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666:併設
しおりを挟むかなりの荷物になったので、帰りに取りに来ることに。
今日中に20番門まで廻って、10番門の宿屋に泊る予定だ。
そこから、カリクさんのところに移動、ごちそうをしてもらう。
「おお!いいんじゃないか!」
門番さん、ベリナさんがわたしたちの姿を見て言う。
ぱっと見では田舎者には見えない。
特にマティスは気品が漂う。
ニックさんも渋い。
もちろん写真撮影済み。
「帰りに寄るのか?
今日中に?20番まで?えらい急ぎなんだな。
じゃ、20番まで行くか?
19番で泊まらないのか?」
「ん?20の方が宿屋じゃないのか?」
「昔の話だな。
20番で泊まったら誰も奥まで来ない。
19番で、泊まってもらって、飯は18番だ。
17番と16番は20番と18番にないものが売っている。
20番から16番までが同じ顔役だからな。
15番から11番までひと固まり、9番から1番はまた違う。」
「10番門は?」
「そこも宿屋だ。これはここと同じ顔役だな。
最初にさそったのは19番門内なんだよ。
ま、そういうところも多いんだ。もちろん、それだけではないんだけどな。
あまり女の人は来ないな。
そうだ、聞いたか?20番にザスが入ったんだよ。
どうだい?あんたは知ってるだろ?」
ササ、ニックさんに聞いている。
「ザスなー。あんまりだな。
それを入れる道具類だったら、セセには興味あるんじゃないか?
俺はよくわからんがな。」
「ああ、そういうのはあるな。じゃ、19番は軽く見て、
20番に行こう。そこは、やはりタフト街道ここにありってことだ。」
「そういえば、ここの領主さんってどこに住んでるの?」
「街道じゃないさ。
18番から南に行ったところだな。
あの案内したところは領主殿のいとこにあたるんだよ。」
「うわ。そういうの先に言ってよ。
無礼な態度を取ったかもしれない。」
「あー、ないない。荷物も預かって、取りに来いっていうんだろ?
気に入った証拠だよ。
あれは、ここらの顔役になってもおかしくないんだよ。
それとな、俺が言うのもなんだけど、
19番も20番も金を落とすのもいいんだが、
18番で遊んでくれよ。」
「へー。やっぱり昔と違うんだねぇ。
よし、じゃ、散財予定の分で、馬車を調達してくれ。」
「旦那!いいな!」
ニックさんは旦那に昇格。
馬車を曳くのは西馬だ。
それの4頭馬車。
なんというか、ものすごく派手である。
そしてガラスがはめてある。
構造的な勉強になる。
縁はカットガラスにはしないんだ。
あれは古い納まりなんだろうか?
うん、馬車本体は持って帰ろう。
これで、馬なしで10万リングなり。
馬はレンタル方式で。
さすがにリングがないので、砂金で。
きっちり天秤を出してきて支払った。
さっきの服飾屋さんでもだ。
「こういう案内するのって結構あるの?」
「ないよ?悪いが歩きでしかも外からここまで来たのはあんた達くらいだ。
ここで、馬車を乗り換えることはあるけどな。
ほんと、どこの田舎もんかと持ったぜ?」
「そりゃそうだな!あははははは!!」
19番門での通行税は1人120リングで、馬車と馬とで
1000リング。
もう砂金です。
袋もどこにでもあるような皮袋。
19番門内を馬車で抜けることに。
当然酔う。
西馬たちに干し肉を上げながら事情を説明しました。
「あのね、わたし乗り物に酔うの。
うん、馬車のこと。
でね、唯一酔わない馬車を引いてくれる馬さんにね、
聞いたんだ、ほかの馬とどう違うのって。
そしたら、上下に動かないように意識すればいいって。
わかる?」
こんなうまいものをくれたんだ、やってみよう
「ありがとう!」
「ソソ?行くぞ?」
「うん!」
一応19番のきれい処ってどんなの?と
話をしている間に西馬と交渉。
マティスは興味ナッシングだが、こういうのは聞いとかないといけない。
おそらく、ベリナさんにはムッツリスケベと思われているはず。
「ソソ?酔うだろ?ここに。」
マティスが左鎖骨を叩くが大丈夫だ。
「うん。大丈夫。
馬さんたちも頑張ってみるってゆってくれたからね。
で、このラベロっていうのこの匂いがいいみたい。」
たしか、青りんごの香りは酔い止めにいいと聞いたことがある。
リンゴではなく青りんごだ、さわやか系?
「・・・・。」
拗ねた。
「でも、もたれさせてね?」
「もちろんだ。」
「ここでそんなことすんなよ。
あんちゃんと御者変われ。
おい!あんちゃんよ!こっちで飲もうぜ。
ソソよ、さっきとは違う酒を出してくれよ。」
「んー、じゃ、洋酒?紹興酒?芋焼酎?適当に。
あてはさっきとおなじだよ?」
「旦那!いいのかい?」
「もちろんだ。こいつらはあんまり呑まないからな。
酒と食うもんも適当に買ってきてくれや。」
「任せとけ!」
手懐けている。
(モウ、マティス?御者台から音石を宿屋に投げ込んでくれ。あとで回収だ)
(ラジャー!)
(?)
(了解しましたってこと)
(はは!これもワイプに請求だな)
(当然だ)
間口は狭いが奥に広い。
ベリナさん一押しの宿屋の中には案内してもらった。
純粋な宿屋だそうだ。
他は高級娼館併設。遊郭?
そこは女性の泊まりは少ないが、女性向けの物を売っている。
遊女にプレゼントというわけだ。
で、案内してもらったところは、
女性客が多く泊まるので、品ぞろえがいいということらしい。
ホテルに併設しているブランドショップみたいなものだろう。
15番門外で売っていたものだ。
なるほど、桁が2つほど違う。
紅も売っていた。これも聞けば東から入ってくるとか。
鏡はコットワッツで作っている方がきれいだ。
あー、コットワッツ館の2階に作った大鏡は少し凹まそうか?
そうすれば細く見えるから。
いや、それはいかんな。
ここでも一応お買い物。
エッグスタンドがあったのでそれを買う。
一番大きいものを3つ。
この中にクッションを入れれば、産まれたばかりのトビヘビの赤ちゃんの
ベットになるんではないかしら?
ガイライへのお土産だ。
じゃ、ビャクとクーにもベットがいいかな?
参考にするものを見るだけにしよう。
やはり高い。
お金があるとかないとかではなく、心臓に悪いし、
そして作ったほうがより良いものができそうだ。
だが、実際に出来たためしがないのも真実。
出来たとしても予算はオーバー。
買ったほうが安い。
しかし、今はマティスがいる。
うん、マティスに作ってもらおう。
「ソソ?どうした?欲しいものは何でも買っていいんだぞ?」
「うん。セセ。欲しいものはもちろん買うよ。
セセは?なんかあった?」
「ここではないな。ササがいう、ザスの為の細工物が見たいな。
良いものを見るだけでも勉強になるからな。」
「そうだね。」
「おいおい、買って行かないのか?
どれもこれも、見たことないだろ?」
「うん。見たことないから、使い様がないのよ。
折角案内してもらったのに、ここでもっと買わないと
兄さんに悪いね。
兄さんは?いい人になにか買っていかないの?
もちろんお代はササが出すからさ。ねだっちゃえば?」
「え?いいの?」
「いいの、いいの。そんかわりお酒の相手してやってね。」
「任せとけ!」
酒癖の悪い上司を押し付けるような形になってしまった。
ま、いいだろう。
ニックさんは彼からあらゆることを聞き出すはずだ。
部屋の一室を見せてもらったが、
なんというか、バブリーなファッションホテルという感じだった。
お風呂もある。
が、狭い。
「2人で入れないね。」
「・・・・ソソ?それは恥ずかしいことだ。」
「あ!そうか。うん。
妹たちにもさ、そういう話したらびっくりしてたよ。」
「話したのか?」
「うん。いろいろ。実践するって言ってたよ?」
「ああ!だからあいつはあんな感じだったのか!」
セサミンのことだ。
ものすごくもじもじしてたから。
それは、自分にしてくれたことを教えたのはわたしであって、
それを兄にもしているということを知ったからもあるだろう。
「・・あれら以外には言うな?」
「うん、そのほうがいいみたい。」
寝具類を売り込みたいがここは我慢だ。
プカプカなら水洗いOKだからね。
それと真綿の組み合わせは最強なはず。
今後販売リスト上位だ。
「お泊りではないのですか?」
宿の主殿が残念そうだ。
だって、結局かなりの物を買ったから。
上客なのだ。
買った小物類は、ばらして組み合そうかなって。
「主よ、すまんな。
話し方でわかるだろ?俺たちはこんなご立派なところに泊れる身分じゃないんだよ。
思わぬところで大金、まさしく大金を手に入れたからな。
ばっと使おうって。中を見せてくれただけでも満足だ。ありがとよ。」
「いえいえ。
ここまで、豪快にお買い上げいただいたのは久々でございます。
どうぞ、身分などお気になさらないでくださいまし。」
「あははは!それには持ってるもんが必要だわな。」
「もちろんでございます。」
あははははは!
当然だ。
ここで、甘味も調達できた。
砂糖菓子だ。
氷砂糖のような琥珀糖のような?
わたしからすれば、素朴なお菓子なのだが、
どうやらかなりな高級菓子のよう。
あの土蜜のお菓子が出回れば驚くだろうな。
大人のお菓子も。
チョコも別格だろう。
ああ、寒天があれば琥珀糖はできるな。
天草、赤い海藻?藻?
海苔に使ったのは緑だった。
じゃ、赤いのを探そう。
海苔は故郷と同じだったんだよね。
色も味も。
サンゴも同じ。
昆布も。
海はかなりの確率で同じだ。
魚はトドで、桃は貝だが。
それから、また馬車に乗り、
馬さんの努力のおかげか、香のせいか、酔わないけど、マティスにもたれながら、
音石君たちを各宿に派遣していく。
馬車の中ではニックさんとベリナさん、
そしてなぜか宿の主もいる。
いまから20番門に行くんだというと同行させてほしいという。
「かまわないが、18番門のあの布屋?
あの店主が上客が明日こっちに来るかもって言ってたぜ?
いいのかい?」
「ああ、その話ね。
ここにはお泊りにはなりませんから。」
「ん?なんでだ?なかなかにいい宿だと思ったんだが?」
「旦那、いいんだよ。暇なんだよ。
だから案内したんだし。」
「ベリナ!黙れ。」
「へいへい。旦那も呑み相手が多いほうがいいだろ?」
「そりゃそうだ。うまい酒持ってきてくれよ。
もちろん、買うからさ。」
「これはうれしい。」
で、宴会状態だ。
どうやら、娼館併設をしていないことで、
暇らしい。
それでも、女性の客には喜ばれていたが、
今回のお妃問題で、主の宿、パーニュさんのところは
遠慮してほしいと通達が来たそうだ。
参戦者だけが来るわけではない。
大勢の従者、護衛が同行する。
当然、彼らも泊まる。
遊女目当てではない客が泊っている間は、遊女たちは何をしているかというと、
やはりその宿で働くと。
付き添いで来る男狙いになるそうだ。
店を通すか、個人でか。
腕の見せ所となるらしい。
うん、すごいとしか言いようがない。
派遣した音石君たちには艶めいたことは省くように通達済みだ。
動けないからね、最初に移動してもらったところの音のみだ。
そこは入口から一番近い部屋。
その宿の主の部屋が多いだろうということ。
これは10番門で勉強済み。
とにかく広範囲に音を回収するようにと。
移動する前にぎゅっと握りしめ、感謝の念を込めていった。
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