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第7章 それは美しき光の玉
玉四つ
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「玉が、四つになっちゃった……」
やりやがったなこの女。
まあ絶対やるとは思ってたけどよ。
こんなことなら金の玉は俺が預かっとくんだった。その玉も、今となってはイルウの股間に収まってるってわけか。女になるどころか事態が悪化してるじゃねえか。四つになったっていうことは、おそらく性ホルモンの分泌もこれまで以上になっているはずだ。イルウの『女性になる』っていう願望からは遠のいたといってもいいと思う。
むしろ男性ホルモンの分泌によってこいつのパーソナリティが変わる可能性も、ある……か? そうなれば逆に問題は解決する? 分からない。何しろ俺は『後天的にキン〇マが四つになった人』の症例を知らないからな。俺以外の人も知らないと思うけど。
それよりも、今、実は差し迫った問題がある。
「その……さっきから、股間がむずむずして……頭がおかしくなりそうで」
今そこにある危機。
イルウからこれまでにないほどの強力な勃気を感じる。
「みんなまだ寝てるし、いいでしょ? ね?」
「ね?」じゃねえよ。このままだと俺はこいつに犯される。イルウのクルセイダーズに俺のオスマントルコが蹂躙される危険性がある。コンスタンティノープル陥落寸前。
「ね? 先っぽだけ、先っぽだけでいいから」
俺は知ってるぞ。「先っぽだけ」って言って先っぽだけで終わることなんか絶対ないからな。フット・イン・ザ・ドアなんかには乗らん。そもそも先っぽだけでも嫌だけど。
「ねえねえお願い、ケンジ。これは純愛だから。大事にするから」
大事にするからとか言いながら抱き着いて腰を振ってくるな。それは純愛じゃなくて性欲だ。
しかしまあ、だいたい危惧してた通りのことが起きてるな。俺も中学生の頃の多感な時期を過ごした身だからわかる。これは「おちん〇んで考えてる」状態というやつだ。性欲に支配されて、冷静な判断力を失っている。
単純に言って性ホルモンの分泌が二倍になってる状態だ。さぞや辛かろう。だが安心しろイルウ。昔の俺にはお前を止める方法はなかっただろうが、今の俺にはある。
『起力の力を信じるんじゃ』
「むん!」
直接触れる必要すらない。俺はイルウの強力な勃気の波動に合わせて、起力を流し込んだ。
「ひああぁぁぁああぁッ♡♡♡」
びくん、と大きくのけ反って床に倒れこみ、二度、三度と大きく痙攣するイルウ。少し乱暴だが、起力の暗黒面に取り込まれてしまったお前を助けるにはこの方法しかあるまい。
「どうしたの!? ケンジくん? うっ……イカ臭ッ!!」
どうやら今のイルウの大きな声でアンススとアスタロウも起きたようだ。何とも言えない生臭いにおいに顔をしかめるアンススとアスタロウ。アンススは異臭の原因が何かをつかみかねている様子であったが、アスタロウは白目をむいて痙攣しているイルウを見ておおよそのところを察したらしく、ため息をついた。
「恐れていた、最悪の事態が起こってしまったようじゃの」
「……ぅ……ごめん、ケンジ。迷惑ばかりかけて……」
どうやらイルウも意識を取り戻し、いや、自分を取り戻したようだ。おそらく今は賢者モードになり、自らの行いを激しく後悔しているところであろう。それはそれとして早く下着は替えた方がいいぞ。
「いったい何があったの?」
アンススだけは状況がよくわかっていないようである。マントで体を隠しながら下着を変えているイルウにしつこく状況を聞き出そうとしている。当然ながらイルウはそれをかわし続ける。ま、そりゃ言いたくないわな。
というか冷静に考えたらそいつ危ないぞアンスス。性欲高まりすぎると何するかわからないし、こう、アレだ。いくらお前が強くても魔眼の力で動けなくされて「くやしい、でも……ッ!!」みたいなエロ同人展開になりそうじゃん。見ててヒヤヒヤする組み合わせだ。
「どうせあなたも、影じゃ私のことを笑ってるんでしょう……ライバルが一人減ったって、喜んでるんでしょう」
泣きそうな顔でイルウがそう言い放った。ライバルってのは……恋のライバル的な? そういうの普通俺がいる前で堂々と言うかな? 俺の話だよね? これで勘違いだったら恥ずかしいけど、流れからして間違いなくそうだろう。そういうこと言うと俺調子に乗るよ?
「イルウ、前にも言ったけど、私はあなたのことを仲間だと思ってるわ。私とあなたは、境遇が似てるのよ」
確かにそんなことを言ってたけど「境遇が似てる」ってのはどういうことだろう? まさかとは思うけどアンススもパンツ脱いでみると立派なエクスカリバーがぶら下がってるってことないよな。もしこの部屋が男しかいないおちん〇んランドだとしたら俺泣くよ?
「あなたがダークエルフなのと同じように私も人間のはみ出し者……ダーク人間なのよ」
…………
なんだと。
「ダーク人間?」
「そう。ダーク人間」
確かに猫獣人の村で魔族に絡まれたときにそんなこと言っていたけども。
アレ本気だったのか。
何言いだすんだこの女。
「ある意味ではあなたよりも状況は悪かったかもね……ダークエルフの里で生まれ育ったあなたとは違って、私は普通の人間の村でダーク人間として生きてきたから」
ちょっと待て。お前本当……何言ってるんだ。
やりやがったなこの女。
まあ絶対やるとは思ってたけどよ。
こんなことなら金の玉は俺が預かっとくんだった。その玉も、今となってはイルウの股間に収まってるってわけか。女になるどころか事態が悪化してるじゃねえか。四つになったっていうことは、おそらく性ホルモンの分泌もこれまで以上になっているはずだ。イルウの『女性になる』っていう願望からは遠のいたといってもいいと思う。
むしろ男性ホルモンの分泌によってこいつのパーソナリティが変わる可能性も、ある……か? そうなれば逆に問題は解決する? 分からない。何しろ俺は『後天的にキン〇マが四つになった人』の症例を知らないからな。俺以外の人も知らないと思うけど。
それよりも、今、実は差し迫った問題がある。
「その……さっきから、股間がむずむずして……頭がおかしくなりそうで」
今そこにある危機。
イルウからこれまでにないほどの強力な勃気を感じる。
「みんなまだ寝てるし、いいでしょ? ね?」
「ね?」じゃねえよ。このままだと俺はこいつに犯される。イルウのクルセイダーズに俺のオスマントルコが蹂躙される危険性がある。コンスタンティノープル陥落寸前。
「ね? 先っぽだけ、先っぽだけでいいから」
俺は知ってるぞ。「先っぽだけ」って言って先っぽだけで終わることなんか絶対ないからな。フット・イン・ザ・ドアなんかには乗らん。そもそも先っぽだけでも嫌だけど。
「ねえねえお願い、ケンジ。これは純愛だから。大事にするから」
大事にするからとか言いながら抱き着いて腰を振ってくるな。それは純愛じゃなくて性欲だ。
しかしまあ、だいたい危惧してた通りのことが起きてるな。俺も中学生の頃の多感な時期を過ごした身だからわかる。これは「おちん〇んで考えてる」状態というやつだ。性欲に支配されて、冷静な判断力を失っている。
単純に言って性ホルモンの分泌が二倍になってる状態だ。さぞや辛かろう。だが安心しろイルウ。昔の俺にはお前を止める方法はなかっただろうが、今の俺にはある。
『起力の力を信じるんじゃ』
「むん!」
直接触れる必要すらない。俺はイルウの強力な勃気の波動に合わせて、起力を流し込んだ。
「ひああぁぁぁああぁッ♡♡♡」
びくん、と大きくのけ反って床に倒れこみ、二度、三度と大きく痙攣するイルウ。少し乱暴だが、起力の暗黒面に取り込まれてしまったお前を助けるにはこの方法しかあるまい。
「どうしたの!? ケンジくん? うっ……イカ臭ッ!!」
どうやら今のイルウの大きな声でアンススとアスタロウも起きたようだ。何とも言えない生臭いにおいに顔をしかめるアンススとアスタロウ。アンススは異臭の原因が何かをつかみかねている様子であったが、アスタロウは白目をむいて痙攣しているイルウを見ておおよそのところを察したらしく、ため息をついた。
「恐れていた、最悪の事態が起こってしまったようじゃの」
「……ぅ……ごめん、ケンジ。迷惑ばかりかけて……」
どうやらイルウも意識を取り戻し、いや、自分を取り戻したようだ。おそらく今は賢者モードになり、自らの行いを激しく後悔しているところであろう。それはそれとして早く下着は替えた方がいいぞ。
「いったい何があったの?」
アンススだけは状況がよくわかっていないようである。マントで体を隠しながら下着を変えているイルウにしつこく状況を聞き出そうとしている。当然ながらイルウはそれをかわし続ける。ま、そりゃ言いたくないわな。
というか冷静に考えたらそいつ危ないぞアンスス。性欲高まりすぎると何するかわからないし、こう、アレだ。いくらお前が強くても魔眼の力で動けなくされて「くやしい、でも……ッ!!」みたいなエロ同人展開になりそうじゃん。見ててヒヤヒヤする組み合わせだ。
「どうせあなたも、影じゃ私のことを笑ってるんでしょう……ライバルが一人減ったって、喜んでるんでしょう」
泣きそうな顔でイルウがそう言い放った。ライバルってのは……恋のライバル的な? そういうの普通俺がいる前で堂々と言うかな? 俺の話だよね? これで勘違いだったら恥ずかしいけど、流れからして間違いなくそうだろう。そういうこと言うと俺調子に乗るよ?
「イルウ、前にも言ったけど、私はあなたのことを仲間だと思ってるわ。私とあなたは、境遇が似てるのよ」
確かにそんなことを言ってたけど「境遇が似てる」ってのはどういうことだろう? まさかとは思うけどアンススもパンツ脱いでみると立派なエクスカリバーがぶら下がってるってことないよな。もしこの部屋が男しかいないおちん〇んランドだとしたら俺泣くよ?
「あなたがダークエルフなのと同じように私も人間のはみ出し者……ダーク人間なのよ」
…………
なんだと。
「ダーク人間?」
「そう。ダーク人間」
確かに猫獣人の村で魔族に絡まれたときにそんなこと言っていたけども。
アレ本気だったのか。
何言いだすんだこの女。
「ある意味ではあなたよりも状況は悪かったかもね……ダークエルフの里で生まれ育ったあなたとは違って、私は普通の人間の村でダーク人間として生きてきたから」
ちょっと待て。お前本当……何言ってるんだ。
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