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嘉応2年(1170年)
地獄の訓練騎兵編
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さてさて、同時進行で騎兵の訓練も進めていきましょう。
「騎兵希望の皆さんは、まず自分の愛馬となる馬を2頭選んでください」
「おおー、馬をいただけるのですか」
「はい、騎兵にとって馬は大切な伴侶となります。
2頭を愛情こめて世話をしてください」
騎兵の訓練はまず自分の伴侶となる馬の世話をすることによる信頼関係つくりと基礎的な体力を作ることから始まります。
朝起きて一番に軽く走りこみをしたら、厩舎に向かい馬房の清掃を行い、馬に飼葉と水を与え、厩舎の馬房の清掃を行い、寝ワラ干しを行い、馬の健康状態を確認するという作業を2頭分を行います。
「うひー、これ結構つらい」
「これが終わったら朝食ですからてきぱき進めてくださいね」
馬の世話が終わったら朝食をとり体力訓練です。
騎手が馬に乗る場合体勢を維持し続ける必要がありますがこれには腹筋や太ももを中心に全身の筋肉が必要です、更に馬を左や右に蛇行して走らせずに、まっすぐ走らせるようにするには両足から押さえる筋力が必要とですし、馬の頭を綱で操作するためには凄まじく腕力を必要とします。
馬に乗るには跳躍力が必要です。
「はいはい、おそいおそい、もっと早く上りなさい。
こうですよこう」
私自ら手本を見せながら木の枝に綱をぶら下げてそれを手だけで上らせたり
「その姿勢を崩さない、足腰の強さが馬術では重要ですよ!」
腰を中腰の落として姿勢を保持させる空気椅子をさせたり
「はいはいはい、どんどん飛んでいきなさい、馬に乗るには跳躍力がないと!」
と人が上体を前にかがめて膝を両手で掴ませた人間を馬とびで連続で飛び越えさせたり
「体の軸をぶれさせない、早く早く!」
と二人一組で手押し車をさせたり
その他腹筋、腕立て、早足などで体幹の筋肉を含めた全身の筋肉をみっちり鍛えさせます。
ある程度身体の鍛錬が進んだら、落馬したときに対処のため受身を覚えさせます。
「戦場での落馬は命にかかわりますが、受身をとってすぐに体勢を整えられればまだ助かるかもしれません、皆さんきちんと覚えてください」
戦場以外でも落馬することは当然あるわけで、馬上から硬い地面に投げ出されることによる衝撃による負傷を抑えることができるようになるのは必須です。
ある程度体力がついたら基礎訓練に水練、遠足、拳立て伏せ、馬の背の高さの台への跳躍での昇降なども追加し、更に前方宙返りや後方宙返りなどもくわえてゆきます。
これらを十分にこなせるようになったら、馬の背中に見立たせた丸太の背に跨がらせ、まりを二人一組で投げ合わせて腕を動かしても乗りつ図けることができるようにします。
それが普通にできるようになったらあおむけになって寝転んだ者の足の裏に別の者が立ってまりを投げ合うようにし、そこまで出来るようになったらようやく木馬を用いての騎乗訓練です。
乗馬時の正しい基本姿勢の体得と前傾姿勢の体得を行わせ、それを長時間続けられるようにします。
「巴様、これ何かのいじめか拷問ですか?」
「何を言っているのですか、行軍中は鎧をつけてずっと乗りっぱなしですよ。」
木馬でただしい姿勢が取れるようになったら、実際に馬に騎乗します。
むろん木馬と違い生きた馬は動いたり揺れたりしますから最初は思うようには行きません。
落馬するものも当然居ますが、受け身をとらせてすぐさま馬の上に戻らせます。
馬との扶助つまり乗り手の意志を伝える方法ができるようになるまで徹底的に指導を行います。
あたえられた馬それぞれ1頭の実技訓練に1時間30分、2頭で3時間みっちり実技を行わせ、実技が終了すると馬を馬房につれていき、鞍や鐙を外し、蹄の泥を落とします。
馬の手入れや脚や蹄に異常がないか点検し、天然温泉で体中を洗ってやります
「馬は気持ち良さそうですね」
「ええ、馬ははとても綺麗好きなのです」
干した寝ワラを取り込み、馬房に入れてフカフカの寝床を作ってあげれば、馬はゆっくり休むことができます。
さらに夕方の飼い葉を与えて馬の世話は終了です。
更に慣れてきたら馬を走らせて遠出をできるようにし・併走騎乗・集団騎乗・馬乗状態での武器の保持、武器の操作、鎧を着込んでの騎乗、などに進みます。
騎兵にも幾つか種類があります。
大鎧・大弓・太刀で武装したいわゆる武士。
大鎧と槍などの長もので武装した重装騎兵。
腹巻きもしくは鎧なしと弓装備の弓騎兵。
腹巻きもしくは鎧なしと太刀のみの軽装騎兵。
武士はどんな状況でも戦えますが機動力はいまいち。
重装機兵は武士以上に突進した際の破壊力が高いです、脚が止まると弱い欠点はありますが。
弓騎兵は弓兵に騎兵の機動力を併せ持てますが、馬上では弓は馬の左側にしか放てないので馬術がより重要になります、流鏑馬も的は進行方向の左側ですしね。
軽装騎兵は偵察や伝令などの攻撃力よりも純粋な機動性を求める部隊に重要です。
