r18 はい、そうです。わたしはあなた様専用犯されウサギです。あなたがたとえ幽霊でも愛してる。

冬月冴透

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朝の調教儀式

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 媚薬効果のあるイランイランの濃厚な香りに包まれた寝室で一人でベッドの上で目覚める。部屋の明かりは薄暗い。間接照明で照らされたわたしは白のファーのふわふわの下着姿のままだ。アキさまの愛されウサギ。ペットの飼いウサギ。アキさまはウサギがお好きだから。長い黒髪は背中まであり、自慢の綺麗なアーモンドアイは寝ぼけている。長い四肢は投げ出している。乳首や陰部が敏感になっていて少しの刺激でもいってしまいそうになるほど昨日焚いたアロマフューザーの効果で、わたしの全身はすでに充分に感じやすくなっている。わたしの恋人はイランイランのアロマを炊いた部屋でわたしを眠らせるのがお好きだ。
「アキさま。どこにいらっしゃいますか?」
 わたしはぼうっとする頭のまま恋人に呼びかける。
[起きたか。おはよう。わたしの可愛い愛されウサギ。さあ、準備をしてごらん]
  声は直接心のなかに響いてくる。肉声が聞きたいが仕方がない。アキさまはすでに死んでいるのだから。
 アキさまの細くて長い美しい指がわたしの頬を撫でる。幽霊に撫でられている。アキさまの指はすでに暖かい。死んでいる人の身体は冷たいというがそれは嘘だ。アキさまの身体は興奮するととても熱くなるし勃起もするしそれ以上のことだってなんでも可能だ。ただ目に見えないだけだ。
[早くしなさい。朝の調教儀式だよ]
 わたしはゆっくりとブラをとる。
[ああ。可愛いよわたしのカレン]
  アキさまはわたしの胸を可愛いといつも褒めてくださる。それが嬉しい。ピラミッド型のたわわな胸がぴんと張っている。わたしはベッドの横の収納棚から乳首と乳房を責める搾乳機をとりだし自分で両胸に装着してスイッチを入れる。部屋に卑猥な音が響く。胸がすでに敏感になっていて思わず感じてしまう。「ひぅ。おっぱい、ぎゅうぎゅう吸われるの、気持ちいいです…」
[ほら頑張って]
「早く死んで天国でアキさまに会ってもらって直接おっぱいを絞ってもらいたいです…」
[ああ。わたしも早く逢いたいよ]
 続いてファーのショーツを脱ぐ。濡れている。陰部がじんじん期待で疼く。
[足をわたしにもよく見えるように大きく開いてごらん。うん、今日もお股が綺麗だね。さあ念入りに媚薬入りローションを塗りなさい]
 アキさまがお命じになる。もう。変態なんだから。
 わたしは言われるがまま収納棚から冷たいけどじきに暖かくなる媚薬入りローションをとり恥部の入り口に塗る。呼吸が荒くなる。
[お気に入りのバイブを入れて欲しいとお願いしなさい]
「カレンの大好きなバイブでカレンのおまんこを犯してください」
[いい子だ]
 わたしは自分でいつものイボイボのついたピストンバイブを膣内に挿入し、スイッチを入れる。肉棒を模した太いバイブが自動で勝手にピストンしはじめる。えっちだ。擦れて気持ちがいい。がんがん突かれているとアキさまに犯されたいという欲望に変わる。朝一のバイブはいつも本当に感じてしまう。特別な下着を履いてガン突きバイブを股間に固定してしまいたいけどそれは我慢する。意識が揺らぐ。
「あぁんっ、いいっ…」
[いいぞ。犯され愛されウサギ。いい感じだ。ほらほら、続けて]
 アキさまの意地悪な熱い長い舌先がわたしのクリトリスを軽くぺろぺろ舐める。
「くすぐったいですぅ」
 [ではこうか?]
 アキさまがわたしのクリトリスを強く吸う。舌先の動きと吐息の温かさでますます興奮してしまう。
「やんっ、らめぇっ…!」 
 腰をくねらせてしまう。アキさまは笑った。
 乳房に搾乳機、膣内にイボイボピストンバイブを挿入されたまま、両脚を高くあげて開きアキさまにもお尻の穴までもよく見えるようにする。間抜けだしみっともないし恥ずかしくてたまらないけど仕方がない。アキさまはこのスタイルがお好みなのだから。羞恥が快感に変わる。性癖になるのも時間の問題だ。
「あぁああんっ、いいっいいっ!」
[ほらわたしの可愛い卑猥淫乱ウサギ。もっと感じるようにアイマスクをしなさい]
「はい…っ」
 わたしは黒のアイマスクをする。これで視界が完全に遮断される。これからが楽しみなのだ。
[すごく可愛いよ。エッチだよ。犯され卑猥ウサギ。素晴らしい。はあ。ご褒美にクリトリスに電マを当ててやりたいがきみはすぐにいってしまうだろうからな。さあ口を開くんだ。いくぞ]
 「はい」 
 わたしは言われるがまま口を開けて待つ。するとアキさまの透明な霊体の熱い舌が入ってくる。ねっとりとした情熱的なディープキス。わたしの舌を絡めたり唾液を流し込まれたりするのがわかる。
「はぁ…んっ」
 さらに両手を優しく恋人繋ぎされて、しばらくそのままディープキスを楽しむ。わたしは余裕はないがアキさまが気持ちいいならそれで幸せだ。
「ひんっ、もぅ、いっちゃう…!」
 快感に身を悶えると美しいアキさまは微笑んだ。白い和服で髷を結っている江戸時代の時代劇の登場人物のような出立ち。シュッとした痩せ型の身体がわたしの好みだ。アキさまは女のような顔が嫌だと自分でおっしゃっていたけど、わたしにはそのお顔がとても素敵に見えるので全然問題ない。
[どうしてきみはこんなにもエロチックで美しいのだろうね? もっといろいろ調教して犯し尽くしてあげたいな]
「してください。いっぱい。汚してください。いっぱい教え込んでくださいっ」
[まだあどけない幼い汚れを知らない子どもみたいな女の癖にな。ふふ]
 アキさまが欲情した顔で微笑されたのがなんとなく脳内で見えた。わたしは霊感が強いからだ。ディープキスで痺れるほど何度も何度もいかされる。アキさまはディープキスが本当にお上手だ。
[もっとエッチなウサギにしてあげるからね?毎日毎日じっくりと愛してあげるよ。いいね?]
 もう気持ちよすぎる!!
[そろそろわたしも気持ちよくしてもらっていいかな?]
「はいっ…」
 搾乳機とピストンバイブの音が響く。媚薬のせいで感じまくる。
「いくぅ、いくぅっ!アキさまぁ」
[いきなさい。ただしわたしの魔羅をねぶりながらね]
「はひ」
 わたしの口の中にアキさまの長くて太い肉棒が入ってくる。そのままフェラチオをする。亀頭の下の窪みを左右にスライドするように舐めるとアキさまはとても悦ぶのをわたしは知っている。丁寧に心を込めて、快感です、気持ちいいです、ありがとう、いきます、幸せですと念じながらアキさまのペニスをしゃぶる。そうするとアキさまが気持ちよくなることもわたしは知っている。しばらくフェラをするとアキさまが満たされたのか、もう終わるのか、もったいないと言いながらそっと静かに射精される。神聖な精液。
[飲みこみなさい]
「はいっ」
 わたしは見えないし存在しない精液を嚥下する。今朝のはあまり苦くない。
 起き上がってアイマスクをとると、アキさまに優しく抱きしめられる。
[朝の調教儀式はこれで終わり。気の済むまでひとりでオナニーしなさい。見ていてあげるからね。終わったらわたしは寝るよ。愛しているよ、わたしの姫]
 アキさまはフランス人の血の入った江戸時代のお殿様だ。享年30歳。わたしはアキさまだけの寵姫だ。
 アキさまが現代語がお得意なのは、わたしが生まれたときから妻にしようと狙っていて、現代について勉強し、いつもそばにいてくださったからだ。
 アキさまは今ではわたしの守護霊だ。
 現世で逢えなくてもいい。わたしたちは愛し合えるだけで充分幸せ者だ。わたしは他の人とは決して結婚しない。アキさま以外身体には決して触れさせしない。幽霊と生きている人間との報われない恋でもわたしは最高に不幸で最高に幸せだ。今はそれでいい。
「アキさま…大好きです。愛しています」
[わたしもだよ。愛しているよ。また逢いにくるからね必ずね]
「早く殺してください」
[殺されるのが性癖になってしまうよ]
「もぅ。ふざけないでください」
[ははは]
 アキさまは笑ってかき消えた。
 幽霊は夜しか完全に自由になれないらしい。ちょくちょく遊びに来たり話したりはできるみたいだけど疲れるらしい。
[ではな。また丑三どきにな。そう寂しがるな。いつもそばにいるよ]
 優しい言葉。わたしは死にたい。死んでも構わない。早く早くアキさまにお会いしたいのです。


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