いわゆる異世界転移

夏炉冬扇

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201:作戦B

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「!なくなりますね!」
「でしょ?こっちは紅茶の茶葉がはいってるの。」
「なるほど、おいしいです。」
「マティス、どう?」
「ああ、うまいな。しかし、今度新しい菓子作りをするときは一緒がいい。」
「ふふふ。そうだね。一緒がいいね。今度はフルーツいっぱいのケーキにしよう。」
「ああ、楽しみだ。」
「いいですね、出来上がればぜひ呼んでください。」
「はい、師匠!そういえば、大酒のみ大会はどうなったんですか?」
「大会の名前はどんどん変わっていきますね、ええ、味比べですね。
残念ながら気に入ったものはなかったようですよ。それよりも、誰もしゃべることはできすに
謁見よりも静かな状態で行われたようで、息苦しかったそうですよ?
なので、王族と妖精が引っ込んだ後は、ものすごい大騒ぎだったとか。
大量に持ち込んだところは、当てが外れて、会合の館前で店を開いてます。
あとで覗いてみましょうか?」
「わ!楽しそう!行きます行きます!師匠についていきます!」
「だから!まぁ、いい。師匠?」
「おや?なんですか?マティス君?」
「鍛練場を借りたい。」
「かまいませんよ。案内する約束をしましたしね。
モウ殿に最適な棒を選びましょう。」
「はい!師匠!」
「マティス君は鍛錬ですか?」
「そこで、ドーガーの底上げをする。もちろんルグもだ。
受け取りが終わってから3日間。
最終日に、ドーガーが辻試合で1試合5リング、10試合で50リング稼げ。
それで、欲しがっていた服を買え。」
「ま、マティス様!どうしてそのような話に?」
「ん?あの服が欲しいんだろ?貯めて買うのではなく、すぐに稼げ。
3日あれば一部を除いて大抵のものには勝てる。ルグの目標は軍部副隊長だ。」
「!軍部副隊長!」
「なにも、隊長とやって勝てとは言っていない。」
「いいですね。わたしも参加しても?」
「鍛錬にか?かまわない。そういえば、今の軍部隊長はだれだ?」
「兄さん、そのままですよ、チャクボ様です。」
「まだ、生きていたのか?」
「ええ、御年220歳で、現役ですよ。」
「うわ!それこそお祝いものだね。」
「姉さん、チャクボ様は年寄扱いされるのを嫌います。気を付けてください。」
「年寄扱いじゃないよ。年長者は敬うものだし、尊敬できるものだよ?」
「そうですが、でも、気を付けてください。」
「ふふ、うん、わかった。マティスの上司だったんだね。お世話になったの?」
「そんな記憶もない。」
「槍術を教えてもらった上司じゃないの?」
「違う。別だ。その人に槍術、剣術はまた違う人だ。」
「剣も使うの?槍術のほうが得意だったの?」
「いや、どちらでもいいが、片腕のときは槍のほうがよかったからだ。」
「へー、剣技もみたいな。」
「もちろん。」
「うわ、楽しみだ。寝ずのぶっ通し?」
「それでもいいが、目標は10試合50リングだ。鍛錬が終わってぶっ倒れても困るからな。
飯と睡眠はとろう。それ以外は鍛錬だ。」
「あ、あのわたしは不参加でいいですよね?」
「参加しろ。そこまできついものはしなくていいから。
軽くするだけでいい。3日後には腹筋は割れ、胸板も厚くなるぞ?」
「!!参加します!」
「そういえば、会合が終わったほかの領主さんたちは何してるの?」
「大体、10日ほどは滞在してます。それで、夜会を開いたり呼ばれたり。」
「我がコットワッツは?」
「わたしの代になってからは、開いておりません。
父が亡くなってからは呼ばれもしていません。」
「あらら、商品を売り出すにはトップ営業をしないとね。
今回は、商品がないからいいけど、次々回は開催すればいい。
この会合はどれくらいの頻度であるの?」
「この時期と、乾季の終わり、新年、3回です。次回ではなく?」
「そう、次々回。次回は、乾季の終わり?その時にローブは持ってこれるかな?
その時にはね、こういうの。
もうじき我が領で売り出されるものですが、まずは皆様に先行で見ていただきたくお持ちしました。
どうぞ、お手に取ってご覧ください。
お気に召しましたら、どうぞ、我が領でお買い上げを。
ええ、それはどうぞ、お持ち帰りください。ぜひ、お試しください。
てね。」
「ただであげるということですか?」
「そう、毎回この人数だったら、ま、領主さんの分と後2枚ほど。
そしたらさ、自分の分は確保できても、奥さん全員の分はないでしょ?筆頭も欲しい、次席も。
だから買いに来る。夜会に呼ぶよ?でもこれは、良いものでないとだめだよ?
こっそり、自分に先に譲ってくれないかって言ってくるかもしれない。
その時用に予備も同じだけ用意するのは忘れずにね?
ただでくれっていう輩は鼻で笑ってやれ!
金に糸目はつけないっていう輩には次の商品を見せてやればいい。それは試作品の段階のものでいい。
次回の夜会にはお披露目できると思いますってね。」
「はー、なるほど。」
「でもこれ、みんなが、そっぽむく可能性もあるから。
なにをいってんだ?ってね。今回で、コットワッツの評価をあげておくべきなんだけど、
兄弟劇場を披露したから良しとしようか。
あと、今回のメイン、資産受領を無事に終えないとね。
師匠?準備はどうでしたか?」
「当分リングを見るのは結構です。」
「ふふふ、お疲れさまでした。」
「その受け渡し、領主に公開するそうですよ?」
「やった!」
「なぜです?どう持って帰るか、やはり難癖を付けるつもりですよ?」
「大丈夫。ね?」
「はい!」
「でも、ちょっと作戦Bは準備しておこう。」
「作戦?びい?」
「うん、まだ、時間あるよね?ちょっと作業部屋に行ってくる!」

何かを思いついたのだろう、家に戻ってしまった。
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