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進之介の決意
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南町奉行、片切進之介は次期老中を狙っていた。
ライバルとなるのは、北町奉行の近江儀三郎だ。
進之介は、儀三郎を嫌っていた。
それはただ、老中を狙う立場だけではなかった。
◇◇◇
奴のことを『平民の生活に添った裁きをする、正義を貫く熱い男』と愚弟の清次郎は言うが、笑止としか言えない。
奴がしているのは、大貴族の犯罪騒ぎを誤魔化すただの火消し役だからだ。
奴の母は、側室だが酒井家の娘だから、母親の家柄では俺の方が劣るだろう。父親は同じ旗本だから、違いはそうないと思う。
※酒井家 (雅楽頭家)は、譜代大名の筆頭として、多くの老中や大老を輩出している名家。
ただ石高や高い地位の者の事件は、末端の武士までは話が降りて来ないから、分かりやすく犯人を捕まえる北町奉行は人気があるのは知っている。
必要以上に派手な立ち回りは、目を引くことだろう。
けれど罪のある者はそれなりに理由があるのだから、なるべくひっそり、番屋なり奉行所に連れてくる方が良いと俺は思う。
北町の方は、パフォーマンスが過ぎると思うのだ。
実際の所、事件の解決数は、北も南も変わらない。
でも印象に残り、噂に上るのは北町なのだ。
それも普段はそれほど動かない北町は、寄親達の醜聞があった際に、それを薄めるように大騒ぎした捕り物が必ず出る。
時にはでっち上げや、作られた罪までもだ。
その中でも悪質なのは、金にものを言わせて、今まで毛ほども話がなかった盗賊や密輸など、人々が恐怖する犯罪を作り出し、犯人を捕まえる大団円だ。
最後はうまく纏まり、みんなが幸せになるような。
それは作られた犯罪なので、実際には盗賊にも入られておらず、密輸なんてしていない平民が、悪事を働いたと同心達に捕まる物語。
単なる口裏合わせだ。
それで人気を得る北町奉行所と、騒がれる醜聞が薄まる地位のある者やその親族達。代わりに重い罪や命まで奪われる平民達。
あくまでも民に不満が溜まらず、仮初めな平穏で茶を濁す必要悪だと言われ、さらに上位者の事件は公にされないことも少なくない。
それを指示する大名達がいることで、不正だと大きな声では叫べない。
暗黙の了解のようなものだ。
だから清次郎も、この事を知らないのだけれど。
けれどそれじゃあ、真面目に生きている者は報われないじゃないかと思うのだ。
実際に俺の母のあざみは、そのことで友人を亡くした一人である。
幼き頃から共に育った家臣の娘に、貧乏旗本と呼ばれる中野家のゆずと言う娘がいた。
器量が良く優しい娘で、同じく旗本の家へ嫁に行く間近だった。
けれど家の法要で出会った寄親の息子に、酔った勢いで強姦されてしまったのだ。
彼女の父は抗議したが、位が上の家には強く出られなかった。いわゆる泣き寝入りである。
純潔を汚された娘が行き着く先は、尼になるか死を選ぶかだけだ。ゆずは滝に飛び込み、亡骸が発見されたのだ。
その後憤ったあざみは、祖父、井伊亮次郎に訴えた。
彦根藩(30万石)の大名井伊家の前当主に。
「お祖父様、ゆずが死にました。あまりにも理不尽なことです。嫁に行くのを、花嫁衣装を着るのを、楽しみに話していたあの子が……。私、悔しくて我慢できません」
「そうだな。わしもゆずのことは、幼い時に会って知っている。……一言文句をぶつけてくるか」
「お願いします。だって何の咎めも受けないなんて、酷すぎるもの!」
井伊亮次郎の訴えにより、強姦の調査がされた。
既に被害者のゆずが亡くなり、聞き取り調査は行えない。
ゆずがいない為、相手は合意だったと訴えたが、結婚前の貞淑な娘にはあり得ないこと。また死を選んでいることが、非合意であるとされた。
罪が認められ、低く見積もった状態だが、相手は『手鎖』相当となり、両手に手錠をかけて封印する刑が該当となった。『手鎖』には30日、50日、100日と日数は変わるが、両手首を鉄製の鎖で繋ぎ、一定期間自宅謹慎させるものだ。
相手は50日の謹慎となった。
相手の父親は不満を訴えたが、さすがに井伊亮次郎には文句も言えず、刑は執行された。
※江戸時代の強姦は、町奉行所へ訴えると親・名主・月行事(名主の補佐役)・五人組・大家に至るまで奉行所へ同道してもらって犯罪があったことを確認した。
男尊女卑で女性の人権が軽く見られていたため、未婚女性が被害者の場合は、犯人は追放刑で済んでしまっていた。人妻だと死罪になっていた。
罪状を説明する行為が羞恥となる為、奉行所に訴えられずに泣き寝入りが殆どだったと言う。
もし井伊亮次郎が訴えなければ、何の咎めもなく相手は同じことを繰り返しただろう。相手の醜聞は大きく報道されなかったが、奉行所が入ったことで周囲に知られ、娘やその親は警戒することが出来るようになった。
井伊亮次郎は、相手の旗本とその寄親に睨まれただろうが、強い権力によりねじ伏せた。
誰もが出来る訳ではない、ある意味力業である。
その時も、相手の醜聞を薄めるような事件が、町で起きていたらしい。
「ありがとう、お祖父様。これでゆずも、少しは気が晴れたでしょう。でも……生きていて欲しかったです。ぐすっ」
「ああ、良いんだよ。こんなことくらい。可愛い孫の為だもの。
でもなあ、力がある者は、それを正しく使わねば、無法者と同じになってしまう。
それはもう、武士とは言えぬ者だ。
権力を恐れず、正しい裁きが出来る者が必要だな。
それにもまた、権力が必要になるか。
難しいものだな」
「はい。でも誰かが正さねば。出来るなら、近しい者がその地位に就いてくれることを願いますわ」
「そうだな。その時はわしも応援しよう。わしも息子も、秩序は必要だと思っているからな」
「……その時が来れば、よろしくお願いします。お祖父様」
泣きながら菩提を弔う、祖父と孫は悔しさを滲ませた。
その話を聞いて育ったのが、進之介である。
だが彼の父、連史朗も清次郎も、位の高い者には逆らわない主義だった。
亡き母あざみは、優しく正義感の強い与力の父に惚れて夫婦になったが、父が奉行になることはなかった。
野心そのものが、ないようだった。
勿論悪い人物ではないのだが。
だから母は子供である幼き俺に、夢を託したのだった。
日和見で向上心のない父と弟には、後妻のゆりのことで脅し、少し頑張って貰っているが、本気で害そうとは考えていない。
あいつらはきっと、俺が母を早く亡くしているから僻んでいるとか、偉くなりたい傲慢な奴だと思っているだろう。
けれど強ち間違ってはいない。
出来る限り上に登り詰めて、権力により正しい裁きを行いたいと言う夢があるからだ。
その為には、利用できる者には協力して貰う。
勿論多少は、強引なこともすることもあるだろうが。
以前に清次郎が、「他の旗本達を味方に付けるのに、賄賂はどうなのか?」と、呟いていたことがあったと隠密から聞いた。
かつて屋敷で、彼らと密会していた時のことだ。
何かのきっかけで、または気になって、こちらの様子を探っていたのだろう。
だが彼らに渡していたのは、そもそも極秘裏の調査費用だし、「罪を見逃した」と言っていたのは、潜入捜査先で罪人捕縛の際の暴行のことだった。
本来彼らは与力や隠密であり、捜査権がある者達(隠密は進之介が依頼したので公認)だが、それはまだ清次郎に明かせない。
手中の秘密を明かせるほど、まだ信用が出来ていない。
まだまだ甘ちゃんのあいつだから、一時的に同心に身分を落とし、平民達の事件に当たらせていると言うのに。
未だ恋だなんだと、真剣さが足りないようだしな。
お菊のことはとっくに承知だが、今はまだその時ではなく泳がせている。
北町奉行の近江儀三郎は、ある意味親達の操り人形だ。あんな奴に老中を渡す気はない。
いざとなれば、その時は…………。
こちらが思うように、相手もそう思っているかもしれないから、用心は必要だが。
「もう少し役に立たねば、次の南町奉行は勤まらんぞ。
…………清次郎よ」
兄弟の思惑が食い違いながら、老中戦は続いていくのだった。
ライバルとなるのは、北町奉行の近江儀三郎だ。
進之介は、儀三郎を嫌っていた。
それはただ、老中を狙う立場だけではなかった。
◇◇◇
奴のことを『平民の生活に添った裁きをする、正義を貫く熱い男』と愚弟の清次郎は言うが、笑止としか言えない。
奴がしているのは、大貴族の犯罪騒ぎを誤魔化すただの火消し役だからだ。
奴の母は、側室だが酒井家の娘だから、母親の家柄では俺の方が劣るだろう。父親は同じ旗本だから、違いはそうないと思う。
※酒井家 (雅楽頭家)は、譜代大名の筆頭として、多くの老中や大老を輩出している名家。
ただ石高や高い地位の者の事件は、末端の武士までは話が降りて来ないから、分かりやすく犯人を捕まえる北町奉行は人気があるのは知っている。
必要以上に派手な立ち回りは、目を引くことだろう。
けれど罪のある者はそれなりに理由があるのだから、なるべくひっそり、番屋なり奉行所に連れてくる方が良いと俺は思う。
北町の方は、パフォーマンスが過ぎると思うのだ。
実際の所、事件の解決数は、北も南も変わらない。
でも印象に残り、噂に上るのは北町なのだ。
それも普段はそれほど動かない北町は、寄親達の醜聞があった際に、それを薄めるように大騒ぎした捕り物が必ず出る。
時にはでっち上げや、作られた罪までもだ。
その中でも悪質なのは、金にものを言わせて、今まで毛ほども話がなかった盗賊や密輸など、人々が恐怖する犯罪を作り出し、犯人を捕まえる大団円だ。
最後はうまく纏まり、みんなが幸せになるような。
それは作られた犯罪なので、実際には盗賊にも入られておらず、密輸なんてしていない平民が、悪事を働いたと同心達に捕まる物語。
単なる口裏合わせだ。
それで人気を得る北町奉行所と、騒がれる醜聞が薄まる地位のある者やその親族達。代わりに重い罪や命まで奪われる平民達。
あくまでも民に不満が溜まらず、仮初めな平穏で茶を濁す必要悪だと言われ、さらに上位者の事件は公にされないことも少なくない。
それを指示する大名達がいることで、不正だと大きな声では叫べない。
暗黙の了解のようなものだ。
だから清次郎も、この事を知らないのだけれど。
けれどそれじゃあ、真面目に生きている者は報われないじゃないかと思うのだ。
実際に俺の母のあざみは、そのことで友人を亡くした一人である。
幼き頃から共に育った家臣の娘に、貧乏旗本と呼ばれる中野家のゆずと言う娘がいた。
器量が良く優しい娘で、同じく旗本の家へ嫁に行く間近だった。
けれど家の法要で出会った寄親の息子に、酔った勢いで強姦されてしまったのだ。
彼女の父は抗議したが、位が上の家には強く出られなかった。いわゆる泣き寝入りである。
純潔を汚された娘が行き着く先は、尼になるか死を選ぶかだけだ。ゆずは滝に飛び込み、亡骸が発見されたのだ。
その後憤ったあざみは、祖父、井伊亮次郎に訴えた。
彦根藩(30万石)の大名井伊家の前当主に。
「お祖父様、ゆずが死にました。あまりにも理不尽なことです。嫁に行くのを、花嫁衣装を着るのを、楽しみに話していたあの子が……。私、悔しくて我慢できません」
「そうだな。わしもゆずのことは、幼い時に会って知っている。……一言文句をぶつけてくるか」
「お願いします。だって何の咎めも受けないなんて、酷すぎるもの!」
井伊亮次郎の訴えにより、強姦の調査がされた。
既に被害者のゆずが亡くなり、聞き取り調査は行えない。
ゆずがいない為、相手は合意だったと訴えたが、結婚前の貞淑な娘にはあり得ないこと。また死を選んでいることが、非合意であるとされた。
罪が認められ、低く見積もった状態だが、相手は『手鎖』相当となり、両手に手錠をかけて封印する刑が該当となった。『手鎖』には30日、50日、100日と日数は変わるが、両手首を鉄製の鎖で繋ぎ、一定期間自宅謹慎させるものだ。
相手は50日の謹慎となった。
相手の父親は不満を訴えたが、さすがに井伊亮次郎には文句も言えず、刑は執行された。
※江戸時代の強姦は、町奉行所へ訴えると親・名主・月行事(名主の補佐役)・五人組・大家に至るまで奉行所へ同道してもらって犯罪があったことを確認した。
男尊女卑で女性の人権が軽く見られていたため、未婚女性が被害者の場合は、犯人は追放刑で済んでしまっていた。人妻だと死罪になっていた。
罪状を説明する行為が羞恥となる為、奉行所に訴えられずに泣き寝入りが殆どだったと言う。
もし井伊亮次郎が訴えなければ、何の咎めもなく相手は同じことを繰り返しただろう。相手の醜聞は大きく報道されなかったが、奉行所が入ったことで周囲に知られ、娘やその親は警戒することが出来るようになった。
井伊亮次郎は、相手の旗本とその寄親に睨まれただろうが、強い権力によりねじ伏せた。
誰もが出来る訳ではない、ある意味力業である。
その時も、相手の醜聞を薄めるような事件が、町で起きていたらしい。
「ありがとう、お祖父様。これでゆずも、少しは気が晴れたでしょう。でも……生きていて欲しかったです。ぐすっ」
「ああ、良いんだよ。こんなことくらい。可愛い孫の為だもの。
でもなあ、力がある者は、それを正しく使わねば、無法者と同じになってしまう。
それはもう、武士とは言えぬ者だ。
権力を恐れず、正しい裁きが出来る者が必要だな。
それにもまた、権力が必要になるか。
難しいものだな」
「はい。でも誰かが正さねば。出来るなら、近しい者がその地位に就いてくれることを願いますわ」
「そうだな。その時はわしも応援しよう。わしも息子も、秩序は必要だと思っているからな」
「……その時が来れば、よろしくお願いします。お祖父様」
泣きながら菩提を弔う、祖父と孫は悔しさを滲ませた。
その話を聞いて育ったのが、進之介である。
だが彼の父、連史朗も清次郎も、位の高い者には逆らわない主義だった。
亡き母あざみは、優しく正義感の強い与力の父に惚れて夫婦になったが、父が奉行になることはなかった。
野心そのものが、ないようだった。
勿論悪い人物ではないのだが。
だから母は子供である幼き俺に、夢を託したのだった。
日和見で向上心のない父と弟には、後妻のゆりのことで脅し、少し頑張って貰っているが、本気で害そうとは考えていない。
あいつらはきっと、俺が母を早く亡くしているから僻んでいるとか、偉くなりたい傲慢な奴だと思っているだろう。
けれど強ち間違ってはいない。
出来る限り上に登り詰めて、権力により正しい裁きを行いたいと言う夢があるからだ。
その為には、利用できる者には協力して貰う。
勿論多少は、強引なこともすることもあるだろうが。
以前に清次郎が、「他の旗本達を味方に付けるのに、賄賂はどうなのか?」と、呟いていたことがあったと隠密から聞いた。
かつて屋敷で、彼らと密会していた時のことだ。
何かのきっかけで、または気になって、こちらの様子を探っていたのだろう。
だが彼らに渡していたのは、そもそも極秘裏の調査費用だし、「罪を見逃した」と言っていたのは、潜入捜査先で罪人捕縛の際の暴行のことだった。
本来彼らは与力や隠密であり、捜査権がある者達(隠密は進之介が依頼したので公認)だが、それはまだ清次郎に明かせない。
手中の秘密を明かせるほど、まだ信用が出来ていない。
まだまだ甘ちゃんのあいつだから、一時的に同心に身分を落とし、平民達の事件に当たらせていると言うのに。
未だ恋だなんだと、真剣さが足りないようだしな。
お菊のことはとっくに承知だが、今はまだその時ではなく泳がせている。
北町奉行の近江儀三郎は、ある意味親達の操り人形だ。あんな奴に老中を渡す気はない。
いざとなれば、その時は…………。
こちらが思うように、相手もそう思っているかもしれないから、用心は必要だが。
「もう少し役に立たねば、次の南町奉行は勤まらんぞ。
…………清次郎よ」
兄弟の思惑が食い違いながら、老中戦は続いていくのだった。
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