目付きの悪い俺が黒猫に振り回されてます。

海野(サブ)

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前編

3 ※

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 時刻はおそらく真夜中、ゴソゴソと音がして俺はうっすらと目を開ける。意識ははっきりしておらず、視界はぼやけたままだ。
 
 "あぁ、今日もか"

 はっきりしない意識で自然と俺はそう思った。
 ぼやけた視界の先には影が一つ動いている。青と緑の瞳が俺を見ている。よく見るとその影は猫耳のようなものが頭に付いている。

『シロウ。』

 影が俺の名前を呼ぶ。その声はまるではちみつのように甘く溶けてしまいそうになる。
 影はそっと俺の服の中に片手を入れる。そして軽く指先でお腹をさすられる。

「んっ!」

 くすぐったい感覚で思わず声を出してしまう。そしてそのまま影の指先は俺の乳首に触れてきた。

「んあっ!」

 軽く指先が触れただけでビクッと身体が反応してしまう。そんな俺の反応を確認した後、影はもう片手で俺の服を首元まで捲り上げた。そのおかげでおへそから胸まで丸見えだった。
 するとおへそ辺りに影は舌を出して舐め始めた。

「あっ、ん…」

 人の舌とは明らかに違う生暖かいザラザラした感覚が身体を震えさせる。けれどもそれは決して嫌悪感ではなく、むしろもどかしい快感が押し寄せる。影はそのままおへそから胸の方まで辿るように舐めていく。

「ああっ….」

 そして影の舌が胸の尖りにたどり着いた途端にまた俺は声を出す。そのまま別の場所に移動することなく押しつぶすように舌先が乳首を攻めていく。

「あっんんっ……」

 俺は声を抑えようとするが、押し寄せる快楽の刺激に我慢出来ず所々声が溢れてしまう。
 舐められるだけではなく、時折軽く歯を当てられたり吸われたりする。違う刺激も与えられて快楽が収まることはない。
 
『シロウ、気持ちいい?』

 影は一旦舐めるのをやめて顔を上げ目を合わせてきた。意識がはっきりしておらず影の顔はボヤけているように見えるが、それでも甘い顔をしていることはわかる。影の口から銀色の糸が垂れており、実に妖麗だった。
 
「気持ちいい…」

 俺は正直にそう答える。

『そっか、良かった。じゃあここも気持ち良くなりたい?』

 次に影は俺のズボンと下着を下ろして、既に乳首の刺激で勃っていたソレを指先で軽く撫でるように触れてきた。
 完全には触れてこない為、それがもどかしい。気づけば先端から透明な汁が垂れてきた。

「気持ち良く、なりたい…」

『わかった♪』

 どこか楽しそうに承諾する影の手が完全に俺のモノを握ってきた。そしてそのまま上下に擦り始めた。

「んあぁっ」

 正直自分で触るより影に触ってもらった方が気持ちいい。昔テレビでくすぐる時自分自身でやるより他の人にされるとくすぐったく感じると言っていたからコレもそうなんだろうか。まぁこの場合は普段他人に触らないデリケートゾーンなモノを触らせているという状況で興奮しているのかもしれないが。
 なんて考えていたら影の顔が下がった瞬間、さっきまで舐められていなかった方の乳首に生暖かいものが当てられた。

「んんっ…!あ…んんん…」

 ただでさえモノを扱かれているのに別の刺激を与えられたら頭が快感で真っ白になってしまう。
 けれども影は止める気配はない。影はわかっている。俺がこのままシコいで欲しいと。

「あっ、で、出るっ…!」
 
 その瞬間、俺のモノから精液が噴き出した。

「はぁ、はぁ…」

 射精してから徐々に視界が更にボヤけ始めてきた。頭も眠気に近い感覚に襲われる。

 "あぁ…もう終わりか。"

 俺はそのまま重い瞼を閉じた。

『おやすみ、シロウ。』

 影の声を最後にそのまま俺は眠りについた。
 
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