86 / 95
2021年9月28日。理想のBL漫画のネームを描く夢を見た。
しおりを挟む
エッセイ9月28日。
この1週間近くは所謂シルバーウィーク(みたいなもの)だったのだが、秋の気候の移り変わり、気圧の変化にやられて心身共に崩れてしまいまるで何も出来なかった。「この1週間は創作活動や体づくりに勤しんで実りあるものにするぞ!」と意気込んでいたのだが、その一方で「もしかしたら手も足も出ない、身動きする余裕もない1週間になるかも……」という漠然とした予感があった。
悪い予感は的中。予感通りメンタルもバイタルも酷く落ちて創作活動に全く励めなかったし、体づくりも僅かに運動した程度だった。
『このまま創作者として何も残せないまま終わるんじゃあないか』。そんな茫漠とした不安に襲われる始末。
実際、プロの作家とか漫画家ならペースが多少遅かろうと一年中コンスタントに作品を作り続けるのが本来の有り様だと思う。僕のように、例え持病が重いからとはいえ一年のうちワンシーズンでも心身が落ちてしまうとプロには程遠いだろう。
不調の時は色々自身にアプローチしてみた。
過去に慣れ親しんだゲーム作品をやり込んで作品や過去の自分の記憶から活力を引き出そうとしてみる。
単純に筋トレなど運動習慣を頼りに身体を動かしてみる。
エネルギー不足ならひたすら飲み食いし、しっかりと寝て休む。
残念ながらこの1週間の間に立て直せる程には至らなかった。
今日は作業所への通所日。皮肉なことに、作業所など『しなくてはならないこと、行かなくてはならない処』がある日は明らかに心身共に安定感が違う。朝からシャッキリしている。人間ある程度プレッシャーや義務感、緊張感が無いと何も出来ないということか。やるせない。
休日の間はとにかく寝て過ごすことが多かったので色々夢を見た。
昨日に至っては『自分の理想のBL漫画の事中のネームを描く』という夢まで見てて、オマエは本当に創作者として何処へ向かう気なんだ、BLか? 冒険活劇か? コメディーか? などと自問自答した。やはり67ページもの投稿漫画でBLを描いたことで自分の中で人間の性に関わる何かの扉が開きつつあるのか???
ともかく、嘆いた所でシルバーウィークは帰ってこない。毎年秋頃の気候による不調に泣かされる、という嘆きも、もう嘆き尽くしたはずだ。少しでも実りある一日一日を過ごしたいなら、もう少し慎ましく、ドライに行くべきなのだろう。いいじゃあないか。無理にプロの作家になれなくても。同人やネット媒体で活動するのもそれなりに楽しいことを僕は知っているはずだし。
最近、もう18年も前の番組になるのだが『週刊少年「」』という漫画家への100の質問を投げかけるインタビュー動画にハマっている。何人かいるが、専ら荒木飛呂彦先生か島本和彦先生の回ばかり毎日のように見ている。
特に島本和彦先生の回は本人の温かな人柄が感じられたせいか、一緒に見ていた母までファンになった様子だった。古本屋に置いてある『アオイホノオ』、今だに1冊300円以上する。今のところ他の島本和彦作品の中で一番人気のようだ。また続きを買ってこようかな。
さっき言ったBL漫画を描く夢云々も関係ありそうだが、実際僕は2次元限定のショタコンで、美少年が好きだ。耽美なものが好きだ。作業をしててもつい古典的な天使の少年の裸体像など夢想し、描いてみたいな、などと思ってしまう。
少年は良い。
生物学的には女性こそが人間として完全体であるという。今にも小さく砕け散りそうな男性を決定づけるY染色体と平然としたX染色体を見ればそれは説得力がある。男性はどこか欠けていて不完全な生物なのだ。
故に、男性、特に少年は美しい。
欠けていて不完全だからこそ、儚く美しい。ある意味庇護されるべき存在なのかもしれない。
こんなことを日々夢想している僕は多分だいぶアブナイ人間なのだろう。ケーサツの世話にならないように努めなければ! なればこそ芸術に、創作へと昇華しなくてはならないのだ。でなければただの少年愛好の社会不適合者である。
創作よ、我を救い給え。
この1週間近くは所謂シルバーウィーク(みたいなもの)だったのだが、秋の気候の移り変わり、気圧の変化にやられて心身共に崩れてしまいまるで何も出来なかった。「この1週間は創作活動や体づくりに勤しんで実りあるものにするぞ!」と意気込んでいたのだが、その一方で「もしかしたら手も足も出ない、身動きする余裕もない1週間になるかも……」という漠然とした予感があった。
悪い予感は的中。予感通りメンタルもバイタルも酷く落ちて創作活動に全く励めなかったし、体づくりも僅かに運動した程度だった。
『このまま創作者として何も残せないまま終わるんじゃあないか』。そんな茫漠とした不安に襲われる始末。
実際、プロの作家とか漫画家ならペースが多少遅かろうと一年中コンスタントに作品を作り続けるのが本来の有り様だと思う。僕のように、例え持病が重いからとはいえ一年のうちワンシーズンでも心身が落ちてしまうとプロには程遠いだろう。
