

「どうだ、オズワルド・ボルツ? ソフィアたっての願いだ。聞き入れてくれるだろう?」

 はや、抗う気力はなかった。黙したままこうべを垂れる。
 まるで道化のようだ。
 ちょうしても気は晴れない。
 ただただ、ソフィアを泣かせるのが怖かった。彼女に「不要だ」と切り捨てられるのが恐ろしい。
 下げた頭の向こうで、彼女が嬉しげに礼を言う。
 アレクシスが淡々と告げた。

「なに、案ずるな。縁談は陛下経由で持ち込む。あちらも拒否などできんさ」


(――何が、『案ずるな』だ……)

 不愉快な言葉を思い出し、ひとちる。
 足を止めて空をあおいだ。
 澄んだあおが、先ほど目にした少女の瞳を想起させる。

(トリシャ・タールベルク。辺境の箱入りお嬢様、か……)

 こちらを見上げる真っ直ぐな瞳。教えをうものの眼差まなざし。
 それを利用しようとしている。
 自分がひどく薄汚い存在になり下がった気がした。
 いっそのこと、つりがきなど破棄されてしまえばいい――
 ならば己の非とはならず、ソフィアにとがめられることもないだろう。
 だが、地を見下ろす。口からため息が零れ落ちた。


   ◇ ◇ ◇


 学園から戻る道すがら、なんだかずっとソワソワしていた。
 ウェスリーのもの言いたげな視線に気づいてはいたが、言葉にしないのをいいことに最後までやり過ごした。

(……本当に、あるのかしら?)

 かばんの中身が「大量のつりがき」とは教えられたが、「誰のもの」という話はまったく聞いていない。
 屋敷に戻ると、義姉へのあいさつもそこそこに自室へ向かう。途中から、ウェスリーがついてくるのも気にならなくなった。
 部屋の扉を開け、真っ直ぐ部屋の隅へ向かう。置きっぱなしのりょこうかばんを持ち上げようとして、あまりの重さにすぐに断念した。

(どれだけ入ってるの!?)

 仕方なく、一旦かばんを開けて重ねられた封筒のいくつかを持ち上げる。
 欲張りすぎた重さにふらついて、机の上にドシンと音を立てて置いてしまった。弾みで、開きっぱなしにしていた魔法学の教科書が落ちる。
「あ」と思う間もなく、背後から近づいたウェスリーが拾い上げ、こちらに差し出す。

「えっと……」

 つりがきの山が崩れてしまわないよう、未だ手はふさがったまま。
 目線で本棚を示して、お願いする。

「ごめんね、ウェスリー。本棚に戻しておいてくれる?」

 無言でうなずいた彼は本棚に向かい、教科書をしまった。すぐに戻ってくると、私の代わりにつりがきの山を支えてくれる。

「ありがとう、ウェスリー」

 これでようやく中身を確認できる。
 一番上、キラキラのはくしがされた封筒に手を伸ばす。

(……違う)

 家紋に見覚えがあった。
 どこぞの伯爵家の封筒を横に置き、次の封筒に手を伸ばす。上質な紙の手触り、家紋の刻印、目を皿のようにして探していく。

「……トリシャ」
「ん?」

 作業に夢中で、ウェスリーの呼びかけにうわそらで答えた。
 減ったつりがきの山から手を離した彼が、私の弾いた封筒を持ち上げて確かめる。

「何を、……誰を探しているんですか?」
「うん。えっと、さっき、『自分のものもあるから』って言われて……」

 見覚えのない家紋に手を止める。封を切り、派手な飾り縁のついた二つ折りの台紙を出す。開くと、最初に飾り文字で書かれた人物名が躍っていた。

「……オズワルド・ボルツ。彼を選ぶんですか?」

 不穏な声音。
 珍しく不機嫌をさらすウェスリーに慌てて「違う」と首を横に振る。

「別に、ボルツ先生がいいとかそういうんじゃなくて、ただ……」

 ――俺なら、お前の助けになれる。
 あの言葉の真意を知りたかった。

「ほ、ほら、一度お話しするくらいはいいと思わない? 魔法科の先生とお話しする機会なんてそうそうないし」

 彼に対し、胸のときめきを覚えたわけではない。
 けれど、もし仮に誰かを選ばないといけないとしたら。

(現実的に考えて、『悪くない選択肢』よね……)

 ウェスリーの考えが知りたくて、彼の答え――反応を待った。
 けれど、いつまでたっても彼は口を開かない。ただ、ガラス玉のような感情の見えない瞳で、ボルツのつりがきにじっと視線を落としていた。


 つりがきを抱えて部屋を出る。
 小走りに向かうのはサロン――今なら義姉がくつろいでいるはずの部屋だ。ウェスリーは黙ったまま、いつも通りに後をついてくる。
 サロンの扉を開けると、こうをくすぐる紅茶の香りと共に、予想外の声が聞こえてきた。

「……お兄様?」

 領地に戻ったはずの兄が義姉の隣でくつろいでいる。ピッタリと隙間なく寄り添うのを「くつろいでいる」と言っていいのならだが。
 義姉の澄ました顔と対象的にそうごうを崩しっぱなしの兄が、こちらを向いた。

「なんだ、二人とも帰ってきてたのか」

 笑顔で言った彼の視線が、私が胸に抱き込んだものに向けられる。途端、その顔が絶望に染まった。

「ト、トリシャ、それはもしや!」

 弾かれたようにソファから立ち上がった兄が大股に近づいてくる。
 とっに、つりがきを背中に隠した。
 目の前に迫った巨体が伸ばしかけた手の行き先を失い、ワタワタと宙を彷徨さまよわせる。
 兄の視線がウェスリーに向かう。「どういうことだ」と無言で視線で問うているが、ウェスリーは何も答えなかった。

「……お義姉ねえさま

 兄の存在は置いておき、義姉に声を掛ける。
 薄い笑みを浮かべた彼女が「なぁに?」と小首をかしげた。兄のように大騒ぎしない彼女の態度にあんして、気になっていた問いを口にした。

「お義姉ねえさまは、お兄様に初めて会われた時、お兄様のことをどう思われましたか?」
「え?」

 珍しく、義姉が虚をかれた表情を浮かべた。
 彼女の視線が兄に向かう。つられてそちらを向くと、兄が抑えきれない好奇の眼差まなざしを彼女に向けていた。
 義姉が鮮やかな笑みを浮かべる。

「あのね、トリシャ。人の第一印象なんて当てにならないものなのよ?」
「そう、なのですか?」
「ええ」

 うなずいた義姉の笑みに、なぜだか言い知れぬ圧を感じる。

「最初の出会いでその人の全てを知るなんて無理でしょう? 時間をかけて付き合ううちに、相手の好ましい面も好ましくない面も見えてくるものよ」

 兄に向けられた義姉の笑みが深まる。

「……ただ、私はまだフリード様の好ましくない面を見つけられていないのだけれど」
「クリスティーナッ!」

 義姉の言葉に感極まった兄が、彼女のもとに駆け寄る。そのまま、ソファに座る彼女を抱きしめた。

「俺もだっ! 俺もっ、クリスティーナの全てが好ましい! いとおしいと思っている!!」
「まぁ、ありがとうございます」

 兄の巨体に覆われた義姉の表情はうかがれないが、その声には明らかなら温度差があった。

(……なんだかなぁ)

 結局、義姉の答えからは兄の第一印象がどうだったのか、全く分からない。
 だが、もしも、だ。
 もしも、義姉が第一印象で兄を好んでいなかったとしたら――

(そんなに好きじゃない相手でも、夫婦になれば上手うまくいく、のかな……?)

 目の前の二人を見る限り、可能性はゼロではなさそうだ。
 背中に隠したつりがきを胸に抱え直し、ギュッと抱きしめた。

「……お兄様、お義姉ねえさま。私、ボルツ先生にお会いしてみようかと――」
「なっ! 駄目だ、絶対に駄目だ!」

 盛大に拒絶反応を見せた兄がこちらに歩み寄ってくる。
 目の前で何かをまくしたてる兄の向こうで、義姉がわずかに眉をひそめた。しばらく思案した後、彼女が「そうね」とつぶやく。

貴女あなたが決めたことだもの。会ってみたいのなら、そうなさい」

 言って、ニコリと笑みを浮かべた彼女は「ただし」と言葉を続ける。

「一つだけ、条件があるわ」
「条件?」

 義姉のあかい唇が、深い弧を描いた。


 数日後。
 き日を選んでもうけられたお見合いの当日。私は屋敷の応接室で微動だにできずにいた。
 部屋の中、壁には天井まで届く花の飾り。真新しい絹のカーテン。これでもかと磨き上げられたテーブルは鏡のよう。茶会を超えた豪華な食事と菓子が繊細な器に盛りつけられ、部屋一杯にぜいたくな茶葉の香りが立ち上っている。
 そして、部屋の中央。主役のために用意された席には、めかしこんだドレス姿の私が座っている。

(……どうしてこうなったのかしら?)

 ボルツとの見合いを希望した際には、まさかここまで仰々ぎょうぎょうしいものになるとは思ってもいなかった。
 学園で会う延長とまではいかずとも、「王都のお店でお茶でもしながら」という想定は完全に裏切られた。
 タールベルクの総力を結集した。そうとられてもおかしくない様相に――ドレスの重さも相まって、私は動けない。
 不意に、ノックの音が聞こえて扉が開かれる。

「……失礼します。お客様をお連れしました」

 現れたのはウェスリーだった。侍従のお仕着せに身を包み、髪をきちんと整えている。いつもより硬い表情の彼が頭を下げた。
 その後ろから、背筋を伸ばしたボルツが現れる。スーツをまとっている。教壇に立つ姿とは異なる彼に、いやおうなく緊張が増す。
 部屋に足を踏み入れた彼が頭を下げようとして、ピタリとその動きを止めた。

「辺境伯閣下? ……夫人も。王都にいらっしゃるとは存じませんでした」

 彼の視線が私の両隣を交互に見る。
 右隣で、両腕を組んだ兄が胸を張る。

「妹の一大事だ。兄として同席しないわけにはいかないだろう」

 左隣で、紅茶のカップに口をつけた義姉がホゥといきを漏らす。

「申し訳ありません、ボルツ先生。夫がわがままを言いまして」

 カップが音も立てずにソーサーに戻され、テーブルに置かれる。

「ですがまぁ、見合いの席に当主が立ち会うのは自然なこと。あまりお気になさらず、どうぞお座りください」

 義姉にすすめられ、ボルツがぎこちない動きで席に着く。苦虫をつぶしたような顔で、ため息をいた。

「失礼した。閣下は辺境を離れられんと聞いていたからな。まさか、この場におられるとは思わなかったんだ」
「フフ。それはまぁ、おっしゃる通りですわね。ですが、幸いなことに、魔法陣の構築も順調。試験的な運用段階に入っておりますので、行き来も随分と楽になりました」
「……試験運用は公的な用途に限られるのではなかったか?」
「あらあら。……辺境伯領主として、将来家門に入る可能性のある人物を見定めるのも務めの一つですから」

 黙り込んだボルツに、義姉がフフフと笑い声を零す。義姉とボルツの視線が絡み合った。
 せつ、空気が張り詰める。
 二人の間に言葉はないが、確かに「何か」が交錯するのを感じた。
 ボルツを見つめたまま、義姉が口を開く。

「……さて、タールベルクの意志はお伝えできたでしょうから、後は二人でお話をなさるとよろしいわ」

 顔をこちらに向けた義姉が微笑ほほえんだ。

「トリシャ。ボルツ先生にお庭を案内してさしあげて?」
「は、はい!」

 慌てて立ち上がる。
 ドレスの重さに一瞬ふらつきそうになったが、いつの間にか背後に立っていたウェスリーに支えられ、ことなきを得る。

「……ありがとう」

 小さな声で伝え、ボルツに向き直った。
 既に立ち上がっていた彼が――エスコートのためだろう、差し伸べてきた腕に手を添える。
 そのまま二人で扉へ向かう途中、背後で義姉がウェスリーの名を呼んだ。振り返ると、彼がこちらに向かってくるのが見えた。
 一緒に来てくれるのか。
 ウェスリーの同行にホッとし、ボルツと並んで部屋を出た。


