6 / 6
猛獣の妻は美しく俺を惹きつける
しおりを挟む
先ほどロッカの手の中で出した時よりも吐き出した量は多く感じる。小出しにしているつもりはなかったが、やはり手の中なのでセーブしていたらしい。
「はあ………はあ」
二人、ベッドで抱き合いながら、荒く呼吸を繰り返す。
精を解放し、かすかな気だるさとそれを上回る充足感。俺の横で快楽に震えているロッカの姿に愛おしさが溢れてくる。
「愛している、ロッカ」
頬を摺り寄せてロッカを抱きしめた。ロッカは疲れた顔でほほ笑み、そして俺の頬に手を伸ばす。愛おしい人の手を頬に感じて俺は目をつむった。
「いだだだだっ!」
ぎゅうぎゅうと頬を抓られて思わず声を上げた。
「私はもっと痛かった! それにあんな事されて凄く凄く恥ずかしかったんだぞ! だいたい、私は泣いたりしないし、どこへも行かない!」
「だが、イっだだぼう?」
抓られたままなのでまともに喋れない。けれどどうにかロッカがイったことを説明すればロッカは首を振った。
「私はここにいた。どこにも行っていないのに、行ったとはどういうことだ」
「ぞべば……」
言いかけて、抓られ続けている手を掴んではずした。このままでは話をすることもできない。
「気持ちが良くて、限界を迎えなかったか? 突き抜けるような、背筋がピンと伸びるような」
言葉を重ねてどう説明しても、あの感じは伝わらない。男なら出すことで『イク』となるが、女は違う。俺はもちろん女じゃないから、女性のイく感覚はさっぱりとわからない。ただ、気絶することがあるほど、男よりも数段気持ちが良いらしい。
「………変にはなった」
「変?」
「ルースに触られているところが熱くて、自分の体じゃないみたいになって、宙に浮かぶような、落ちるような。とにかく、なんだか変な感じだ」
「それがイくってことだ」
「あれがか?」
「気持ち悪かったか?」
「気持ち悪いなんてことはない! ルースに触れられて、気持ちが悪いわけがない。その……おかしくなるくらい、気持ちがよかった。こんなのは初めてだ」
ふと目を逸らしたロッカの頬が赤い。恥じ入る姿が可愛い。赤い髪を撫でながら目を細めた。
「俺の手は気持ち悪くはないか」
「当たり前だ。ルースの手は安心する。とても安心できて、でもドキドキする」
「ドキドキ?」
首を傾げると、ロッカは俺の手をぎゅっと掴んだ。その顔色がわずかに悪い。
「私は、病気なのかもしれない」
「病気……」
突然のことに、驚き過ぎて言われた言葉を繰り返すしかできない俺に、ロッカは手を握ったまま頷く。
「そうだ。少し前から心臓が痛むんだ。お前と一緒にいるときにドキドキして落ち着かないし、離れていると心臓を、こう……ぎゅっと握られたような不安な気持ちになる。医者に診てもらったがどこにも異常はないと言われた。だが、確かに心臓がおかしいんだ」
言葉に俺は目を見開いた。
「なぜ黙ってた?」
「お前と……一緒にいたかった。ドキドキするが、お前といると楽しいし、何より安心する。変だろう? ドキドキするのに安心するなんて。自分でもやはりおかしいと思って調べてみたが、医学の本には載っていなかった」
俺はごくりと生唾を飲み込んだ。こんな症状を持つ病を俺は一つだけ知っている。
「すまない。隠したまま結婚なんて、許されることではない。けれど一緒にいたかった。どうしても」
眉を下げて瞳に涙を溜めたロッカが俺の胸に縋り付いた。俺はもう一度唾をのみこんで、彼女の言葉を脳内で再生させる。
やはり俺は、ロッカのかかっているだろう病を知っている。
「それは……間違いなく病気だな」
「ルースは知っているのか!? この病気のこと」
「知っているも何も、俺も同じ病だ」
今度はロッカが目を見開く。なんとか留まっていた涙が数滴こぼれ落ちる。涙をそのままにきゅうっと目が細められる。
「医者は何と言っている? 何の病気なんだ?」
「医者へは行っていない。こいつは普通の医者では見つけられない、やっかいな病だ」
「そんなっ!?」
「病名は……」
ごくりとロッカが唾を飲み込む。真剣な表情が俺を見上げてきて、その赤い瞳が不安に揺れていた。俺はロッカの頬に手を添えると笑みを浮かべた。
「恋の病だ」
言った途端、ロッカが眦を吊り上げた。
「冗談もたいがいにしろ! 私は真剣に───っ!」
彼女の唇に人差し指を当てて、彼女の文句を止めた。
「冗談じゃない。俺に惚れていることを冗談にされたら困る」
「だが恋の病なんて、実際にあるわけがない」
「あるさ。俺は真剣にこの病に侵されている。十年も患ってるんだぞ。この病気に関しては俺のほうが知識は上だ」
ロッカはぐっと言葉を詰まらせた。俺が十年前からロッカを好きなことは、先ほど告白したばかりだ。
「側にいるとドキドキしてそわそわと落ち着かない。だが側にいないと切なくて胸が張り裂けそうになる」
「そう! そうなんだ!! ずっとそんな状態で、今もドキドキして……」
言っている途中でロッカは顔を赤くして視線を逸らせた。今自分が何を口にしたかに気づいたんだろう。
恋の病の症状だと告げてそれを肯定したのだから、俺に恋をしていると宣言したようなものだ。
握られたままだった手を口元に持っていき、手の甲にキスをする。軽く唇を押し付け、離すときにぺろりと舐めた。ロッカの手がピクリと動く。
「好きだ、ロッカ」
そうしてまた手の甲に口づける。
「夢みたいだ。ロッカと一つになれて、しかもロッカからも想ってもらえるなんて。目が覚めて夢だったら、立ち直れない」
「夢じゃない」
ロッカはくすりと笑うと、今度は俺の手の甲に口づけた。柔らかな感触が手の甲に触れ、そのまま唇が手の上を滑り降りる。指の先まできた唇が薄く開いた。
「いでででででっ!」
噛みつかれて声を上げる。
「痛いなら、夢じゃないだろう?」
ロッカがくすくすと笑う。その彼女をグイッと引き寄せる。独り占めするかのように俺の胸元に迎え入れて抱きしめた。
「確かに、この温かさは夢じゃない」
「痛みも、だろ?」
「そうだな。痛いのは夢じゃない証拠だな」
いたずらが成功したように笑うロッカに、応えるように笑い合う。その髪に、額に、瞼に、涙のあとにキスを落とし、唇を合わせた。
十年思い煩ってようやく手に入れた愛する人が、俺を好いてくれていた。そのことが無性に嬉しくてたまらない。夢じゃないのを確認するように指に残る彼女の歯型を見つめ、次いでロッカの赤い瞳を真正面から見つめた。
「愛してる、ロッカ。もう離すつもりはないから、覚悟してくれ」
「覚悟など、大げさだ。私だってルースを、す、す、す、す…………」
好きだと言えないまま、ロッカは顔を真っ赤にさせて黙り込んだ。本当はロッカ自身からそう言ってほしかったのだが、今はまだ無理らしい。俺は苦笑するとロッカの赤い髪を撫でた。
俺だけの妻。
強く、美しく、猛獣のように噛みついてくる俺の愛する妻。聡明な彼女は、しかし重大な間違いを犯している。
覚悟の違いだ。
ロッカの言う覚悟とは、俺を好きでいるための覚悟だろう。四男とはいえ公爵家へ嫁に来たのだから、その辺は腹をくくっているはずだ。だが俺のいう覚悟は、俺に愛される覚悟だ。
俺はロッカの告白を聞いて熱くなり始めた剛直を彼女の太ももに擦り付けた。
「ひゃっ!」
熱くて硬いモノを足に感じてロッカが可愛い声を上げる。
「ルース! お、お前また大きくなって……」
「言っただろう? お前相手なら一晩中でも一日中でも、何回でも出来るって」
「初夜というのは一回だけじゃないのか!?」
「一回じゃない。二人で初めて迎える夜が初夜だ。そして、夜はまだ明けてない。まだ、何度もできるぞ」
「私はもう十分にお前を知った! だからもう……」
「俺はまだ足りない。もっとロッカを知りたい。それに俺を拒まないと言っただろ。覚悟もしてると」
言質はとったと意地悪く目を細めて見つめると、ロッカは顔を青くして俺の腕から逃れようともがいた。が、騎士とはいえ俺の力に叶うはずがない。
強引に引き寄せて唇を奪った。そのまま深く味わいながら、俺の体すべてを使って愛撫を始める。
手で背を撫で下ろし、舌で口内を犯し、足を絡めさせて、剛直を擦り付けた。
再び色の混じった声を上げてロッカが喘ぐ。
「十年の恋煩いを、軽く見るなよ」
長い片想いが叶った男は、俺が言うのもなんだがしつこい。今夜どころか、しばらくは部屋に籠ることになるだろうなと頭の片隅で考える。けれどそれはすぐに快楽に塗りつぶされて、記憶の彼方に飛んでいった。
喰われてもいいと思っていた猛獣は美しく甘美で、そして俺を惹きつけて止まないほどに淫猥で魅力的だった。
後日、俺がその猛獣に叩きのめされたのは、また別の話だ。
「はあ………はあ」
二人、ベッドで抱き合いながら、荒く呼吸を繰り返す。
精を解放し、かすかな気だるさとそれを上回る充足感。俺の横で快楽に震えているロッカの姿に愛おしさが溢れてくる。
「愛している、ロッカ」
頬を摺り寄せてロッカを抱きしめた。ロッカは疲れた顔でほほ笑み、そして俺の頬に手を伸ばす。愛おしい人の手を頬に感じて俺は目をつむった。
「いだだだだっ!」
ぎゅうぎゅうと頬を抓られて思わず声を上げた。
「私はもっと痛かった! それにあんな事されて凄く凄く恥ずかしかったんだぞ! だいたい、私は泣いたりしないし、どこへも行かない!」
「だが、イっだだぼう?」
抓られたままなのでまともに喋れない。けれどどうにかロッカがイったことを説明すればロッカは首を振った。
「私はここにいた。どこにも行っていないのに、行ったとはどういうことだ」
「ぞべば……」
言いかけて、抓られ続けている手を掴んではずした。このままでは話をすることもできない。
「気持ちが良くて、限界を迎えなかったか? 突き抜けるような、背筋がピンと伸びるような」
言葉を重ねてどう説明しても、あの感じは伝わらない。男なら出すことで『イク』となるが、女は違う。俺はもちろん女じゃないから、女性のイく感覚はさっぱりとわからない。ただ、気絶することがあるほど、男よりも数段気持ちが良いらしい。
「………変にはなった」
「変?」
「ルースに触られているところが熱くて、自分の体じゃないみたいになって、宙に浮かぶような、落ちるような。とにかく、なんだか変な感じだ」
「それがイくってことだ」
「あれがか?」
「気持ち悪かったか?」
「気持ち悪いなんてことはない! ルースに触れられて、気持ちが悪いわけがない。その……おかしくなるくらい、気持ちがよかった。こんなのは初めてだ」
ふと目を逸らしたロッカの頬が赤い。恥じ入る姿が可愛い。赤い髪を撫でながら目を細めた。
「俺の手は気持ち悪くはないか」
「当たり前だ。ルースの手は安心する。とても安心できて、でもドキドキする」
「ドキドキ?」
首を傾げると、ロッカは俺の手をぎゅっと掴んだ。その顔色がわずかに悪い。
「私は、病気なのかもしれない」
「病気……」
突然のことに、驚き過ぎて言われた言葉を繰り返すしかできない俺に、ロッカは手を握ったまま頷く。
「そうだ。少し前から心臓が痛むんだ。お前と一緒にいるときにドキドキして落ち着かないし、離れていると心臓を、こう……ぎゅっと握られたような不安な気持ちになる。医者に診てもらったがどこにも異常はないと言われた。だが、確かに心臓がおかしいんだ」
言葉に俺は目を見開いた。
「なぜ黙ってた?」
「お前と……一緒にいたかった。ドキドキするが、お前といると楽しいし、何より安心する。変だろう? ドキドキするのに安心するなんて。自分でもやはりおかしいと思って調べてみたが、医学の本には載っていなかった」
俺はごくりと生唾を飲み込んだ。こんな症状を持つ病を俺は一つだけ知っている。
「すまない。隠したまま結婚なんて、許されることではない。けれど一緒にいたかった。どうしても」
眉を下げて瞳に涙を溜めたロッカが俺の胸に縋り付いた。俺はもう一度唾をのみこんで、彼女の言葉を脳内で再生させる。
やはり俺は、ロッカのかかっているだろう病を知っている。
「それは……間違いなく病気だな」
「ルースは知っているのか!? この病気のこと」
「知っているも何も、俺も同じ病だ」
今度はロッカが目を見開く。なんとか留まっていた涙が数滴こぼれ落ちる。涙をそのままにきゅうっと目が細められる。
「医者は何と言っている? 何の病気なんだ?」
