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2021年9月21日。気力が尽きても出来ること。

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 エッセイ9月21日。

 創作へと向かう集中力とエネルギーがなかなか溜まらない。今月初めに投稿用漫画を投稿してからもう下旬。さすがにそろそろ動き出したいところなのだが。とめどなく焦り。容赦なく鬱状態。

 色々もがいているわけだが、出来ることもあるにはある。

 荒木飛呂彦先生流『身上調査書』によるキャラ創作。少しでもキャラ設定と創作を進めれば生まれ出づるモノもあるかもしれない。

 漫画のネーム下描き、及びペン入れ。

 『蓮実館の白い蓮』の2巻のネーム下描きが既に途中まで出来ている。といっても2年以上前に描きかけたものなので多少絵のタッチが違うが。

 創作仲間との作業通話で試しにペン入れしていると、漫画の作画作業なら投稿用漫画と同じくそれほど苦痛でなく描けるかもしれない、と感じた。

 だが、そっちを優先してしまうと、本来そういった創作の支えとなる基礎的な画力を鍛える、絵の勉強はどうなるのか。意識の問題で、僕が重たく意識し過ぎているだけなのだろうが、画力向上の為の練習が気重に感じてしまう。もっと気楽に考えるべきだな…………。

 また、やはり身体をしっかりと鍛えること。荒天で外に出られない時のことも考え、リングフィットアドベンチャーに加えてフィットボクシング2も買ってきた。前作で膝や腰を傷めたので敬遠していたが、2なら苦手な動きは省けるらしいので幾分かマシだろう。

 かつての創作仲間が言ってくれた言葉がある。

『創作活動と言うと精神や手による技のみ鍛えれば良いように思えますが、実は違います。身体全体を鍛えて手入れし、整えることは筆先を整えることにも繋がるのですよ』

 実際、そう思う。

 身体を支える筋肉を動かして鍛えたり凝りを解したりすることもそうだが、トレーニングをすると精神的にも充実する。

 創作に向かう気がしない時でも、筋トレなどをすれば気分が一新して創作に向かえることもある。

 どうしても創作活動に没頭出来ない時は、WiiUを引っ張り出して来てバーチャルコンソールで『LIVEALIVE』をやり込む。ここ数年、何もかもが上手くいかなかったり活動する気力が湧かなかったりすると……自分の中の精神世界の頂点に君臨している(かもしれない)ビデオゲーム・LIVEALIVEにしばし没入する。

 自分の中でNo.1のゲームとはいえやり尽くしたレトロゲーム。特に新しい発見や刺激などは得られない。

 だが……やり込むことで自分が精神的に生き生きと動く為の『核』を求めてやり込むのだ。自分がかつて大いに打ちのめされ、熱を持った作品。自分の『核』になった何かがあるはずなのだ。

 何より、慣れ親しんだゲームにしばし没入していれば気持ちがリラックスする。古巣にしばし帰ったような気分だ。

 そして一頻りやり込んだら、もう現実に向かうしかないのでゲームから離れ、やがてはやるべき創作へと向かう。今まで何度となくそういうルーティンをこなしてきた。

 世の中には『ゲームを現実逃避の手段にしてはなりません』という言葉もある。自分もそう思う。かつての自分は苦痛まみれの現実からの逃避の手段にしていた。

 だから、程々のところで切り上げて『現実逃避』ではなく『現実を充実』させる為の手段として何とか活用したいものだ。

 『終末のワルキューレ』12巻と『魔女大戦』2巻(共に最新刊)を買い、読んだ。

 釈迦カッコよすぎ。ジャンヌがエロい。

 やはり終末のワルキューレ→女性向け

 魔女大戦→男性向け

 なのだろうか?????


 ……LGBTQなどジェンダーフリーへと徐々に向かいつつあるこの世の中で『女性向け』『男性向け』などと言う括りがもうナンセンスであることは、わかっているつもりなのだが。
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