29 / 51
第2章 王立ロンデルネス修道学園
第24話 事故でチューしちゃうこともあるよね……っ
しおりを挟む
「……アリア」
女子寮の一室。
運び込まれたアリアがベッドで眠っている。その傍に俺はいた。
保健医の診断によれば、体力と魔力、そしておそらく聖気の使い過ぎが原因だそうだ。
聖気を正確に感知できる者はいなかったが、おそらく間違いないだろう。俺の知る勇者アリアも、聖気を使った技を使い過ぎて不調となることがあった。
俺はアリアの手を、ただ握り続けてやる。
(――こうしてれば安心するでしょう?)
ずっと昔、そう言って手を握り続けてくれた女性がいる。
前世のことだ。優しくて包容力があって、落ち着いていて、時々甘やかしてくれる。そんな年上の憧れの女性。
もう会えない、失われた女性《ひと》……。
いや、今ならまだ、会うだけならできる。
時を遡って、ここにいるのだから……。
でも今この時、大切なのはアリアだ。
アリアには早く回復して、特訓に復帰してもらわねばならない。だから、少しでも苦しみが和らぐよう、この俺が手を握ってやるのだ。
効果があれば、いいのだが……。
安心してくれているといいのだが……。
やがてアリアは、ぼんやりとまぶたを開ける。
「ん……レナ、ちゃん?」
「…………」
「あれ、違う? カイン? なんで、また、その格好……?」
「ここに来たいと言ったら、レナにやられた」
俺はまた女子制服を着せられている。
ちなみに当のレナは、アリアと同部屋の女子生徒を連れ出してくれている。
「そっか……。そこまでして看病しに来てくれたんだ……」
アリアは宝石みたいな紫の瞳を揺らめかせた。ぽろりと涙が流れる。
「ごめん……。心配してくれてたのに、こんなことになっちゃって」
「ああ。なんで、あんな態度を取るんだ」
文句は色々あった。心配したとか、グレンと仲が良くて腹が立ったとか、少しだが――本当に少しだが寂しかったとか。
けれど、そういった言葉も想いも、口には出さなかった。宿敵に言うことではない。
ただ……。
「あんなの、やめてくれよ」
それだけは言いたかった。
「ごめん……。カインが、レナちゃんとばっかり仲良くしてて……キスまでしてて、それでむしゃくしゃしちゃって……」
「だからあれはキスじゃない。レナは魔力を補給してくれただけだ。こうやって、額をつけて……」
と、顔を近づける。
「わ、わっ」
アリアは目を丸くして逃れようとする。
そのせいで狙いが逸れる。意図しない箇所同士が触れ合ってしまう。
慌てて離れる。
アリアは固まってしまう。俺は思わず、自分の唇を指でなぞる。
すごく、柔らかかった……。
しばしの沈黙。
耐えきれず、俺は声を上げる。
「だ、黙るなよ。事故だ、事故。姉弟なんだ、こんなこともある」
「う、うん。そうだよね。姉弟なら、じゃれあって、事故でチューしちゃうこともあるよね……っ」
「こ、今度は動くなよ? 俺が魔力補給してやれば、少しは良くなるはずだ」
改めて額をくっつける。集中して、アリアへ魔力を流し込んでやる。
「ほら、な? 魔力はこうやって受け渡しできるんだ」
「そっか……ごめん。本当に、勘違いだったんだね……」
「今日はごめんばっかりだな」
「えへへ、じゃあ、ありがと。魔力もらったおかげかな、元気出てきた」
その柔らかな笑みに、少しばかり安心する。
「俺も……悪かったかもな。厳しくしすぎた。レナになら、あんな風にはしない。きっと、嫌われるから」
「カインはやっぱり、レナちゃんのこと好き?」
「ああ、気に入ってるよ。でも、恋愛とは違う」
アリアの手を、少しだけ強く握る。
「俺はきっと、甘えすぎていたんだ。お前になら、なにを言っても、なにをやっても、平気だって……な」
「……そんなこと、ないんだよ?」
「今はわかってる……。ただ、俺たちは姉弟だから……。友達や恋人みたいな関係は、なにかの拍子で途切れてしまうかもしれない。けど、血の繋がりは切れない。なにがあっても姉弟なんだ」
「……うん」
「だから無意識に、お前はどこにも行かないって、変わらずにいられるって、安心してしまっていたんだ。そんなわけ、ないのにな……」
俺はなにを言っているんだ。
どうしてこんな気持ちになっているんだ。
いずれ宿敵になるのに。いつか雪辱を果たすべき相手なのに。
「だから……ごめん。俺は、お前と仲違いしたくない」
これではまるで、俺がアリアを本心から好いているみたいじゃないか……!
でも止められない。たぶん、止めたくない。
「うん……。わたしも、そんなの嫌だな」
「どうすれば、許してくれる?」
するとアリアは、悪戯めいた笑みを浮かべる。
「じゃあ……さっきの事故を、もう一回、とか? なんて冗だ――」
「それでいいなら」
俺はそっと事故を起こした。ただの挨拶のように、すぐ離れる。
「これで仲直りだな」
アリアは呆けた顔をしていたが、数秒もすると、耳まで赤くなっていった。
「……う、うん! な、仲直り……!」
「アリア、さっきから顔が赤いな。熱が出てきたんじゃないか?」
「え、あ、へ、平気!」
アリアは俺から手を離すと、ガバッと毛布を引き上げ、顔まで覆った。
「カインは、もう帰っていいよ」
「もう少し手を握っててやろうと思ってたんだが」
「も、もう本当に平気だから……!」
「……そうか……」
毛布を少し下げて、アリアは目だけ出す。
「カイン、ありがと。また一緒に頑張ろうね……」
「ああ。早く、良くなってくれよ」
それを最後に、俺は女子寮を立ち去った。
なんだか冷静になってみると、すごく恥ずかしいことを言ったり、やったりしていた気がする。
「ち、違うからな! これは飴と鞭だ!」
誰にともなく、俺は言い訳していた。
女子寮の一室。
運び込まれたアリアがベッドで眠っている。その傍に俺はいた。
保健医の診断によれば、体力と魔力、そしておそらく聖気の使い過ぎが原因だそうだ。
聖気を正確に感知できる者はいなかったが、おそらく間違いないだろう。俺の知る勇者アリアも、聖気を使った技を使い過ぎて不調となることがあった。
俺はアリアの手を、ただ握り続けてやる。
(――こうしてれば安心するでしょう?)
ずっと昔、そう言って手を握り続けてくれた女性がいる。
前世のことだ。優しくて包容力があって、落ち着いていて、時々甘やかしてくれる。そんな年上の憧れの女性。
もう会えない、失われた女性《ひと》……。
いや、今ならまだ、会うだけならできる。
時を遡って、ここにいるのだから……。
でも今この時、大切なのはアリアだ。
アリアには早く回復して、特訓に復帰してもらわねばならない。だから、少しでも苦しみが和らぐよう、この俺が手を握ってやるのだ。
効果があれば、いいのだが……。
安心してくれているといいのだが……。
やがてアリアは、ぼんやりとまぶたを開ける。
「ん……レナ、ちゃん?」
「…………」
「あれ、違う? カイン? なんで、また、その格好……?」
「ここに来たいと言ったら、レナにやられた」
俺はまた女子制服を着せられている。
ちなみに当のレナは、アリアと同部屋の女子生徒を連れ出してくれている。
「そっか……。そこまでして看病しに来てくれたんだ……」
アリアは宝石みたいな紫の瞳を揺らめかせた。ぽろりと涙が流れる。
「ごめん……。心配してくれてたのに、こんなことになっちゃって」
「ああ。なんで、あんな態度を取るんだ」
文句は色々あった。心配したとか、グレンと仲が良くて腹が立ったとか、少しだが――本当に少しだが寂しかったとか。
けれど、そういった言葉も想いも、口には出さなかった。宿敵に言うことではない。
ただ……。
「あんなの、やめてくれよ」
それだけは言いたかった。
「ごめん……。カインが、レナちゃんとばっかり仲良くしてて……キスまでしてて、それでむしゃくしゃしちゃって……」
「だからあれはキスじゃない。レナは魔力を補給してくれただけだ。こうやって、額をつけて……」
と、顔を近づける。
「わ、わっ」
アリアは目を丸くして逃れようとする。
そのせいで狙いが逸れる。意図しない箇所同士が触れ合ってしまう。
慌てて離れる。
アリアは固まってしまう。俺は思わず、自分の唇を指でなぞる。
すごく、柔らかかった……。
しばしの沈黙。
耐えきれず、俺は声を上げる。
「だ、黙るなよ。事故だ、事故。姉弟なんだ、こんなこともある」
「う、うん。そうだよね。姉弟なら、じゃれあって、事故でチューしちゃうこともあるよね……っ」
「こ、今度は動くなよ? 俺が魔力補給してやれば、少しは良くなるはずだ」
改めて額をくっつける。集中して、アリアへ魔力を流し込んでやる。
「ほら、な? 魔力はこうやって受け渡しできるんだ」
「そっか……ごめん。本当に、勘違いだったんだね……」
「今日はごめんばっかりだな」
「えへへ、じゃあ、ありがと。魔力もらったおかげかな、元気出てきた」
その柔らかな笑みに、少しばかり安心する。
「俺も……悪かったかもな。厳しくしすぎた。レナになら、あんな風にはしない。きっと、嫌われるから」
「カインはやっぱり、レナちゃんのこと好き?」
「ああ、気に入ってるよ。でも、恋愛とは違う」
アリアの手を、少しだけ強く握る。
「俺はきっと、甘えすぎていたんだ。お前になら、なにを言っても、なにをやっても、平気だって……な」
「……そんなこと、ないんだよ?」
「今はわかってる……。ただ、俺たちは姉弟だから……。友達や恋人みたいな関係は、なにかの拍子で途切れてしまうかもしれない。けど、血の繋がりは切れない。なにがあっても姉弟なんだ」
「……うん」
「だから無意識に、お前はどこにも行かないって、変わらずにいられるって、安心してしまっていたんだ。そんなわけ、ないのにな……」
俺はなにを言っているんだ。
どうしてこんな気持ちになっているんだ。
いずれ宿敵になるのに。いつか雪辱を果たすべき相手なのに。
「だから……ごめん。俺は、お前と仲違いしたくない」
これではまるで、俺がアリアを本心から好いているみたいじゃないか……!
でも止められない。たぶん、止めたくない。
「うん……。わたしも、そんなの嫌だな」
「どうすれば、許してくれる?」
するとアリアは、悪戯めいた笑みを浮かべる。
「じゃあ……さっきの事故を、もう一回、とか? なんて冗だ――」
「それでいいなら」
俺はそっと事故を起こした。ただの挨拶のように、すぐ離れる。
「これで仲直りだな」
アリアは呆けた顔をしていたが、数秒もすると、耳まで赤くなっていった。
「……う、うん! な、仲直り……!」
「アリア、さっきから顔が赤いな。熱が出てきたんじゃないか?」
「え、あ、へ、平気!」
アリアは俺から手を離すと、ガバッと毛布を引き上げ、顔まで覆った。
「カインは、もう帰っていいよ」
「もう少し手を握っててやろうと思ってたんだが」
「も、もう本当に平気だから……!」
「……そうか……」
毛布を少し下げて、アリアは目だけ出す。
「カイン、ありがと。また一緒に頑張ろうね……」
「ああ。早く、良くなってくれよ」
それを最後に、俺は女子寮を立ち去った。
なんだか冷静になってみると、すごく恥ずかしいことを言ったり、やったりしていた気がする。
「ち、違うからな! これは飴と鞭だ!」
誰にともなく、俺は言い訳していた。
10
あなたにおすすめの小説
最凶と呼ばれる音声使いに転生したけど、戦いとか面倒だから厨房馬車(キッチンカー)で生計をたてます
わたなべ ゆたか
ファンタジー
高校一年の音無厚使は、夏休みに叔父の手伝いでキッチンカーのバイトをしていた。バイトで隠岐へと渡る途中、同級生の板林精香と出会う。隠岐まで同じ船に乗り合わせた二人だったが、突然に船が沈没し、暗い海の底へと沈んでしまう。
一七年後。異世界への転生を果たした厚使は、クラネス・カーターという名の青年として生きていた。《音声使い》の《力》を得ていたが、危険な仕事から遠ざかるように、ラオンという国で隊商を率いていた。自身も厨房馬車(キッチンカー)で屋台染みた商売をしていたが、とある村でアリオナという少女と出会う。クラネスは家族から蔑まれていたアリオナが、妙に気になってしまい――。異世界転生チート物、ボーイミーツガール風味でお届けします。よろしくお願い致します!
大賞が終わるまでは、後書きなしでアップします。
嫁に来た転生悪役令嬢「破滅します!」 俺「大丈夫だ、問題ない(ドラゴン殴りながら)」~ゲームの常識が通用しない辺境領主の無自覚成り上がり~
ちくでん
ファンタジー
「なぜあなたは、私のゲーム知識をことごとく上回ってしまうのですか!?」
魔物だらけの辺境で暮らす主人公ギリアムのもとに、公爵家令嬢ミューゼアが嫁として追放されてきた。実はこのお嫁さん、ゲーム世界に転生してきた転生悪役令嬢だったのです。
本来のゲームでは外道の悪役貴族だったはずのギリアム。ミューゼアは外道貴族に蹂躙される破滅エンドだったはずなのに、なぜかこの世界線では彼ギリアムは想定外に頑張り屋の好青年。彼はミューゼアのゲーム知識をことごとく超えて彼女を仰天させるイレギュラー、『ゲーム世界のルールブレイカー』でした。
ギリアムとミューゼアは、破滅回避のために力を合わせて領地開拓をしていきます。
スローライフ+悪役転生+領地開拓。これは、ゆったりと生活しながらもだんだんと世の中に(意図せず)影響力を発揮していってしまう二人の物語です。
序盤でざまぁされる人望ゼロの無能リーダーに転生したので隠れチート主人公を追放せず可愛がったら、なぜか俺の方が英雄扱いされるようになっていた
砂礫レキ
ファンタジー
35歳独身社会人の灰村タクミ。
彼は実家の母から学生時代夢中で書いていた小説をゴミとして燃やしたと電話で告げられる。
そして落ち込んでいる所を通り魔に襲われ死亡した。
死の間際思い出したタクミの夢、それは「自分の書いた物語の主人公になる」ことだった。
その願いが叶ったのか目覚めたタクミは見覚えのあるファンタジー世界の中にいた。
しかし望んでいた主人公「クロノ・ナイトレイ」の姿ではなく、
主人公を追放し序盤で惨めに死ぬ冒険者パーティーの無能リーダー「アルヴァ・グレイブラッド」として。
自尊心が地の底まで落ちているタクミがチート主人公であるクロノに嫉妬する筈もなく、
寧ろ無能と見下されているクロノの実力を周囲に伝え先輩冒険者として支え始める。
結果、アルヴァを粗野で無能なリーダーだと見下していたパーティーメンバーや、
自警団、街の住民たちの視線が変わり始めて……?