「医者へは行っていない。こいつは普通の医者では見つけられない、やっかいな病だ」
「そんなっ!?」
「病名は……」
ごくりとロッカが唾を飲み込む。真剣な表情が俺を見上げてきて、その赤い瞳が不安に揺れていた。俺はロッカの頬に手を添えると笑みを浮かべた。
「恋の病だ」
言った途端、ロッカが眦を吊り上げた。
「冗談もたいがいにしろ! 私は真剣に───っ!」
彼女の唇に人差し指を当てて、彼女の文句を止めた。
「冗談じゃない。俺に惚れていることを冗談にされたら困る」
「だが恋の病なんて、実際にあるわけがない」
「あるさ。俺は真剣にこの病に侵されている。十年も患ってるんだぞ。この病気に関しては俺のほうが知識は上だ」
ロッカはぐっと言葉を詰まらせた。俺が十年前からロッカを好きなことは、先ほど告白したばかりだ。
「側にいるとドキドキしてそわそわと落ち着かない。だが側にいないと切なくて胸が張り裂けそうになる」
「そう! そうなんだ!! ずっとそんな状態で、今もドキドキして……」
言っている途中でロッカは顔を赤くして視線を逸らせた。今自分が何を口にしたかに気づいたんだろう。
恋の病の症状だと告げてそれを肯定したのだから、俺に恋をしていると宣言したようなものだ。
握られたままだった手を口元に持っていき、手の甲にキスをする。軽く唇を押し付け、離すときにぺろりと舐めた。ロッカの手がピクリと動く。
「好きだ、ロッカ」
そうしてまた手の甲に口づける。
「夢みたいだ。ロッカと一つになれて、しかもロッカからも想ってもらえるなんて。目が覚めて夢だったら、立ち直れない」
「夢じゃない」
ロッカはくすりと笑うと、今度は俺の手の甲に口づけた。柔らかな感触が手の甲に触れ、そのまま唇が手の上を滑り降りる。指の先まできた唇が薄く開いた。
「いでででででっ!」
噛みつかれて声を上げる。
「痛いなら、夢じゃないだろう?」
ロッカがくすくすと笑う。その彼女をグイッと引き寄せる。独り占めするかのように俺の胸元に迎え入れて抱きしめた。
「確かに、この温かさは夢じゃない」
「痛みも、だろ?」
「そうだな。痛いのは夢じゃない証拠だな」
いたずらが成功したように笑うロッカに、応えるように笑い合う。その髪に、額に、瞼に、涙のあとにキスを落とし、唇を合わせた。
十年思い煩ってようやく手に入れた愛する人が、俺を好いてくれていた。そのことが無性に嬉しくてたまらない。夢じゃないのを確認するように指に残る彼女の歯型を見つめ、次いでロッカの赤い瞳を真正面から見つめた。
「愛してる、ロッカ。もう離すつもりはないから、覚悟してくれ」
「覚悟など、大げさだ。私だってルースを、す、す、す、す…………」
好きだと言えないまま、ロッカは顔を真っ赤にさせて黙り込んだ。本当はロッカ自身からそう言ってほしかったのだが、今はまだ無理らしい。俺は苦笑するとロッカの赤い髪を撫でた。
俺だけの妻。
強く、美しく、猛獣のように噛みついてくる俺の愛する妻。聡明な彼女は、しかし重大な間違いを犯している。
覚悟の違いだ。
ロッカの言う覚悟とは、俺を好きでいるための覚悟だろう。四男とはいえ公爵家へ嫁に来たのだから、その辺は腹をくくっているはずだ。だが俺のいう覚悟は、俺に愛される覚悟だ。
俺はロッカの告白を聞いて熱くなり始めた剛直を彼女の太ももに擦り付けた。
「ひゃっ!」
熱くて硬いモノを足に感じてロッカが可愛い声を上げる。
「ルース! お、お前また大きくなって……」
「言っただろう? お前相手なら一晩中でも一日中でも、何回でも出来るって」
「初夜というのは一回だけじゃないのか!?」
「一回じゃない。二人で初めて迎える夜が初夜だ。そして、夜はまだ明けてない。まだ、何度もできるぞ」
「私はもう十分にお前を知った! だからもう……」
「俺はまだ足りない。もっとロッカを知りたい。それに俺を拒まないと言っただろ。覚悟もしてると」
言質はとったと意地悪く目を細めて見つめると、ロッカは顔を青くして俺の腕から逃れようともがいた。が、騎士とはいえ俺の力に叶うはずがない。
強引に引き寄せて唇を奪った。そのまま深く味わいながら、俺の体すべてを使って愛撫を始める。
