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ジョブ変更チート無限(アサシン/ネクロマンサー)
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「ジョブ変更:ドコニ・デモイル!」
俺はソードマスターのジョブからジョブなしの俺に戻った。
ソードマスターの時は、ちょっとばかりミステイクがあったようだ。
俺は気を取り直して、他のジョブを試してみることにする。
ふむふむ、アサシンか、使えるスキルは……と。
闇の衣:気配を消すことができる。
ノイズキャンセル:対象の音を消す。
ミラージュ:己の分身を投影し、存在するかのように対象を翻弄する。
ふーん、他にもなんかいろいろあるけどどうなんだろ。
「ジョブ変更:アサシン!」
暗闇に覆われるように俺は影へと潜む。
『闇の中で生き、闇の中で死ぬ。それがアサシン……』
って、死なねぇよ!!! かっこつけながら、なに死ぬ宣言しちゃってんの?! 死んでたまるか! なんなのコレ!!?
だめだ。なんかこれ、俺が思ってたんと違う。
「ジョブ変更:ドコニ・デモイル!」
女神様からもらったジョブ変更チート無限について、俺はちょっと誤解をしていたのかもしれない。
常識的に考えて、ジョブ変更チート無限っていったらさ、いろんなジョブが普通に扱えるって思うじゃん! この世界上位ジョブなんてひとつあれば英雄なんだからさ。スキルも極めているわけだし、すごいなって思う恩恵じゃん。なんで変なキャラになっちゃうんだよ……。
自分のことすら何もできないのに、モラハ・ラスゴイの死を回避させるなんてできるのだろうか。
俺は深いため息をつく。
いやいや、待て。落ち着くんだ俺。あきらめるのはまだ早いはずだ。まだまだ、ジョブあるし。
女神様を信じて、次行ってみよう!
ステータス画面から情報を見たところ、ネクロマンサーのスキルは秀逸だ。
スケルトン召喚:スケルトンを召喚し戦わせる。
ブラッドミスト:血の霧に姿を変えることができる。その間はすべての攻撃を無効化する。
トラッキングスピリット:対象を追尾する霊魂を呼び出す。
プリズンスピリット:精神に干渉し、対象の行動を不能にさせる。
邪眼という遠見ができるスキルもある。
なんかいい感じだぞ。
「ジョブ変更:ネクロマンサー!」
そう叫んだ直後、凄まじい勢いで俺の中を侵食していくような恐怖と不快感が駆け巡った。
ヴォォォォオオオ!!!
聞こえてはいけないなにかが脳内に響き渡る。
「ふぉぎゃぁあーーーーーっ!」
無理無理、無理の無理いぃぃぃっ!
転がるように床をのたうち回る。
変更! ジョブ変更!
「ジョブ変更:ドコニ・デモイル!」
早く戻れ!
戻った瞬間、今まで感じていた恐怖や不快感はなくなった。
>『精神攻撃耐性』を取得しました。
>『恐怖耐性』を取得しました。
>『忍耐』を取得しました。
床に手をつき体を支える。何度か深呼吸をして息を整えると少し気持ちが落ちつく。額から流れ落ちた汗を俺は片手で乱暴にぬぐいながら思った。
ジョブを変更しただけで、狂気と隣り合わせの極限状態になるとは思わなかった。これはジョブに設定されたキャラクターの役割を演じてスキルを行使しろということらしい。ありえないだろ。
あの厨二病女神様の仕業だろうけど、なにを目指してジョブを設定したのかはわからない。
そろそろ、言ってもいい頃合いだろう。
つかえねぇぇー!!!
スキルの内容は素晴らしいのに、使うためには設定された役になりきり恥を耐え忍ぶか、極限状態に耐える必要がある仕様って頭おかしすぎだろ。耐性をいくつか取得したらしいが、さすがにもう一度ネクロマンサーのジョブに挑戦したいとは思わない。
封印。
今日はもう寝よう……。
俺はソードマスターのジョブからジョブなしの俺に戻った。
ソードマスターの時は、ちょっとばかりミステイクがあったようだ。
俺は気を取り直して、他のジョブを試してみることにする。
ふむふむ、アサシンか、使えるスキルは……と。
闇の衣:気配を消すことができる。
ノイズキャンセル:対象の音を消す。
ミラージュ:己の分身を投影し、存在するかのように対象を翻弄する。
ふーん、他にもなんかいろいろあるけどどうなんだろ。
「ジョブ変更:アサシン!」
暗闇に覆われるように俺は影へと潜む。
『闇の中で生き、闇の中で死ぬ。それがアサシン……』
って、死なねぇよ!!! かっこつけながら、なに死ぬ宣言しちゃってんの?! 死んでたまるか! なんなのコレ!!?
だめだ。なんかこれ、俺が思ってたんと違う。
「ジョブ変更:ドコニ・デモイル!」
女神様からもらったジョブ変更チート無限について、俺はちょっと誤解をしていたのかもしれない。
常識的に考えて、ジョブ変更チート無限っていったらさ、いろんなジョブが普通に扱えるって思うじゃん! この世界上位ジョブなんてひとつあれば英雄なんだからさ。スキルも極めているわけだし、すごいなって思う恩恵じゃん。なんで変なキャラになっちゃうんだよ……。
自分のことすら何もできないのに、モラハ・ラスゴイの死を回避させるなんてできるのだろうか。
俺は深いため息をつく。
いやいや、待て。落ち着くんだ俺。あきらめるのはまだ早いはずだ。まだまだ、ジョブあるし。
女神様を信じて、次行ってみよう!
ステータス画面から情報を見たところ、ネクロマンサーのスキルは秀逸だ。
スケルトン召喚:スケルトンを召喚し戦わせる。
ブラッドミスト:血の霧に姿を変えることができる。その間はすべての攻撃を無効化する。
トラッキングスピリット:対象を追尾する霊魂を呼び出す。
プリズンスピリット:精神に干渉し、対象の行動を不能にさせる。
邪眼という遠見ができるスキルもある。
なんかいい感じだぞ。
「ジョブ変更:ネクロマンサー!」
そう叫んだ直後、凄まじい勢いで俺の中を侵食していくような恐怖と不快感が駆け巡った。
ヴォォォォオオオ!!!
聞こえてはいけないなにかが脳内に響き渡る。
「ふぉぎゃぁあーーーーーっ!」
無理無理、無理の無理いぃぃぃっ!
転がるように床をのたうち回る。
変更! ジョブ変更!
「ジョブ変更:ドコニ・デモイル!」
早く戻れ!
戻った瞬間、今まで感じていた恐怖や不快感はなくなった。
>『精神攻撃耐性』を取得しました。
>『恐怖耐性』を取得しました。
>『忍耐』を取得しました。
床に手をつき体を支える。何度か深呼吸をして息を整えると少し気持ちが落ちつく。額から流れ落ちた汗を俺は片手で乱暴にぬぐいながら思った。
ジョブを変更しただけで、狂気と隣り合わせの極限状態になるとは思わなかった。これはジョブに設定されたキャラクターの役割を演じてスキルを行使しろということらしい。ありえないだろ。
あの厨二病女神様の仕業だろうけど、なにを目指してジョブを設定したのかはわからない。
そろそろ、言ってもいい頃合いだろう。
つかえねぇぇー!!!
スキルの内容は素晴らしいのに、使うためには設定された役になりきり恥を耐え忍ぶか、極限状態に耐える必要がある仕様って頭おかしすぎだろ。耐性をいくつか取得したらしいが、さすがにもう一度ネクロマンサーのジョブに挑戦したいとは思わない。
封印。
今日はもう寝よう……。
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