覚えた魔法は異世界召喚魔法!?

もぐら

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第1章

28話 町への帰還

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28話

俺達4人はマイナ町に戻るため道中を歩いていた。先頭にはタリアとサーシェルが報酬に関して話しあっていた。俺とライラはその後ろを歩いていた。

「かがっちすごいね。テレポート魔法を相手に使おうなんて普通考えつかないわよ」

「自分も相手に使ったのはさっきが始めてだったので上手くいくとは思わなかったですけど」

「そうなんだ、それより五十嵐はどこにテレポートさせたの?」

「あぁ、ちょっと遠い所ですかね...」

「まさか、火口の上とか深海にテレポートさせちゃった感じ?」

ライラは、俺が五十嵐を殺したと思っているらしいが俺の魔法はそんな便利なものじゃなければ五十嵐を殺そうとなんて思ってもいない。

「殺してはいないですよ。ここには戻れないくらい遠い場所に飛ばしただけです」

ライラは、少し安心した顔をした。

「かがっち、五十嵐と戦っている時全然雰囲気が違っていたからちょっと怖かったんだよね。殺しても不思議じゃないくらいに」

「まさか、そんなことしませんよ。あいつとは前から仲が悪かっただけですから」

「そうなんだ、知り合いだったんだね」

ライラと話をしていると前を歩いていたタリアとサーシェルが報酬のことにけりがついたらしく話しかけてきた。

「俺とライラは4分の1報酬だけにしたっす。俺達ほとんど何にもしてなかったから貰えるだけでもありがたいくらいっす」

「いい判断ねサーシェル、それでも大金だけどね」

「何もしてないなんて、お二人で冒険者の方達を安全な場所まで運んでくれたから死者がでなかったんじゃないですか。私なんかより皆さんの役にたってますよ」

ライラは、タリアを強く抱きしめた。

「タリアちゃーん、あなたはやっぱりいい子ね」

タリアは少し照れくさい様子だった。

「町が見えてきたっすよ」

町に近づくと門の前に朝に見た受付嬢が立っていた。

「お疲れ様です!よくご無事に戻ってきてくれました。多くの方が重症で心配していたのですが無事な人の顔が見れて良かったです」

俺達以外の者は急を要するということで馬車を使って早めに町についていた。

「それと五十嵐様が行方不明についてですが何か情報はありますか?」

五十嵐は今、行方不明という扱いになっている。幸い俺と五十嵐が戦った光景を見ていたのはこのメンバーだけなので俺が犯人扱いされる心配はない。

「すいません、自分達も駆けつけたときにはすでに.....」

「そうですか、でもあの方なら負けるはずはありませんしきっと無事にいることでしょう」

「....そうですね......」

「それはそうと職持ちモンスターを討伐しくださりありがとうございました。まさか職持ちモンスターを討伐できるほどの方達だとは思いもしませんでした」

「職持ちってのはそんなに強いのですか?」

俺が受付嬢に聞くとサーシェルが驚いた様子で説明してくれた。

「当たり前っすよ、最低でも40レベルの化け物で職を持ってんすよ。普通は上位の20レベルくらいの人達が何人もパーティを組んで倒すんっす。それをあんな流れ作業みたい倒すなんてタリアちゃんは勇者に匹敵しまっすよ」

「私はそんな、無我夢中で倒しちゃっただけですよ...」
(私じゃなくて五十嵐さんだったかもしれないですし...)

「タリアさんって言うんですね、職持ちを倒したのは、どうかうちのギルドの看板になりませんか?」

「すいません、私達はすぐにこの町を、出て行かなければならないところがあるんです」

「そうでしたか、また気が変わったらいつでもギルドにいらしてください」
「それとこれは今回の報酬です」

受付嬢は光っているカードを出してきた。すると、その光が俺達のステータスカードに入ってきた。こちらの世界では大金を手に入れると実体の貨幣としてではなくステータスカードに記録されるらしい簡単にいえばステータスカードがクレジットカードみたいになるようだ。
報酬の受け取りが終わると明日に集合する約束を立てて各々の宿屋に戻ることにした。

続く
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