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305:栄養剤
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あと3日で合わさりの月。
3回目だ。
月が沈んでから師匠の家に行くと、紙が散乱していた。
書きなぐった計算式。
わたしには理解できない。
暖炉の上に、わたしが書いたものが飾ってあった。
え?やめて。子供が初めて書いた似顔絵を飾っているような感じ。
それを久しぶりに戻った実家で見るような?
そんな経験はないけど、そんな感じ。
テーブルに突っ伏している師匠に声を掛ける。
「師匠?おはようございます。」
「!モウ!素晴らしい!」
師匠に抱きしめられる。
あら、ちょっと照れる。
マティスは台所に行ってるので気付いていない。
と、思ったら、師匠が飛んでいった!!
「ワイプ、今日だ。今日でお前は死ぬ。」
「あはははは!」
大笑いをする師匠。
「とうとうおかしくなったか。
仕方がないな、棒術は習得しているんだ、ワイプには用はない。
スーとホーもオートがかわいがってくれるだろう。」
マティスはオート君を気にいっている。
なぜなら師匠のダメさ加減に共感してくれたからだ。
オート君もマティスのワイプ否定論に賛同していた。
思うにワイプ大好きっ子同士なのだろう。絶対言わないが。
もちろん、わたしも師匠大好きっ子のオート君を気に入っている。
「いやいや、申し訳ない。あ、ちょっと、壁は直してくださいよ。」
『元に戻って!』
凹んだ壁を元に戻す。
『ワイプ師匠も元気になって!』
アバウトだけど、睡眠不足と打ち身は治るだろう。
「愛しい人、そこまでしてやることはない。」
「ああ、モウ、ありがとう。
いやね、あの定理からいろいろね、頭の中にあったことが
溶けだしてね。しかし、それでも、なにか満たされなかった。
あなたを抱きしめて、落ち着きましたよ。
わたしはあなたを抱きしめたかったんだ。」
「それが最後の言葉か?」
そういう割にはマティスはテーブルの上を片付けていく。
セサミンのように、ガイライのようにわたしを求めている系統が違うからだろう。
それはわかる。純粋に弟子だ。育てた弟子だ。
「うふふ。自慢の弟子ですか?わたしは?」
「ええ、もちろん。ありがとう。」
「で、飯はどうする?おいていったものは食べたんだな?
米かパンか?」
「米ですね。多めに作ってください。
すぐに資産院に籠ります。」
「籠るんだ。」
「ええ、ちょっとオート院長とね。こちらの立場をはっきり示しとかないとね。」
「じゃ、日持ちするものも作っておきますね。」
「申し訳ないんですが、あの10人の分もお願いします。」
「ああ、作るからお前は風呂に入ってこい。」
「ええ、お願いします。」
合計12人分?お米を炊いて、その間におかず。
中に入れるものも作る。
炊きあがったらひたすらおにぎり。
ああ、焼きおにぎりも作っておこう。
パンとハム、ジャム。クッキー、ラスクもだ。
「買い物行かないとね。ハムも買いに行こう。
リンゴ取りに行きたいんだ。デイにいって、最初の村に行って、
イリアスの湖で泊まって、マトグラーサを超えてダカルナに入るのはどうかな?」
「最初の村な。そこに行くならニックが同行したいといっていた。
知り合いがいるそうだ。」
「へー、そうなんだ。
移動ができるんなら別に一緒じゃなくてもいいんじゃないの?
結構予定が狂うことがあるし。」
「一人で行くのが怖いといっていた。」
「?ニックさんがいう怖い人?そんなひとあの村にはいないと思うけど。
ああ、怒ったらものすごく怖いとか?わかった!あの寿限無ばーちゃんだ!
一番最初に覚えてくれた人!」
「いや違う。村長の奥方だ。あの人がニックが臣をささげた元国王だ。」
「うぇ?そ、そうなの?え?奥さん女性よ?ああ、別に国王が女性でもいいけど。
へー。ん?ん?うーん、いろいろあったんだー、って思っておけばいいかな?」
「それでいいんじゃないか?」
「うん。なんかさ、こっちに来てから特にそうなんだけど、
こう、人の気持ちというのは、さっきの師匠の弟子すげぇ!っていう、
わたしに向かっている感情はすごくわかるようになったんだけど、
他人様同士はわからんね。オート君みたいな一般恋愛論はさ、
自分で置き換えられるからいいんだけどさ。ふーん。としか考えられんな。」
「愛しい人。わたしをあなたがいればいい。愛している。」
「へ?あ、あはは。うん、わたしも愛してる。あなたがいればいい。
って、おにぎり作りながらは、ま、いいか。」
「ふふふ。合わさりの月の日に砂漠に出よう。」
「ん?そうだね。合わさりの日は、2人で砂漠に出てないね。
うん、そうしよう。」
空いてる酒樽を立てて引戸のように加工。
扉を開ければ、食料ぎっしり。
おいしい水とコーヒーもポットに。
このセットて売れるんじゃない?
置き薬ならぬ置き菓子っていうの。ニュースで見たよ。
それともピクニックセットみたいなの?
あ、これは2人で試そう。リンゴの蔓で籠を編むのはどうかな?
あれ?師匠遅いね。
「ちょっとマティス?師匠おぼれてるんじゃないの?」
「なに!!」
マティスが文字通り飛んでいくと、
本当に倒れていたみたい。
服を着せ、寝床に寝かせる。
おいしい水を出して、マティスが飲ましていた。うん、いいねー。
なにがとは言わない。
後は甘いもの。
脳みそを使ったからだね、きっと。
リンゴに砂糖をコーティングして、固めたものを食べてもらう。リンゴ飴だ。
口に入れるとほろりと砂糖が溶けて、リンゴ酒で煮たリンゴがでてくる。
ウイスキーボンボンみたいなものだ。
「これ、おいしい。」
「はいはい、いっぱい作ったから入れときますね。
ジャムも補充しましたから。
今日も休暇取ってるんでしょ?登院しませんってオート君に連絡してきますよ?」
「いえ、そうもいかないんですよ。」
「んー、元気にって言霊使ったのに、やっぱり夜に砂漠に出た影響かな?」
「慣れていないからな。欲望が満たされても気怠さは残る。
寝ていればいい。」
「そうもいかないんですよね?
スー兄がいうところの栄養剤飲みますか?
大量に飲んじゃだめだといわれたけど、コップ1杯ぐらいはいいみたいよ。
ただし、これに頼っちゃダメ。今回は特別。」
「スーニー?」
「スーとホーのスーです。」
「え?あれ?」
「そうですよ。スー兄は博識です。で、飲んでみますか?」
「愛しい人、なにを飲ますのだ?死んでくれるのか?」
「マティス君、それを求めないでください。」
「あれよ、泉の水。」
「ああ、あれか。残念だ、死なないな。」
「でも、大量に飲みすぎると、それがないと生きていけなくなるって。
まさしく故郷の栄養剤。」
「ちょっと怖いですが、興味がありますね。ください。」
「一杯だけね。」
コップに一杯だけ。
「ああ、うまいですね。んー?気怠さはなくなった、かな?」
「そんな即効性があったら怖いですよ。ま、暗示半分だと。
あとはやっぱり水分を取ることですね。
行きますか?じゃ、わたしたちも行こうか?それで、鍛練場を借りて、
終わったら買い物に行こう。
師匠は戻ってこれそうにないのね。
軍部は?鍛練。そうか。
ちょっと、ガイライの顔を見て、ニックさんの都合を聞いて、
ルカリさんの痩せ具合を確認だね。」
3回目だ。
月が沈んでから師匠の家に行くと、紙が散乱していた。
書きなぐった計算式。
わたしには理解できない。
暖炉の上に、わたしが書いたものが飾ってあった。
え?やめて。子供が初めて書いた似顔絵を飾っているような感じ。
それを久しぶりに戻った実家で見るような?
そんな経験はないけど、そんな感じ。
テーブルに突っ伏している師匠に声を掛ける。
「師匠?おはようございます。」
「!モウ!素晴らしい!」
師匠に抱きしめられる。
あら、ちょっと照れる。
マティスは台所に行ってるので気付いていない。
と、思ったら、師匠が飛んでいった!!
「ワイプ、今日だ。今日でお前は死ぬ。」
「あはははは!」
大笑いをする師匠。
「とうとうおかしくなったか。
仕方がないな、棒術は習得しているんだ、ワイプには用はない。
スーとホーもオートがかわいがってくれるだろう。」
マティスはオート君を気にいっている。
なぜなら師匠のダメさ加減に共感してくれたからだ。
オート君もマティスのワイプ否定論に賛同していた。
思うにワイプ大好きっ子同士なのだろう。絶対言わないが。
もちろん、わたしも師匠大好きっ子のオート君を気に入っている。
「いやいや、申し訳ない。あ、ちょっと、壁は直してくださいよ。」
『元に戻って!』
凹んだ壁を元に戻す。
『ワイプ師匠も元気になって!』
アバウトだけど、睡眠不足と打ち身は治るだろう。
「愛しい人、そこまでしてやることはない。」
「ああ、モウ、ありがとう。
いやね、あの定理からいろいろね、頭の中にあったことが
溶けだしてね。しかし、それでも、なにか満たされなかった。
あなたを抱きしめて、落ち着きましたよ。
わたしはあなたを抱きしめたかったんだ。」
「それが最後の言葉か?」
そういう割にはマティスはテーブルの上を片付けていく。
セサミンのように、ガイライのようにわたしを求めている系統が違うからだろう。
それはわかる。純粋に弟子だ。育てた弟子だ。
「うふふ。自慢の弟子ですか?わたしは?」
「ええ、もちろん。ありがとう。」
「で、飯はどうする?おいていったものは食べたんだな?
米かパンか?」
「米ですね。多めに作ってください。
すぐに資産院に籠ります。」
「籠るんだ。」
「ええ、ちょっとオート院長とね。こちらの立場をはっきり示しとかないとね。」
「じゃ、日持ちするものも作っておきますね。」
「申し訳ないんですが、あの10人の分もお願いします。」
「ああ、作るからお前は風呂に入ってこい。」
「ええ、お願いします。」
合計12人分?お米を炊いて、その間におかず。
中に入れるものも作る。
炊きあがったらひたすらおにぎり。
ああ、焼きおにぎりも作っておこう。
パンとハム、ジャム。クッキー、ラスクもだ。
「買い物行かないとね。ハムも買いに行こう。
リンゴ取りに行きたいんだ。デイにいって、最初の村に行って、
イリアスの湖で泊まって、マトグラーサを超えてダカルナに入るのはどうかな?」
「最初の村な。そこに行くならニックが同行したいといっていた。
知り合いがいるそうだ。」
「へー、そうなんだ。
移動ができるんなら別に一緒じゃなくてもいいんじゃないの?
結構予定が狂うことがあるし。」
「一人で行くのが怖いといっていた。」
「?ニックさんがいう怖い人?そんなひとあの村にはいないと思うけど。
ああ、怒ったらものすごく怖いとか?わかった!あの寿限無ばーちゃんだ!
一番最初に覚えてくれた人!」
「いや違う。村長の奥方だ。あの人がニックが臣をささげた元国王だ。」
「うぇ?そ、そうなの?え?奥さん女性よ?ああ、別に国王が女性でもいいけど。
へー。ん?ん?うーん、いろいろあったんだー、って思っておけばいいかな?」
「それでいいんじゃないか?」
「うん。なんかさ、こっちに来てから特にそうなんだけど、
こう、人の気持ちというのは、さっきの師匠の弟子すげぇ!っていう、
わたしに向かっている感情はすごくわかるようになったんだけど、
他人様同士はわからんね。オート君みたいな一般恋愛論はさ、
自分で置き換えられるからいいんだけどさ。ふーん。としか考えられんな。」
「愛しい人。わたしをあなたがいればいい。愛している。」
「へ?あ、あはは。うん、わたしも愛してる。あなたがいればいい。
って、おにぎり作りながらは、ま、いいか。」
「ふふふ。合わさりの月の日に砂漠に出よう。」
「ん?そうだね。合わさりの日は、2人で砂漠に出てないね。
うん、そうしよう。」
空いてる酒樽を立てて引戸のように加工。
扉を開ければ、食料ぎっしり。
おいしい水とコーヒーもポットに。
このセットて売れるんじゃない?
置き薬ならぬ置き菓子っていうの。ニュースで見たよ。
それともピクニックセットみたいなの?
あ、これは2人で試そう。リンゴの蔓で籠を編むのはどうかな?
あれ?師匠遅いね。
「ちょっとマティス?師匠おぼれてるんじゃないの?」
「なに!!」
マティスが文字通り飛んでいくと、
本当に倒れていたみたい。
服を着せ、寝床に寝かせる。
おいしい水を出して、マティスが飲ましていた。うん、いいねー。
なにがとは言わない。
後は甘いもの。
脳みそを使ったからだね、きっと。
リンゴに砂糖をコーティングして、固めたものを食べてもらう。リンゴ飴だ。
口に入れるとほろりと砂糖が溶けて、リンゴ酒で煮たリンゴがでてくる。
ウイスキーボンボンみたいなものだ。
「これ、おいしい。」
「はいはい、いっぱい作ったから入れときますね。
ジャムも補充しましたから。
今日も休暇取ってるんでしょ?登院しませんってオート君に連絡してきますよ?」
「いえ、そうもいかないんですよ。」
「んー、元気にって言霊使ったのに、やっぱり夜に砂漠に出た影響かな?」
「慣れていないからな。欲望が満たされても気怠さは残る。
寝ていればいい。」
「そうもいかないんですよね?
スー兄がいうところの栄養剤飲みますか?
大量に飲んじゃだめだといわれたけど、コップ1杯ぐらいはいいみたいよ。
ただし、これに頼っちゃダメ。今回は特別。」
「スーニー?」
「スーとホーのスーです。」
「え?あれ?」
「そうですよ。スー兄は博識です。で、飲んでみますか?」
「愛しい人、なにを飲ますのだ?死んでくれるのか?」
「マティス君、それを求めないでください。」
「あれよ、泉の水。」
「ああ、あれか。残念だ、死なないな。」
「でも、大量に飲みすぎると、それがないと生きていけなくなるって。
まさしく故郷の栄養剤。」
「ちょっと怖いですが、興味がありますね。ください。」
「一杯だけね。」
コップに一杯だけ。
「ああ、うまいですね。んー?気怠さはなくなった、かな?」
「そんな即効性があったら怖いですよ。ま、暗示半分だと。
あとはやっぱり水分を取ることですね。
行きますか?じゃ、わたしたちも行こうか?それで、鍛練場を借りて、
終わったら買い物に行こう。
師匠は戻ってこれそうにないのね。
軍部は?鍛練。そうか。
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