不調の時は色々自身にアプローチしてみた。
過去に慣れ親しんだゲーム作品をやり込んで作品や過去の自分の記憶から活力を引き出そうとしてみる。
単純に筋トレなど運動習慣を頼りに身体を動かしてみる。
エネルギー不足ならひたすら飲み食いし、しっかりと寝て休む。
残念ながらこの1週間の間に立て直せる程には至らなかった。
今日は作業所への通所日。皮肉なことに、作業所など『しなくてはならないこと、行かなくてはならない処』がある日は明らかに心身共に安定感が違う。朝からシャッキリしている。人間ある程度プレッシャーや義務感、緊張感が無いと何も出来ないということか。やるせない。
休日の間はとにかく寝て過ごすことが多かったので色々夢を見た。
昨日に至っては『自分の理想のBL漫画の事中のネームを描く』という夢まで見てて、オマエは本当に創作者として何処へ向かう気なんだ、BLか? 冒険活劇か? コメディーか? などと自問自答した。やはり67ページもの投稿漫画でBLを描いたことで自分の中で人間の性に関わる何かの扉が開きつつあるのか???
ともかく、嘆いた所でシルバーウィークは帰ってこない。毎年秋頃の気候による不調に泣かされる、という嘆きも、もう嘆き尽くしたはずだ。少しでも実りある一日一日を過ごしたいなら、もう少し慎ましく、ドライに行くべきなのだろう。いいじゃあないか。無理にプロの作家になれなくても。同人やネット媒体で活動するのもそれなりに楽しいことを僕は知っているはずだし。
最近、もう18年も前の番組になるのだが『週刊少年「」』という漫画家への100の質問を投げかけるインタビュー動画にハマっている。何人かいるが、専ら荒木飛呂彦先生か島本和彦先生の回ばかり毎日のように見ている。
特に島本和彦先生の回は本人の温かな人柄が感じられたせいか、一緒に見ていた母までファンになった様子だった。古本屋に置いてある『アオイホノオ』、今だに1冊300円以上する。今のところ他の島本和彦作品の中で一番人気のようだ。また続きを買ってこようかな。
さっき言ったBL漫画を描く夢云々も関係ありそうだが、実際僕は2次元限定のショタコンで、美少年が好きだ。耽美なものが好きだ。作業をしててもつい古典的な天使の少年の裸体像など夢想し、描いてみたいな、などと思ってしまう。
少年は良い。
生物学的には女性こそが人間として完全体であるという。今にも小さく砕け散りそうな男性を決定づけるY染色体と平然としたX染色体を見ればそれは説得力がある。男性はどこか欠けていて不完全な生物なのだ。
故に、男性、特に少年は美しい。
欠けていて不完全だからこそ、儚く美しい。ある意味庇護されるべき存在なのかもしれない。
こんなことを日々夢想している僕は多分だいぶアブナイ人間なのだろう。ケーサツの世話にならないように努めなければ! なればこそ芸術に、創作へと昇華しなくてはならないのだ。でなければただの少年愛好の社会不適合者である。
創作よ、我を救い給え。
0
あなたにおすすめの小説
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
あるフィギュアスケーターの性事情
蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。
しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。
何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。
この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。
そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。
この物語はフィクションです。
実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。
中1でEカップって巨乳だから熱く甘く生きたいと思う真理(マリー)と小説家を目指す男子、光(みつ)のラブな日常物語
jun( ̄▽ ̄)ノ
大衆娯楽
中1でバスト92cmのブラはEカップというマリーと小説家を目指す男子、光の日常ラブ
★作品はマリーの語り、一人称で進行します。
アルファポリスとカクヨムってどっちが稼げるの?
無責任
エッセイ・ノンフィクション
基本的にはアルファポリスとカクヨムで執筆活動をしています。
どっちが稼げるのだろう?
いろんな方の想いがあるのかと・・・。
2021年4月からカクヨムで、2021年5月からアルファポリスで執筆を開始しました。
あくまで、僕の場合ですが、実データを元に・・・。
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる