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437:カレー
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「青のドレスをお披露目するといっていた夜会な。
剣のマティスも招待されるらしい。」
「お!すごいね!」
「それで、青のドレスはマティスの好みで、
だから皆着たがっているそうだ。」
「?なぜゆえに?」
「伴侶となるべく。伴侶のお披露目があるらしい。」
「もてもてだね!剣のマティスは!」
「そうだな。ニバーセルだけの話だけではなく、大陸が絡む。」
「おお!じゃ、そこに賞金稼ぎも集まるかな?
赤い塊と2人生け捕りにすれば100万だよ!」
「それを頑張るか?」
「んー、その参加って強制なのかな?」
「どうだろうな。大陸となったらそうかもしれない。」
「西方諸国の王も来るんでしょ?」
「大陸ならそうだろうな。」
「絡め手でくるのかな?セサミンたちに迷惑はかけたくないね。」
「そうだな。」
「それに雨の日前って忙しいよ?
ドレスもあれだけど、カエル狩りがあるしね。砂漠の花も探したいしね。
竹炭も作って置きたい。いつなんだろうね?」
「セサミナに聞くか。」
「うふふふ。嫌そうだね。」
「嫌だ。」
「作ってくれるドレス着て参加しようか?
剣のマティスの伴侶のお披露目!」
「!!!素晴らしい!」
「じゃ、マティスも衣裳考えないとね。
結婚式の新郎新婦は白だよ?」
「トックスに相談だ!!」
あっというまに元気になった。
これで、公然わいせつ罪的な意匠は完全に回避されるはずだ。
「ドーガーお疲れ!」
先に護衛兼、雑用係のドーガーを労う。
「ん、あーん。」
カレーに入れたチョコレートの破片。
それを口に入れてあげる。
いれるのはマティスだが。
「はー。モウ様。
わたくしは何をおいてもあなたの僕です。」
「あははは!それはうれしいね。ん?その布買ったの?」
柄物の刺繍布を2枚、脇に置いている。
小物用だ。
「あの、これをその、お土産にしようかと。」
「さっそくだね!その布そのまま?なにか作るの?」
「あの、なにかわたしにもできるものはないでしょか?」
「お裁縫は皆出来るんだよね?」
「あまり得意ではありません。」
「そうか。ああ!風呂敷教えてあげる。端をほつれないように
縫うだけ。それで鞄になる。わたしも作ろうっと!」
竹の細い枝を輪っかにしよう。
和モダンだ。
「明日、出発するんだろ?
そんなにすぐにできるのか?」
「できるよ?ご飯食べた後で、直ぐに。」
「では、私もつくろう。あなたの為に。」
「ほんと!うれしいな!じゃ、わたしはマティスの為に作るね。」
マティスは大判で肩から下げれるようにしようかな。
手がふさがるのは良くないからね。
カレーを温め始めると台所がカレー屋さん。
匂いが素材に付かないように、換気はしている。
その匂いは外に出ているはずだ。
「なんとも言えない匂いがしてますよ?」
「え?ご近所から苦情がでそう?周りは誰も住んでないけど。」
「この匂いはなんだ、食べさせなさいと、わたしなら言いますね。」
「そっちか。」
「姉さん、これカレエですか?」
「そうなんよ。前のはカレーじゃないね。これぞカレー!」
「モウ、これ、腹が鳴りますね。」
皆がやて来た。
「じゃ、さっそく食べよう。あれ?トックスさんは?」
「食べるよ!この匂いは仕事が中断するな!」
部屋に籠っていたのに出て来たみたいだ。
ごはんも多めに炊いといてよかった。
お米買っていかないと。
師匠とガイライの手土産は乳と卵だ。
セサミンも。
お米は明日、ラルトルガを通るのだ、そこで買うことにしよう。
飲み物はおいしい水に氷で十分。
プラスのトッピングはとんかつと唐揚げ、温泉卵。
これも大量に作った。お土産分もだ。
福神漬けがないので、サボテンの酢漬け。
8人なんだけど。大鍋がほぼ空だ。
残りはトックスさんの夜食用にしておこう。
「うまいな。これがほんとのカレエか。もっと辛くてもいいかな?」
「いや、これ以上辛いのはわたしはダメだな。
好みで辛い油掛ける?」
「これ?ああ、うまい!!」
トックスさんは辛いのが好きだ。
わたしとセサミンは卵の黄身だけ乗せている。
もちろん、師匠は両方試していた。
「これはまた流行りますね。」
使った香辛料と香草はメモしたので、
それを渡せば誰でも作れる。小麦粉を焦がさなければいい。
「カレーは故郷の国民食って言われるぐらいみんな好きだよ。
子供は辛さを調整すればいい。はちみつとリンゴのすりおろしを入れてたりね。
あ、ルグの奥さんにもだよ?妊婦さんは刺激物をあまりとらないほうがいいい。
どう?おっきくなってる?」
「ええ。ボコンボコンというのですよ。息子と2人で腹に耳をあてると。
蹴ってくるんです。」
「うわ!いいね!それはなんでだろ?しっかりこれからも働けよって檄かな?」
「え?そうなんですか?」
「ああはははは!それは聞いてみないとね!」
「覚えているのでしょうか?」
「わかんないなー。それも含めて聞いてみよう。楽しみだ。」
食事の後は、アイスクリームとコーヒー。
アイスに土蜜を掛ける。
これがまたうまい。
「贅沢ですね。土蜜。」
「あの山越えはいいぞ?山賊は出るかどうかは分からんが、
熊が出る。地面は虫で、上から蛇だ。
気配を読む鍛錬にもってこいだ。」
「いいですね!カップたちを連れていってみましょう!」
「師匠?器屋さんどうでした?」
「あの街の器屋皆で作るそうですよ?それが条件として。」
「考えたね、さすが軍曹だ。皆が知っているということは
それが秘密でもなんでもなくなる。」
「軍曹?軍部の方なんですか?」
「ん?奥さんのあだ名。」
「あのおっとりとした方が?
あなたにくれぐれもよろしくと言付かってますよ。」
「うん。じゃ、化粧水の瓶入りそろそろ出始めるね。」
「ゴムの注文が来てますよ。それですね。」
「そうだろうね。板状で?」
「ええ。」
「型に流し込んだらその形でできるはずだからね。
提案してみて。あれを切り出すのは手間だ。それに、大量となったら
出来不出来がでるからね。」
「わかりました。すぐにでも。
あの水出しポンプでゴムの形状を考えたときに型抜きの方法は出来ていますから。」
「そっか!さすが、セサミンだ。」
セサミンはほんとに1を聞いて10を知る。
というか、100を思いつくという
天才だな。
「モウ?今の時期に、また、
ブラス刈りの要請が入ってます。モウが刈ってくれているので
いままでの2倍は刈っているのに。」
「刈ってても、物はないからね。竹炭が売れると踏んだ誰かだろうね。
なのに、肝心のブラスがない。
鍛練になるならいいけど。そこまでして受けなくてもいい。
ピクトはちょっと問題だ。国の運営方法が。
条件を変えてみ?刈ったブラスの買い取り額が10倍となるなら
刈ろうってね。
しかし、そこに目を付けたか。筍祭り、大丈夫かな?」
「ブラスの森は年々拡がってるようです。タフトから苦情が出ている。」
「うわ!それはまずい。その土地、軍部管理にできる?
拡がらないように、鉄板を縦に埋めて。
結構深く。ガイライの背の高さの倍ほど。
鍛練ならそこですればいい。光が入るぐらいの間隔でね。
ブラスは手入れしないとダメだ。」
「わかりました。そのように。タフトは喜んで手放すでしょうね。」
「わたしも喜ぶよ。筍祭りはそこでしよう。」
「モウが嬉しそうでなにより。」
「セサミン?あの歯ブラシの柄。ブラスで作ろう。ピクトでなくても、
自国内で仕入れることが出来る。ああ、育てるのは極力避けて。
ほんとに手入れが大変なんだ。」
「それはいいですね。ガイライ殿、そのように契約を。」
「分かりました。刈ったブラスはコットワッツが購入と。
ピクトで小遣い稼ぎに売っていた金額より高値になりますよ?」
「必要としているところに高値で売るのは当然ですが、
ピクトで買うより安い。
姉さん?ピクトはなにがダメなんですか?」
石狩りの話と麓の話をする。
おそらくほかの村でも似たり寄ったりだ。
「子供もですか?それは管理者としてあり得ない。
ピクト王はなにを考えている?ワイプ殿?」
「代替わりも何も。
ルポイドがダカルナから石を買うのがよほど気に入らないのでしょう。」
「ダカルナより中央砂漠の方が近いでしょ?
デルサトールから買わないの?」
「今はまだ、といったところですね。次の合わさりの月の日に
大がかかりな採取があると聞いています。
その時に大量に取れれば、代わるかもしれません。
デルサトールはいままで本格的な石集めはしていませんでしたから。」
「西の砂漠しか入ってないけど、たくさんあることはあるよ?
海峡石も。」
「あなた、またそんな重大事項をさらっという。マティス君?」
「ここだけの話だ。大量にある。それは私でもわかる。
ただ、爆裂石の収集は効率が悪いんだ。
合わさりの月の日にどう出るかはわからないがな。」
そんな話をしながら、皆で裁縫教室だ。
ドーガーの話を聞いて、皆が自分も欲しいと言い出した。
現地価格で仕入れた布だ。かなり安い。
それを1m×1mで四方を縫う。
トックスさんのアドバイスで、無地と柄物を2枚縫い合わせる。
ドーガーがさすがに色遣いのセンスがいい。
柄は選んだが、それに合う無地の布を皆に選んであげている。
わたしとマティスはお揃いの柄で
無地が緑と桃色。かわいい。
あとは竹を熱で曲げて輪っかを作る。
燻して艶も。つなぎ合わせているところはボットの革で補強した。
ボットの革は使い道がないと言われているが、トックスさんは
便利に使っている。
メインではないが、小物の補強に使うのにいいらしい。
そうだよね。牛のポジションだもの。
「これ、裏をわざと毛ば立たせて使うのもあるよ?
スエードっていうんだけど、水や汚れに弱いんだけど、
こっちは?あ、逆にはじくね。」
水滴がコロコロ転がっていく。
「裏?毛ば立たせる?」
「うん。砂トカゲの裏はヤスリみたいだけど、
これは、それを使って撫でると、ね、こんな感じ。」
「あーーー!!」
トックスさんは自分の世界に入っていった。
剣のマティスも招待されるらしい。」
「お!すごいね!」
「それで、青のドレスはマティスの好みで、
だから皆着たがっているそうだ。」
「?なぜゆえに?」
「伴侶となるべく。伴侶のお披露目があるらしい。」
「もてもてだね!剣のマティスは!」
「そうだな。ニバーセルだけの話だけではなく、大陸が絡む。」
「おお!じゃ、そこに賞金稼ぎも集まるかな?
赤い塊と2人生け捕りにすれば100万だよ!」
「それを頑張るか?」
「んー、その参加って強制なのかな?」
「どうだろうな。大陸となったらそうかもしれない。」
「西方諸国の王も来るんでしょ?」
「大陸ならそうだろうな。」
「絡め手でくるのかな?セサミンたちに迷惑はかけたくないね。」
「そうだな。」
「それに雨の日前って忙しいよ?
ドレスもあれだけど、カエル狩りがあるしね。砂漠の花も探したいしね。
竹炭も作って置きたい。いつなんだろうね?」
「セサミナに聞くか。」
「うふふふ。嫌そうだね。」
「嫌だ。」
「作ってくれるドレス着て参加しようか?
剣のマティスの伴侶のお披露目!」
「!!!素晴らしい!」
「じゃ、マティスも衣裳考えないとね。
結婚式の新郎新婦は白だよ?」
「トックスに相談だ!!」
あっというまに元気になった。
これで、公然わいせつ罪的な意匠は完全に回避されるはずだ。
「ドーガーお疲れ!」
先に護衛兼、雑用係のドーガーを労う。
「ん、あーん。」
カレーに入れたチョコレートの破片。
それを口に入れてあげる。
いれるのはマティスだが。
「はー。モウ様。
わたくしは何をおいてもあなたの僕です。」
「あははは!それはうれしいね。ん?その布買ったの?」
柄物の刺繍布を2枚、脇に置いている。
小物用だ。
「あの、これをその、お土産にしようかと。」
「さっそくだね!その布そのまま?なにか作るの?」
「あの、なにかわたしにもできるものはないでしょか?」
「お裁縫は皆出来るんだよね?」
「あまり得意ではありません。」
「そうか。ああ!風呂敷教えてあげる。端をほつれないように
縫うだけ。それで鞄になる。わたしも作ろうっと!」
竹の細い枝を輪っかにしよう。
和モダンだ。
「明日、出発するんだろ?
そんなにすぐにできるのか?」
「できるよ?ご飯食べた後で、直ぐに。」
「では、私もつくろう。あなたの為に。」
「ほんと!うれしいな!じゃ、わたしはマティスの為に作るね。」
マティスは大判で肩から下げれるようにしようかな。
手がふさがるのは良くないからね。
カレーを温め始めると台所がカレー屋さん。
匂いが素材に付かないように、換気はしている。
その匂いは外に出ているはずだ。
「なんとも言えない匂いがしてますよ?」
「え?ご近所から苦情がでそう?周りは誰も住んでないけど。」
「この匂いはなんだ、食べさせなさいと、わたしなら言いますね。」
「そっちか。」
「姉さん、これカレエですか?」
「そうなんよ。前のはカレーじゃないね。これぞカレー!」
「モウ、これ、腹が鳴りますね。」
皆がやて来た。
「じゃ、さっそく食べよう。あれ?トックスさんは?」
「食べるよ!この匂いは仕事が中断するな!」
部屋に籠っていたのに出て来たみたいだ。
ごはんも多めに炊いといてよかった。
お米買っていかないと。
師匠とガイライの手土産は乳と卵だ。
セサミンも。
お米は明日、ラルトルガを通るのだ、そこで買うことにしよう。
飲み物はおいしい水に氷で十分。
プラスのトッピングはとんかつと唐揚げ、温泉卵。
これも大量に作った。お土産分もだ。
福神漬けがないので、サボテンの酢漬け。
8人なんだけど。大鍋がほぼ空だ。
残りはトックスさんの夜食用にしておこう。
「うまいな。これがほんとのカレエか。もっと辛くてもいいかな?」
「いや、これ以上辛いのはわたしはダメだな。
好みで辛い油掛ける?」
「これ?ああ、うまい!!」
トックスさんは辛いのが好きだ。
わたしとセサミンは卵の黄身だけ乗せている。
もちろん、師匠は両方試していた。
「これはまた流行りますね。」
使った香辛料と香草はメモしたので、
それを渡せば誰でも作れる。小麦粉を焦がさなければいい。
「カレーは故郷の国民食って言われるぐらいみんな好きだよ。
子供は辛さを調整すればいい。はちみつとリンゴのすりおろしを入れてたりね。
あ、ルグの奥さんにもだよ?妊婦さんは刺激物をあまりとらないほうがいいい。
どう?おっきくなってる?」
「ええ。ボコンボコンというのですよ。息子と2人で腹に耳をあてると。
蹴ってくるんです。」
「うわ!いいね!それはなんでだろ?しっかりこれからも働けよって檄かな?」
「え?そうなんですか?」
「ああはははは!それは聞いてみないとね!」
「覚えているのでしょうか?」
「わかんないなー。それも含めて聞いてみよう。楽しみだ。」
食事の後は、アイスクリームとコーヒー。
アイスに土蜜を掛ける。
これがまたうまい。
「贅沢ですね。土蜜。」
「あの山越えはいいぞ?山賊は出るかどうかは分からんが、
熊が出る。地面は虫で、上から蛇だ。
気配を読む鍛錬にもってこいだ。」
「いいですね!カップたちを連れていってみましょう!」
「師匠?器屋さんどうでした?」
「あの街の器屋皆で作るそうですよ?それが条件として。」
「考えたね、さすが軍曹だ。皆が知っているということは
それが秘密でもなんでもなくなる。」
「軍曹?軍部の方なんですか?」
「ん?奥さんのあだ名。」
「あのおっとりとした方が?
あなたにくれぐれもよろしくと言付かってますよ。」
「うん。じゃ、化粧水の瓶入りそろそろ出始めるね。」
「ゴムの注文が来てますよ。それですね。」
「そうだろうね。板状で?」
「ええ。」
「型に流し込んだらその形でできるはずだからね。
提案してみて。あれを切り出すのは手間だ。それに、大量となったら
出来不出来がでるからね。」
「わかりました。すぐにでも。
あの水出しポンプでゴムの形状を考えたときに型抜きの方法は出来ていますから。」
「そっか!さすが、セサミンだ。」
セサミンはほんとに1を聞いて10を知る。
というか、100を思いつくという
天才だな。
「モウ?今の時期に、また、
ブラス刈りの要請が入ってます。モウが刈ってくれているので
いままでの2倍は刈っているのに。」
「刈ってても、物はないからね。竹炭が売れると踏んだ誰かだろうね。
なのに、肝心のブラスがない。
鍛練になるならいいけど。そこまでして受けなくてもいい。
ピクトはちょっと問題だ。国の運営方法が。
条件を変えてみ?刈ったブラスの買い取り額が10倍となるなら
刈ろうってね。
しかし、そこに目を付けたか。筍祭り、大丈夫かな?」
「ブラスの森は年々拡がってるようです。タフトから苦情が出ている。」
「うわ!それはまずい。その土地、軍部管理にできる?
拡がらないように、鉄板を縦に埋めて。
結構深く。ガイライの背の高さの倍ほど。
鍛練ならそこですればいい。光が入るぐらいの間隔でね。
ブラスは手入れしないとダメだ。」
「わかりました。そのように。タフトは喜んで手放すでしょうね。」
「わたしも喜ぶよ。筍祭りはそこでしよう。」
「モウが嬉しそうでなにより。」
「セサミン?あの歯ブラシの柄。ブラスで作ろう。ピクトでなくても、
自国内で仕入れることが出来る。ああ、育てるのは極力避けて。
ほんとに手入れが大変なんだ。」
「それはいいですね。ガイライ殿、そのように契約を。」
「分かりました。刈ったブラスはコットワッツが購入と。
ピクトで小遣い稼ぎに売っていた金額より高値になりますよ?」
「必要としているところに高値で売るのは当然ですが、
ピクトで買うより安い。
姉さん?ピクトはなにがダメなんですか?」
石狩りの話と麓の話をする。
おそらくほかの村でも似たり寄ったりだ。
「子供もですか?それは管理者としてあり得ない。
ピクト王はなにを考えている?ワイプ殿?」
「代替わりも何も。
ルポイドがダカルナから石を買うのがよほど気に入らないのでしょう。」
「ダカルナより中央砂漠の方が近いでしょ?
デルサトールから買わないの?」
「今はまだ、といったところですね。次の合わさりの月の日に
大がかかりな採取があると聞いています。
その時に大量に取れれば、代わるかもしれません。
デルサトールはいままで本格的な石集めはしていませんでしたから。」
「西の砂漠しか入ってないけど、たくさんあることはあるよ?
海峡石も。」
「あなた、またそんな重大事項をさらっという。マティス君?」
「ここだけの話だ。大量にある。それは私でもわかる。
ただ、爆裂石の収集は効率が悪いんだ。
合わさりの月の日にどう出るかはわからないがな。」
そんな話をしながら、皆で裁縫教室だ。
ドーガーの話を聞いて、皆が自分も欲しいと言い出した。
現地価格で仕入れた布だ。かなり安い。
それを1m×1mで四方を縫う。
トックスさんのアドバイスで、無地と柄物を2枚縫い合わせる。
ドーガーがさすがに色遣いのセンスがいい。
柄は選んだが、それに合う無地の布を皆に選んであげている。
わたしとマティスはお揃いの柄で
無地が緑と桃色。かわいい。
あとは竹を熱で曲げて輪っかを作る。
燻して艶も。つなぎ合わせているところはボットの革で補強した。
ボットの革は使い道がないと言われているが、トックスさんは
便利に使っている。
メインではないが、小物の補強に使うのにいいらしい。
そうだよね。牛のポジションだもの。
「これ、裏をわざと毛ば立たせて使うのもあるよ?
スエードっていうんだけど、水や汚れに弱いんだけど、
こっちは?あ、逆にはじくね。」
水滴がコロコロ転がっていく。
「裏?毛ば立たせる?」
「うん。砂トカゲの裏はヤスリみたいだけど、
これは、それを使って撫でると、ね、こんな感じ。」
「あーーー!!」
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