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第四話 映像研究部
しおりを挟む「おれ、本物のキョンシーに会ってしまった…っ!」
少し時間を遡ろう。
家に残してきたキョンシーと、大家の乾ゆかりが気になる望月巽と教室で別れた後、野崎真は四階にある映像研究部の部室に直行した。部室にはまだ誰もきておらず、真は狭い部屋の大半を占める会議用テーブルに着席して、昨晩のキョンシー襲来のことを皆にどう話そうかとそればかりを考えていた。
バタバタと駆けてくる足音が聞こえるや否やドアが勢い良く開き、唯一の一年生部員丹波晃大が部屋に飛び込んできた。
「あれ!マコ先輩一番乗りなんてめずらしいっスね」
真はあのな、あのなと言いたい気持ちを抑えて、「まあな」と生返事をする。
「なんかあったんっスか?」
「まあな」
晃大は真の隣に座ると、ふわふわとはねた茶色の髪に、銀色の特殊帽子を装着し始めた。それは表面がアルミホイルで覆われており、上部には先端が丸い触角のような物が二つついた被り物である。これは宇宙好きな彼が自作した、地球外生命体電波キャッチ装置なのだそうだ。当然大のSF映画好きで、未確認生命体やモンスターにも興味があるらしい。
再びガラガラと引き戸が開く音がすると、晃大が元気よく反応した。
「沙羅先輩お疲れ様っス!」
「うん、お疲れ。マコ、今日は早いんだ。いつも巽くんとおしゃべりしてるのに」
「なんかあったみたいっスよ!マイナー神映画見つけたとかっスかね!」
「へー、気になるじゃん」
神妙な顔で考え込んでいる真を尻目に、石田沙羅は荷物を置くと、部活日誌に日付を書き始めた。彼女は真と同じ二年生で、彼とは保育園から小中高とずっと一緒の幼馴染であった。好きなものも似ているので、こうして同じ部活にも所属している。ちなみに沙羅は真と同じホラーやサスペンス映画に加え、マイナー映画やアート系映画も好きであった。
続けて最後のひとり、三年生部長の溝口圭次が、「みんな早いね!遅れてごめん」と言いながら入ってきた。厳密には三年生は二人いるのだが、もう一人はいわゆる幽霊部員で、現在は学校にもきていないようである。
真はいよいよ言い出す時なのだが、結局あまり良いアイディアは浮かばず、せめてムードを出すために電気を消して部屋を暗くした。
「あのな、みんなに報告があるんだ…噓だと思うかもしれないけど、これは本当の話なんだ。だから存分に驚いてくれてかまわない」
「おお!待ってました!」晃大が拍手をする。
「実はな…おれ、本物のキョンシーに会ってしまった…っ!」
「ええーーー!!」
真の望んだリアクションをしたのは、晃大だけであった。沙羅と溝口は怪訝そうに顔を見合わせている。
「マジっスか!!マジっスか!!すげーマコ先輩!!『未知との遭遇』じゃないっスか!!いいなぁー!!」
彼は本当に驚いた様子で、キョンシーのように腕を前に突き出して、部室内を飛び跳ねている。
「キョンシーって言ったら香港映画っスね!!」
「『霊幻道士』はな!『幽幻道士』は台湾映画。あっでも2013年の『キョンシー』とか『ツイ・ハークの霊戦英雄伝』も確か香港映画だったな…やっぱ香港優勢なのか…」
「ちょっとストップ!そんなことよりマコ、キョンシーってどこで見たのよ?」
沙羅が苦い顔をして止めに入る。
「巽ンとこ」
「ええ!?巽くん!?ウソでしょ!?」
今度こそ驚いた沙羅に真は満足気に頷くと、昨夜の出来事を勢い良く語った。だが沙羅と溝口は不安げに顔を曇らせていく。
「つまり野崎くん、そのキョンシーとやらは望月くんと一緒にいるのかい?」