「……過保護だな」

 庭に出て歩き始めてすぐ、ボルツの第一声に思わず顔が熱くなる。

「す、すみません。先生。兄はいつものことなんですが、今日は義姉まで……」
「ああ。……しっかり伝わったさ」
「え?」

 顔を上げて隣を見上げる。
 暗く沈んだ表情のボルツが皮肉げに口元をゆがめた。

「言ってただろ? 『タールベルクの意志』ってな。……お前を泣かせたらただじゃすまさんってことだろ」
「え?」

 言われて振り返る。
 今日の歓待――ボルツは茶に手さえつけていないのでそう呼べるかは疑問だが――には、そういう意図があったのかと改めて感じる。

おどし、けんせい、……じゃないけれど、家の威信を見せつけたってこと、よね?)

 今、自分がまとうこのごうしゃなドレスにも「タールベルクの守護」が込められているのだろう。
 日が傾きかけた庭を並んで歩く。
 会話もなく、聞こえるのは二人分の足音と、それから少し遅れて聞こえるもう一つの足音。
 居心地の悪い沈黙が続く中、咲きかけのの花が風に揺れて香りを運ぶ。
 真っ赤な。兄が義姉のためにと選んだ花だ。
 ふと足を止めたボルツがの花に視線を落とした。

「……トリシャ。お前、なんで俺を選んだ?」

 ボソリとつぶやかれた問いは、こちらの何かを確かめるようだった。
 その「何か」が分からないまま、答えを返す。

「それは、あの、図書館で先生が……」

 口にしてから、我ながらあやふやな理由だとあきれた。

(これじゃあ、他人任せ、流されただけみたいに聞こえる)

 思い直し、ずっと胸の奥に抱えている苦しさを口にした。

「……私の周りの人達は、みんな私に優しいんです」

 兄と義姉。ウェスリーに領地のみんな。
 思い出す時、彼らは皆、笑っている。それだけで、自分がどれだけ大切に育てられてきたかが分かる。
 なのに――

「ご存知のように、私は魔法が使えません。剣も全く駄目です。……でも、それを責める人は誰もいなくて、私は守ってもらうばかりなんです」
「……そんなやつぁ、他にいくらでもいるだろ」
「はい。ですが、私はそれを許される立場にありません」

 領主の妹。領民を守り導く義務がある。
 私が義務を放り出せば、背負うのは兄一人。今は義姉もいてくれるが、それで私の責務がなくなるわけではない。
 それに、逃げ出したいわけではない。
 背負うものの大きさに尻込みしたくなるが、それが領地の皆の笑顔に繋がるのであれば、私の選択は一つだ。

「……以前、お義姉ねえさまが言ってくださったんです。『貴女あなたのために頑張れる人がいる。素敵なことじゃないか』って」

 ボルツの顔がわずかにゆがむ。けんに寄ったしわの意味を考えつつ、言葉を続けた。

「言われた時はすごく嬉しかったんです。ああ、そんなふうに思ってくれる人がいるんだなって。救われた気がして」

 一呼吸置いて、「でも」と口にする。

「よく考えたら怖くなりました」
「なぜ?」

 ボルツの問いに、胸に巣食う不安をする。

「『みんなが守ってくれようとする私』ってどんなだろうって」

 彼が首をかしげる。
 苦しさを紛らわすために、私は笑った。

「だって、私は今まで何もしてこなかったんですよ? 周りは今、大きな変化の中にあるのに、私だけが何も知らないまま、何もしないまま。本当にそれでいいのかって……」

 黙って耳を傾けるボルツに「それに」と続ける。

「ずっと同じ自分でい続ける、皆が守ってくれる自分であり続けるのも難しいなって思うんです」
「……言えばいいだろ。その不安をお前の周りの人間に伝えりゃいい」
「言えません」

 彼の言葉に、小さく首を横に振る。

「こんな弱音。ボルツ先生は聞き流してくれるから言えますけど、お兄様たちに伝えたら、どんな大騒ぎになるか」

 想像して、クスリと笑いが零れ落ちる。

(大騒ぎして、最後には『心配するな』、『そのままでいい』って言われるんだろうな)

 分かっていて口にするのはきょうだ。子どもみたいで格好悪すぎる。
 思いを口にして、いくらかすっきりした気分でボルツを見上げた。こちらをジッと見つめた彼が、口を開く。

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