いわゆる異世界転移

夏炉冬扇

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541:土地

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ヘレーナさんのところに寄ったら、
櫓宿のクスナさんのところにも寄る。
タオルの補充とプカプカの買い取り。
もちろん冷蔵庫の販売だ。ストローは断念。


「売れてる?」
「最初の勢いはなくなったかな?
買う奴はみんな買ったから。」
「そうか。そんなもんだね。そこでお客さん!新製品ですよ!」


冷蔵庫と冷凍庫の説明。
お客さんが望めば、冷たい飲み物を出せる。が、今は寒い。
そこで、冷凍保存したヘレーナさんのエビスープ。
鍋にいっぱい作ってもらったのだ。
これを小分けして、凍らす。
で、鍋に入れてあたためる。スープキューブだ。
それにパンとチーズ。そしてコーヒー。
コーヒーがあるのにスープとか思うなよ?
両方いるんだ!と力説!

「月が沈んだら飯を食うのか?
みな船に乗るからそんな暇はないぞ?」
「もっと早起きしろよ!」
「その準備で俺も起きるのか?」
「当然。もしくはコーヒーだけ。」
「一人一人に入れるのか?俺が?」
「そこでお客さん!新商品ですよ!今なら予約で確実に手に入る!」
「ティスさん?」
「聞いてやってくれ。」
「マティスも聞くの!で、マティスも売り込むの!」
「はいはい。」
「もう!えーと、
はい!このカンターウォーマー!
下は樹石で温度を保ち、一度に6杯のコーヒーを温かく保ちます。
しかも、煮詰まり、苦みが出ない!一番最初に入れたコーヒーと同じ味!
これはカンターの豆だからできること!
そしてこの器!
細かな入れ方、温度調整の仕方はここに!」
「コーヒーな。それを客に?ふーん。そのスープをここに入れてもいいの?」
「え?スープウォーマー?それはどうだろう?
煮詰まる?大丈夫?
んー。ん!使い方はお客様次第!」
「あははは!自分で試せってか。ま、そうだな。で?いくらなんだ?」
「冷蔵庫、冷凍庫とも各20リング。これは値引きできないの。
食堂とかだと大型のほうがいいでしょ?それはコットワッツと直接取引って形ね。
このカンターウォーマーは1セット5リング。
今なら、ドリップの布とコーヒー豆と樹石が付くよ。」
「ここいらだと樹石はいらんな。」
「あ、そっか。んー。じゃ、コーヒー豆とドリップの布のみ。」
「それは元からついてるんだろ?」
「おまけが常につくとは限らない。」
「愛しい人、コーヒーに合う菓子は?」
「それだ!今ならコーヒーにピッタリなクッキーが付くよ!」
「いいな!あれ、あっという間になくなったからな。
あれはもっと欲しい。」
「作りなされ。作り方はマティスが教えてくれるよ。」
「作れるかな?」
「そうだな。混ぜて冷蔵庫で冷やして、切って窯で焼くだけのものが有る。
簡単だ。」
「冷蔵庫がいるじゃないか!窯も!」
「窯は作ってやろう。冷蔵庫は買え。」
「んー。そうか、そうしようか。」
「え?マティスがいうから買うの?」
「いや、買うつもりだよ?冷凍庫も。
タオルとクッションが評判だったからな。結構金持ちなんだよ、俺は!」
「やった!」
「プカプカもあるぞ。」
「半分埋めてる?」
「それはそう言ってたからな、そうしてる。」
「街の管理は?」
「ワイプの旦那が任せられる人を探してるよ。
それまで、結構頻繁に来てくれるって。」
「それは師匠忙しいね。」
「そうみたいだな。だけど、海見てぼーっとして、
ちょっとはすっきりした顔して帰っていくぞ?」

師匠が移動できることは説明しているそうだ。

「今度来たらコーヒーとクッキー出してあげて。
師匠好きだから。 」
「そうだな。」
「じゃ、マティス?後お願いしていい?」
「愛しい人は?」
「クスナさん、プカプカ埋めてるところ見てきていい?」
「何もないぞ?」
「うん、見てくるだけ。」
「変わってるな。どうぞ?」
「じゃ、行ってくる。」
「愛しい人、誰にも会うな?」
「あいあい。」
「また難しいことをいうな、ティスさんは。 」
「そうか?人が来たら隠れろということだ。」
「まだ狙われてる?」
「ああ、そういえば有ったな。だそうだ、気を付けろ。」
「はーい。」
「忘れてんじゃんかよ!」




そうそう、忘れてた。
だって、そんな気配ないもの。行商してないからね。
とりあえず、白磁の材料になる土を確保しておこう。
軍曹のあの様子だと、土もかなり使っているはずだ。
誰にも会うなということは、
人に対して何もするなということ。


ハットリくんの歌を歌いながら、山に向かい、
つけてくる気配はあるけど、ダッシュで振り切った。


嘴が溶けている場所を探し、集めていく。
横着しているのか、埋めていないものは土に埋めておこう。
んー、ここの土地はきちんと管理したいな。
クスナさんに仕事として依頼しようかな。

駱駝馬で追って来たようだけど、気配は消しているでござる、ニンニン。


「いない?」
「こっちの方に来たはずだ。」
「あのままマトグラーサに行ったか?」
「男の方はまだ櫓だ。
バラバラになるなんて今が生け捕りにできるいい機会なのに!」

おお!怖いねー。
んー?馬が来るな。


「お前たちはなんだ?ここで何をしている。」
「あ?お前こそなんだよ?」
「第3王子ロマーカ私軍のものだ。」
「・・・・俺たちは遠乗りをしてただけだ。」
「帰れ!ここはロマーカ様の土地だ。」
「?ここはプカプカの捨て場だぞ?フェルトナの管理地だ。」
「さっきまでな。今はロマーカ様の管理地だ。出ていけ!!」

うそん!
(マティス!)
(どうした?)
(お客来た?)
(来てるな、イリアスのえらいさんだそうだ)
(土地買い取りだったら、絶対断って!)
(!わかった。お前は?すぐ戻れ)
(・・・様子見たらすぐ戻る)
(ん?)
(お前って呼ばれるの好き)
(!)
(急いで!)
(あはははは!)



要らぬことを言ってしまった。


つけてきた男、2人組は帰っていく。
ここの土地のことを知っているってことはフェルトナの人間か?
クスナさんところに来るときは気をつけないとね。

また馬が何頭かやって来た。

「ここか?」
「そうですね。ロマーカ様も何を考えているのか。
ご自身が管理する土地も、勝手に隣国に売る土地もないくせに。
なんで、こんな話になるんだ?」
「マトグラーサが買うっていうからだろ?
自分の中ではうまくやっていると思っているのだろう?
役に立たない不要な土地を隣国に売って、
金にするってな。
実際ここはプカプカの捨て場だろ?売っても構わんさ。」
「交渉は?」
「ルナッツが櫓宿に。向こうも金になるんだ、喜んで手放すさ。
我らも行こう。」



なんですと?

集めた土をさっそく貯蔵庫に移動させ、
マティスの元に。
中に入ると、ちょっとした待合スペースで、
クスナさんとにやけた男とが話をしていた。

「無理ですよ。あの土地は昔から、フェルトナで管理している。
手放すことはできない。」
「だから、売ってほしいと言っているんだ。1万リングだ。
それだけあれば、何でもできるだろう?この宿も新しく建てることもできるし、
ニッケよりも高くできるぞ?」
「プカプカの処理は?それも引き受けてくれるのか?」
「そんなもの、海に捨てておけばいいだろ?」
「ここで、その言葉をよく言えるな?
ほっとけば、海が濁って、魚も獲れなくなるんだぞ?」
「ここで、魚を取る必要もないだろう?ニッケから買えばいい。」
「どこにその金があるんだ?漁をしている奴らの仕事は?
毎月1万リング、そいつらにも出せるのか?」
「何を言ってる?あの土地代が1万リングだ。
仕事はほかに何でもあるだろ?
マトグラーサで弾丸づくりを、働き手を探しているからな。
お前だって、こんな宿をしなくても遊んで暮らせるんだぞ?」
「駄目だ。王からの話だとしても断る。」
「無礼だそ!」
「どこが。土地の売買は双方の同意のみ成り立つんだ。
知らないのか?もともとあの土地を売ったのはそっちだろ?
プカプカの処理に使うなら買えって。」
「そうだ、だから買い戻すんだろ?
売値は1000リングだったと聞いた。
その10倍出すんだ、文句もあるまい。」
「何年前の1000リングだ?あの時の苦労話は
皆知ってるぞ?かき集めて、かき集めて1リングすら負けなかったそうだな?
街のじいさん連中に聞いたら一晩以上愚痴を聞かされるぞ?
国の海を守ってるのになんで金を取るんだ?
ダメだ。」
「お前では話にならんな。フェルトナの土地だろ?
街の者は1万リングで手放すことに賛成するぞ。」
「残念。あの土地は俺の土地だ。俺が地主だ。
フェルトナの土地じゃない。
税金も中央に払ってる。俺個人がだ。」


おお!地主様!!

「素直に1万で手放せばいいものを!
徴収だ。あの土地はイリアスが徴収する。」
「勉強したのか?徴収するということは、
こっちの言い値を払うんだぞ?そっちが!法律が変わったとは聞いていない。
俺が知らないだけとかいうなよ?
こっちは櫓宿だ!ニバーセル王都の話も、こっちの方が速いんだ!
第3王子がマトグラーサにいい顔したらしいな。
売値は1000万リングだと聞いたぞ?
その金額を言うならまだしも、1万とはな!
徴収といったことは忘れてやるよ、帰れ!」

「ルナッツ?まだか?」
「もう来たのか!土地は?」
「何もないさ。土があるだけだ。」


さっきの男たちがやって来た。

「ダメだった。1000万で売る話も知ってる。」
「お前は持っていき方がまずいんだよ。
いくらで交渉したんだ?」
「1万。」
「ははは。じゃ、次は俺だ。」

「誰と話しても同じだ。」
「いや、こいつが間抜けなだけだ。すまんね。
1000万でマトグラーサに売る話は流石櫓宿だ。その情報は本当だ。
が、だからと言って1000万、そのまま渡すこともできないのは、
商売をやっているんだ、わかるだろ?
王子は金を作らないといけないんだよ。いろいろとな。
ロマーカ様が王になれば、この街だってもっと活発になるぞ?
宿の客も増える。
そのために協力してほしんだ。
交渉して、10万は出せると思うよ?
プカプカだって、あの土地に今まで通り捨てればいい。
なんでもマトグラーサは処理場を作りたいらしい。
汚物のな。そこで一緒に処分してもらえばいいだろ?」

汚物処理場。
あそこに作るのか。あれを?


『我が買う。売っておくれ。』





こういう時は赤い塊の爺で。
話は聞かせてもらったという感じで、宿に入っていった。
マティスは笑っている。

「は?何ってるんだ?じいさん?」
『あの土地じゃろ?プカプカを埋めてる?
あの土地を売るっていう話じゃろ?』
「爺!どこから聞いてたんだ?
第一、リングを持ってるのか?」

第3王子の私軍だといった男が笑う。
持ってませんよ?

『リングは持ち歩いておらんがな、
砂漠石ならある。』
「売るならリングだ。砂漠石は値上がりしているが
不安定だからな。」

クスナ!要らんことを!!


『ん?そうか?リングな。
では用意しよう。いくらで売ってもらえるのか?』
「じーさん?どこの人?」
『ん?知らんか?赤い服に面布とくれば、噂の赤い塊なんだが?』
「赤い塊か!え?本物?爺の方?」
『赤い塊、爺の方だな。』

後ろで私軍がざわつく。
1人飛び出していった。

「嘘をつくな!」
『ん?誰と聞かれたから答えたまでだ。
しかし、今、我は誰でもいいだろ?
いくらで売ってくれるかどうかだ。』
「じーさん、間違ってるよ。金額の話じゃないんだ。
あの土地はプカプカの処理するのに必要なんだよ。
1000万もらってもダメだ。」
『もちろん!あの土地はこれから先もプカプカの処理場だ。
だったらいいんだろ?
そのほか以外のことに使ってほしくないだけだ。
お前さんが所有していることで、困ることがあるなら、
我に売ってくれればいい。所有者は我で、利用するのこれまで通り、
プカプカの処理だ。』
「税は?」
『ん?それはどうなるんだ?所有者が我になっても税ってイリアスに納めるのか?』
「違う、あの土地は俺のだ。俺は地主なの。俺みたいなのは結構いるんだよ。
俺が放棄宣言して、あんたが習得宣言すればあんたのものだ。あんたが中央に税を払えばいい。」
『思いもかけず自分の土地が手にはいるのか。年どれくらい?』
「年、10だ。10リング。住めないぜ?持ってるだけだ。
領主じゃない、地主な。
年末にどっかに税を納めるだろ?
そん時に中央あてに10リング出せばいいだけだ。」
『え?年末に誰が回収に来るの?』
「え?納めたことないの?」
『ないな。』
「どんな生活してるんだよ?野宿?」
『いろいろ転々と』
「じゃ、どこでもいいから、誰かに頼めよ。
俺でもいぞ?手数料もらうけど。」
『おお!なら、問題ないな。売ってくれ。』
「待て!爺!邪魔をするな!金は持ってないんだろ?」
『そうだな、今すぐにはないな。
だが、売ってくれるなら、すぐに用意するぞ?
それぐらいの移動はできるからな。』
「え?ほんとに?ちょっと待って!」

クスナさんはマティスに助けを求める。
んー、リング、どうしよう。
向こうは10万って言ってるからそれ以上出すのが筋だよね?


ま、何とかなるか。


「プカプカの処理はいままで通りなら、あの土地を譲ろう。
所有者があんただ。管理は俺がする。税金の処理も俺がする。
あんたたちは1000万寄こすんならいいぜ?
もちろんプカプカの処理も継続だ。
1リングも負からない。無理だろ?だから帰れ!」
『おお!それがいいね。じゃ、それで。』
「待て!お前たちグルだろ?あの土地が1000万だというなら、
お前も出せ!もともと金なんか持ってないくせに!
あるんなら今見せろ!」
『聞いてなかったのか?石ならあるが、リングは今ない。
売ってくれるならすぐに用意する。
ここの資産院?それ経由でもいいだろ?
手数料が痛いな。が、仕方がない。月が昇る前までに用意しよう。』
「・・・・王の名において徴収しよう。
金額を言え。」
「あははは!1億っていえば出すのかよ?」
「出すさ、その代わり、この街の税が100倍になる。」
「何言ってんだよ!そんなことでるわけないだろ!」
「できるさ!隣国との関係を崩さないために仕方がない。
原因はお前にあるんだ。お前はイリアスの人間だからな。」
「・・・・。」
「な?10万出すんだ、それでいいだろ?
お前はイリアス人だ。王の徴収には逆らえない。
1億を要求し、これから先100倍の税を街民みなで払うか、
10万もらうか。
どちらも断ってもいい。
徴収を断るなら追放だ。
あの土地で暮らせばいい。今すぐ決めろ!」






『クスナ!放棄しろ!我がもらう!』
『あ!宣言!我の管理せし地を放棄する。』
『宣言!我が欲する。クスナが手放したる土地を!
所有者なき地を我は欲する。
その地に礎をその地に豊かさをその地に繁栄を!!』

あの土地のことを思って宣言した。
どうだ?ん?力がちょっと抜けるな。
これ、テール君にはしんどかっただろう。えらいな。







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