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432:秘訣
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「いまかまわないか?」
「あんた!奥さんも!ん?なんだ親父さんか?」
「ああ、俺の叔父になる。ここの鳥料理の話をしたら、
懐かしがってついてきた。若いころ食べたことあるそうだ。」
「わるいな、兄ちゃん。今の時間やってるのか?」
「あんたたちなら構わないよ。
あれから、さらにうまくなったと思うんだ。食の祭りもよかったよな~。
とにかく、座って!すぐ作るから!!」
ほんとだ。おいしい。
さらに、皮がパリッと中がジューシー!
「「「うまい!!」」」
「だ、ティスが作ってくれたのと、またちがった味でうまいな。」
「なんだろ?何が違う?」
マティスが根ほり葉ほり聞いていく。
いいのか?
「あーはやく冷凍庫と冷蔵庫できないのかな?
それを積んだ馬車もだ。あのデイの豚肉!
食べたか?うまかったよな?生ならもっとうまいだろ?
向こうもこっちの鳥肉に興味を持ってくれたんだ。
雨の日が終わったらこっちに来るって話もある。」
デイの人たちとそんな話をしたんだ。
豚肉もあるけど、出せないからね。
「あ!おいしい塩有りますよ?
ちょっとお高いけど、小袋で1リングです。」
「1リング。どれぐらいの量?え?これだけ?それは高いな。」
小さな塩袋と高塩、これは破格値なんだけど。
こっちの利益は1銀貨ほどだ。
手間賃と運送費は入っていない。
「おいしいんですって!ほんとほんと!
こっちに来る前にちょっと買った鳥の内臓、焼いてみましょうか?
おいしいですよ?」
簡単に竹炭をセットして焼き鳥。
塩がうまいから。
煙はすごいからちょっと外で。
煙か、匂いにつられてビヤンさんがやって来た。
それは失礼か。ちょうど手が空いたのだろう。
「あんたたち!来てたのか!
なんだこの煙は!失敗の料理か?」
「ひどい!じゃ、この失敗作はわたしたちで。どうですか?」
「内臓?ブラス?・・・ふふふふ。そうだな、失敗だな。
とてもとてもビヤンには食べさせられないな。」
「でしょう?このブラスで作った炭と串、そしてなんといってもこの塩!
特大塩袋に入って炭は5リング。竹串は2000本、1リング。
塩は1つ1リング。5つありますよ?
ああ、御蚕様は心の中で感謝してます。お店を出すわけじゃない。
個人的な売買です。どうですか?ここでだけ。」
「おい!なんだよ!食わせろよ!」
「うるさい!ちょっと黙れ!!」
「皮焼けたぞ。」
マティスがいい焼き加減で焼いてくれる。
「これ、赤粉掛けるとうまい。
それがはいった、アーリア。メイガの粉もいい。
ちょっとテーブルに置いておけばお客さんが好みで掛けれる。
んー盗まれたりしたら、そいつは出入り禁止だ。
二度とここでおいしいものが食べられない!
ああ、赤粉はメイガの目玉の方。あれ、人が食べてもいいんだよ?
知ってた?」
「うまいよな。」
トックスさんが赤粉を掛けて、
おいしそうに横で食べる。
「え?あれ?あ、ちょっとだけ?・・・うまい!!」
「うまいのかよ!食わせろよ!!」
「うるさい!ちょっと待て!!」
「メイガと赤粉付けるよ?
この炭と串は今あるだけなんだ。なくなったら補充はできないけど、
木の炭でもいいからね。
塩はダカルナの高塩なんだ。
この塩袋のおかげでおいしいまま運べる。
保存も効くよ。
すぐには無理だけど、直ぐにここにも入ってくる。
言っとくけど、その時はもっと高いよ?