更新は昼頃になります。
レベルアップは異世界がおすすめ!
まったりー
ファンタジー
レベルの上がらない世界にダンジョンが出現し、誰もが装備や技術を鍛えて攻略していました。
そんな中、異世界ではレベルが上がることを記憶で知っていた主人公は、手芸スキルと言う生産スキルで異世界に行ける手段を作り、自分たちだけレベルを上げてダンジョンに挑むお話です。
ゲームコインをザクザク現金化。還暦オジ、田舎で世界を攻略中
あ、まん。
ファンタジー
仕事一筋40年。
結婚もせずに会社に尽くしてきた二瓶豆丸。
定年を迎え、静かな余生を求めて山奥へ移住する。
だが、突如世界が“数値化”され、現実がゲームのように変貌。
唯一の趣味だった15年続けた積みゲー「モリモリ」が、 なぜか現実世界とリンクし始める。
化け物が徘徊する世界で出会ったひとりの少女、滝川歩茶。
彼女を守るため、豆丸は“積みゲー”スキルを駆使して立ち上がる。
現金化されるコイン、召喚されるゲームキャラたち、 そして迫りくる謎の敵――。
これは、還暦オジが挑む、〝人生最後の積みゲー〟であり〝世界最後の攻略戦〟である。
異世界転生したらたくさんスキルもらったけど今まで選ばれなかったものだった~魔王討伐は無理な気がする~
宝者来価
ファンタジー
俺は異世界転生者カドマツ。
転生理由は幼い少女を交通事故からかばったこと。
良いとこなしの日々を送っていたが女神様から異世界に転生すると説明された時にはアニメやゲームのような展開を期待したりもした。
例えばモンスターを倒して国を救いヒロインと結ばれるなど。
けれど与えられた【今まで選ばれなかったスキルが使える】 戦闘はおろか日常の役にも立つ気がしない余りものばかり。
同じ転生者でイケメン王子のレイニーに出迎えられ歓迎される。
彼は【スキル:水】を使う最強で理想的な異世界転生者に思えたのだが―――!?
※小説家になろう様にも掲載しています。
元皇子の寄り道だらけの逃避行 ~幽閉されたので国を捨てて辺境でゆっくりします~
下昴しん
ファンタジー
武力で領土を拡大するベギラス帝国に二人の皇子がいた。魔法研究に腐心する兄と、武力に優れ軍を指揮する弟。
二人の父である皇帝は、軍略会議を軽んじた兄のフェアを断罪する。
帝国は武力を求めていたのだ。
フェアに一方的に告げられた罪状は、敵前逃亡。皇帝の第一継承権を持つ皇子の座から一転して、罪人になってしまう。
帝都の片隅にある独房に幽閉されるフェア。
「ここから逃げて、田舎に籠るか」
給仕しか来ないような牢獄で、フェアは脱出を考えていた。
帝都においてフェアを超える魔法使いはいない。そのことを知っているのはごく限られた人物だけだった。
鍵をあけて牢を出ると、給仕に化けた義妹のマトビアが現れる。
「私も連れて行ってください、お兄様」
「いやだ」
止めるフェアに、強引なマトビア。
なんだかんだでベギラス帝国の元皇子と皇女の、ゆるすぎる逃亡劇が始まった──。
※カクヨム様、小説家になろう様でも投稿中。
気づいたら美少女ゲーの悪役令息に転生していたのでサブヒロインを救うのに人生を賭けることにした
高坂ナツキ
ファンタジー
衝撃を受けた途端、俺は美少女ゲームの中ボス悪役令息に転生していた!?
これは、自分が制作にかかわっていた美少女ゲームの中ボス悪役令息に転生した主人公が、報われないサブヒロインを救うために人生を賭ける話。
日常あり、恋愛あり、ダンジョンあり、戦闘あり、料理ありの何でもありの話となっています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる