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126:大ウソつき
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彼女は私の頬に軽く口づけをしてから
テントに潜り込んだ。あのまま、家に帰って寝てしまうだろう。
「あなたが結婚していたとは驚きました。いや、したこと自体に。」
「私も驚いたよ、ワイプはいつかそんな大ウソつきになったんだ?」
「ははは、嘘つきとはひどいですね。」
「嘘つきではない、大ウソつきだ。
元々お前は暗部の人間だ。わたしを始末しに来たんだ。
当時は生意気な領主息子が誰かの恨みを買って始末しに来たんだと思ったが、
今ならわかる。リップルの一族の依頼だったんだな?なぜ何回も挑んできた?
しかも、最初のだけだ、殺意があったのは。」
「ああ、殺意が漏れましいましたか、わたしも若かったんですね。
いろいろと誤解があるようだ。まず最初にあのときは確かに暗部に属していましたが、
あの後すぐに暗部は解散になりましたよ。」
「それは知っている。だから資産院と名乗ったお前に警戒はしなかった。
暗部は依頼があって動くもの。依頼がなければただの殺人だ。」
「そうでしょ?それと、暗部に属していたというのも間違いです。
あの時からわたしは資産院ですよ?」
「嘘つけ!資産院からの派遣だとは言っていたが、名ばかりだろうが!」
「いえいえ、違います。あの当時、資産院が暗部で、
暗部が資産院なのですよ?あ、これ、内緒ですよ?」
「・・・・みながそうだったのか?」
「そうです。資産運営に不正があったり、
横領があったりすると暗部が始末するんですよ、手っ取り早く。
調べてどうのこうのする時間が無駄ですから。
確かにあなたに関しては依頼があった。
辺境領土の資産を不正に息子が横領していると。
調べたのは今の院長で当時副院長補佐だったダードでした。
あなたと最初に手合わせしたときにね、
不正をするような気の練り方じゃないと思たんですよ。
わたし、そういうの得意でしたから。
奥さんに行ったことは本当ですよ?もっと伸びるとね?
それで、再調査をするようにと申請したら
いつの間にやら暗部は解体、数字に強いものはそのまま資産院に残りました。
不得手なものは各院に異動しましたよ。暗部はあくまでも仕事ですからね。
働かなくっちゃいけない。
申請してから暗部解散になるまで、本当に純心に手合わせしたかっただけですよ?
そこにうそはない。」
「私は何事にも疑いを持てと言われている。その話を信じる根拠は?」
「んー、根拠ですか?あなたこうして受け入れてるでしょ?それが根拠ですよ。」
「・・・・はぁぁぁ。そうか。」
「そうですよ。ちなみにそれから院長、副院長となくなりましてね。
それで、ダードが院長に納まったんです。
再調査の依頼も解散でうやむやのままですね。
辺境領土と王都の確執は多かれ少なかれどこにでもある。
ただ、あなたの弟が領主になってから露骨になった。税金が上がったですよ。
納められるはずだとね。なんの根拠もなくです。
当然領主は反発しますよね?根拠を出せと。
それがダードになってからさらにひどくになった。資産があるはずだとね。
あなたが砂漠で生活していることも上部は把握しています。もちろんわたしもね。
砂漠に片目、片腕の兄を置いて石を横領していると。
その兄とあなた、マティス君が結びつかなかった。
わたしの中でのマティス君は食事をくれた人だったので。
今回はわたしが来たのはあなたの面通しです。顔を知ってるのはわたしぐらいで、
領主の近くに兄がいるはずだと。それを確認してこいとね。ダード院長直です。
で、元暗部の腕で始末してこいと。」
ワイプの気が膨れ上がる。今まで抑えていたんだ。
彼女を抱えて、いったんセサミナのところに戻るか?
そう考えたときに、彼女が現れ、ワイプの鳩尾に膝を打ち込むと
延髄蹴りを浴びせた。そのままワイプの上に乗ると、
両手を組み頭を砕こうと振り落とす。
「殺すな!!」
後ろから羽交い絞めにして、彼女をはがす。
「え?なんで?マティスを殺そうとしたよ?」
「威嚇だけだ、本気の殺気ではない。」
「そうなの?まだわかんないや。で、これだれ?え?ワイプさん?うそなんで?」
彼女が気絶しているワイプに彼女が近づくが、再び抱えて寝床に戻った。
「え?ベット?あれ?夢?あははは、なんか、すごい殺気がしたから
慌てて飛び出した夢見たよ?お帰りマティス?
ふふ、その相手がワイプさんなんだもの笑うね。
ふふ、さっきの殺気!!ふははは!!」
「夢じゃない。上でワイプは気絶している。威嚇と本気を見分けれるようにしよう。
それまで即、殺は禁止だ。そしてその恰好はなんだ?」
彼女は全身黒いレースで覆われている。
「え?夢じゃないの?どうしよう!!」
「いいから!それは?」
「え?これ?マティスがゆってた全身レースはどんなもんかなと作ったの?
こっち戻って、トイレ行ったら目がさめたから。いまさら戻るのもばつが悪いなって。
待ってる間につくったの。」
「ああ、素晴らしい。でも、あとだ。普通の服を着て上がっておいで?
ワイプはいろいろこちらの事情も知ってるようだから。」
「え?えそうなの?あ!この格好見られた?ハ、恥ずかしい!!」
「大丈夫、見られていたら私が始末するから。服を着ておいで。」
彼女を残し上に戻る。ワイプは気絶したままだ。
馬たちはあきれている。決して主人の危機とは思っていないようだ。
私を一瞥するとまた眠りについた。
テントに潜り込んだ。あのまま、家に帰って寝てしまうだろう。
「あなたが結婚していたとは驚きました。いや、したこと自体に。」
「私も驚いたよ、ワイプはいつかそんな大ウソつきになったんだ?」
「ははは、嘘つきとはひどいですね。」
「嘘つきではない、大ウソつきだ。
元々お前は暗部の人間だ。わたしを始末しに来たんだ。
当時は生意気な領主息子が誰かの恨みを買って始末しに来たんだと思ったが、
今ならわかる。リップルの一族の依頼だったんだな?なぜ何回も挑んできた?
しかも、最初のだけだ、殺意があったのは。」
「ああ、殺意が漏れましいましたか、わたしも若かったんですね。
いろいろと誤解があるようだ。まず最初にあのときは確かに暗部に属していましたが、
あの後すぐに暗部は解散になりましたよ。」
「それは知っている。だから資産院と名乗ったお前に警戒はしなかった。
暗部は依頼があって動くもの。依頼がなければただの殺人だ。」
「そうでしょ?それと、暗部に属していたというのも間違いです。
あの時からわたしは資産院ですよ?」
「嘘つけ!資産院からの派遣だとは言っていたが、名ばかりだろうが!」
「いえいえ、違います。あの当時、資産院が暗部で、
暗部が資産院なのですよ?あ、これ、内緒ですよ?」
「・・・・みながそうだったのか?」
「そうです。資産運営に不正があったり、
横領があったりすると暗部が始末するんですよ、手っ取り早く。
調べてどうのこうのする時間が無駄ですから。
確かにあなたに関しては依頼があった。
辺境領土の資産を不正に息子が横領していると。
調べたのは今の院長で当時副院長補佐だったダードでした。
あなたと最初に手合わせしたときにね、
不正をするような気の練り方じゃないと思たんですよ。
わたし、そういうの得意でしたから。
奥さんに行ったことは本当ですよ?もっと伸びるとね?
それで、再調査をするようにと申請したら
いつの間にやら暗部は解体、数字に強いものはそのまま資産院に残りました。
不得手なものは各院に異動しましたよ。暗部はあくまでも仕事ですからね。
働かなくっちゃいけない。
申請してから暗部解散になるまで、本当に純心に手合わせしたかっただけですよ?
そこにうそはない。」
「私は何事にも疑いを持てと言われている。その話を信じる根拠は?」
「んー、根拠ですか?あなたこうして受け入れてるでしょ?それが根拠ですよ。」
「・・・・はぁぁぁ。そうか。」
「そうですよ。ちなみにそれから院長、副院長となくなりましてね。
それで、ダードが院長に納まったんです。
再調査の依頼も解散でうやむやのままですね。
辺境領土と王都の確執は多かれ少なかれどこにでもある。
ただ、あなたの弟が領主になってから露骨になった。税金が上がったですよ。
納められるはずだとね。なんの根拠もなくです。
当然領主は反発しますよね?根拠を出せと。
それがダードになってからさらにひどくになった。資産があるはずだとね。
あなたが砂漠で生活していることも上部は把握しています。もちろんわたしもね。
砂漠に片目、片腕の兄を置いて石を横領していると。
その兄とあなた、マティス君が結びつかなかった。
わたしの中でのマティス君は食事をくれた人だったので。
今回はわたしが来たのはあなたの面通しです。顔を知ってるのはわたしぐらいで、
領主の近くに兄がいるはずだと。それを確認してこいとね。ダード院長直です。
で、元暗部の腕で始末してこいと。」
ワイプの気が膨れ上がる。今まで抑えていたんだ。
彼女を抱えて、いったんセサミナのところに戻るか?
そう考えたときに、彼女が現れ、ワイプの鳩尾に膝を打ち込むと
延髄蹴りを浴びせた。そのままワイプの上に乗ると、
両手を組み頭を砕こうと振り落とす。
「殺すな!!」
後ろから羽交い絞めにして、彼女をはがす。
「え?なんで?マティスを殺そうとしたよ?」
「威嚇だけだ、本気の殺気ではない。」
「そうなの?まだわかんないや。で、これだれ?え?ワイプさん?うそなんで?」
彼女が気絶しているワイプに彼女が近づくが、再び抱えて寝床に戻った。
「え?ベット?あれ?夢?あははは、なんか、すごい殺気がしたから
慌てて飛び出した夢見たよ?お帰りマティス?
ふふ、その相手がワイプさんなんだもの笑うね。
ふふ、さっきの殺気!!ふははは!!」
「夢じゃない。上でワイプは気絶している。威嚇と本気を見分けれるようにしよう。
それまで即、殺は禁止だ。そしてその恰好はなんだ?」
彼女は全身黒いレースで覆われている。
「え?夢じゃないの?どうしよう!!」
「いいから!それは?」
「え?これ?マティスがゆってた全身レースはどんなもんかなと作ったの?
こっち戻って、トイレ行ったら目がさめたから。いまさら戻るのもばつが悪いなって。
待ってる間につくったの。」
「ああ、素晴らしい。でも、あとだ。普通の服を着て上がっておいで?
ワイプはいろいろこちらの事情も知ってるようだから。」
「え?えそうなの?あ!この格好見られた?ハ、恥ずかしい!!」
「大丈夫、見られていたら私が始末するから。服を着ておいで。」
彼女を残し上に戻る。ワイプは気絶したままだ。
馬たちはあきれている。決して主人の危機とは思っていないようだ。
私を一瞥するとまた眠りについた。
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