溝口は太い眉を八の字にした。溝口圭次はオールラウンダーで、幅広いジャンルの映画を観る。ちなみに怖がりなホラー好きで、一人では観れないが、誰かとなら平気で観れる。映像研究部の中で、最も映画漬けの毎日を送っている人物でもあった。(今年は大学受験のため、少しずつ本数を減らして勉強に身を入れている)
「そうなんですよ部長!居候することになったんです」
「でもさ、そのキョンシーって本物なのかな?コスプレとか演技してるだけとかさ…」
「そうよ!あんたの話聞く限りじゃ、不審者って可能性も捨てきれないんだけど」
「大丈夫、大丈夫!だって抱きついた時に心臓が動いてなかったんだぜ!」
真は得意気だが、二人はなおも食い下がった。
「野崎くん、心臓は止まらいけど、一時的に脈拍を止めることは意図的にできるんだ。脇の下にテニスボールみたいなものを挟んで圧迫すれば止められるんだよ」
「あんた今までに幽霊とか妖怪に一度だって会ったことある?マコもあたしも霊感ないじゃない。そりぁあたしだってホラー好きだから、霊的なものの存在を否定するわけじゃないけどさ、簡単に信じちゃうのはどうかと思う」
「それにキョンシーは望月くんに暴力を振るったんだよね。現に望月くんは病院送りだし、強い殺意があることがわかる。これは立派な暴行罪に当たるんじゃないかな」
沙羅と溝口に畳みかけられ、だんだんと部の空気が重たくなってきたところに、晃大がとどめを刺した。
「あのぉ、ちょっといいっスか。もしキョンシーじゃなくて殺人鬼だったら、巽先輩今頃ヤバくないっスか?」
沙羅が身を乗り出して、向かい合わせに座っている真に迫った。
「マコ!今すぐ巽くんに連絡してよ!」
「そうだね。安否確認」
しかし真は腕を組んだまま、動こうとしない。全員を見渡すとこう言った。
「だったら証明してやるよ。今からみんなで会いに行くってのはどうだ?」
「それいいっスね!わかりやすい!」
「どっちにしろ連絡してよ!」
真はスマートフォンを取り出すと、沙羅に差し出してきた。
「これはお前が持っててくれ。今、おれが連絡したら、小細工したと疑われるだろ?まっ会えばすぐに本物だってわかるぞ!」
「そんな巽くんが…」
「巽が心配なら早く行くぞ!」
実は石田沙羅は、前から巽のことが気になっていた。といっても、お互いほとんど会話らしい会話はしたことはなく、たまに真と一緒に映像研究部に顔を出す巽と、挨拶を交わす程度の仲であった。こんなことなら勇気を出して、巽と連絡先を交換しておけばよかったと、心底後悔する沙羅であった。
望月巽はキョンシーに踏まれて潰れたお弁当を食べながら、真に借りた『霊幻道士』のDVDを観ていたが、出窓に腰掛けて夜空を見上げている本物のキョンシーのほうが気になってしかたなかった。
夕方“リン”と呼びかけても特別反応はなかったが、夢で見たあのリンという青年に違いないのだ…。やはり自分は…。
不意にキョンシーが立ち上がると、そのまま居間を出て行ってしまった。
「え!?どうしたの?」
巽はDVDを一時停止すると、あわてて立ち上がった。
映像研究部が巽のアパートに着いたのは、夜の七時近くであった。
職員室に部活が終わったことを報告に行くと、顧問から「文化祭の説明があるからちょっと待って」と言われ、だいぶ時間を取られたのだ。
「巽先輩、無事っスかね?」
いざドアの前まで来ると、真以外の三人に緊張が走った。皆のなかでは、キョンシーの路線より殺人犯の線が濃厚になっていたからだ。真は笑顔で「大丈夫だって」と、インターフォンを鳴らそうと前に出たが、いきなり開いたドアの闇の中に引きずり込まれて姿が見えなくなった。
「うわあぁぁ!!!キョンシーだ!!!」
