74 / 123
第6章 スターウォーズ
リキシの専門家
しおりを挟む
やはりというかなんというか、少し予想はしていたものの、野生のリキシの獣害に悩んでいるのはエルフの集落だった。
森を切り開いて、という感じではない。それぞれの住居はかなりこじんまりした感じで森に寄り添うように生きている亜人の村。農業などはしておらず、狩りによって獲物を捕り、山菜を取って、工芸品や獣の皮を人間と細々と交易して暮らしているらしい。
誰だよ「エルフは葉っぱと虫しか食べない」とか言ってた奴は。
まあそこを突っ込むとまたハラキリしかねないからやめるけども。
「村が小さい理由はエルフは寿命が長い代わりに繁殖力が弱いのでな。まあ、性欲が弱いんじゃ」
じゃあなんでお前勃気術なんか使うんだよ。どういう経緯でそんな能力に目覚めたんだよ。
それは今は置いておこう。俺はエルフの里のリーダーらしい壮年の男性エルフに話を聞いた。里長なのか、族長なのか。そう紹介されたが、他の村人と変わらず、服装は麻の質素な服に装飾品もほとんどない。本当に必要最低限の装いだ。
「時代の騎士のヨルダ様がおっしゃったとおり……」
その枕詞やめろ。今後二度と言うな。
「エルフの里は人口が増えない分、今までほとんど多種族との衝突はなかったんですが……最近急に野生のリキシが増えていまして。食料の調達にも苦労する有様です。リキシのスタンピードというやつです」
リキシってスタンピードするもんなのか……それはともかくリキシはどうやって増えるんだ? 俺が前に見たのはオスだと思うけど、メスのリキシとかもいるのか? その場合、おっぱいはどうなっているんだ? いやらしい意味じゃなく、純粋な好奇心で気になる。
もしメスもオスと変わらない外見だった場合、リキシ同士の交尾はもうビジュアル的に「交尾」というよりは「取組」と言った方が正しい様な気がする。
リキシが増える……力士が増える? リキシってどうやって増えるんだ?
メスのリキシ……発情期のリキシ……リキシの求愛行動……N〇Kが世界で初めて撮影に成功した貴重なリキシの出産シーン……子育て期のリキシは凶暴になっているために注意が必要……子育て……仔リキシ……? いかん、考えすぎて頭が痛くなってきた。
「リキシの生態についてはどのくらい分かってるんスか?」
ナイス質問だエイメ。
「一般に知られてる通り、ほとんどわかりません。ただ、非常に凶暴で、里の者にはぶちかましを喰らって大怪我を負った者もいます」
凶暴なリキシかぁ……あんまり凶暴なイメージはないけどなあ。闘争心はありそうだけど。
分からないなら時間をかけて自分達で調査するしかないのかあ……いや、待てよ? これはもしかすると、「現代日本の知識で異世界無双」のパターンじゃないのか?
「師匠のいた世界にも『リキシ』はいたんスよね? そっちではどういう生態なんスか?」
来た!!
落ち着け。現代日本の知識を利用して、そして違和感なくこの異世界にフィットさせるよう思考を柔軟に保つんだ。
「リキシは……群れで生活する生き物だ……」
何を言ってるんだ俺は。
「群れ……スか?」
「しかし言われてみれば……確かに複数のリキシを一度に目撃した者もいます」
「まさかリキシの生態に詳しい者がおるとは……」
快感。
これが知識無双というものか。無知蒙昧な異世界原住民の突き刺さるような尊敬のまなざしが心地好い。こりゃあクセになるわ。
「リキシは、『部屋』と呼ばれる集団を一単位とする群れをつくる生き物だ」
「じゃあ、その部屋のボスがヨコヅナなんスね?」
「いや。『ヨコヅナ』や『オオゼキ』などのクラスは群れの枠組みとは別に強さによって与えらえるランクだ。部屋のボスは『オヤカタ』という。この『オヤカタ』は直接戦いはせず、部屋の構成リキシ……『弟子』たちの指導やかわいがりを主として行う」
愚民共から感嘆の声が漏れる。
崇めろ。もっと俺様を崇めろ。
「今まで儂のアナルから剣を引き抜くだけしか能のないヘタレだと思っておったが、まさかリキシの専門家だったとは……人は見かけによらぬものじゃ」
殺すぞアスタロウ。
とは言うものの。俺もこの世界のリキシについては詳しくない。俺は元の世界でオスの力士しか見たことないし、この世界のリキシがどうやって増えるのかも分からない。知識のすり合わせをしないといけないだろう。
「ところでさ、ずっと『野生のリキシ』とか言ってるけど『家畜のリキシ』とかもいるの?」
「え? 専門家のくせにそんなことも知らないんスか? 師匠、しょうがないッスね。教えてあげるッスよ」
うわめっちゃ知識マウント取ってくるやんけ。もしかしてこいつらの目には俺もこう映ってたのか?
「家畜のリキシもいるッスよ。食用じゃないスけど。農耕用とか力仕事に使ってるらしいッス。ワタシは見たこと無いスけど。肉は硬い上に脂身も多くて食べられないらしいスね」
「らしい」ってことは試しに食ってみた奴がいるって事か。想像しただけで気持ち悪くなる。そんなもん食わされたこと無くて本当によかった。
「家畜がいるってことは繁殖もしてるんだろ? メスのリキシとかもいるの?」
「メスのリキシなんてのは聞いたことないスね。確か繁殖はせずに、捕まえてくるんスよ。子供の状態を……なんて言うんだったスかね……」
「新弟子」
「そうッス。新弟子の状態で捕まえてきて育てて、労働力にするんスよ。この村にはいないみたいスけど」
アイヌの飼い熊とかと同じ方式だな。ということは捕まえられた新弟子を助けるために攻撃的になってる、ってセンも消えたな。
っていうかさあ。
「む……」
俺がちらりとアスタロウの方を見ると彼は気まずそうに視線をずらした。
最初の頃「奴隷なんて非人道的なものはいない」だとか「お前の世界には奴隷制があるのか」とかさんざん(俺視点で)偉そうにマウント取ってきやがって癖によ。
ちょっと聞いてみればぽろぽろぽろぽろ出てくるじゃねーか。魔族側だからオッケーだとか、リキシは人じゃないからオッケーだとか。この人権後進国が。
「私達も罠を仕掛けたりして駆除しようとはしてるんですが、存外にリキシの知能が高く、中々手を焼いているんです」
「お前らはリキシの事を何も分かっていない」
少し、俺の声は怒気を孕んでいたように思う。
だがそれも仕方ない。こいつらの話を聞いていたらだんだん腹が立ってきた。少し空気がピリリと緊張したのは気付いたが、自分の感情を押さえることができなかった。
異世界に来てみたら自分達にそっくりな生き物が獣や奴隷のような扱いを受けていたんだ。それがこの世界の理なんだと言われても、頭では理解できても納得はできない。そういうもんだろう。
森を切り開いて、という感じではない。それぞれの住居はかなりこじんまりした感じで森に寄り添うように生きている亜人の村。農業などはしておらず、狩りによって獲物を捕り、山菜を取って、工芸品や獣の皮を人間と細々と交易して暮らしているらしい。
誰だよ「エルフは葉っぱと虫しか食べない」とか言ってた奴は。
まあそこを突っ込むとまたハラキリしかねないからやめるけども。
「村が小さい理由はエルフは寿命が長い代わりに繁殖力が弱いのでな。まあ、性欲が弱いんじゃ」
じゃあなんでお前勃気術なんか使うんだよ。どういう経緯でそんな能力に目覚めたんだよ。
それは今は置いておこう。俺はエルフの里のリーダーらしい壮年の男性エルフに話を聞いた。里長なのか、族長なのか。そう紹介されたが、他の村人と変わらず、服装は麻の質素な服に装飾品もほとんどない。本当に必要最低限の装いだ。
「時代の騎士のヨルダ様がおっしゃったとおり……」
その枕詞やめろ。今後二度と言うな。
「エルフの里は人口が増えない分、今までほとんど多種族との衝突はなかったんですが……最近急に野生のリキシが増えていまして。食料の調達にも苦労する有様です。リキシのスタンピードというやつです」
リキシってスタンピードするもんなのか……それはともかくリキシはどうやって増えるんだ? 俺が前に見たのはオスだと思うけど、メスのリキシとかもいるのか? その場合、おっぱいはどうなっているんだ? いやらしい意味じゃなく、純粋な好奇心で気になる。
もしメスもオスと変わらない外見だった場合、リキシ同士の交尾はもうビジュアル的に「交尾」というよりは「取組」と言った方が正しい様な気がする。
リキシが増える……力士が増える? リキシってどうやって増えるんだ?
メスのリキシ……発情期のリキシ……リキシの求愛行動……N〇Kが世界で初めて撮影に成功した貴重なリキシの出産シーン……子育て期のリキシは凶暴になっているために注意が必要……子育て……仔リキシ……? いかん、考えすぎて頭が痛くなってきた。
「リキシの生態についてはどのくらい分かってるんスか?」
ナイス質問だエイメ。
「一般に知られてる通り、ほとんどわかりません。ただ、非常に凶暴で、里の者にはぶちかましを喰らって大怪我を負った者もいます」
凶暴なリキシかぁ……あんまり凶暴なイメージはないけどなあ。闘争心はありそうだけど。
分からないなら時間をかけて自分達で調査するしかないのかあ……いや、待てよ? これはもしかすると、「現代日本の知識で異世界無双」のパターンじゃないのか?
「師匠のいた世界にも『リキシ』はいたんスよね? そっちではどういう生態なんスか?」
来た!!
落ち着け。現代日本の知識を利用して、そして違和感なくこの異世界にフィットさせるよう思考を柔軟に保つんだ。
「リキシは……群れで生活する生き物だ……」
何を言ってるんだ俺は。
「群れ……スか?」
「しかし言われてみれば……確かに複数のリキシを一度に目撃した者もいます」
「まさかリキシの生態に詳しい者がおるとは……」
快感。
これが知識無双というものか。無知蒙昧な異世界原住民の突き刺さるような尊敬のまなざしが心地好い。こりゃあクセになるわ。
「リキシは、『部屋』と呼ばれる集団を一単位とする群れをつくる生き物だ」
「じゃあ、その部屋のボスがヨコヅナなんスね?」
「いや。『ヨコヅナ』や『オオゼキ』などのクラスは群れの枠組みとは別に強さによって与えらえるランクだ。部屋のボスは『オヤカタ』という。この『オヤカタ』は直接戦いはせず、部屋の構成リキシ……『弟子』たちの指導やかわいがりを主として行う」
愚民共から感嘆の声が漏れる。
崇めろ。もっと俺様を崇めろ。
「今まで儂のアナルから剣を引き抜くだけしか能のないヘタレだと思っておったが、まさかリキシの専門家だったとは……人は見かけによらぬものじゃ」
殺すぞアスタロウ。
とは言うものの。俺もこの世界のリキシについては詳しくない。俺は元の世界でオスの力士しか見たことないし、この世界のリキシがどうやって増えるのかも分からない。知識のすり合わせをしないといけないだろう。
「ところでさ、ずっと『野生のリキシ』とか言ってるけど『家畜のリキシ』とかもいるの?」
「え? 専門家のくせにそんなことも知らないんスか? 師匠、しょうがないッスね。教えてあげるッスよ」
うわめっちゃ知識マウント取ってくるやんけ。もしかしてこいつらの目には俺もこう映ってたのか?
「家畜のリキシもいるッスよ。食用じゃないスけど。農耕用とか力仕事に使ってるらしいッス。ワタシは見たこと無いスけど。肉は硬い上に脂身も多くて食べられないらしいスね」
「らしい」ってことは試しに食ってみた奴がいるって事か。想像しただけで気持ち悪くなる。そんなもん食わされたこと無くて本当によかった。
「家畜がいるってことは繁殖もしてるんだろ? メスのリキシとかもいるの?」
「メスのリキシなんてのは聞いたことないスね。確か繁殖はせずに、捕まえてくるんスよ。子供の状態を……なんて言うんだったスかね……」
「新弟子」
「そうッス。新弟子の状態で捕まえてきて育てて、労働力にするんスよ。この村にはいないみたいスけど」
アイヌの飼い熊とかと同じ方式だな。ということは捕まえられた新弟子を助けるために攻撃的になってる、ってセンも消えたな。
っていうかさあ。
「む……」
俺がちらりとアスタロウの方を見ると彼は気まずそうに視線をずらした。
最初の頃「奴隷なんて非人道的なものはいない」だとか「お前の世界には奴隷制があるのか」とかさんざん(俺視点で)偉そうにマウント取ってきやがって癖によ。
ちょっと聞いてみればぽろぽろぽろぽろ出てくるじゃねーか。魔族側だからオッケーだとか、リキシは人じゃないからオッケーだとか。この人権後進国が。
「私達も罠を仕掛けたりして駆除しようとはしてるんですが、存外にリキシの知能が高く、中々手を焼いているんです」
「お前らはリキシの事を何も分かっていない」
少し、俺の声は怒気を孕んでいたように思う。
だがそれも仕方ない。こいつらの話を聞いていたらだんだん腹が立ってきた。少し空気がピリリと緊張したのは気付いたが、自分の感情を押さえることができなかった。
異世界に来てみたら自分達にそっくりな生き物が獣や奴隷のような扱いを受けていたんだ。それがこの世界の理なんだと言われても、頭では理解できても納得はできない。そういうもんだろう。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
英雄召喚〜帝国貴族の異世界統一戦記〜
駄作ハル
ファンタジー
異世界の大貴族レオ=ウィルフリードとして転生した平凡サラリーマン。
しかし、待っていたのは平和な日常などではなかった。急速な領土拡大を目論む帝国の貴族としての日々は、戦いの連続であった───
そんなレオに与えられたスキル『英雄召喚』。それは現世で英雄と呼ばれる人々を呼び出す能力。『鬼の副長』土方歳三、『臥龍』所轄孔明、『空の魔王』ハンス=ウルリッヒ・ルーデル、『革命の申し子』ナポレオン・ボナパルト、『万能人』レオナルド・ダ・ヴィンチ。
前世からの知識と英雄たちの逸話にまつわる能力を使い、大切な人を守るべく争いにまみれた異世界に平和をもたらす為の戦いが幕を開ける!
完結まで毎日投稿!
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
貞操逆転世界に転生したのに…男女比一対一って…
美鈴
ファンタジー
俺は隼 豊和(はやぶさ とよかず)。年齢は15歳。今年から高校生になるんだけど、何を隠そう俺には前世の記憶があるんだ。前世の記憶があるということは亡くなって生まれ変わったという事なんだろうけど、生まれ変わった世界はなんと貞操逆転世界だった。これはモテると喜んだのも束の間…その世界の男女比の差は全く無く、男性が優遇される世界ではなかった…寧ろ…。とにかく他にも色々とおかしい、そんな世界で俺にどうしろと!?また誰とも付き合えないのかっ!?そんなお話です…。
※カクヨム様にも投稿しております。内容は異なります。
※イラストはAI生成です
男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件
美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…?
最新章の第五章も夕方18時に更新予定です!
☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。
※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます!
※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。
※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!
S級クラフトスキルを盗られた上にパーティから追放されたけど、実はスキルがなくても生産力最強なので追放仲間の美少女たちと工房やります
内田ヨシキ
ファンタジー
[第5回ドラゴンノベルス小説コンテスト 最終選考作品]
冒険者シオンは、なんでも作れる【クラフト】スキルを奪われた上に、S級パーティから追放された。しかしシオンには【クラフト】のために培った知識や技術がまだ残されていた!
物作りを通して、新たな仲間を得た彼は、世界初の技術の開発へ着手していく。
職人ギルドから追放された美少女ソフィア。
逃亡中の魔法使いノエル。
騎士職を剥奪された没落貴族のアリシア。
彼女らもまた、一度は奪われ、失ったものを、物作りを通して取り戻していく。
カクヨムにて完結済み。
( https://kakuyomu.jp/works/16817330656544103806 )
【完結】発明家アレンの異世界工房 ~元・商品開発部員の知識で村おこし始めました~
シマセイ
ファンタジー
過労死した元商品開発部員の田中浩介は、女神の計らいで異世界の少年アレンに転生。
前世の知識と物作りの才能を活かし、村の道具を次々と改良。
その発明は村の生活を豊かにし、アレンは周囲の信頼と期待を集め始める。
【一時完結】スキル調味料は最強⁉︎ 外れスキルと笑われた少年は、スキル調味料で無双します‼︎
アノマロカリス
ファンタジー
調味料…それは、料理の味付けに使う為のスパイスである。
この世界では、10歳の子供達には神殿に行き…神託の儀を受ける義務がある。
ただし、特別な理由があれば、断る事も出来る。
少年テッドが神託の儀を受けると、神から与えられたスキルは【調味料】だった。
更にどんなに料理の練習をしても上達しないという追加の神託も授かったのだ。
そんな話を聞いた周りの子供達からは大爆笑され…一緒に付き添っていた大人達も一緒に笑っていた。
少年テッドには、両親を亡くしていて妹達の面倒を見なければならない。
どんな仕事に着きたくて、頭を下げて頼んでいるのに「調味料には必要ない!」と言って断られる始末。
少年テッドの最後に取った行動は、冒険者になる事だった。
冒険者になってから、薬草採取の仕事をこなしていってったある時、魔物に襲われて咄嗟に調味料を魔物に放った。
すると、意外な効果があり…その後テッドはスキル調味料の可能性に気付く…
果たして、その可能性とは⁉
HOTランキングは、最高は2位でした。
皆様、ありがとうございます.°(ಗдಗ。)°.
でも、欲を言えば、1位になりたかった(⌒-⌒; )
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる