いわゆる異世界転移

夏炉冬扇

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581:贔屓

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「できてますかー?」
「もちろん。100枚で2リング。5000枚だ。」
「すごい!検品しますね。」
「信用してくれないのかい?」
「もちろんしてますよ?だからするんですよ。
子供たち雇っていいですか?」

以前来た時は8人ほどの子供がいた。
漁に出れないぐらいの小さな子供。


「みんなー!袋を広げてお水を入れてねー!
みんなで協力してね!漏れてる袋があったら教えてねー!
これはお仕事だよー。一人、1銀貨ね。
それとおわったらおいしいものたべよーねー。」


結局、爺と婆も皆で確認。
5000枚もの袋だ。
1割はダメだと見越したが、30枚ほど。優秀だ。


「できたーよー。たこ焼きっていうの。熱いから気を付けてねー。」

49セット買い取りということで、98リング。
確認作業が20人。2リング。
合計100リング。

「どうですか?100枚2リングで今後も行けそうですか?」
「そりゃ、欲を言えばもっと欲しいが、片手間に作るからね。
なれてくるころにはかなり作れる。今の金額でいいよ。」
「じゃ、水漏れが5000枚中、50枚以下なら、
10リング上乗せしますね。10リング獲得目指して
丁寧に作って下さい。」
「それはいいね。試しにさ、大きい方、塩袋を作ってみたけど
水が漏れるんだ。」
「隠匿制限がかかってるからね。わたしが許可すれば作れるようになるけど、
買い取り先はわたしだけなんですよね。
で、買い取るなら今のところ1リングかな。
ダカルナの塩屋さんで買ってもらってるから。そこからかなり高値で
売ってることは分かってるんだけどね。値上げ交渉してみようかな。
それがうまくいったら作ってもらえますか?」
「1枚2リングは欲しね。」
「わかりました。交渉してみます。
そうだ!こっちでミフィルさんの話聞いてます?」
「・・・どうしたんだい?」
「んー、なんか、喧嘩して?ニバーセルの王族のところに、
ミフィルさんが来て、これから自分が化粧水と髪油を売るって。
アガッターさんとけんかしたみたいなこと聞いたんで。」
「あんたたちをその2人が探しているのは知っている。
ダカルナから捕縛命令が出たのも。
しかし、これは昨日、手違いだったと通知が来た。
仲違いの話はまだここまで聞こえてこない。
あんたたちが、実はコットワッツ身内で
未開の土地を拝領した話は知ってるよ?」
「そうですか。それはいいとして、その話、その通知が来る前ですよ?
直前かもしれないですけど。仲違いは。」
「それはおかしいね。情報なんてもんは大抵、順番にやってくる。
どうして前だとわかる?」
「んー。その土地の管理者の名前、マティスと愛しい人でしょ?
愛しい人はわたしの名前なんですよ。
で、ニバーセルでは愛しい人問題ってのがありまして、愛しい人っていうのは
わたしのことヨというお嬢様が結構いるんです。

その問題が、ダカルナ、ピクト、デルサートルまで波及して、
土地を見に行った時に一同顔合わせのようになってですね、
そうなると、お嬢様同士の、家柄自慢が始まって、
アガッターの裏庭の話に。
そこは古臭いと言えば、ダカルナのお嬢さんが、これから化粧水を使わないのかと。
で、ニバーセルのお嬢がミフィルさん所で買うからかまわんよって。
えっと、話分かります?」
「要は、ニバーセルの女がダカルナの女とやり合って、
化粧水の話に?で、アガッターのところしか化粧水はけないのにいいのか?と。
でも、ミフィルのところから買うからってこと?」
「喧嘩したって。ミフィルが言っていたらしいです。
で、それを聞いたアガッターさんが、行き違いがあったようだって。」
「・・・・。」
「これって、なんか気を付けることありますか?
巻き込まれたくないんですけど。」
「そう考えているんだったら、2人に近づくんじゃないよ。
どっちの味方も敵にもなってはいけない。その仲違いはわざとだよ。」
「?なぜに?」
「2人が喧嘩すれば、それぞれのご贔屓が相手に負けないように
ものを買うのさ。そうすれば、売り上げが伸びるだろ?
なにか新しいものを売り出すときに使う手だよ。
商品を売り切れば、仲直りしましたっていうのさ。」
「最低ですね。」
「そう。だから関わらないほうがいい。
あんたたちはミフィルに気に入られていたようだけど、
良かれとおもって手助けしても、それはけっきょくは金の為なんだからさ。」
「じゃ、その仲違いごっこしている間のミフィルさんの情報って、
信用しないほうがいいですか?」
「情報の信頼まで落としていたんじゃ、いままで生きてこれないよ。
逆に、この期間の情報は信頼があがるよ。
信頼を貶めたいんじゃないんだよ。
相手よりも売り上げに貢献しようっていう客をあおってるだけなんだよ。
へたな情報を流して、アガッター贔屓になったとしてもだよ?
仲直りしたとなったら、アガッターも信用ならないってことになる。
逆も一緒だよ。」
「そんなこと何回もしてるんですか?これ、知ってる人は嫌でしょうに。」
「嫌だよ。だけど、化粧水と髪油は2人のところだけだろ?
仕方がないよ。物を買うだけだ。」
「・・・面倒ですね。」
「それだけいい商品だってことだよ。
とにかく、関わらないことだね。」

頼まれても関わりたくない。

友達にそんなことされたら、縁を切る。
ヘレーナさんもそうなのかな?

たこ焼きは好評だった。おろし金も1銀貨で売れる。これは実際赤字だ。
これは仕方がない。

冷蔵庫と冷凍庫は1台ずつ。
残りは引き取った。
が、次に行商が廻ってくればおそらく買うだろう。
一度使った便利なものはやっぱり便利なのだ。

たこ焼きを作る鉄板は20リングで作ってもらったと言えば、高いと驚かれた。
一生ものですよ?と答えたが、確かに高い。
今度来た時また作っておくれと言われた。
次回は6個3銅貨ですと宣伝。
いつか元は取れるだろう。

エビのビスクは鍋いっぱい、1リングで売ってもらった。

クスナさんのところは明日だ。
軍曹のところに行く。


「隊長!」
「できてる?」
「もちろん!例の物もお皿なんですが見てください!!」


ナーチアの作った白いお皿は、透明感があってとてもきれいだ。


「きれいだ。縁に透かしを?素敵だね。」
「窯の温度の調整が従来と全く違います。
窯も新しく作りました。ええ、あのアガッターからもおらったお金で。」
「あれね。とある人に同じものを見せたら、20万だって言われたよ。」
「そうでしょうね。それだけの価値があります。
だけど、それだと売れない。売れたとしても数が出ない。」
「うん。そこまで高級路線じゃないからね。
でも、普段使いとは違う。
差別化だね。
完全に切り抜いてしまうとか?レース布のように?
凹凸を付けるとか?
後は絵付けかな。
金と銀を入れてもいい。
同じ柄でいろいろなものを作るの。
そうするとまとめてたくなるってことない?」
「ありますね!」
「化粧瓶と髪油の瓶。これで作ってもらうつもりだったけど、
アガッターが出てきた。
わたしの化粧瓶を盗んだと言ってきたよ。」
「よく言いますね。」
「この白磁の製法は隠匿を掛けなさい。
この白磁で化粧瓶を作るなら新たな契約を結べばいい。
それから、ここの街の世話役、領主と相談を。
メジャートの産業になる。

わたしからはこれに使う土を売ろう。
まずは1袋。
これのお金はいらない。次から塩袋1つで1万リングだ。
必要な量をコットワッツに手紙で注文して。


わたしもその土で小物を作るだろう。
が、売ることはしない。
賄賂とか、贈り物とかね。それは許してほしい。
わたしが作ったとわかるように印は入れるから。
あれにも入っているよ?
モって。
ナーチア、あなたも名前を入れるといい。
どこの誰の手で作ったかわかるように。
ナーチアの白磁だ。
メディケ陶磁のね。
店の名前と別にするといい。
いろいろ展開できるから。」

「すごいじゃないか!ナーチアの白磁!メディケ陶磁!」
「すごいわ!あの袋分あればドンドン作れる。
1つ100リングだとしても売れるわ!」
「まてまて!皆とよく相談しよう。
でないと争いが起きる。」
「そ、そうね。
隊長?やっぱり隊長も作れるんですね、違う方法で。
そのこの土はどこから?」
「うふふふふ。これからはモウと呼んで?取引相手だからね。
どこにあるか内緒だよ。わたしの商売道具だ。
いずれ、連れていこう。ナーチアの白磁が大陸に知れ渡ったら。
きっと皆は歓迎するだろ。」
「隊長。いえ、モウさん、ありがとうございます。」
「商売だよ?儲けさせておくれ。」
「ええ!十分に!」
「ふふふ。そればっかりにかからないでね。
また、作ってほしいもの頼むから。」
「ええ。お願いします。」
「これの商品化したものは明日にでも持ってくるよ。」
「コーヒー!みなが欲しがっています。
10コほどお願いできますか?」
「毎度あり!!」
「「うふふふふふ。」」


マティスはたこ焼き屋さんをしていた。
1皿3銅貨。
みなでほくほくして食べた。
わたしももちろん食べる。
あと5皿は食べれるよ。








「カンターさん、袋持ってきましたよ!」

ルポイドにはきちんと入国。
広場で店を広げないので税は払わない。
守衛さんには鳥肉がないのかとがっかりされた。
すまん。




200の豆袋に豆を詰めてもらう。
これは一袋5銀貨。
味はいろいろ。
豆袋は1枚5銅貨で売る。100枚買ってくれた。
ブラスで作ったくパッチンクリップ付。
もちろん、乾燥消毒済みである。

そして出来上がったカンターウォーマー。
これを3リングで卸す。
まずは20セット。場所を借りてセットしていく。
ちいさな麻袋に入れていく。
袋にはカンターさんのカの字が入っている。
売り値は5リング以上だ。

「袋はまた注文できるのか?」
「ええ。」
「どうやって?」
「コットワッツに注文書を。
モウモウ商会に。」

行商の名前だ。
安易だ。安易すぎるが、2人とも思い浮かばなかったのだ。

モウモウ商会のモウです。
笑うわー。

「直接じゃないのか?」
「各地廻っているんで。コットワッツ領主館に届けてもらえれば
わかるようになっています。早めのご注文を。」
「わかった。じゃ、悪いが豆を炒るから詰めていってくれ。
報酬は好きな豆、2袋だ。」
「やった!!」




作業が終わり、ずうずうしく一番高い豆を2種もらった。
それで、まったり、コーヒータイム。


「これはウォーマーではダメだ。
丁寧にな。」

マティスが入れ方を教わっている。
特別な時のコーヒーですね。
カップにもこだわりたい。
コーヒーカップ作っちゃおうかな。


カンターさんにはヘレーナさんのエビのスープを振舞った。
「豆袋はヘレーナさんのところで作ってるんですよ。
カンターさんのこと知ってましたよ?」
「あはははは!そうか!昔、まだ、成人前にあったことがあるんだ。
懐かしいな。」
「カンターさんも若いころは、大陸をいろいろ廻ったんですか?」
「そうだな、廻ったな。
どこかに、何かがあるってな。
結局生まれたここで、一番うまいコーヒーを作ることだった。
無駄なことをしたもんだよ。
「ふふふ。違いますよ。
身近なところに幸せがあると気付けたのは、
いろいろなことをしたからですよ。よかった。
お陰で、おいしいコーヒーが飲めるんだもの。ね?ティス。」
「私は軍時代は各地を回ったが、
結局はどこにもいかなかった。」
「そりゃそうだよ。わたしを待ってたんだもの。
ま、どこにいてもそこにいったんだろうけどね。」
「そうか。」
「そうだよ。うふふふ。」
「よくもまー、人前で惚気られるな。こっちが照れるわ。」
「そうか。これを。」

またマティスがクッキーを出す。
これの作り方も説明。コーヒー豆の焙煎で火加減を見るのは
得意なので、窯の温度調整もできるようだ。
低温でじっくりがポイントだ。


エデトがここにいればやってくると思ったがこないので、
カンターさんにコーヒーで世界を牛耳ろうと誓い、別れた。


「テルマさんのところにいるかな?館に行けば御大層になるから。」
「そうだな。が、気配はないぞ?館の方だ。」
「わかるの?」
「ルポイドに入ってからな。
向こうも気付いているようだが、動けないのか?
待っているようだな?」
「なんだろね。また、囲まれるのかな?」
「何のために?」
「石使い欲しさに。」
「2度もか?一度目は許したが、2度目はない。
コーヒー、テオブロマとトウミギとクジラか。なかなかいいな。」
「え?この国もらっちゃうの?」

「マティス、やめてくれ。」
「テルマ?何をしている?」
「迎えに来たんだ。」
「テルマおじい様、遅くなりました。エデトは?」
「先に話をしたい。」
「ん?エデトの話ですか? 一緒じゃだめですか?」
「いや、先に。」
「?」






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