姿を消した真よりも、闇の中から出てきた黒服の男に沙羅、晃大、溝口の三人は同時に叫んだ。映画で見たキョンシーそのもので、この瞬間に殺人犯の線が消し飛んでいた。なにより生気のない白い肌が、彼をこの世の者ではないと印象付けたのだ。キョンシーは足を高く振り上げた。
「リン!!」
叫び声とともに辺りが明るく照らされると、「あっマコくん!?しっかりして!」と巽の声が聞こえてくる。
「巽くん!!」
「生きてるっス!」
「あれ?映像研究部のみんな?」
リンを押しのけて巽が玄関から顔出すと、三人は胸をなで下ろした。
キョンシーの一撃を食らって玄関で倒れていたが真が腹をさすりながら起き上がり、眼鏡を指でクイっとあげた。彼の自信がある時の癖なのだ。
「じゃじゃーん!!こちらが話題のキョンシーくんです!!」
「すげー!!本物っスね!!」
晃大は興奮気味に飛び跳ねると、真と一緒にキョンシーをベタベタと触って殴られた。沙羅と溝口が巽に向き直る。
「巽くんこれ…」
「ああ、うん、キョンシーみたい。映画に出てくるやつだよね」
「本当にいるとは驚いたよ。野崎くんから聞いた時は、正直嘘だと思ったけど…」
「あの…危なくないの?ケガしたって聞いたよ。大丈夫?」
「大したことないよ!ありがとう、大丈夫!リンはあの紙が貼ってあると大人しいからね」
「リンさんっていうのかい?」
ぼろぼろになった真や晃大も巽の周りに集まってくる。「名前つけたのか!?」
「いや、この人の名前みたいなんだ…」
そこで巽は、今朝みたセピア色の夢をかいつまんで話した。
「夢みたいなんだけど、なんかちょっと夢とは違うような気がするんだよね…」
溝口は少し考えてから、ぽつりと呟いた。「もしかしたらそれは昔夢かもしれないね」
「部長、昔夢ってなんっスか?」
溝口は巽とキョンシーを交互に見ながら続ける。
「『インセプション』って映画を観て、一時期“夢”にはまったことがあったんだ。その程度だからあんまり詳しいわけじゃないんだけど、文字通り昔のことを夢で見ているんじゃないかな。前世とも言い換えられるね。つまりそれは夢じゃなくて実体験、記憶なのかもしれない」
「記憶…」
あの確信めいたものをずばり言い当てられて、巽は一瞬ぎくりとした。
「んじゃあ巽の前世はその“先生”って人?」
「ご先祖様っスか?」
「いや魂の生まれ変わりだから、ご先祖様は関係ないかもしれないね。野崎くんの言う様に、望月くんの前世、つまり望月くんは先生の魂の生まれ変わりとも言えるのかも。ちょっと違うかもしれないけど、ニュアンス的には望月くんと先生は同一人物みたいな感じかな」
またもや真は眼鏡をあげると、嬉しそうに言った。
「やっぱりおれの言った通りだな!巽とリンは、ずっと前から繋がってたんだなぁ」
「そうかもね。その記憶の中でリンさんや先生は、今でいうチャイナ服を着てたんだよね?このキョンシーも満洲族の正装をしている。キョンシー映画の舞台はだいたい清王朝末期が多いから、そのくらいに生きてた人なのかもしれないよ。日本だと大体明治末期から大正時代ぐらいかな」
「清末期って『ラストエンペラー』ですか?」
「そうそう!石田さん観た?あれは名作だよね」
「観ました。あたしあの映画で、溥儀の半生を知りましたもん」
真も頷きながらあごに手を当てた。
「『ラストエンペラー』は観てないが、溥儀ちゃんなら知ってるぞ。『ロボ道士』に出てくる溥儀ちゃん!しかも副題が『エルム街の悪夢』ならぬ『エルム街のキョンシー』!」
「逆になによそれ…」
映像研究部が笑い合っているなか、巽は改めて不思議な気持ちでリンを見つめた。自分がもし“先生”の生まれ変わりだとすれば、リンは長い時の中を、生きもせず死にもせず、自分を待ち続けたのだろうか?まるでこの世の理に静かに楯突いているかのような存在に、物悲しい憐みの気持ちとともに、背徳の念のようなものまで感じていた。
「なぁなぁ」
真の明るい声に、巽ははっと我に返る。
「立ち話もあれだし、家にあがっていい?」
巽はチラッと沙羅のほうを見て、「いやぁちょっと…部屋汚いし…」と口ごもる。
「なんだよ、別に気にしねーよ?」
「僕が気にすると言いますか…今日はお客様も多いですし…」
「マコ先輩、厚かましいっスよ!汚い部屋を見せなきゃいけない巽先輩の身にもなるっス!」
と、晃大の微妙な助け船のおかげで、映像研究部は大人しく帰ることになった。その間リンは外廊下に出て月の光を浴びながら、一心にそれを眺め続けていた。
「あたしお化けって初めて見た」
「僕もだよ。あれは本物だね」
「驚きっス!でもほんと、殺人鬼じゃなくてよかったっスよね!」
すっかり日が暮れて人通りもまばらな住宅街を、真と沙羅は自転車をおしながら、溝口と晃大を駅まで送り届けている。真と沙羅は自転車通学、溝口と一番遠くから来ている晃大は電車通学なのだ。
「それにしてもきれいな人だったっスね!最初女の人かと思いましたもん」
「まあね。雰囲気のある感じよね」
「幽霊は美人と相場が決まってるんだよ」再び真は眼鏡をあげる。
「でも男性の妖怪はあんまりイケメンっていないんだよ……桂男なら美男かな」
「桂男って何ですか?」
「部長何でも知ってる!」
溝口は映画を観るとそこから枝分かれして、幅広く知識を吸収することが好きな男であった。
「えーっと…桂男は、中国の神話が元になった妖怪だったかな。月に住んでいる美男で、月を見ている人を手招いているんだよ。招かれた人は寿命が縮んでしまうんだ」
彼は照れくさそうに笑いながら、素直な後輩達に説明した。
「まさに美しい花には棘があるですね。リンは強いしな~」
「え…じゃあやっぱり巽くんは危ないんじゃ…」
沙羅の一言に話が振り出しに戻ったことに気がついた真と溝口だったが、晃大は夢見心地で追い打ちをかけた。
「なんか巽先輩とリン先輩ってあれみたいっスね…えーっと美女が夜な夜な男の元に通ってきて、結局男は取り殺されちゃうって話…」
「それ牡丹灯籠」溝口は眉毛を八の字にしてひきつっている。
「そう!それっス!」
「しかもその男は、自分から守りのお札を剝がしちゃうんじゃなかったっけ…」
「その辺は忘れちゃったっス!」
沙羅は真に向かって叫んだ。
「ちょっとマコ!メッセージ送ってみてよ!」
「なんて送るんだよ。「生きてる?」って聞くのか?」
「今日はありがとうとかでいいじゃない!巽くんなら、なんか返してくれるわよ!」
「わかったよ…」
沙羅だけでなく部長からも圧を感じるため、しぶしぶ真はスマートフォンを取り出してメッセージを打ち始めた。
そのやり取りを不思議そうに見ていた晃大が、もっともな提案する。
「あのぉいちいちマコ先輩を通さずに、グループ作ってやり取りしたほうが早くないっスか?」
「ああ…」
先輩たちはため息交じりの同意を示すと、真は打ちかけのメッセージを削除して映像研究部プラス巽のグループを作り、巽に招待メッセージを送ったのだった。
その頃巽は、潰れたお弁当を食べ終えて、うとうとし始めていた。満腹でほっとしたこともあり、昨日今日の疲れが一気に睡魔という形で襲ってきている。居間のテーブルに突っ伏しながら、出窓でふんぞり返っているリンを見つめた。
―彼はなぜ…。
その答えを暗示するかのように、巽の眼前に再びセピア色の世界が広がっていた。
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