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〜*第2話-8*〜
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慎吾の部屋に入ると、首を吊って自殺していたそうだ。
テーブルには遺書が残されており、私が結婚する事を父と継母から聞いた時に彼を殺す事を決意した事。コンビニに行くと嘘をつき、奏汰に途中まで送って欲しいと頼み車に乗り込んで、包丁で脅し近くの公園の駐車場で私と別れるよう指示したが拒否をされ滅多刺しにして犯行に至った事。
私をずっとずっと愛していた事。
私を強姦し自分の物にした時の事。
今までの私に対する執着心。そして自分から逃げた事に対する憎悪。
まるで、呪いのような遺書があった事を聞かされた
『お前がたった1人の息子を唆した!』
『返してよ!私の息子を!この悪魔め』
廃人のようになった継母に罵られ、父は茫然自失となっていた。
私だってこの世でたった1人の最愛の人を、あなたの息子に殺されたのに──…。
あの事件から数日が過ぎた。
今は毎日自室で過ごす日々。底の見えない喪失感にさいなまれる。
ー─奏汰…奏汰…私も傍に行きたい
2人で撮った写真を握り締めては涙する日々。
…♪♪♪♪
知らない番号からの着信を知らせる。最近は職場からの連絡も全て無視しているが、妙に気になり電話に出た
「もしもし」
『あ、恐れ入ります。私〇〇ジュエリーショップの者です。神谷様と連絡が付かない場合は、こちらの番号にお電話するようお願いされました。』
ーージュエリーショップ?
場所を聞き、数日ぶりに家を出た。
指定された店舗に行くと、本来は事件の翌日奏汰が受け取るはずだったと知った。商品を受けり帰路につき、震える手で受け取った袋の中を見ると、小さい箱が入っており中を確認すると、サイズの違う指輪が2つ入っていた。
ーー結婚指輪········
ブカブカの奏汰の指輪を付ける。持ち主になるはずだった彼はもう居ない。非常な現実が襲いかかる。
「ぅあ…奏汰····ごめんなさい…私が貴方愛さなければ…ごめんなさい…ごめんなさい…あ゙ぁ゙ーー」
指輪を握り締めうずくまる。認めたくない…認めたくない…貴方がいない世界なんて
「……死にたい」
それからの行動は早かった。
もう生きる意味なんて見いだせない。きっと貴方は許してくれないだろうけど、貴方の眠る墓の横で手首を切り自分で命を絶った。
徐々に意識が遠のいて行く。あの世で会えたら貴方は私を怒るかしら…
静かにゆっくりと水に沈んで行くような感覚。
暗い暗い闇に堕ちていっていたのだが、突然淡い光が差し込み照らす。
『ーーー』
誰かに呼ばれた気がして、ゆっくりと目を開けると奏汰が困ったように微笑んで、優しく私を抱きしめていた
「……かな、た。奏汰ぁ」
涙が途端に溢れ出す。
会いたくて会いたくて焦がれていた人にまた会えた。
抱きつきたいのに身体が固まっているのか、腕しか動かせない。
「……もっと貴方の傍で生きたかった」
なんとか奏汰の頬に手を当てる。まるで生きているかのように温もりを感じる気がした。
「貴方を愛してる。……貴方を愛してしまって…ごめんなさい」
そう伝えると、優しく口付けされる。
その直後、意識が遠くなり視界が真っ暗になった。
『ーー!ーーー!!』
奏汰…ごめんなさい、なんて言っているのか聞こえないよ……。
そこでプツリと意識が無くなった。
テーブルには遺書が残されており、私が結婚する事を父と継母から聞いた時に彼を殺す事を決意した事。コンビニに行くと嘘をつき、奏汰に途中まで送って欲しいと頼み車に乗り込んで、包丁で脅し近くの公園の駐車場で私と別れるよう指示したが拒否をされ滅多刺しにして犯行に至った事。
私をずっとずっと愛していた事。
私を強姦し自分の物にした時の事。
今までの私に対する執着心。そして自分から逃げた事に対する憎悪。
まるで、呪いのような遺書があった事を聞かされた
『お前がたった1人の息子を唆した!』
『返してよ!私の息子を!この悪魔め』
廃人のようになった継母に罵られ、父は茫然自失となっていた。
私だってこの世でたった1人の最愛の人を、あなたの息子に殺されたのに──…。
あの事件から数日が過ぎた。
今は毎日自室で過ごす日々。底の見えない喪失感にさいなまれる。
ー─奏汰…奏汰…私も傍に行きたい
2人で撮った写真を握り締めては涙する日々。
…♪♪♪♪
知らない番号からの着信を知らせる。最近は職場からの連絡も全て無視しているが、妙に気になり電話に出た
「もしもし」
『あ、恐れ入ります。私〇〇ジュエリーショップの者です。神谷様と連絡が付かない場合は、こちらの番号にお電話するようお願いされました。』
ーージュエリーショップ?
場所を聞き、数日ぶりに家を出た。
指定された店舗に行くと、本来は事件の翌日奏汰が受け取るはずだったと知った。商品を受けり帰路につき、震える手で受け取った袋の中を見ると、小さい箱が入っており中を確認すると、サイズの違う指輪が2つ入っていた。
ーー結婚指輪········
ブカブカの奏汰の指輪を付ける。持ち主になるはずだった彼はもう居ない。非常な現実が襲いかかる。
「ぅあ…奏汰····ごめんなさい…私が貴方愛さなければ…ごめんなさい…ごめんなさい…あ゙ぁ゙ーー」
指輪を握り締めうずくまる。認めたくない…認めたくない…貴方がいない世界なんて
「……死にたい」
それからの行動は早かった。
もう生きる意味なんて見いだせない。きっと貴方は許してくれないだろうけど、貴方の眠る墓の横で手首を切り自分で命を絶った。
徐々に意識が遠のいて行く。あの世で会えたら貴方は私を怒るかしら…
静かにゆっくりと水に沈んで行くような感覚。
暗い暗い闇に堕ちていっていたのだが、突然淡い光が差し込み照らす。
『ーーー』
誰かに呼ばれた気がして、ゆっくりと目を開けると奏汰が困ったように微笑んで、優しく私を抱きしめていた
「……かな、た。奏汰ぁ」
涙が途端に溢れ出す。
会いたくて会いたくて焦がれていた人にまた会えた。
抱きつきたいのに身体が固まっているのか、腕しか動かせない。
「……もっと貴方の傍で生きたかった」
なんとか奏汰の頬に手を当てる。まるで生きているかのように温もりを感じる気がした。
「貴方を愛してる。……貴方を愛してしまって…ごめんなさい」
そう伝えると、優しく口付けされる。
その直後、意識が遠くなり視界が真っ暗になった。
『ーー!ーーー!!』
奏汰…ごめんなさい、なんて言っているのか聞こえないよ……。
そこでプツリと意識が無くなった。
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