それぞれの扱う武器のを用いて馬乗で訓練させます。
全部の訓練が終わるのにおおよそ4年から5年といったところでしょうか。
「騎兵希望の皆さんは、まず自分の愛馬となる馬を2頭選んでください」
「おおー、馬をいただけるのですか」
「はい、騎兵にとって馬は大切な伴侶となります。
2頭を愛情こめて世話をしてください」
騎兵の訓練はまず自分の伴侶となる馬の世話をすることによる信頼関係つくりと基礎的な体力を作ることから始まります。
朝起きて一番に軽く走りこみをしたら、厩舎に向かい馬房の清掃を行い、馬に飼葉と水を与え、厩舎の馬房の清掃を行い、寝ワラ干しを行い、馬の健康状態を確認するという作業を2頭分を行います。
「うひー、これ結構つらい」
「これが終わったら朝食ですからてきぱき進めてくださいね」
馬の世話が終わったら朝食をとり体力訓練です。
騎手が馬に乗る場合体勢を維持し続ける必要がありますがこれには腹筋や太ももを中心に全身の筋肉が必要です、更に馬を左や右に蛇行して走らせずに、まっすぐ走らせるようにするには両足から押さえる筋力が必要とですし、馬の頭を綱で操作するためには凄まじく腕力を必要とします。
馬に乗るには跳躍力が必要です。
「はいはい、おそいおそい、もっと早く上りなさい。
こうですよこう」
私自ら手本を見せながら木の枝に綱をぶら下げてそれを手だけで上らせたり
「その姿勢を崩さない、足腰の強さが馬術では重要ですよ!」
腰を中腰の落として姿勢を保持させる空気椅子をさせたり
「はいはいはい、どんどん飛んでいきなさい、馬に乗るには跳躍力がないと!」
と人が上体を前にかがめて膝を両手で掴ませた人間を馬とびで連続で飛び越えさせたり
「体の軸をぶれさせない、早く早く!」
と二人一組で手押し車をさせたり
その他腹筋、腕立て、早足などで体幹の筋肉を含めた全身の筋肉をみっちり鍛えさせます。
ある程度身体の鍛錬が進んだら、落馬したときに対処のため受身を覚えさせます。
「戦場での落馬は命にかかわりますが、受身をとってすぐに体勢を整えられればまだ助かるかもしれません、皆さんきちんと覚えてください」
戦場以外でも落馬することは当然あるわけで、馬上から硬い地面に投げ出されることによる衝撃による負傷を抑えることができるようになるのは必須です。
ある程度体力がついたら基礎訓練に水練、遠足、拳立て伏せ、馬の背の高さの台への跳躍での昇降なども追加し、更に前方宙返りや後方宙返りなどもくわえてゆきます。
これらを十分にこなせるようになったら、馬の背中に見立たせた丸太の背に跨がらせ、まりを二人一組で投げ合わせて腕を動かしても乗りつ図けることができるようにします。
それが普通にできるようになったらあおむけになって寝転んだ者の足の裏に別の者が立ってまりを投げ合うようにし、そこまで出来るようになったらようやく木馬を用いての騎乗訓練です。
乗馬時の正しい基本姿勢の体得と前傾姿勢の体得を行わせ、それを長時間続けられるようにします。
「巴様、これ何かのいじめか拷問ですか?」
「何を言っているのですか、行軍中は鎧をつけてずっと乗りっぱなしですよ。」
木馬でただしい姿勢が取れるようになったら、実際に馬に騎乗します。
むろん木馬と違い生きた馬は動いたり揺れたりしますから最初は思うようには行きません。
落馬するものも当然居ますが、受け身をとらせてすぐさま馬の上に戻らせます。
馬との扶助つまり乗り手の意志を伝える方法ができるようになるまで徹底的に指導を行います。
あたえられた馬それぞれ1頭の実技訓練に1時間30分、2頭で3時間みっちり実技を行わせ、実技が終了すると馬を馬房につれていき、鞍や鐙を外し、蹄の泥を落とします。
馬の手入れや脚や蹄に異常がないか点検し、天然温泉で体中を洗ってやります
「馬は気持ち良さそうですね」
「ええ、馬ははとても綺麗好きなのです」
干した寝ワラを取り込み、馬房に入れてフカフカの寝床を作ってあげれば、馬はゆっくり休むことができます。
さらに夕方の飼い葉を与えて馬の世話は終了です。
更に慣れてきたら馬を走らせて遠出をできるようにし・併走騎乗・集団騎乗・馬乗状態での武器の保持、武器の操作、鎧を着込んでの騎乗、などに進みます。
騎兵にも幾つか種類があります。
大鎧・大弓・太刀で武装したいわゆる武士。
大鎧と槍などの長もので武装した重装騎兵。
腹巻きもしくは鎧なしと弓装備の弓騎兵。
腹巻きもしくは鎧なしと太刀のみの軽装騎兵。
武士はどんな状況でも戦えますが機動力はいまいち。
重装機兵は武士以上に突進した際の破壊力が高いです、脚が止まると弱い欠点はありますが。
弓騎兵は弓兵に騎兵の機動力を併せ持てますが、馬上では弓は馬の左側にしか放てないので馬術がより重要になります、流鏑馬も的は進行方向の左側ですしね。
軽装騎兵は偵察や伝令などの攻撃力よりも純粋な機動性を求める部隊に重要です。
それぞれの扱う武器のを用いて馬乗で訓練させます。
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