異世界で悪霊となった俺、チート能力欲しさに神様のミッションを開始する

眠眠

文字の大きさ
166 / 172
第2章 恋のキューピッド大作戦 〜 Shape of Our Heart 〜

ソフィの極秘調査5

しおりを挟む
 ジィ。執事兼典医。代々皇家に仕える家系の出身。細身で眼鏡をかけた老人で、先代皇帝の頃から皇城に務めている。ソフィアは幼い頃から彼の世話になっており、中等部を卒業してからは医療の知識や技術を彼から教わっていた。常に優しく温厚で、ときにひょうきんにおどける彼は、病床で気分が落ち込んでいるソフィアを何度となく笑わせて元気づけてくれた。

 そんな彼とアークマイネ教授との間に何らかの繋がりがあることが分かったのはつい先程のこと。教授がわざわざ皇城の近く、それも人目につかないところに移動して、不審な封筒をジィへと手渡していたのだ。

 もしかしたら二人は旧知の間柄で、何か渡す約束をしていたのかもしれないが、あんな人目につかない場所で渡すのは不自然だし、二人のやり取りはあまりにも素っ気ない。旧知であればもっと会話が弾むなり笑顔を見せ合ったりするものだ。先程見た限りでは、本当にただ封筒を渡すためだけに会っていたとしかソフィアには思えなかった。

「あの封筒の中身はいったい何なのでしょう」

 人目を忍んで後宮の自室のベランダ辿り着いたソフィアは悩ましげにそう呟く。そのつぶやきが聞こえたのか、後宮の壁を彼女を抱えて登りきったシダレが、ちょっとこれからお買い物してきますとでも言い出しそうな気軽さで、「じゃあちょっと探して来るので待っててくださいね」とソフィアに声をかけた。

「え?」

 というソフィアの間の抜けた返答がシダレに届く前に、彼女はするりとベランダから身を投げ出す。慌ててソフィアは手すりの下を見るがすでにシダレの姿はなく、ソフィアは仕方なしに自分の部屋へと戻るのであった。



 シダレが無事、ソフィアの部屋に戻って来たのは小一時間後であった。

 その間にソフィアは出迎えてくれたレイカに今日の出来事を説明し、シダレが封筒を探しに行ってしまったのだがこちらでも何かしたほうが良いのではないかと相談する。しかしレイカはソフィアの心配は無用だと言わんばかりに首を振った。

「シダレは隠密に秀でています。見つかる心配はまずないでしょう。それより……」
「それより……?」
「いえ、何でもないです。シダレの心配は要りません。姫様はひとまずゆっくり休んで下さい」
「そう、ですわね……」

 レイカは何か別のことに興味を示したようなのだが、さして重要ではなかったのか優しくソフィアに休憩を促す。
 尾行に監視、また尾行と、さらには思いがけない身近な人物と教授の繋がりを特定したソフィアは、その一言で疲れていることを思い出したかのように身体が重くなるのを感じた。シダレのことは気がかりであるが、自分よりも彼女をよく知るレイカがそう言うなら大丈夫だろう。……大丈夫だと信じたい。

 正直、ソフィアとしてはまだ知り合って間もない自身とほぼ年齢の変わらないシダレを、レイカほど信じることができなかった。しかも、自分の厄介事に巻き込んでおいて危険な目に合わせてしまうのは、非常に心苦しいものがある。

 心配性のソフィアがそんな風に気をもみつつソファに身体を預けていると、しばらくして彼女の心配もどこ吹く風といった様子のシダレが戻ってきた。

「姫様。ただいま戻りました。体調はいかがでしょうか?」

 ソフィアは表向き病気で休んでいるので、演技でそんな挨拶をしているのだろう。いつものメイド服で彼女はひょっこりと部屋の扉から入ってくる。 

「シダレ。無事だったのね、良かった……」

 ソフィアはそう言ってほっと胸を撫で下ろすが、

「……あれ。私ってそんなに信頼されてませんかぁ」

 彼女の非常に安堵した様子を目の当たりにしたシダレは、ため息交じりにそう呟くのであった。

「まあ、いいです。それよりこれが例のブツです。ご査収下さい」 

 シダレはそう言うと、懐から小さなカメラを取り出してソフィアに渡そうと手を伸ばす。おそらく見つけた封筒の中身を撮影したものだろう。そう思ったソフィアはそのカメラを受け取ろうと手を伸ばしたのだが、横から伸びてきた腕がひょいとそれを奪い取った。

「ん。シダレ、ご苦労。それと正座」
「あ、レイカ姉――。……正座とは?」
「膝を折って座れの意」
「ギャフン!」

 レイカはシダレの頭を掴むと、体重をかけるように下へと頭を抑え込み、それと同時に足払いして無理やりシダレを正座の姿勢にさせる。人生に一度でも発せられれば奇跡の台詞がシダレの口から絞り出された。

「レ、レイカ、何を――」
「姫様、今から訓練をサボったシダレにお仕置きするのでご容赦を。駆け上がりくらいで脚を攣るとは情けない。――画像は問題ない、か。なら5回で許す」

 レイカは片手で器用にカメラを操作し、中身が問題ないことを確認したのかソフィアに向かってカメラを差し出す。ソフィアがおずおずとそれを受け取ると、レイカは空いた手の人差し指を弾くように丸め、シダレの額に照準を合わせる。初等学生以上なら誰でも知っているデコピンの構えだ。

「ぼ、暴力反対! 暴力反対! レイカ姉のデコピン頭が割れるくらい痛いんですよ! お願いやめて! 勘弁して! 反省してます! 謝りますからぁ!」
「駄目。謝るだけなら子供でもできる」

 どうやらシダレが訓練を怠り、脚を攣ったことにレイカは腹を立てているようだ。シダレはまだデコピンされていないのにも関わらず、涙目になりながら必死で謝罪の言葉を紡ぎつつ、なんとか抵抗しようとレイカの両手首をそれぞれ掴んで引き剥がそうとするが、ぷるぷる震えるだけで一向に解放される気配がない。

「あ、あのレイカ。家族のことに口を出すのは本意ではないのだけれど、可哀想だしやめてあげたらどうかしら……」
「ひ、姫様ー!」

 見るに見かねたソフィアがそう口添えすると、シダレが歓喜の声を上げた。

「申し訳ありません姫様。愚妹を躾けるのが《ミヤナギ》における私の役目。幸い封筒を見つけられましたが、典医が封筒を他の誰かに渡したり、誰にも見つからない場所に隠したら、そこで貴重な情報は失われていました。二度とそのようなことが起きないよう、愚妹を躾ける必要があります」
「……そう。なら仕方ないわね」
「ひ、姫様ー!」
 
 珍しく長文で話すレイカに何か譲れないものを感じ取ったソフィアは、諦めたようにため息をつく。一方で、シダレは物哀しい悲鳴を上げた。

「では、シダレ。歯を食い縛れ」
「わー! ストップストップ! 違います違います、謝罪とか命乞いとかじゃないんです! 封筒に関して! 一刻も早く! 姫様に伝えしたい極めて重要なことがあるので、お願いだから一旦ストップしてー!!」

 シダレの言葉に反応して、ピタリとレイカの腕が止まった。

「私に、一刻も早く?」
「……何?」
「ふぅ、命拾い……いや執行猶予か。ええとですね、例の封筒なんですけど案の定典医さんの私室にありまして、あ、私室のどこにあったと思います? それがですね、なかなか難易度の高い場所に隠されてましてね、いやー私じゃなかったらとてもじゃないけどこんな短時間で見つけることはできなかったんじゃないですかねって、ちょっままままま、待って待ってお願いその悪魔の指先を近づけないで――!」

 勢いよく話し始めたシダレであったが、内容はすこぶる冗長であり、時間稼ぎと判断したのかレイカの腕が再度伸び始める。

「簡潔に」
「分かりましたよう、もう。実は、私が封筒の中身を撮影している最中に典医さんが戻って来て、封筒を持ち出したんです。彼はその封筒を誰に見せたと思いますか、姫様?」

 シダレはじっとソフィアを見て問いかける。
 どうして私に尋ねるのだろうと、再び時間稼ぎして大丈夫かと、そんなことを一瞬だけソフィアは思った。思った直後、まさか、の考えに彼女は到達する。
 ソフィアの表情から彼女が悟ったことを悟ったシダレは、はっきりと自分が見てきた光景を口にした。

「姫様。典医さんはその封筒を、皇帝陛下にお見せしていました」
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

無能勇者の黙示録~勝手に召喚されて勝手に追放されたので勝手に旅に出ます~

枯井戸
ファンタジー
力も強くない、足も速くない、魔法も使えないし、頭も大してよくない、どこにでもいるちょっとオタク趣味の主人公・東雲真緒が白雉国に勇者として転生する。 同期の勇者はそれぞれ力が強かったり、魔法が使えたり、回復ができたりと各々の才能を開花させ頭角を現していくのだが、真緒に与えられた才能は異世界転生モノでよく見る〝ステータスオープン〟のみだった。 仲間には使えないと蔑まれ、ギルドには落第勇者の烙印を押され、現地人には殺害されかけ、挙句の果てに大事な人を亡くし、見ず知らずの土地の最底辺で生きていくことになった真緒だったが、彼女はまだ〝ステータスオープン〟の可能性に気づいていないだけだった。 ───────────── ※投稿時間は多少前後しますが毎日投稿は続けていくつもりです。 ※タイトルは予告なしにガラリと変わる場合があるのでご了承ください。 ※表紙は現在の主人公のイメージ図です。もしまた別の国へ行く場合、彼女の装いも変化するかもしれません。

異世界召喚は7回目…って、いい加減にしろよ‼︎

アノマロカリス
ファンタジー
『おぉ、勇者達よ! 良くぞ来てくれた‼︎』 見知らぬ城の中、床には魔法陣、王族の服装は中世の時代を感じさせる衣装… 俺こと不知火 朔夜(しらぬい さくや)は、クラスメートの4人と一緒に異世界に召喚された。 突然の事で戸惑うクラスメート達… だが俺はうんざりした顔で深い溜息を吐いた。 「またか…」 王族達の話では、定番中の定番の魔王が世界を支配しているから倒してくれという話だ。 そして儀式により…イケメンの正義は【勇者】を、ギャルっぽい美紅は【聖戦士】を、クラス委員長の真美は【聖女】を、秀才の悠斗は【賢者】になった。 そして俺はというと…? 『おぉ、伝承にある通り…異世界から召喚された者には、素晴らしい加護が与えられた!』 「それよりも不知火君は何を得たんだ?」 イケメンの正義は爽やかな笑顔で聞いてきた。 俺は儀式の札を見ると、【アンノウン】と書かれていた。 その場にいた者達は、俺の加護を見ると… 「正体不明で気味が悪い」とか、「得体が知れない」とか好き放題言っていた。 『ふむ…朔夜殿だけ分からずじまいか。だが、異世界から来た者達よ、期待しておるぞ!』 王族も前の4人が上位のジョブを引いた物だから、俺の事はどうでも良いらしい。 まぁ、その方が気楽で良い。 そして正義は、リーダーとして皆に言った。 「魔王を倒して元の世界に帰ろう!」 正義の言葉に3人は頷いたが、俺は正義に言った。 「魔王を倒すという志は立派だが、まずは魔物と戦って勝利をしてから言え!」 「僕達には素晴らしい加護の恩恵があるから…」 「肩書きがどんなに立派でも、魔物を前にしたら思う様には動けないんだ。現実を知れ!」 「何よ偉そうに…アンタだったら出来るというの?」 「良いか…殴り合いの喧嘩もしたことがない奴が、いきなり魔物に勝てる訳が無いんだ。お前達は、ゲーム感覚でいるみたいだが現実はそんなに甘く無いぞ!」 「ずいぶん知ったような口を聞くね。不知火は経験があるのか?」 「あるよ、異世界召喚は今回が初めてでは無いからな…」 俺は右手を上げると、頭上から光に照らされて黄金の甲冑と二振の聖剣を手にした。 「その…鎧と剣は?」 「これが証拠だ。この鎧と剣は、今迄の世界を救った報酬として貰った。」 「今迄って…今回が2回目では無いのか?」 「今回で7回目だ!マジでいい加減にして欲しいよ。」 俺はうんざりしながら答えた。 そう…今回の異世界召喚で7回目なのだ。 いずれの世界も救って来た。 そして今度の世界は…? 6月22日 HOTランキングで6位になりました! 6月23日 HOTランキングで4位になりました! 昼過ぎには3位になっていました.°(ಗдಗ。)°. 6月24日 HOTランキングで2位になりました! 皆様、応援有り難う御座いますm(_ _)m

転生幼女の国家級チート図書館~本を読むだけで技術が進化する世界で、私だけ未来知識持ちでした~

ハリネズミの肉球
ファンタジー
目が覚めたら、私は5歳の幼女だった。 しかもそこは―― 「本を読むだけで技術が進化する」不思議な異世界。 この世界では、図書館はただの建物じゃない。 本を理解すればするほど、魔道具も、農業も、建築も“現実にアップデート”される。 だけど。 私が転生した先は、王都から見捨てられた辺境の廃図書館。 蔵書は散逸、予算ゼロ、利用者ゼロ。 ……でもね。 私は思い出してしまった。 前世で研究者だった私の、“未来の知識”を。 蒸気機関、衛生管理、合金技術、都市設計、教育制度。 この世界の誰も知らない未来の答えを、私は知っている。 だったら―― この廃図書館、国家級に育ててみせる。 本を読むだけで技術が進化する世界で、 私だけが“次の時代”を知っている。 やがて王国は気づく。 文明を一段階進めたのは――5歳の幼女だったと。 これは、最弱の立場から始まる、知識による国家再設計の物語。 ※本作品は、人工知能の生成する文章の力をお借りしつつも、最終的な仕上げにあたっては著者自身の手により丁寧な加筆・修正を施した作品です。

ゴミ捨て場領主のクラフト無双 ~最弱魔法【分解と合成】で領地を黄金郷に変えたら、俺を見下していた大貴族令嬢たちが掌を返してすり寄ってきた件~

namisan
ファンタジー
東西南北の大貴族から「毒の川」「凶暴な魔獣」「莫大な借金」を押し付けられ、王国の『ゴミ捨て場』と化したローゼンベルク領。 父と兄を謀殺され、その絶望の領地を押し付けられた無能貴族のアークは、領地の分割を企む高慢な令嬢たち(王女、公爵令嬢、姫将軍など)に嘲笑われていた。 だが、彼には現代の知識と、隠された最強チート能力があった! 触れたものを瞬時に素材に戻し、全く別のモノに作り変える神の御業――【分解と合成】。 「毒の川」を分解して『超高価な宝石と純水』へ! 「魔獣の死骸」と「瓦礫」を合成して『絶対に壊れない防壁』へ! 借金取りには新素材を高値で売りつけ、逆に敵の経済を支配していく。 圧倒的なクラフト能力で、瞬く間にゴミ捨て場を「無敵の黄金郷」へと作り変えていくアーク。 己の敗北を悟り、震え上がる悪徳貴族と高慢な令嬢たち。 さらに、アークの圧倒的な知略と底知れぬ実力は、気高い令嬢たちの本能に深く刻み込まれていく。 「どうか、私をあなたの手駒としてお使いください……っ!」 プライドを完全にへし折られた最高位の美少女たちは、いつしかアークの与える『恩恵』なしでは生きられないほど、彼に絶対の忠誠と依存を誓うようになっていく――。 最弱のゴミ捨て場から始まる、爽快クラフト内政&ざまぁファンタジー、堂々開幕!

お前には才能が無いと言われて公爵家から追放された俺は、前世が最強職【奪盗術師】だったことを思い出す ~今さら謝られても、もう遅い~

志鷹 志紀
ファンタジー
「お前には才能がない」 この俺アルカは、父にそう言われて、公爵家から追放された。 父からは無能と蔑まれ、兄からは酷いいじめを受ける日々。 ようやくそんな日々と別れられ、少しばかり嬉しいが……これからどうしようか。 今後の不安に悩んでいると、突如として俺の脳内に記憶が流れた。 その時、前世が最強の【奪盗術師】だったことを思い出したのだ。

『異世界ガチャでユニークスキル全部乗せ!? ポンコツ神と俺の無自覚最強スローライフ』

チャチャ
ファンタジー
> 仕事帰りにファンタジー小説を買った帰り道、不運にも事故死した38歳の男。 気がつくと、目の前には“ポンコツ”と噂される神様がいた——。 「君、うっかり死んじゃったから、異世界に転生させてあげるよ♪」 「スキル? ステータス? もちろんガチャで決めるから!」 最初はブチギレ寸前だったが、引いたスキルはなんと全部ユニーク! 本人は気づいていないが、【超幸運】の持ち主だった! 「冒険? 魔王? いや、俺は村でのんびり暮らしたいんだけど……」 そんな願いとは裏腹に、次々とトラブルに巻き込まれ、無自覚に“最強伝説”を打ち立てていく! 神様のミスで始まった異世界生活。目指すはスローライフ、されど周囲は大騒ぎ! ◆ガチャ転生×最強×スローライフ! 無自覚チートな元おっさんが、今日も異世界でのんびり無双中!

無限在庫チートで異世界を買い占める〜窓際おじさんが廃棄予定のカップ麺で廃村エルフと腹ペコ魔王を救済したら最強商会ができました〜

黒崎隼人
ファンタジー
物流倉庫で不良在庫の管理に追われるだけの42歳、窓際サラリーマンのタケシ。 ある日突然、彼は見知らぬ森の中へと転移してしまう。 彼に与えられたのは、地球で廃棄される運命にあったあらゆる物資を無尽蔵に引き出せる規格外のスキル「無限在庫処分」だった。 賞味期限間近のカップ麺、パッケージ変更で捨てられるレトルトカレー、そして型落ちの電動工具。 地球ではゴミとされるこれらの品々が、異世界では最強のチートアイテムと化す! 森で倒れていたエルフの少女リリアをカップ麺で救ったタケシは、領主の搾取によって滅亡寸前だった彼女の村を拠点とし、現代の物資と物流ノウハウを駆使して商会を立ち上げる。 美味しいご飯と圧倒的な利便性で異世界の人々の胃袋と生活を掴み、村は急速に発展。 さらには、深刻な食糧難で破綻寸前だった美少女魔王ルビア率いる魔王軍と「業務提携」を結び、最強の武力を物流の護衛として手に入れる! 剣も魔法も使わない。武器は段ボールと現代の知識だけ。 窓際おじさんが圧倒的な物量で悪徳領主の経済基盤をすり潰し、異世界の常識を塗り替えていく、痛快・異世界経営スローライフ、開幕!

異世界転生したので森の中で静かに暮らしたい

ボナペティ鈴木
ファンタジー
異世界に転生することになったが勇者や賢者、チート能力なんて必要ない。 強靭な肉体さえあれば生きていくことができるはず。 ただただ森の中で静かに暮らしていきたい。

処理中です...