手で背を撫で下ろし、舌で口内を犯し、足を絡めさせて、剛直を擦り付けた。
再び色の混じった声を上げてロッカが喘ぐ。
「十年の恋煩いを、軽く見るなよ」
長い片想いが叶った男は、俺が言うのもなんだがしつこい。今夜どころか、しばらくは部屋に籠ることになるだろうなと頭の片隅で考える。けれどそれはすぐに快楽に塗りつぶされて、記憶の彼方に飛んでいった。
喰われてもいいと思っていた猛獣は美しく甘美で、そして俺を惹きつけて止まないほどに淫猥で魅力的だった。
後日、俺がその猛獣に叩きのめされたのは、また別の話だ。
0
この作品の感想を投稿する
あなたにおすすめの小説
私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。
MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。
敗戦国の姫は、敵国将軍に掠奪される
clayclay
恋愛
架空の国アルバ国は、ブリタニア国に侵略され、国は壊滅状態となる。
状況を打破するため、アルバ国王は娘のソフィアに、ブリタニア国使者への「接待」を命じたが……。
世間知らずな山ごもり薬師は、××な騎士団長の性癖淫愛から逃げ出せない
二位関りをん
恋愛
平民薬師・クララは国境沿いの深い山奥で暮らしながら、魔法薬の研究に没頭している。招集が下れば山を下りて麓にある病院や娼館で診察補助をしたりしているが、世間知らずなのに変わりはない。
ある日、山の中で倒れている男性を発見。彼はなんと騎士団長・レイルドで女嫌いの噂を持つ人物だった。
当然女嫌いの噂なんて知らないクララは良心に従い彼を助け、治療を施す。
だが、レイルドには隠している秘密……性癖があった。
――君の××××、触らせてもらえないだろうか?
離縁希望の側室と王の寵愛
イセヤ レキ
恋愛
辺境伯の娘であるサマリナは、一度も会った事のない国王から求婚され、側室に召し上げられた。
国民は、正室のいない国王は側室を愛しているのだとシンデレラストーリーを噂するが、実際の扱われ方は酷いものである。
いつか離縁してくれるに違いない、と願いながらサマリナは暇な後宮生活を、唯一相手になってくれる守護騎士の幼なじみと過ごすのだが──?
※ストーリー構成上、ヒーロー以外との絡みあります。
シリアス/ ほのぼの /幼なじみ /ヒロインが男前/ 一途/ 騎士/ 王/ ハッピーエンド/ ヒーロー以外との絡み
王子を身籠りました
青の雀
恋愛
婚約者である王太子から、毒を盛って殺そうとした冤罪をかけられ収監されるが、その時すでに王太子の子供を身籠っていたセレンティー。
王太子に黙って、出産するも子供の容姿が王家特有の金髪金眼だった。
再び、王太子が毒を盛られ、死にかけた時、我が子と対面するが…というお話。
【R18】純粋無垢なプリンセスは、婚礼した冷徹と噂される美麗国王に三日三晩の初夜で蕩かされるほど溺愛される
奏音 美都
恋愛
数々の困難を乗り越えて、ようやく誓約の儀を交わしたグレートブルタン国のプリンセスであるルチアとシュタート王国、国王のクロード。
けれど、それぞれの執務に追われ、誓約の儀から二ヶ月経っても夫婦の時間を過ごせずにいた。
そんなある日、ルチアの元にクロードから別邸への招待状が届けられる。そこで三日三晩の甘い蕩かされるような初夜を過ごしながら、クロードの過去を知ることになる。
2人の出会いを描いた作品はこちら
「純粋無垢なプリンセスを野盗から助け出したのは、冷徹と噂される美麗国王でした」https://www.alphapolis.co.jp/novel/702276663/443443630
2人の誓約の儀を描いた作品はこちら
「純粋無垢なプリンセスは、冷徹と噂される美麗国王と誓約の儀を結ぶ」
https://www.alphapolis.co.jp/novel/702276663/183445041
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる