禁忌を侵した俺が送る異世界奴隷王ハーレムライフ

やーま

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ナイスライム

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 先程踏み潰したスライムは。
つま先から膝へ、膝から腰へ、腰から背中を登り肩へ移動し、ようやく肩で落ち着いた。
 
 摘んで下に叩き付けるが、物理耐性があるのか一度では死なないみたいだ。
 またつま先から膝へ、膝から腰へ、腰から背中を登り肩へ、そしてまた落ち着いたのか肩に止まり、ウネウネしている。
 居心地が良いのか、踊っている様にも見える。なんか倒しづらい…
 俺のスキルはステータスが低ければモンスターも奴隷にしてしまうようだ…
 

 「「うわー!!めっちゃ集まってきたぁぁ!!」」
 
 突然二人の動転した声が響き、何事かと振り向くと、二人の周りを大量のスライムが囲っていた。すぐさまテレポートで二人を助け出しスライムから距離を取るが数えきれないほどスライムは重なり、波の様にウネりながらノソノソと近づいてくる。

 その光景は恐怖だった。

 めちゃくちゃスローの津波が迫って来ているのだから。

 でも歩いて逃げれる速さ…
 
 俺達は倒す事を諦めてそのまま進む事にした。
 少しずつだがスライム波との距離は開いていき、次第に見えなくなっていく。
 しかし、肩には一体のスライムがまだ踊っている。まったく離れようとしないんだ。
 もはや、少し可愛くすら思えてきた。

 てか今の所、奴隷の灯火の効果も消えた為、武器とか攻撃系スキルがない。モンスターを倒せるのかとても不安だ。
 攻撃力が優っていたら勝てたりするのだろうか。不安でソワソワしてしまう。

 だって「神になってやる」とかカッコつけてたのにやっぱり武器とかスキル無いから勝てませんでした。とかなったら恥ずかしい所の話じゃない。

 今はリザ、カイム、キュリス、スライムを合わせると。攻撃力34000ほどあるみたいだが…
 
 そんな不安を抱きつつ、歩き進んで行くと次第に森が見えてくる。どうもあの森を抜けないといけないようだ。森は左右一帯に広がっていた。

 あそこで一夜過ごす事になりそうだな。
 俺は一日二日飲まず食わずでも我慢出来るが育ち盛りの幼い子供には酷だろう。
 それに寝床も必要だ。早い内に森で食料確保と寝床を作らないと日落ちまでに間に合わない。

 日本にある食材のようなキノコやら木の実があるといいんだが…

 リョウガ達はレベル上げは後からにして、森へ向かったーー

 森に辿り付き、中へ入っていく。
 森中は昼間なのに薄暗く、厭な空気が漂っている。
 巨大なクモやバッタとクワガタを合体させたような、なんとも言えない気持ち悪い虫がいた。だが彼らは襲っては来なかった。意外と姿に似合わず温厚なのだろう。

 しかし虫意外のモンスターはそうではなく、牙を生やした大型の鼠姿のモンスターが突然飛び掛かってきた。

 突然の奇襲にリョウガは反応できず、噛まれると思った瞬間ーー

 肩に乗っていたスライムが鼠の眼球に身を挺して飛び移った。

 鼠は視界を奪われた事にビックリし、地面に落ちた。
 見えない視界を取り戻そうと目元を必死に払っているが、スマイルはジェル状。なかなか取れない。
 
 リョウガは咄嗟に鼠に触れてみる。

 ---奴隷 ジャイアントチュー リンク完了---
 ---スキル 無---
 ---オールステータス リンク完了---

 天の声が奴隷にした事を知らせてくれた後、スマイルは鼠の眼元から離れ、肩に戻ってくる。

 鼠は奴隷になったからか急に大人しくなり、俺の目の前で座りじっとこちらを眺めている。

 そうすると肩に戻って来たスライムは姿を変形させ、人間の拳の様な形になり親指を立てた。
 スライムが自分の体でナイスと表現している異様な光景だったーー
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