袋も付いてないね。
この煙はなんともしようがない。こことは別にお店を出すのも手だ。
そのときは近隣ともめないように。
布屋さんにこの煙の臭いがついたら怒られるよ。
これだけ、気を付けて。あと、不完全燃焼。
危ないからね。火は用心に越したことはない。
この樹石で作った焼き箱もつけるよ?値切りなしの20リングだ。
ああ、この串は砂漠で食べようと思っていたもの。
これも、付けよう。20人前はあるね。
またここに来た時このヤキトリを食べたいな。」
「買った!!」
「毎度あり!!」
焼き方はマティスが教えている。
研究した秘訣を教えてもらったみたいだからね。
「お、モウよ。安すぎるんじゃないか?」
「んー、儲けはゼロじゃない。運搬費がまるまる浮くからね。
それに、ティスが楽しそうにしている。
それがうれしい。」
「あれはモウに喜んでもらいたいからだろ?」
「うん。それでも、うれしい。」
「そうか。」
「うん。」
「モウ!またうまい鳥が食えるぞ?
詰めた後、さらに1日置くそうだ。焼きも最後に高温で。」
「そうか。経過時間がいるんだね。
こっちはいつも端折るから。」
「そういうことだ。では、ここを出ようか?
叔父貴?フレシアはもういいか?」
「ああ、十分堪能した。次に行こう。」
「え?泊らないのかよ?」
ビヤンさんが焼き立てを頬張りながら聞いてくる。
「また今度来ますね。
おじさんも一緒なんで、早めに移動しないと。」
「ああ、そうか。また来てくれよ?」
「ええ、今度は商売しますよ?」
「十分しただろう!」
焼ながらエスワさんが声をあげる。
「いやいや、もっとですよ!
あ、ビヤンさん。お宿における商品も持ってきますね。
あ、これは見本です。もらってください。」
タオルと、歯ブラシ、クッションだ。
2リング分だよ?大サービスだ。
次はがっぽり儲けよう。
半分は過ぎている。
絹のバザールに直接移動して、人ごみにまぎれた。
もちろん、男の子仕様。
トックスさんのクジラ下着は良い。
苦しくないのだ。それでいて、完全に抑え込んでいる。
服もダボっとしたものでなくていい。
ここでもトックスさんはティスの叔父さんだ。
ということはわたしの叔父さんでもある。
絹のバザールに入るが、
ここではまだ香辛料の香りは漂っている。
「叔父さん!あのカレー!もっとおいしくなる予定なんだ。」
「いいな!辛いのがいい!楽しみだな!」
最初にいろいろ教えてくれた店にから廻っていこう。
「おや?また来てくれたのか?」
「うん。叔父さんと合流できたんだ。
で、頑張ってみようってことになったんだけど、
選んだ布の趣味が偏りすぎてるってさ。
で、荷物持ちも増えたからもう一度仕入れるって。
軍資金は叔父さんが持ってるからね。」
「そりゃいいけど。あんたは知ってる顔だね?
いいのかい?あんたも若い時に試した口だろ?」
「ははは!わかるかい?試したさ!
だが、今度は甥っ子たちがいる。あの悔しさは二度とない。」
「若さに押されたのかい?こっちは商売だけどね。
頑張ってくれとしか言えないからね。」
トックスさんはわたしが着替えを砂漠の端でしているときに話してくれた。
「一番いいものをありったけの金で買った。
会わずの月の4日前だ。
できるだけ、移動しようってな。
別荘地の中に貴族相手の商売人が泊る宿屋がある。
砂漠側だ。そこに泊まって、
月が沈むと同時に駱駝馬3頭で、ベリアバトラスのないもない草原を抜け、
ナルーザの桑畑を抜けていった。
畑を横切るのが一番早いんだ。月が昇り、また沈む。
布はそのままだ。行けると思ったよ。
そこから、ロクに寝ないでニバーセルを抜け、ジットカーフに戻った。
護衛も誰も雇わないで、一人だった。
ああ、ナルーザ、ニバーセルは治安がいいのさ。
それで、家について。かぶせている布を外した。
そのままだった。声をあげて喜んだ。
あのドレスに使おうか、シャツの襟口に使おうか。
だけど、広げて鋏を入れた瞬間に粉々になった。
良いものを作ろうって思いより、儲かるって思いの方が強かったな。
もちろん儲からないと意味がない。
良いものを作って儲けようってその時初めて思ったよ。」
それだよ!!
商売とはそういうもんなんだ!!
儲けるってことがいいものを作っての後ろに来ないといけない!
前ではダメ、付けないのもダメ!
トックスさんはご機嫌に布を選んでいく。
マティスは共色の刺繍を選んでいた。
確かに色の組み合わせで絵のようなものもあった。
扱いが難しいと思ったんだ。
トックスさんは問題なさそう。
交渉なれをしているから、
お店の人は外に持ち出すのか?ほどける話をしらないのか?
とは聞いてこない。
別荘地にある服飾屋さんとでも思たんだろうか?
最後にあの青の刺繍を見せてくれた店に来た。
今日はこの後、別荘地に入って、そこにある宿に泊まる。
裏から廻れる道があり、そこで飲んだスープがおいしかったそうだ。
それは楽しみ。
その宿がまだあればだが。
「すいませーん。」
「あんたたち?どうだったって聞きたいけど、
まだ出ていないんだね?」
「ええ、叔父さんと合流してしまったんで。
で、青の刺繍の話をしたら、自分も見たいと。
あの、もう納品しました?」
「あははは!それはちょうどいい時に来たね。
もうすぐ届けに行くんだよ。わざわざ見に奥まで来たんだ。
いいよ。見ていくがいいさ。」
「手間を掛けるね。」
「あんたが叔父さん?ふーん。あんまり似てないけど、
あんたのその人当たりの良さは弟の方が受継いでるね。
兄貴のほうは、残念だけどね。」
「ははは!こいつはダメだな。だが、下のほうはいいと思う。
これから男らしさも増すだろ?モテまくるぞ?」
え?ぼく?モテ路線決定?
トックスさんとタロスさんを師としなくては!!
ニマニマしていたら、マティスにどつかれた。
「お兄ちゃん!僻むなよ!」
「うるさい!」
あははは!なんか楽しい。
「あんた!奥さんも!ん?なんだ親父さんか?」
「ああ、俺の叔父になる。ここの鳥料理の話をしたら、
懐かしがってついてきた。若いころ食べたことあるそうだ。」
「わるいな、兄ちゃん。今の時間やってるのか?」
「あんたたちなら構わないよ。
あれから、さらにうまくなったと思うんだ。食の祭りもよかったよな~。
とにかく、座って!すぐ作るから!!」
ほんとだ。おいしい。
さらに、皮がパリッと中がジューシー!
「「「うまい!!」」」
「だ、ティスが作ってくれたのと、またちがった味でうまいな。」
「なんだろ?何が違う?」
マティスが根ほり葉ほり聞いていく。
いいのか?
「あーはやく冷凍庫と冷蔵庫できないのかな?
それを積んだ馬車もだ。あのデイの豚肉!
食べたか?うまかったよな?生ならもっとうまいだろ?
向こうもこっちの鳥肉に興味を持ってくれたんだ。
雨の日が終わったらこっちに来るって話もある。」
デイの人たちとそんな話をしたんだ。
豚肉もあるけど、出せないからね。
「あ!おいしい塩有りますよ?
ちょっとお高いけど、小袋で1リングです。」
「1リング。どれぐらいの量?え?これだけ?それは高いな。」
小さな塩袋と高塩、これは破格値なんだけど。
こっちの利益は1銀貨ほどだ。
手間賃と運送費は入っていない。
「おいしいんですって!ほんとほんと!
こっちに来る前にちょっと買った鳥の内臓、焼いてみましょうか?
おいしいですよ?」
簡単に竹炭をセットして焼き鳥。
塩がうまいから。
煙はすごいからちょっと外で。
煙か、匂いにつられてビヤンさんがやって来た。
それは失礼か。ちょうど手が空いたのだろう。
「あんたたち!来てたのか!
なんだこの煙は!失敗の料理か?」
「ひどい!じゃ、この失敗作はわたしたちで。どうですか?」
「内臓?ブラス?・・・ふふふふ。そうだな、失敗だな。
とてもとてもビヤンには食べさせられないな。」
「でしょう?このブラスで作った炭と串、そしてなんといってもこの塩!
特大塩袋に入って炭は5リング。竹串は2000本、1リング。
塩は1つ1リング。5つありますよ?
ああ、御蚕様は心の中で感謝してます。お店を出すわけじゃない。
個人的な売買です。どうですか?ここでだけ。」
「おい!なんだよ!食わせろよ!」
「うるさい!ちょっと黙れ!!」
「皮焼けたぞ。」
マティスがいい焼き加減で焼いてくれる。
「これ、赤粉掛けるとうまい。
それがはいった、アーリア。メイガの粉もいい。
ちょっとテーブルに置いておけばお客さんが好みで掛けれる。
んー盗まれたりしたら、そいつは出入り禁止だ。
二度とここでおいしいものが食べられない!
ああ、赤粉はメイガの目玉の方。あれ、人が食べてもいいんだよ?
知ってた?」
「うまいよな。」
トックスさんが赤粉を掛けて、
おいしそうに横で食べる。
「え?あれ?あ、ちょっとだけ?・・・うまい!!」
「うまいのかよ!食わせろよ!!」
「うるさい!ちょっと待て!!」
「メイガと赤粉付けるよ?
この炭と串は今あるだけなんだ。なくなったら補充はできないけど、
木の炭でもいいからね。
塩はダカルナの高塩なんだ。
この塩袋のおかげでおいしいまま運べる。
保存も効くよ。
すぐには無理だけど、直ぐにここにも入ってくる。
言っとくけど、その時はもっと高いよ?
袋も付いてないね。
この煙はなんともしようがない。こことは別にお店を出すのも手だ。
そのときは近隣ともめないように。
布屋さんにこの煙の臭いがついたら怒られるよ。
これだけ、気を付けて。あと、不完全燃焼。
危ないからね。火は用心に越したことはない。
この樹石で作った焼き箱もつけるよ?値切りなしの20リングだ。
ああ、この串は砂漠で食べようと思っていたもの。
これも、付けよう。20人前はあるね。
またここに来た時このヤキトリを食べたいな。」
「買った!!」
「毎度あり!!」
焼き方はマティスが教えている。
研究した秘訣を教えてもらったみたいだからね。
「お、モウよ。安すぎるんじゃないか?」
「んー、儲けはゼロじゃない。運搬費がまるまる浮くからね。
それに、ティスが楽しそうにしている。
それがうれしい。」
「あれはモウに喜んでもらいたいからだろ?」
「うん。それでも、うれしい。」
「そうか。」
「うん。」
「モウ!またうまい鳥が食えるぞ?
詰めた後、さらに1日置くそうだ。焼きも最後に高温で。」
「そうか。経過時間がいるんだね。
こっちはいつも端折るから。」
「そういうことだ。では、ここを出ようか?
叔父貴?フレシアはもういいか?」
「ああ、十分堪能した。次に行こう。」
「え?泊らないのかよ?」
ビヤンさんが焼き立てを頬張りながら聞いてくる。
「また今度来ますね。
おじさんも一緒なんで、早めに移動しないと。」
「ああ、そうか。また来てくれよ?」
「ええ、今度は商売しますよ?」
「十分しただろう!」
焼ながらエスワさんが声をあげる。
「いやいや、もっとですよ!
あ、ビヤンさん。お宿における商品も持ってきますね。
あ、これは見本です。もらってください。」
タオルと、歯ブラシ、クッションだ。
2リング分だよ?大サービスだ。
次はがっぽり儲けよう。
半分は過ぎている。
絹のバザールに直接移動して、人ごみにまぎれた。
もちろん、男の子仕様。
トックスさんのクジラ下着は良い。
苦しくないのだ。それでいて、完全に抑え込んでいる。
服もダボっとしたものでなくていい。
ここでもトックスさんはティスの叔父さんだ。
ということはわたしの叔父さんでもある。
絹のバザールに入るが、
ここではまだ香辛料の香りは漂っている。
「叔父さん!あのカレー!もっとおいしくなる予定なんだ。」
「いいな!辛いのがいい!楽しみだな!」
最初にいろいろ教えてくれた店にから廻っていこう。
「おや?また来てくれたのか?」
「うん。叔父さんと合流できたんだ。
で、頑張ってみようってことになったんだけど、
選んだ布の趣味が偏りすぎてるってさ。
で、荷物持ちも増えたからもう一度仕入れるって。
軍資金は叔父さんが持ってるからね。」
「そりゃいいけど。あんたは知ってる顔だね?
いいのかい?あんたも若い時に試した口だろ?」
「ははは!わかるかい?試したさ!
だが、今度は甥っ子たちがいる。あの悔しさは二度とない。」
「若さに押されたのかい?こっちは商売だけどね。
頑張ってくれとしか言えないからね。」
トックスさんはわたしが着替えを砂漠の端でしているときに話してくれた。
「一番いいものをありったけの金で買った。
会わずの月の4日前だ。
できるだけ、移動しようってな。
別荘地の中に貴族相手の商売人が泊る宿屋がある。
砂漠側だ。そこに泊まって、
月が沈むと同時に駱駝馬3頭で、ベリアバトラスのないもない草原を抜け、
ナルーザの桑畑を抜けていった。
畑を横切るのが一番早いんだ。月が昇り、また沈む。
布はそのままだ。行けると思ったよ。
そこから、ロクに寝ないでニバーセルを抜け、ジットカーフに戻った。
護衛も誰も雇わないで、一人だった。
ああ、ナルーザ、ニバーセルは治安がいいのさ。
それで、家について。かぶせている布を外した。
そのままだった。声をあげて喜んだ。
あのドレスに使おうか、シャツの襟口に使おうか。
だけど、広げて鋏を入れた瞬間に粉々になった。
良いものを作ろうって思いより、儲かるって思いの方が強かったな。
もちろん儲からないと意味がない。
良いものを作って儲けようってその時初めて思ったよ。」
それだよ!!
商売とはそういうもんなんだ!!
儲けるってことがいいものを作っての後ろに来ないといけない!
前ではダメ、付けないのもダメ!
トックスさんはご機嫌に布を選んでいく。
マティスは共色の刺繍を選んでいた。
確かに色の組み合わせで絵のようなものもあった。
扱いが難しいと思ったんだ。
トックスさんは問題なさそう。
交渉なれをしているから、
お店の人は外に持ち出すのか?ほどける話をしらないのか?
とは聞いてこない。
別荘地にある服飾屋さんとでも思たんだろうか?
最後にあの青の刺繍を見せてくれた店に来た。
今日はこの後、別荘地に入って、そこにある宿に泊まる。
裏から廻れる道があり、そこで飲んだスープがおいしかったそうだ。
それは楽しみ。
その宿がまだあればだが。
「すいませーん。」
「あんたたち?どうだったって聞きたいけど、
まだ出ていないんだね?」
「ええ、叔父さんと合流してしまったんで。
で、青の刺繍の話をしたら、自分も見たいと。
あの、もう納品しました?」
「あははは!それはちょうどいい時に来たね。
もうすぐ届けに行くんだよ。わざわざ見に奥まで来たんだ。
いいよ。見ていくがいいさ。」
「手間を掛けるね。」
「あんたが叔父さん?ふーん。あんまり似てないけど、
あんたのその人当たりの良さは弟の方が受継いでるね。
兄貴のほうは、残念だけどね。」
「ははは!こいつはダメだな。だが、下のほうはいいと思う。
これから男らしさも増すだろ?モテまくるぞ?」
え?ぼく?モテ路線決定?
トックスさんとタロスさんを師としなくては!!
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