83 / 123
第7章 それは美しき光の玉
ちょっとかしこい犬
しおりを挟む
「あっ、賢者様だ!」
「乳の巨人だ!」
アンススが村の入り口まで行くとあっという間にその辺にいた子供達に囲まれた。どうやらちょっとした有名人というのは本当らしい。
本当らしいが、なんか『智の巨人』と呼ばれてるんじゃなかったか? なんか変な風に聞こえたんだけど。
まあ、それは置いておこう。どうやらここは猫系の獣人の村らしんだが、なんかデカい猫が直立歩行して服着てる感じだな。前にトライアヌスとかいう奴らに狼男とか虎男がいたけど、あんな感じだ。
あいつらは怖かったけど、子供ということもあってか、それとも猫だからか、とにかくかわいい。
「乳の巨人! 乳の巨人!」
「あっ、ちょっ……ダメ!」
もみくちゃにするどさくさに紛れて何人かのオスガキが胸触ってやがる。かわいくねえガキだ。死ね。
「それにしても、なんか聞いていたのと少し違わんか? 慕われているというよりは、弄られてるという気がするんじゃが」
「え? そうか?」
アスタロウに言われて見てみるが、よく分からんな。俺もこの世界に来るまで人に慕われたことがなかったからなあ。
ぼうっと見ていると、子供の一人がマチェーテを差しているアンススの剣帯の後ろに短い紐のついた棒を刺した。
「ん? なにかしら? 視界の端に……」
それに気づいたのか、自分の後ろに何かひらひらとしたものが見えたようでアンススは後ろを振り向いて確認しようとする。しかし自分の後ろに固定されてる棒の先についた紐なので振り向こうとすると逃げてしまう。
「あれ? なんだ? 何かいる!」
しかしそれに気づいていないアンススは後ろのひもを追いかけようとその場でぐるぐる回りだした。これアレか。自分の尻尾を追いかける犬か。子供達はそれを見て大笑いしている。
「あははは、賢者様カッコイイ!」
もうこれ完全に遊ばれてるじゃねえか。
なんとなくそんな気はしてはいたけどやっぱりここでもこいつは知能の低い奴扱いじゃん。
「おお、お久しぶりですにゃアンスス殿」
そう言いながらアンススのひもを引き抜いたのは大人の獣人だろうか。子供達よりは大きいものの、俺よりは十センチくらい背の低い……中年男性っぽいけど、猫なので実年齢はよく分からない。もしかしたら種族全体が人間よりも小柄なんだろうか。
「ああ、ウェックさん、お久しぶりです。お変わりないようで」
一方のアンススはついさっきの醜態を無かったことかのように大人の対応。無かったことかのように、っていうか、こいつ多分自分の身に何が起こったのかよく分かってないんだろうけど。
「子供達と遊んでいただいてありがとうございますにゃ」
「あそ……ん? うん」
やっぱりよく分かってないな。
それはそうと、慕われてるのかバカにされてるのかはさておき、住民と良好な関係を築けているっていうのは確かなようだ。
「して、今日はどんなご用向きですにゃ? また迷子に?」
「ああ、ちょっと魔王討伐にね」
おい……
「にゃ~……」
空気が止まっちゃったじゃねえか。
正直に話す奴があるか。子供たちまで不穏な空気を感じ取って黙っちゃったぞ。
「にゃははは! アンスス殿の冗談は相変わらずきついにゃ!」
ホッ、良かった。普段からわけ分からん事ばっかり言ってるおかげで本気には取られなかったか。こういうところに普段の行動が現れるんだよな。村人とアンススの関係性が良好なおかげもあるかもな。
「いや本気だけど」
おい。
再び沈黙の時間が流れる。この女、本当に状況を全く理解してないのか。こんなん、もし魔王軍に通報とかされたら速攻で捕まるんじゃないのか。
「まあ……」
猫獣人のウェックさんが口を開く。彼はどういう判断を下すのか。バカ女の意味不明発言で流してくれるのか。
「正直言って別にわしらは人間だろうが魔族だろうがどっちに支配されていようがどうでもいいですにゃ。どうせグラントーレでも最底辺の辺境の民扱いですにゃ」
うお、意外とドライだな。
「しかしのう、もしアルトーレに組み込まれたらどんな扱いになるかは分からないのでは?」
「おい、アスタロウ」
せっかく穏便に済みそうなのに余計な口を挟むアスタロウの袖を引っ張っておれは少し距離を取る。
「どういうつもりだよ。そもそも先代国王のお前が『善きに計らう』とかなんとか言えば済むことだろうが」
「そんなもん確約はできん。そもそも儂は所詮先代だし、国王とて思うように政を行えるわけではない。国王が猫獣人に便宜を図るつもりでも民がそんな優遇をよく思わなかったら破綻するだけじゃ」
世知辛いなあ。国王の強権でどうにかならないのか。
「まあ、どんな扱いになろうとも、儂ら猫獣人には武器がありますにゃ」
キラリとウェックさんの目が光る。比喩ではなく。確かに猫の身体能力は凄まじく高い。たとえ武器を持っていなくても鋭い爪と牙がある。いざとなれば戦いも辞さないというのだろうか。
「たとえ支配者が誰になろうとも、わしらはこの『かわいさ』だけで生き延びていけますにゃ」
世知辛いなあ。かわいいけどさ。
でもまあ、これで宿で休んでる間に魔王軍に通報されるなんてことは無くなったのか。
「お前らか、噂のニンゲンっていうのは」
ホッと胸をなでおろした時、後ろから野太い声がかけられた。振り向けばそこには頭部に一対の角を備えた肌の黒い大柄な男。あれだ、カルアミルクみたいな奴だ。軽装ではあるが胴当てと、角を避けるように簡易的な兜をつけている。
嫌な予感。こいつもしかして魔王軍の関係者では?
「最近出回ってるアルトーレの貨幣が、どうやらこの村が発端らしいと聞いて調査に来たんだが、まさかニンゲンがいるとはな……」
アンスス、お前何してくれてんだよ。
お前がなろう主人公ムーブしたくて導入した貨幣経済がグラントーレに混乱をもたらして、しかも魔王軍の調査員が来るような事態になってるじゃねえか。
しかもその使者がよりにもよって魔王討伐に来た勇者に偶然遭遇するとか最悪のパターンじゃねえか。
「何か勘違いしているようだが……」
よどみなくアンススが口を開く。
凄いドキドキする。普通ならこんなに堂々と口を開くんなら何か考えがあって上手くごまかしてくれるんだろう、って思うんだけどこいつの事だから「魔王討伐に来ただけですけど?」とか言いかねないんだよな。
「私達は人間ではない」
?
どう……ごまかすつもりなんだ?
確かに魔族と人間の違いって角の有り無しくらいしかないようにも見えるんだけど、俺達はどう見ても人間だろう。
それともまさかこの魔族が「人間を見たことがない」ことに賭けてるのか?
「私達はダーク人間だ」
ダー……なに?
「乳の巨人だ!」
アンススが村の入り口まで行くとあっという間にその辺にいた子供達に囲まれた。どうやらちょっとした有名人というのは本当らしい。
本当らしいが、なんか『智の巨人』と呼ばれてるんじゃなかったか? なんか変な風に聞こえたんだけど。
まあ、それは置いておこう。どうやらここは猫系の獣人の村らしんだが、なんかデカい猫が直立歩行して服着てる感じだな。前にトライアヌスとかいう奴らに狼男とか虎男がいたけど、あんな感じだ。
あいつらは怖かったけど、子供ということもあってか、それとも猫だからか、とにかくかわいい。
「乳の巨人! 乳の巨人!」
「あっ、ちょっ……ダメ!」
もみくちゃにするどさくさに紛れて何人かのオスガキが胸触ってやがる。かわいくねえガキだ。死ね。
「それにしても、なんか聞いていたのと少し違わんか? 慕われているというよりは、弄られてるという気がするんじゃが」
「え? そうか?」
アスタロウに言われて見てみるが、よく分からんな。俺もこの世界に来るまで人に慕われたことがなかったからなあ。
ぼうっと見ていると、子供の一人がマチェーテを差しているアンススの剣帯の後ろに短い紐のついた棒を刺した。
「ん? なにかしら? 視界の端に……」
それに気づいたのか、自分の後ろに何かひらひらとしたものが見えたようでアンススは後ろを振り向いて確認しようとする。しかし自分の後ろに固定されてる棒の先についた紐なので振り向こうとすると逃げてしまう。
「あれ? なんだ? 何かいる!」
しかしそれに気づいていないアンススは後ろのひもを追いかけようとその場でぐるぐる回りだした。これアレか。自分の尻尾を追いかける犬か。子供達はそれを見て大笑いしている。
「あははは、賢者様カッコイイ!」
もうこれ完全に遊ばれてるじゃねえか。
なんとなくそんな気はしてはいたけどやっぱりここでもこいつは知能の低い奴扱いじゃん。
「おお、お久しぶりですにゃアンスス殿」
そう言いながらアンススのひもを引き抜いたのは大人の獣人だろうか。子供達よりは大きいものの、俺よりは十センチくらい背の低い……中年男性っぽいけど、猫なので実年齢はよく分からない。もしかしたら種族全体が人間よりも小柄なんだろうか。
「ああ、ウェックさん、お久しぶりです。お変わりないようで」
一方のアンススはついさっきの醜態を無かったことかのように大人の対応。無かったことかのように、っていうか、こいつ多分自分の身に何が起こったのかよく分かってないんだろうけど。
「子供達と遊んでいただいてありがとうございますにゃ」
「あそ……ん? うん」
やっぱりよく分かってないな。
それはそうと、慕われてるのかバカにされてるのかはさておき、住民と良好な関係を築けているっていうのは確かなようだ。
「して、今日はどんなご用向きですにゃ? また迷子に?」
「ああ、ちょっと魔王討伐にね」
おい……
「にゃ~……」
空気が止まっちゃったじゃねえか。
正直に話す奴があるか。子供たちまで不穏な空気を感じ取って黙っちゃったぞ。
「にゃははは! アンスス殿の冗談は相変わらずきついにゃ!」
ホッ、良かった。普段からわけ分からん事ばっかり言ってるおかげで本気には取られなかったか。こういうところに普段の行動が現れるんだよな。村人とアンススの関係性が良好なおかげもあるかもな。
「いや本気だけど」
おい。
再び沈黙の時間が流れる。この女、本当に状況を全く理解してないのか。こんなん、もし魔王軍に通報とかされたら速攻で捕まるんじゃないのか。
「まあ……」
猫獣人のウェックさんが口を開く。彼はどういう判断を下すのか。バカ女の意味不明発言で流してくれるのか。
「正直言って別にわしらは人間だろうが魔族だろうがどっちに支配されていようがどうでもいいですにゃ。どうせグラントーレでも最底辺の辺境の民扱いですにゃ」
うお、意外とドライだな。
「しかしのう、もしアルトーレに組み込まれたらどんな扱いになるかは分からないのでは?」
「おい、アスタロウ」
せっかく穏便に済みそうなのに余計な口を挟むアスタロウの袖を引っ張っておれは少し距離を取る。
「どういうつもりだよ。そもそも先代国王のお前が『善きに計らう』とかなんとか言えば済むことだろうが」
「そんなもん確約はできん。そもそも儂は所詮先代だし、国王とて思うように政を行えるわけではない。国王が猫獣人に便宜を図るつもりでも民がそんな優遇をよく思わなかったら破綻するだけじゃ」
世知辛いなあ。国王の強権でどうにかならないのか。
「まあ、どんな扱いになろうとも、儂ら猫獣人には武器がありますにゃ」
キラリとウェックさんの目が光る。比喩ではなく。確かに猫の身体能力は凄まじく高い。たとえ武器を持っていなくても鋭い爪と牙がある。いざとなれば戦いも辞さないというのだろうか。
「たとえ支配者が誰になろうとも、わしらはこの『かわいさ』だけで生き延びていけますにゃ」
世知辛いなあ。かわいいけどさ。
でもまあ、これで宿で休んでる間に魔王軍に通報されるなんてことは無くなったのか。
「お前らか、噂のニンゲンっていうのは」
ホッと胸をなでおろした時、後ろから野太い声がかけられた。振り向けばそこには頭部に一対の角を備えた肌の黒い大柄な男。あれだ、カルアミルクみたいな奴だ。軽装ではあるが胴当てと、角を避けるように簡易的な兜をつけている。
嫌な予感。こいつもしかして魔王軍の関係者では?
「最近出回ってるアルトーレの貨幣が、どうやらこの村が発端らしいと聞いて調査に来たんだが、まさかニンゲンがいるとはな……」
アンスス、お前何してくれてんだよ。
お前がなろう主人公ムーブしたくて導入した貨幣経済がグラントーレに混乱をもたらして、しかも魔王軍の調査員が来るような事態になってるじゃねえか。
しかもその使者がよりにもよって魔王討伐に来た勇者に偶然遭遇するとか最悪のパターンじゃねえか。
「何か勘違いしているようだが……」
よどみなくアンススが口を開く。
凄いドキドキする。普通ならこんなに堂々と口を開くんなら何か考えがあって上手くごまかしてくれるんだろう、って思うんだけどこいつの事だから「魔王討伐に来ただけですけど?」とか言いかねないんだよな。
「私達は人間ではない」
?
どう……ごまかすつもりなんだ?
確かに魔族と人間の違いって角の有り無しくらいしかないようにも見えるんだけど、俺達はどう見ても人間だろう。
それともまさかこの魔族が「人間を見たことがない」ことに賭けてるのか?
「私達はダーク人間だ」
ダー……なに?
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
英雄召喚〜帝国貴族の異世界統一戦記〜
駄作ハル
ファンタジー
異世界の大貴族レオ=ウィルフリードとして転生した平凡サラリーマン。
しかし、待っていたのは平和な日常などではなかった。急速な領土拡大を目論む帝国の貴族としての日々は、戦いの連続であった───
そんなレオに与えられたスキル『英雄召喚』。それは現世で英雄と呼ばれる人々を呼び出す能力。『鬼の副長』土方歳三、『臥龍』所轄孔明、『空の魔王』ハンス=ウルリッヒ・ルーデル、『革命の申し子』ナポレオン・ボナパルト、『万能人』レオナルド・ダ・ヴィンチ。
前世からの知識と英雄たちの逸話にまつわる能力を使い、大切な人を守るべく争いにまみれた異世界に平和をもたらす為の戦いが幕を開ける!
完結まで毎日投稿!
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
貞操逆転世界に転生したのに…男女比一対一って…
美鈴
ファンタジー
俺は隼 豊和(はやぶさ とよかず)。年齢は15歳。今年から高校生になるんだけど、何を隠そう俺には前世の記憶があるんだ。前世の記憶があるということは亡くなって生まれ変わったという事なんだろうけど、生まれ変わった世界はなんと貞操逆転世界だった。これはモテると喜んだのも束の間…その世界の男女比の差は全く無く、男性が優遇される世界ではなかった…寧ろ…。とにかく他にも色々とおかしい、そんな世界で俺にどうしろと!?また誰とも付き合えないのかっ!?そんなお話です…。
※カクヨム様にも投稿しております。内容は異なります。
※イラストはAI生成です
男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件
美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…?
最新章の第五章も夕方18時に更新予定です!
☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。
※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます!
※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。
※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!
S級クラフトスキルを盗られた上にパーティから追放されたけど、実はスキルがなくても生産力最強なので追放仲間の美少女たちと工房やります
内田ヨシキ
ファンタジー
[第5回ドラゴンノベルス小説コンテスト 最終選考作品]
冒険者シオンは、なんでも作れる【クラフト】スキルを奪われた上に、S級パーティから追放された。しかしシオンには【クラフト】のために培った知識や技術がまだ残されていた!
物作りを通して、新たな仲間を得た彼は、世界初の技術の開発へ着手していく。
職人ギルドから追放された美少女ソフィア。
逃亡中の魔法使いノエル。
騎士職を剥奪された没落貴族のアリシア。
彼女らもまた、一度は奪われ、失ったものを、物作りを通して取り戻していく。
カクヨムにて完結済み。
( https://kakuyomu.jp/works/16817330656544103806 )
【完結】発明家アレンの異世界工房 ~元・商品開発部員の知識で村おこし始めました~
シマセイ
ファンタジー
過労死した元商品開発部員の田中浩介は、女神の計らいで異世界の少年アレンに転生。
前世の知識と物作りの才能を活かし、村の道具を次々と改良。
その発明は村の生活を豊かにし、アレンは周囲の信頼と期待を集め始める。
【一時完結】スキル調味料は最強⁉︎ 外れスキルと笑われた少年は、スキル調味料で無双します‼︎
アノマロカリス
ファンタジー
調味料…それは、料理の味付けに使う為のスパイスである。
この世界では、10歳の子供達には神殿に行き…神託の儀を受ける義務がある。
ただし、特別な理由があれば、断る事も出来る。
少年テッドが神託の儀を受けると、神から与えられたスキルは【調味料】だった。
更にどんなに料理の練習をしても上達しないという追加の神託も授かったのだ。
そんな話を聞いた周りの子供達からは大爆笑され…一緒に付き添っていた大人達も一緒に笑っていた。
少年テッドには、両親を亡くしていて妹達の面倒を見なければならない。
どんな仕事に着きたくて、頭を下げて頼んでいるのに「調味料には必要ない!」と言って断られる始末。
少年テッドの最後に取った行動は、冒険者になる事だった。
冒険者になってから、薬草採取の仕事をこなしていってったある時、魔物に襲われて咄嗟に調味料を魔物に放った。
すると、意外な効果があり…その後テッドはスキル調味料の可能性に気付く…
果たして、その可能性とは⁉
HOTランキングは、最高は2位でした。
皆様、ありがとうございます.°(ಗдಗ。)°.
でも、欲を言えば、1位になりたかった(⌒-⌒; )
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる