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648:極悪人
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リアルガックシ。
「愛しい人!!」
両膝をついてしまった。
Gが発動しなかったことを感謝してもらいたい。
この場合は上位のG、ジョージでもおかしくはない。
抱きしめるマティスの胸元にすり寄り、どうにか落ち着こうとするが、
怒りが湧いてくる。
やはり、おかしい。絶対におかしい!
「愛しい人?先に大陸を廻ろう?
先にうまいものを制覇しよう。
私も研究するから。3度の食事は私が用意すると最初に誓っただろ?
大丈夫だから。ワイプの言いなりにはなってはならない!」
「マティス、マティス。
10億がおしいわけじゃない、いや、おしいけど!
なんでそこまでしなくちゃいけないの?
無知は罪だけど、知は罰になる。
知らなかったらこんなことに悩まなくていいのに!
もう何も言わないし、何もしない!」
「それ、ダメでしょ?あなたの負担が大きくなるだけですよ?
わたしたちに丸投げでいいから、任せなさい?
原石代は都合付けますから。」
「ないくせに!そんなお金ないくせに!!」
「あなたね、それぐらい都合付けなくて資産院なんて勤められないですよ?」
「じゃなんで、倒れるまで働いてたの!」
「それは表のお金だからですよ?裏のお金だったら何とでも。」
「バーカ、バーカ、バーカ!師匠のおたんこなすのノータリン!!
マティス!師匠が極悪人だ!死ね死ね団に入るよ!わたし!!」
「そうか!!すごいぞ!これで、ワイプは死ぬな!」
「マティス?死ね死ね団の趣旨はいかに師匠が平穏無事に過ごし、
わたしたちがお気楽に過ごせるかどうか探求する団体だよ?
10億のお金裏で作るって、どんだけ極悪人なんだってことだよ?
心配で眠れないよ?
あらゆる情報を駆使して師匠の動きを把握しておかないと!」
「そうだな!ワイプ!逐一行動は報告しろ!!」
「そうですね、そうしましょう。」
「モウ、ワイプも。その話はいいから。
モウ?今の話は可能なことなのですか?」
「できる。あくまでも塩袋経由で運び込むなら。
15%以上の配合で、塩袋に入れれば、
余剰分は海に捨てる?移動する?
無効化のほうがいいかな?」
「だったら、モウちゃん?最初からすべて無効化すれば?」
「ダメだよ。進化を止めるようなことはできない。
わたしゃ神様じゃないし、統治者じゃない。
今回の件はうちの商品が絡むからだ。
わたしは正義の使者でも何でもないんだよ?」
「そうなるか。」
「ニックさん?銃もそうだけど、進化の過程なんだ。
それは少し先を進んでいるであろう故郷のことを知っているからなんだ。
ザスの葉、青い花、これから人に役立つものが必ず生まれる。
それを断つ権利は誰にもない。
たとえ結局麻薬が蔓延してもだ。」
「そうなったときに、モウちゃん?後悔しないか?」
「しない。そうなったのはだれの責任?麻薬に手を出した、
抜け出せない状況になった本人の責任だ。
なぜ、それに手を出した?
仕事で嫌なことがあった?
恋人に振られた?
ともだちに勧められて?
興味本位?
自ら手を出したんだ。
強制じゃない。
国が、強制するのならまた話は別だよ?」
「ニバーセルが強制すれば?」
「さらば、ニバーセル!」
「そうなるか。」
「なってしまえば、それこそ、
このグラシオル大陸の人が生きていくのに必要な要素だ。
砂漠石と同等の。
そこに行きつくまでにたくさんの人が死んでもね、
わたしはなにもしない、できない。
一個人の知識と群集心理は、群集心理の方が強い。」
「それをワイプ?3年か?戦争のことも含めて?」
「なとかなるでしょう?が、禁止になった後はどうにも。
ネルウカート国が独占するか、エルトナガ国が独占するか、
なくなることはない、そうですね?」
「ない。だけど、禁止すれば、それだけ抑制できる。
それは集団心理だ。
医療方面に使われることを願うよ。」
「ええ。」
「誰に隠匿を掛けてもらえばいいですか?
わたし以外で。」
「どうして?」
「わたしは異分子だ。不都合があるかもしれない。」
「わたしがしましょう。まずは塩袋をその塩屋に持っていきましょうか?
どういう流れで塩屋に?」
「もともと、行商の夫婦が持ち込んだもの。
いいものだから売ってほしいと。
持てくれば買い取るというはなしで。
その話を聞いたという3兄弟も持ち込みました。
それから、兄弟2人で。
あの塩屋には身元はばれてますが、向こうも商売人。
納品してくれれば、国が探していても問題はない。
1枚1リングで納めていましたが、
作ってもらうので、1枚3.5リングの値上げを承諾してもらいました。
その代わり、納品は20枚以上です。
1枚8リングで売ってるそうです。
前回それで、20卸しました。わたしが作ったものです。
次回からはヘレーナさんのところの商品です。
そのとき検品もするので、差異はないはず。
あれば、補修はします。
隠匿はわたしの監修する塩袋、及び豆袋の中に、
摂取で人体に悪影響があるもので、尚且つ異常な依存性があるもの、
となりうる成分が、
摂取で人体に悪影響があるもので、尚且つ異常な依存性があるもの、
一定割合を超えた場合に、
その生成成分の有効性を隠匿してください。
大量摂取だけだと塩も毒なんで。」
「さすがですね。有効性を隠匿ですか。無効ではないと?」
「いまあるなにかを使えるか使えないか、
使えるであろうことを使えなくするということ、
それが隠匿ですよね?
だから有効性を隠匿、すなわち使えなくする、
無効にするということですね。
成分を無効にというのはおそらくできないはず。
言葉は間違えないで。」
「そうなりますか、では、袋から出せば?」
「原石級です、袋に一定数入れば隠匿はかかります。
そして袋から出しても、隠匿はかかったまま。
が、袋に入れなければどうにもできない。
マンザスのみ袋に入れて、青い花の成分のみ別口で搬入されれば
どうにもできない。
が、これは、わたしの範疇じゃない。塩袋に入れたらダメですけどね。」
「まどろっこしいな!」
「仕方がないですね。
今回、マンザスの葉、ザスの葉だから、取引が成立しているんですよ。
さすがに分からないものが入れば、国境で制限できますし、
国に対して問い合わせもできる。
安全性もね。
向こうはさぞかし、驚いたことでしょうね。
ザスの葉以外なにが入っているかなどと聞かれるとは思っていなかたはず。
国境でも、ザスの葉だと言っているでしょう。」
「どうやって見分けるんだ?」
「それも考えないと。」
「比重は違いますよ?ふるいに掛ければ、成分は別にして、
マンザスの葉とそれ以外で別れます。マンザスは重いようです。」
「重量で?では袋の重さで見分けられる?」
「底に重りをいれればわかりませんよ?」
「あー。」
「・・・・。」
「なに?」
「純真無垢なのか?そんなことを思いもつかないの?
麻薬を運ぶために、袋に入れて、呑込んで運ぶ手もあるんだよ?
あとで吐き出すか、腹切るか。
お尻に入れることもあるし、女の人は子宮に入れることあるって。
で、税関、国境を抜けるんだよ?
そこまでしても、手に入れたがるんだよ、麻薬を!」
みながお尻をキュッとした。
「そのあたりの話もゆっくり聞かせてください。
いまは100あるんですね?塩袋?」
「1000はあるかな?この前大量に取ったから。」
「では、雨の日は長いと予報が出たので、食料保存にもいいだろうから、
大量に持ってきたと、塩屋にいいなさい。
売れるだけ売ってしまってください。それで当分来れないといいなさい。
ネルウカート国からの打診が何もなければ、
そんなにいらないというでしょう。
あれば、あるだけ引き取るだろうし、次はいつだと念を押すはず。
あなたたちの正体はしってるんですよね?
領地のことも、愛しい人問題も。
雨の日後はおそらく何もかも落ち着いてるはずだから、その時にとね。
隠匿の話もしておきなさい。
偽物がでるから、掛けているとね。3年縛りだとは言わなくていいですよ?
3年縛りは時間を制限する代わりに、上書きはできない。あなた以外はね。
それこそ原石級ですよ?」
「よかった、メディング様様ですね。」
「そうなりますね。」
「その塩屋はどうなんだ?」
「あれは、商売人だ。商売相手には申し分ないと思う。
が、そうなると、こっちは若輩。いいようにあしらわれている感がある。」
「ザスの葉は好き嫌いが分かれる。
モウちゃんがそれを理由に護衛を下りるのは
護衛として未熟だが、あり得る理由となる。だからそれ以上の説明はいらないって
止めたんだよ。」
「はい。」
「でだ、その塩屋がザス嫌いだったら、袋は売らないってことになるだろう。
そうすればどうなるかだ。」
「相手がどうでるか?塩屋を殺す?仕入れ先が分からなくなる。
いつ来るんだと脅される?商売人だ、黙ってるだろか?
命より高価なものがないから、知っている限りの情報はながすか?
ザス嫌いだったら、塩袋は使えない。
だったら、別のところ卸すこともしない。
んー、ヘレーナさんのところまで行くか?
その話はしてないからたどりつけない。
カンターウォーマーについてる豆袋と同じと気付けば、ばれる。宣伝してるから。
だけど、そこで直接仕入れても香は抜けるね。
隠匿がかかってるから。
ヘレーナさんも商売人だ、そのことは言わないで売るかな?
ダメかもしれないよってさきに念を押して。
確認してもらうために、あの村内なら性能は維持できるんですよ。
外に出たらダメだ。
それでも、多少の誤差はあるから、売るのは別に構わない。
あとで、ダメだったって文句を言ったって、しらんがなーで済む?
塩屋がザス好きだったら?
自分のところで専売で取引しようとするかな?
どっちでもなくて、塩屋というのに専念したいのなら、
取引を切るか、売るか。
煩わしいもの。それも他国が絡むから。
そうなると、また、塩袋を使わない。
3年持たす意味もない。
倍以上の値段で麻薬が蔓延するだけだ。
その前にザスの葉のことしってるかな?」
「ダカルナだろ?ザスの葉は入って来てるだろうな。
そこまで考えれるとは思わなかったが、いまここで想像しても仕方がないな。」
「そうですね。いまの配合のままなら別に構わないんですよ。
それで塩袋がうれれば御の字だ。
だけど、それだと銃と同じ。危険性を知ってるのに。しかも当事者だ。
塩屋が断れば、塩袋の方法を公表しましょうか。
そうすれば勝手に作る。
塩袋でわたしが隠匿した製法の塩袋に隠匿を掛ける。
誰が作っても一緒だ。
自分も儲けようとするから駄目なんだ。」
「それはダメですよ?商売してください。で、納税を。
塩屋に売らないのなら、別に売ればいい、
ワイプ商店にね。これは儲かりますよ~。」
「「「「極悪商人ワイプ!!!」」」」
「愛しい人!!」
両膝をついてしまった。
Gが発動しなかったことを感謝してもらいたい。
この場合は上位のG、ジョージでもおかしくはない。
抱きしめるマティスの胸元にすり寄り、どうにか落ち着こうとするが、
怒りが湧いてくる。
やはり、おかしい。絶対におかしい!
「愛しい人?先に大陸を廻ろう?
先にうまいものを制覇しよう。
私も研究するから。3度の食事は私が用意すると最初に誓っただろ?
大丈夫だから。ワイプの言いなりにはなってはならない!」
「マティス、マティス。
10億がおしいわけじゃない、いや、おしいけど!
なんでそこまでしなくちゃいけないの?
無知は罪だけど、知は罰になる。
知らなかったらこんなことに悩まなくていいのに!
もう何も言わないし、何もしない!」
「それ、ダメでしょ?あなたの負担が大きくなるだけですよ?
わたしたちに丸投げでいいから、任せなさい?
原石代は都合付けますから。」
「ないくせに!そんなお金ないくせに!!」
「あなたね、それぐらい都合付けなくて資産院なんて勤められないですよ?」
「じゃなんで、倒れるまで働いてたの!」
「それは表のお金だからですよ?裏のお金だったら何とでも。」
「バーカ、バーカ、バーカ!師匠のおたんこなすのノータリン!!
マティス!師匠が極悪人だ!死ね死ね団に入るよ!わたし!!」
「そうか!!すごいぞ!これで、ワイプは死ぬな!」
「マティス?死ね死ね団の趣旨はいかに師匠が平穏無事に過ごし、
わたしたちがお気楽に過ごせるかどうか探求する団体だよ?
10億のお金裏で作るって、どんだけ極悪人なんだってことだよ?
心配で眠れないよ?
あらゆる情報を駆使して師匠の動きを把握しておかないと!」
「そうだな!ワイプ!逐一行動は報告しろ!!」
「そうですね、そうしましょう。」
「モウ、ワイプも。その話はいいから。
モウ?今の話は可能なことなのですか?」
「できる。あくまでも塩袋経由で運び込むなら。
15%以上の配合で、塩袋に入れれば、
余剰分は海に捨てる?移動する?
無効化のほうがいいかな?」
「だったら、モウちゃん?最初からすべて無効化すれば?」
「ダメだよ。進化を止めるようなことはできない。
わたしゃ神様じゃないし、統治者じゃない。
今回の件はうちの商品が絡むからだ。
わたしは正義の使者でも何でもないんだよ?」
「そうなるか。」
「ニックさん?銃もそうだけど、進化の過程なんだ。
それは少し先を進んでいるであろう故郷のことを知っているからなんだ。
ザスの葉、青い花、これから人に役立つものが必ず生まれる。
それを断つ権利は誰にもない。
たとえ結局麻薬が蔓延してもだ。」
「そうなったときに、モウちゃん?後悔しないか?」
「しない。そうなったのはだれの責任?麻薬に手を出した、
抜け出せない状況になった本人の責任だ。
なぜ、それに手を出した?
仕事で嫌なことがあった?
恋人に振られた?
ともだちに勧められて?
興味本位?
自ら手を出したんだ。
強制じゃない。
国が、強制するのならまた話は別だよ?」
「ニバーセルが強制すれば?」
「さらば、ニバーセル!」
「そうなるか。」
「なってしまえば、それこそ、
このグラシオル大陸の人が生きていくのに必要な要素だ。
砂漠石と同等の。
そこに行きつくまでにたくさんの人が死んでもね、
わたしはなにもしない、できない。
一個人の知識と群集心理は、群集心理の方が強い。」
「それをワイプ?3年か?戦争のことも含めて?」
「なとかなるでしょう?が、禁止になった後はどうにも。
ネルウカート国が独占するか、エルトナガ国が独占するか、
なくなることはない、そうですね?」
「ない。だけど、禁止すれば、それだけ抑制できる。
それは集団心理だ。
医療方面に使われることを願うよ。」
「ええ。」
「誰に隠匿を掛けてもらえばいいですか?
わたし以外で。」
「どうして?」
「わたしは異分子だ。不都合があるかもしれない。」
「わたしがしましょう。まずは塩袋をその塩屋に持っていきましょうか?
どういう流れで塩屋に?」
「もともと、行商の夫婦が持ち込んだもの。
いいものだから売ってほしいと。
持てくれば買い取るというはなしで。
その話を聞いたという3兄弟も持ち込みました。
それから、兄弟2人で。
あの塩屋には身元はばれてますが、向こうも商売人。
納品してくれれば、国が探していても問題はない。
1枚1リングで納めていましたが、
作ってもらうので、1枚3.5リングの値上げを承諾してもらいました。
その代わり、納品は20枚以上です。
1枚8リングで売ってるそうです。
前回それで、20卸しました。わたしが作ったものです。
次回からはヘレーナさんのところの商品です。
そのとき検品もするので、差異はないはず。
あれば、補修はします。
隠匿はわたしの監修する塩袋、及び豆袋の中に、
摂取で人体に悪影響があるもので、尚且つ異常な依存性があるもの、
となりうる成分が、
摂取で人体に悪影響があるもので、尚且つ異常な依存性があるもの、
一定割合を超えた場合に、
その生成成分の有効性を隠匿してください。
大量摂取だけだと塩も毒なんで。」
「さすがですね。有効性を隠匿ですか。無効ではないと?」
「いまあるなにかを使えるか使えないか、
使えるであろうことを使えなくするということ、
それが隠匿ですよね?
だから有効性を隠匿、すなわち使えなくする、
無効にするということですね。
成分を無効にというのはおそらくできないはず。
言葉は間違えないで。」
「そうなりますか、では、袋から出せば?」
「原石級です、袋に一定数入れば隠匿はかかります。
そして袋から出しても、隠匿はかかったまま。
が、袋に入れなければどうにもできない。
マンザスのみ袋に入れて、青い花の成分のみ別口で搬入されれば
どうにもできない。
が、これは、わたしの範疇じゃない。塩袋に入れたらダメですけどね。」
「まどろっこしいな!」
「仕方がないですね。
今回、マンザスの葉、ザスの葉だから、取引が成立しているんですよ。
さすがに分からないものが入れば、国境で制限できますし、
国に対して問い合わせもできる。
安全性もね。
向こうはさぞかし、驚いたことでしょうね。
ザスの葉以外なにが入っているかなどと聞かれるとは思っていなかたはず。
国境でも、ザスの葉だと言っているでしょう。」
「どうやって見分けるんだ?」
「それも考えないと。」
「比重は違いますよ?ふるいに掛ければ、成分は別にして、
マンザスの葉とそれ以外で別れます。マンザスは重いようです。」
「重量で?では袋の重さで見分けられる?」
「底に重りをいれればわかりませんよ?」
「あー。」
「・・・・。」
「なに?」
「純真無垢なのか?そんなことを思いもつかないの?
麻薬を運ぶために、袋に入れて、呑込んで運ぶ手もあるんだよ?
あとで吐き出すか、腹切るか。
お尻に入れることもあるし、女の人は子宮に入れることあるって。
で、税関、国境を抜けるんだよ?
そこまでしても、手に入れたがるんだよ、麻薬を!」
みながお尻をキュッとした。
「そのあたりの話もゆっくり聞かせてください。
いまは100あるんですね?塩袋?」
「1000はあるかな?この前大量に取ったから。」
「では、雨の日は長いと予報が出たので、食料保存にもいいだろうから、
大量に持ってきたと、塩屋にいいなさい。
売れるだけ売ってしまってください。それで当分来れないといいなさい。
ネルウカート国からの打診が何もなければ、
そんなにいらないというでしょう。
あれば、あるだけ引き取るだろうし、次はいつだと念を押すはず。
あなたたちの正体はしってるんですよね?
領地のことも、愛しい人問題も。
雨の日後はおそらく何もかも落ち着いてるはずだから、その時にとね。
隠匿の話もしておきなさい。
偽物がでるから、掛けているとね。3年縛りだとは言わなくていいですよ?
3年縛りは時間を制限する代わりに、上書きはできない。あなた以外はね。
それこそ原石級ですよ?」
「よかった、メディング様様ですね。」
「そうなりますね。」
「その塩屋はどうなんだ?」
「あれは、商売人だ。商売相手には申し分ないと思う。
が、そうなると、こっちは若輩。いいようにあしらわれている感がある。」
「ザスの葉は好き嫌いが分かれる。
モウちゃんがそれを理由に護衛を下りるのは
護衛として未熟だが、あり得る理由となる。だからそれ以上の説明はいらないって
止めたんだよ。」
「はい。」
「でだ、その塩屋がザス嫌いだったら、袋は売らないってことになるだろう。
そうすればどうなるかだ。」
「相手がどうでるか?塩屋を殺す?仕入れ先が分からなくなる。
いつ来るんだと脅される?商売人だ、黙ってるだろか?
命より高価なものがないから、知っている限りの情報はながすか?
ザス嫌いだったら、塩袋は使えない。
だったら、別のところ卸すこともしない。
んー、ヘレーナさんのところまで行くか?
その話はしてないからたどりつけない。
カンターウォーマーについてる豆袋と同じと気付けば、ばれる。宣伝してるから。
だけど、そこで直接仕入れても香は抜けるね。
隠匿がかかってるから。
ヘレーナさんも商売人だ、そのことは言わないで売るかな?
ダメかもしれないよってさきに念を押して。
確認してもらうために、あの村内なら性能は維持できるんですよ。
外に出たらダメだ。
それでも、多少の誤差はあるから、売るのは別に構わない。
あとで、ダメだったって文句を言ったって、しらんがなーで済む?
塩屋がザス好きだったら?
自分のところで専売で取引しようとするかな?
どっちでもなくて、塩屋というのに専念したいのなら、
取引を切るか、売るか。
煩わしいもの。それも他国が絡むから。
そうなると、また、塩袋を使わない。
3年持たす意味もない。
倍以上の値段で麻薬が蔓延するだけだ。
その前にザスの葉のことしってるかな?」
「ダカルナだろ?ザスの葉は入って来てるだろうな。
そこまで考えれるとは思わなかったが、いまここで想像しても仕方がないな。」
「そうですね。いまの配合のままなら別に構わないんですよ。
それで塩袋がうれれば御の字だ。
だけど、それだと銃と同じ。危険性を知ってるのに。しかも当事者だ。
塩屋が断れば、塩袋の方法を公表しましょうか。
そうすれば勝手に作る。
塩袋でわたしが隠匿した製法の塩袋に隠匿を掛ける。
誰が作っても一緒だ。
自分も儲けようとするから駄目なんだ。」
「それはダメですよ?商売してください。で、納税を。
塩屋に売らないのなら、別に売ればいい、
ワイプ商店にね。これは儲かりますよ~。」
「「「「極悪商人ワイプ!!!」」」」
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