いわゆる異世界転移

夏炉冬扇

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458:行商3兄弟

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「止まれ!!お前たちはどこのだれで、どこからきてどこに行く?」


コムの街近くに移動し、ちい兄ちゃん先頭に進んでいく。
あの門番さんだ。

「俺たちは大陸を廻っている行商だ。
手持ちのものを売れればいいし、ダメなら噂の茶畑の見学がしたくてな。」
「へー。3人?兄弟か?」
「そうだ。」
「出身と名前は?」


聞かれるだろうな、出身と名前は。
そこはコットワッツでいいだろうと。仕入れ品もコットワッツの物が多いんだ。
名前はティスとモウは使えない。当然、マティスとセサミナもだ。


「産まれはコットワッツだ。上からタロー、ジロー、サブローだ。」

適当すぎるが、かまわないだろう。


「なにを持ってきた?広場で商売するなら1リングの場所代がいる。
泊るのか?」
「泊りはしない。」
「そうか、だったら、あまり時間はないな。売るか、見学か。どっちかにしたほうがいいな。」
「ちい兄ちゃん、じゃ、茶畑の見学だよ!」
「そうか?じゃ、商売はなしだな。」
「ああ、これ、許可書。広場で出さないのならこれ見せればいいから。
馬借りるんだろ?
そことか、茶畑でなんか売るのなら、これを見せればいい。」
「いくら?」
「これはいらんよ。金は。門番が認めたってことが分かればいいんだ。
せっかく茶畑の見学に来たんだ。楽しんでくれ。」
「ありがとう!」



「ほら!大丈夫だった!」
「チビ?あの守衛殿は見抜いているぞ?」
「え?嘘!」
「手配も廻ってるのだろうな。嘘は見抜く。」
「あちゃー、どうしよう。」
「ああ、チビ、大丈夫だ。ほら、楽しんでいってくれて書いている。」


許可書の裏にそう書いてあるそうだ。
商売も遠慮なくと。
くー!さすが守衛殿!!
プカプカクッション!息子さんに預けとくよ!


街に進んでいくと、ザ!観光の街となっている。
宿も増えたのだろうか?結構賑わっていた。
レンタルホースの店も、何軒か増えている。
前に借りたところまで行くと、先客が借りて出発するところだ。


「いらっしゃい!茶畑の見学?
馬は?」
「ぼく乗れる!一人で!」
「チビは俺と一緒だ。」
「俺とだ!」

「うるさい!そんなに一緒に乗りたいのなら、2人で乗れ!
1人一頭なんてお金もったいないからね、それは却下だよ。」

お財布はわたしが握っています。
2人でどっちが前に乗るかもめている間に、タオルを売りつけよう。

「兄さん!ぼくたち行商なんだ。
コットワッツのタオルとかあるんだけど、どうかな?
広場で売りたいけど、時間がなくて。
守衛さんにいったら、ここか茶畑で売っていいよって。
見るだけ見ない?」
「へー。どんなの?タオル?」
「うん。これ。汗拭いたりするのにいいよ。」
「あ!チビ!これも渡して!名前入れの説明と申込書!」
「名前?そんなのいれてどうするんだ?」
「お土産だよね。馬の絵と、お茶葉の絵。ここに来た記念。
それをお客に売るの。記念に贈ってもいいかも。
毎年絵柄を変えるとか。そうすると毎年集める人も出てくる。
それ目当てに来る客もある。お兄ちゃん、なんか画ける?」
「馬と茶葉?そうだな。簡単なものがいいのか?
絵付けの方法は教えてもらったから、ここでできるぞ?」
「うわ!さすがお兄ちゃん!」
「チビ!これもその方法だ!メジャートでしょ?
タオルへの絵付けは隠匿してます!!コットワッツだけでできる!」
「あー、そうか。残念。宣伝になったのに。」
「そうか!この旅の間だけならいいですよ?俺が許可すればいいんだから。」
「いいの?じゃ、50枚以上としようか?
で、量産を希望なら申し込んでって。」
「いいな!そうしよう。お兄ちゃん!画いて!
あ!色は少な目で、細かい線はやめて。」
「おい?で?どういうことだ?」

3人で座り込んで話していたのだ。

「ほれ、兄ちゃんたち!売り込んで!」

その間にわたしは馬たちとおしゃべり。
おーよくわかること。
チャーたちの近況も聞かれた。
元気だよーって。
ホー姐から仕入れた話も。なにそれ?ってことだった。
だったら、西の馬に人気が出るかもって。
西の馬は小柄らしい。

普通のタオル数枚と馬がメインのイラスト入りタオル。
50枚、これは2.5リング。
貸し馬屋をやってるもので使うって。
客が欲しがったら売ってみる。
追加がでれば、注文するとのことでした。
こっちは普通のタオルよりはるかに安いからね。
でも、8銀貨のタオルは、8銀貨の値打ちがあるのよ。

「あ、これ、守衛殿に渡してください。
商売ができたお礼ですって。」
「ん?あれ、俺の親父なんだ。渡せばいいの?
へー、お!これいいじゃないか!これを売ってくれよ。
鞍をいたがる客がいるんだよ。」

てなことで、クッションも。これは1リング。値切りはしません。

ちょっと手間取ったけど、いざ出発。
身長の関係で、セサミン、ちい兄ちゃんが前だ。
仕方がないね。

セサミンが颯爽とのり、
その後ろに同じ様に乗り込む。

「ヒュー!いいね!その乗り方!ん?んー?ああ!!」

馬の乗り方でばれると。

「楽しんでおいで!茶畑で馬を置いても、そこで返金してくれるから!」

それ以上何も言わずに見送ってくれた。





「知り合いにはばれるね。」
「馬に乗らなければ大丈夫だったのでは?」
「そうか。前に乗った時、すごく褒めてたから。
でも、いいんよ。
夫婦の行商が3人にで、男になってたって言ってくれれば混乱する。
コットワッツのタオルを売ってたからコットワッツ出身だってことだけど、
それは最初から隠すつもりはないもん。
あ!見えてきた!ちい兄ちゃん!ほら!一番茶前だから一番きれいだよ!」
「おおお!!草原!まさしく草原!!」

「すいませーん!見学させてください!」
「いらっしゃい!10株摘み取りといろんなお茶の試飲ができるよ。
見学はいい時期だが、一番茶までいないのかい?」
「残念。馬もここで返します。このままデイにいきますんで。」
「そうか。ま、好きな株、これに根っこごと摘めばいい。
葉を食べてもうまいからな!一人5銀貨だ。
が、馬の返金だと、こっちがださなきゃな。待ってろ。」

「兄ちゃんたち!商売だよ!」

同じような説明をして、今度は茶葉が主体のイラスト。
その説明をしながら、お茶も飲ませてもらう。
お!緑茶もあるね!うむ。うまい。
これは欲しいな。あと、お高いお茶も。ここで買えるのね。
買っていこう。


先に見学に来ていた2人がお茶をすすっている。
結構年配の方だ。
さっそくおしゃべり。
デイによってハムを買い、ここでお茶を買ってジットカーフ帝都に帰るらしい。
仕事ついでに息抜きだと笑っていた。
いつも買うだけだったけど、そういえば、茶ってどんなの?と見学に。
緑茶がいいねと盛り上がった。

「これ、おかきです。食べませんか?お米を炊いて、つぶしてあげたものです。
お茶に合うんですよ。」
「へー。あ!固い?ああ!うまいな!」
「塩はおいしい塩を使ってます。ピリッと辛いのは赤粉です。メイガの。」
「寒さ除けだろ?家畜の?え?食べていいの?あ!辛い!うまいね。」
「へー、これも土産に買おうか?いくらなんだろ?
兄さん!これいくらだい?」

「ん?なにそれ?食いもの?ん?おい、いくらだったけ?」
「え?あー、この袋で、5銅貨?いま、2つならある。」
「お客さん、ここに来た記念になるタオルがちょうど入った。
ほら!いいだろ?このタオルとそれがついて、2銀貨だよ。」
「タオル?へー。うまい茶葉買ったしな。じゃ、2つもらおうか。」
「毎度!」
「これ、おかきはここに。」
「お!すまんな。」

買った茶葉もまとめて包んでいる。
たくさんのお茶葉をかったようで、お得意さんのようだ。

「兄ちゃんズ?どうなったの?」
「100枚。初手は思い切って投資するとか。
乗った時に数がないと客が離れるって。
やり手ですね。勉強になりました。
合わさりの月の前後、結構お客さんが来るとか。
ほら、月が合わさりで画いてます。」
「お兄ちゃん!いいね!風流だ!」

月が1つにそよぐ茶葉。いいよ!


「待たせた!あんた!奥さんだろ?」
「あー、うー。」

気付いてもいうなよ!

「いいよ、答えなくても!それより、
この米の菓子の作り方教えてくれ。ここで売るよ。
お茶だけだと寂しいと思ってたんだ。」

それはマティスが教える。
わたしとセサミンはお茶摘み。3つ鉢を作った。

タオルとクッションも数個売れる。
返金も含めて、結構な金額になった。
こちらこそ毎度ありだ。

「豚も今は少ないからな。今度はその時期に来てくれよ!
タオルもまた頼むことになると思うよ!」

畑のはずれまで送ってもらい、手を振った。
姿が見えなくなると、そのまま、デイの手前まで移動。


「ばれるね、どうしても。次もバレる自信がある、あの守衛だしね。
大声でいいそうだ。
そこで、3人でアヒルの歌と踊りを披露して、笑い死にしてもらう作戦はどうだろうか?」
「ぶ!!却下だ。」
「あははははは!!」

ダメか。


心配したが、その守衛、トーリムさんではなかった。

「ここにいた守衛さんはどうしたの?」
「ああ?酒蔵の方にまわってるよ。」
「えーとウリのお酒?グーナさんの?」
「お!有名なんだな?そうよ、デイの酒、ウリ酒だ。
広場で売ってるよ。行商のほうはどうするんだっけ?すまんが、村長に聞いてくれ。
いまは、買いの行商ばかりだから。」

忙しそうだ。
ウリの時季ではないが、あるだけを仕込んで早酒で売っていると言っていた。

「どうしようか?テムローサに会いたいけど、
ややこしくなるかな?」
「そうだな。ここは海苔とビルの実、ニンニクだろ?」
「そうだ。とりあえず、海まで行こう。」

道行く人は案外隣の人の気配が消えても気にしない。
人が途切れたら海まで移動。
下を除けば、また海藻が生えている。
根こそぎだ。
あとは大蒜も。枝に残っているものをとる。
熟しているのか、何もしなくてもにんにくの匂い。
これ、デイの村長に教えちゃおう。
そしたら流通するもんね。で、歯ブラシを売ると。

あとは生ハムは仕入れたい。
グーナさんのがいい。
結局村長のところに。


「モウさん!!」

うん、テムローサは気配を読むからね。

「村に入って来たと思たら消えてから、勘違いかと。
そしたら家の前に!!びっくり?した?むねーーー!!!」
「ああ、いまね、締めてんの。女の子がそんなことを大声でいっちゃだめだよ?」
後ろでマティスが笑ってる。わたしなら大声でおっぱいと叫んでいるからだ。
「声も!!」
「うん、ちょっとね。それより、どう?元気?」
「もちろん。街も買い付けの人が多くて。忙しいんです!」
「そうか、グーナさんのお酒と生ハム買いたいんだけど、どこで買ったらいいかな?」
「案内しますよ!」
「いろんなところで出してるの?」
「うん、結局、お酒の作り方を公開して、ああ、村の中だけでですよ?
みんなで競争しようって。」
「そうなんだ。でも、ま、グーナさんのところで買おうかな。
それと村長いる?父さま?」
「うん、いるよ。父さま!モ!」

慌てて口を押える。

「あ、名前呼ばないで?ちょっと訳アリ。
いま、3兄弟で行商してるんだ。行商3兄弟。」
「?」
「父さま、呼んでくれる?」
「う、うん。」


「あんたたち!入って!」

そんな、犯罪者をかばうようなセリフは言わないで。


「村長?こっちは別に何もしていない。
探しているという相手も知ってるが、相手にしていないだけだ。」
「しかし!帝都はいつも知らせを回すだけで何もしないのに、
ここまで確認に来たんだ。
すまないが、聞かれたことは話した。行商の夫婦についてだ。
イリアスに向かったことも。
それ以外は言ってない。」

ああ、ワイプの弟子というのは言ってないってことだな。


「ふーん。結構本格的に探してるのか。
だれが、なんでかって聞きました?」
「ダカルナ国が探しているとだけ。話したいことがあるって。」
「あー、それは無視だな。でも、そのお願いをジットカーフは聞くんだね。」
「石を買ってる関係だろ?ニバーセルの石が値上がりしたから、
ダカルナから買うっていってた。」
「あー、高いんだ。しゃーないね。」
「なんで相手にしないんだ?」
「?めんどくさそう?」
「ああ、なるほど。で?変装して、3兄弟?
そうだな、ローサが言わなければわからんか。もう一人は?」
「旦那の弟。だから兄弟ってのは嘘じゃない。」
「そうか。まいいさ。悪いが、こっちは聞かれたら答えるしかない。
それ以外のことはこっちからは言わない。」
「もちろんそれで。で、ハムとお酒が欲しんだ。で、商売もしたい。」
「行商は行商なんだな?なにを?豚はいいぞ?村でも取れるようになったから。」
「うん。コットワッツのタオル。歯ブラシ。
んーそれとビルの実のおいしい食べ方。
ちょっとお肉焼いて食べます?」
「?」

グーナさんとトーリムさんもよんで、
トンテキのビル添え大蒜焼を食べることになった。
とりあえず、わたしの姿をみて爆笑したトーリムはテムローサの蹴りをもらっていた。

「ビル?あの辛い?匂いがいい、うまいな。」
「けどこれはその匂いが問題。今はいいよ?みんなで食べてるから。
けど、食べてない人からすれば、息が臭いと言われる。
恋人と別れる理由になるくらい。」
「え?そんなに?」
「うん。だから、この歯ブラシで歯を磨く。
ビルも少し匂うからね。おしいけど。」
「・・・・。」
「村長?どうしました?」
「匂いな。それ、いわれたんだ。ここは匂いますねって。
ハムを買いにきた行商に。これか?」
「あー、村全体においしい匂いはするね。」
「いや、だったらそういうはずだ。息か?」
「んー、どうだろ?」
「あんたたちは?」
「匂いを感じなくする鍛練をしてるからわからない、というのが正直なところです。」

トーリムが眉をあげたが、そこは騒がない。よかった。
嘘ではない。

「これ、買っとこうよ。食べた後磨けばいいんだろ?
それにすっきりしたし。ビルの実も売り出したいけど、
匂いで避けられたらもったいない。
実際、俺たちだって、辛いのと口に匂いが残るから、
子供の根性試しで終わってるんだから。」

やけにトーリムが歯ブラシを勧める。
ん?テムローサが下を向いてる。

「どうした?」
「・・・モウさん?臭い?わたし? 」
「ん?なんで?テムはいい匂いだよ?さっきもいい匂いがした。」
「・・・コムの村長の息子が臭いって。」
「ふーん。兄ちゃんず、ぼくはちょっとコムに戻るよ。」
「え?何しに?」
「え?つるし上げ?」
「待って!待って!えーと?テム?テムローサ?
その子?男の子?その子にそう言われたの?」

そんな王子様顔した人が目線合わせで声かけたらダメだろ?


「!!モ、モウさん!!!」

こっちに飛び込んできた。
あー、いい匂いだ。あの石鹸だ。

「それ、照れたんだよ?テムローサがいい匂いしたから。
男の子でしょ?そんな年齢じゃないのかな?」
「あー、それか。なんだ。」んー、テムローサ?トーリムさんに相談したの?」
「うん。」

そうかそうか。
で、トーリムさんも、歯ブラシがいいんじゃないかと。へー。

「なんだ、じゃ、これはいらねーな。」
「え?いや、実はビル以上だから。ほんと。
この前の時に伝えても良かったけど、歯ブラシがなかったから、教えるの遠慮したんよ。」
「そうなんだ。しかし、今ビルの実は?」
「上の方に有った。蹴れば落ちてくるよ。それを乾燥させれば日持ちもする。」
「生肉にすり込んでもいいぞ?」
「そうなのか?それは試したいな。歯ブラシいくらなんだ?」
「3本で1銀貨。10本で3銀貨。」
「なんだ、そんなに高いもんでもないのか。」
「これ、数ヶ月ぐらいで毛先がへたるから。」
「ああ、そうなんだ。」
「あとはタオルとかね。商売してて。わたしはテムとおしゃべりしてるから。」





あとは2人に任せて、テムと話そう。


「テム?びっくりしたね、そんなこと男の子に言われて。」
「・・・うん。」
「男の子はそういうところあるみたいだね、気のある子をいじめるとか?
照れ隠し?要は子供だということだね。」
「なんだ、そうなんだ。」
「うん。トーリムさんはその時なんて言ったの?」
「テムはいい匂いがするから、あれの鼻がおかしいんだって。」
[あー、そっちかもしれんね。うふふふ。そのトーリムさんは
良かったね。」
「・・・・1000回中の1回だった。」
「あー、ここで使ったか。じゃ、当分ないね。」
「ね。あの、男の人はかっこいいと思ったよ?ドキドキした。」
「あー、ちい兄ちゃん?あれ、奥さん2人いて、子供も2人いるんだ。」
「あーーー!!!」
「いや、そのドキドキは大事よ?」


儚いあこがれを打ち破ってしまったがしかたがない。
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