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690:興行
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ルカリさんの頼み事、演者を紹介してほしいということだった。
話を聞けば、ガイライも共犯だと思う。
「違うんです!断れないんですよ!
流される!!
ルカリの気持ちもわかる!」
「ガイライ殿で断れないのならわたしではとてもとても!!」
50人規模の観客で芝居を見せてほしいとのこと。
楽しい話。
「それさ、お金はもらえるの?演者も仕事だよ?」
「もちろん、わたしがお払いします。」
「ん?いや、ルカリさんが出すのじゃなくて観客がお金出せる?」
「え?そうなるのですか? 」
「モウ?主催者が手配するんですよ。
今回は会場は相手が用意していますが。」
「そうなのね。
会場、場所代もルカリさんが払って?
1日貸し切りってことで。普通の相場でね。
飲み物とちょっとしたお菓子付きで一人1リングだ。
タダじゃないんだよ。
そう言われたが、今回はわたしが奢ろうってね。
いつも楽しい話を聞かせてくれる礼だと。
50枚のチケット、観覧券を作るね。50枚だけだ。
それを渡して。」
「?わかりました。」
「ふふふ。不思議?
そうしないと、次もお願いしますって言われちゃうよ?
お貴族様の楽しみの観劇。
それをルカリ先生の手配で今回だけ見れるっていうことに、
価値を置かないとね。
しかも、ルカリ先生がお金を出してくれる。
楽しまなくっちゃってね。
でも、念押しはしてね。今回だけだって。」
「ええ。」
「モウ、良からぬものが紛れ込みますよ?」
「だろうね。それはチケットで判断できるようにするよ。
偽造はできない。どこの誰に渡ったかはわかるようにはするから。」
転売とかあるだろうか?
「師匠?これって税金的には?」
「1回だけ?だったらなにもできないですね。」
「あははは!抜け道だらけだね。
毎回演者と演目変えれば、今回が初めてなんでって言えそう。」
「!モウの故郷ではどうしてました?」
「んー、なにで稼ごうと、そのひとの収入に対して
税金を払う形かな?だまってればわかんないってことはないのね、
いろいろ優遇はあるから。
でも、どうだろう、詳しくないな。
それを調べるぐらいなら、素直に税金払ったほうがいい。
大きなところはそれ専門にする人を雇うけどね。
ばれたときの追加で払うほうがまずい。
で、故郷は性善説がある。
だれも、そんな悪いことはしないってね。
指摘されて初めて決まりができる。
こういう催しは、主催者側の収入になるから、
そこで払うはず。」
「え?わたしがですか?」
「そうだよ?観覧者からお金とるでしょ?
で、そこから、場所代、演者に払う支払、
で残ったのがルカリさんの収入。それに対し税がかかる。
で、演者はその収入から、かかった費用を引いて、のこりの収入に税がかかる。
あ、経費ていうのがないんだっけ?
支払い分は免除されるの?ああ、そっちで税がかかるからか。
なるほど。
なんせ、主催者側は儲かるように持っていける。
例えばよ?
50人から一人1リング回収できるとする。
場所代に10リングかかったとして、40リングはルカリさんの手に。
で、わたしには紹介料として、30リング。
10リングはルカリさんの懐に。これに税がかかる。
で、わたしは演者に、30リング。
そのまま渡す。
演者には30リングの収入に対して税を納める。」
「それではモウにはなにもないし?」
「そんな事はない。
あとで、紹介料として、こっそり演者から25リング回収する。
わたしの口添えがなければ、
実現できなかったんだから。これはこっそり。
で、わたしの手元には25リング!これは無税!
ウホウホだ!!」
「あ、悪徳!」
「なんで?演技を見せてお金が欲しければ、
場所の用意と観客を演者自ら用意しないといけない。
それをルカリさんがするんだ。
で、ルカリさんは演者の知り合いがいないから、
知ってるわたしに頼むんでしょ?
演者の取り分が少ないって?
演者とは表現者!表現する場所と相手がいないと次にはつながらない!
何事も経験なんだから頑張れってことだね。」
「やっぱり悪徳!!」
「なんで?武の大会でも入場料取ったでしょ?
それと一緒だよ?」
「そうしないと、皆が皆、見に来るからですよ。
それに、4000リングの収入は中央院の懐に入るだけです。」
「あははは!それにライガーの1000リングか。
それはみなで喜ぶよね。
収入だよ。回収しないと。」
「あなた、資産院に来なさい。」
「誰が行くか!!」
横で黙って聞きながらわたしに食べごろのお肉を
取ってくれていたマティスが吠える。
「うん、行かないよね。
でだ、話がそれるけど、見る観客数が確保できるなら、
催しは儲かる。興行だ。
武の大会も、見学料、参加費をもらう。
外でその時だけでる屋台も参加費をもらう。
参加費以上の儲けが出ると考えるなら参加する。
そのときは収入は非課税にするとかね。
うまみも与える。
賞金も賄える。
参加費が100リングとか。
賭けも開催する。
胴元は開催者だ。
きちんと配当を考えれば損はしない。
入った分の比率で還元するからね。
ここに不正はない。でないと次がないから。
武の大会なんか開催する予算なんかないって思った?
やり方だ。
娯楽が少ない王都人は皆見に来る。
参加者にうまみがあれば参加する。
そこに不正はある。
わざと負けたりしてね。
それは多少あるだろう。
だけど、そんな奴が優勝してみ?
会場を出たところで、参加費が払えなかった、
ほんとは強い奴に殺される。
で、そいつは優勝者を倒したものという称号が与えられる。
いま、すごいって思った?
甘いな。問題は多々ある。
そんなことは興味もないほんとは強い男がいるんだ。
病弱な妹と2人暮らし。
ある時えらいさんから大会に出ろって言われる。
当然断わる。興味がないとね。
が、あくどい策略で、
妹を人質に取られてしまう。
参加しろ、さもなくば妹はどうなるかわからないぞ、って。
くだらないが、妹の為。
2人でこれから平和に暮らすため。
もちろん男の快進撃だ。
ばった、ばったと名に聞こえた猛者を倒していく。
大会に参加して勝ったとしても、
その参加者のなかで一番強いというだけだ。
本当に強いものは名も知られていない。
その男のようにね。
さぁ、決勝戦だ。
観客席の片隅に妹の姿も見える。
両脇には2人をだまし、脅した貴族の私兵だ。
勝てばいい。それだけだ。
が、対戦相手はなんていうことだ!
自分の親友、妹の想い人!
どうすればいい!!
俺が、俺が、死ねばいいのか・・・・。」
「・・・・。」
皆が手を止め、次のセリフを待っていた。
「第2段のお肉出してもらおうか? 」
「え?え?続きは?」
「え?知らんよ?」
「ちょっと!あなた!!気になるでしょ!!!」
「劇だってさ、次回に続く!ってなったら次回も見に来るよね。
次回!銃声に愛が散る!乞うご期待!!」
「ええええ!!!」
「さ、次出して!食べよう!!」
まさに食べつくした。
ビールもまだあった!ということにしてどんどん出す。
既に酔ってからなので、
オート、ルカリ、シートは何が何だかわからない。
第2段、いや、第5段まで食べつくして、
最後の甘味。
天ぷらアイスだ。
お食事代はオート院長が奢ってくれました。
ごちです!!
解散後、わたしたちは扉君の家に帰った。
サボテンの森の下に展開している。
なぜか、マティスがそわそわしている。
「どうしたの?」
「いや。」
「ん?ラーフィングと会う時は2人一緒だよ?」
「いや、違う。ああ、売りつけるものを用意しないと。」
「そうだね。お茶は鉢植えでも売ったらいいんじゃないかな?
お茶の栽培。趣味を持つのはいいことだ。」
「そうだな。」
「ん?ああ、ルカリさん生徒に見せる芝居?
どんなのがいいかな?一緒に考えよう。」
「それ!それはいいのだが、あの続きは?」
「ああ!あれ?んー、適当な話なんだけど、
どうとでもなるよ?どんなのがいい?」
「どうとでも?」
「うん。万々歳で終わるか、涙にくれるか?
その妹の想い人が一番悪い奴かも知れないし、
妹がさらに悪い奴かも知れない。」
「え?病弱なんだろ?ど、どうして!!」
あれだ、時代劇の悪役は普段も悪い奴だと思うお年寄りだ。
10パターンほど話を作って聞かせた。
眠い。
話を聞けば、ガイライも共犯だと思う。
「違うんです!断れないんですよ!
流される!!
ルカリの気持ちもわかる!」
「ガイライ殿で断れないのならわたしではとてもとても!!」
50人規模の観客で芝居を見せてほしいとのこと。
楽しい話。
「それさ、お金はもらえるの?演者も仕事だよ?」
「もちろん、わたしがお払いします。」
「ん?いや、ルカリさんが出すのじゃなくて観客がお金出せる?」
「え?そうなるのですか? 」
「モウ?主催者が手配するんですよ。
今回は会場は相手が用意していますが。」
「そうなのね。
会場、場所代もルカリさんが払って?
1日貸し切りってことで。普通の相場でね。
飲み物とちょっとしたお菓子付きで一人1リングだ。
タダじゃないんだよ。
そう言われたが、今回はわたしが奢ろうってね。
いつも楽しい話を聞かせてくれる礼だと。
50枚のチケット、観覧券を作るね。50枚だけだ。
それを渡して。」
「?わかりました。」
「ふふふ。不思議?
そうしないと、次もお願いしますって言われちゃうよ?
お貴族様の楽しみの観劇。
それをルカリ先生の手配で今回だけ見れるっていうことに、
価値を置かないとね。
しかも、ルカリ先生がお金を出してくれる。
楽しまなくっちゃってね。
でも、念押しはしてね。今回だけだって。」
「ええ。」
「モウ、良からぬものが紛れ込みますよ?」
「だろうね。それはチケットで判断できるようにするよ。
偽造はできない。どこの誰に渡ったかはわかるようにはするから。」
転売とかあるだろうか?
「師匠?これって税金的には?」
「1回だけ?だったらなにもできないですね。」
「あははは!抜け道だらけだね。
毎回演者と演目変えれば、今回が初めてなんでって言えそう。」
「!モウの故郷ではどうしてました?」
「んー、なにで稼ごうと、そのひとの収入に対して
税金を払う形かな?だまってればわかんないってことはないのね、
いろいろ優遇はあるから。
でも、どうだろう、詳しくないな。
それを調べるぐらいなら、素直に税金払ったほうがいい。
大きなところはそれ専門にする人を雇うけどね。
ばれたときの追加で払うほうがまずい。
で、故郷は性善説がある。
だれも、そんな悪いことはしないってね。
指摘されて初めて決まりができる。
こういう催しは、主催者側の収入になるから、
そこで払うはず。」
「え?わたしがですか?」
「そうだよ?観覧者からお金とるでしょ?
で、そこから、場所代、演者に払う支払、
で残ったのがルカリさんの収入。それに対し税がかかる。
で、演者はその収入から、かかった費用を引いて、のこりの収入に税がかかる。
あ、経費ていうのがないんだっけ?
支払い分は免除されるの?ああ、そっちで税がかかるからか。
なるほど。
なんせ、主催者側は儲かるように持っていける。
例えばよ?
50人から一人1リング回収できるとする。
場所代に10リングかかったとして、40リングはルカリさんの手に。
で、わたしには紹介料として、30リング。
10リングはルカリさんの懐に。これに税がかかる。
で、わたしは演者に、30リング。
そのまま渡す。
演者には30リングの収入に対して税を納める。」
「それではモウにはなにもないし?」
「そんな事はない。
あとで、紹介料として、こっそり演者から25リング回収する。
わたしの口添えがなければ、
実現できなかったんだから。これはこっそり。
で、わたしの手元には25リング!これは無税!
ウホウホだ!!」
「あ、悪徳!」
「なんで?演技を見せてお金が欲しければ、
場所の用意と観客を演者自ら用意しないといけない。
それをルカリさんがするんだ。
で、ルカリさんは演者の知り合いがいないから、
知ってるわたしに頼むんでしょ?
演者の取り分が少ないって?
演者とは表現者!表現する場所と相手がいないと次にはつながらない!
何事も経験なんだから頑張れってことだね。」
「やっぱり悪徳!!」
「なんで?武の大会でも入場料取ったでしょ?
それと一緒だよ?」
「そうしないと、皆が皆、見に来るからですよ。
それに、4000リングの収入は中央院の懐に入るだけです。」
「あははは!それにライガーの1000リングか。
それはみなで喜ぶよね。
収入だよ。回収しないと。」
「あなた、資産院に来なさい。」
「誰が行くか!!」
横で黙って聞きながらわたしに食べごろのお肉を
取ってくれていたマティスが吠える。
「うん、行かないよね。
でだ、話がそれるけど、見る観客数が確保できるなら、
催しは儲かる。興行だ。
武の大会も、見学料、参加費をもらう。
外でその時だけでる屋台も参加費をもらう。
参加費以上の儲けが出ると考えるなら参加する。
そのときは収入は非課税にするとかね。
うまみも与える。
賞金も賄える。
参加費が100リングとか。
賭けも開催する。
胴元は開催者だ。
きちんと配当を考えれば損はしない。
入った分の比率で還元するからね。
ここに不正はない。でないと次がないから。
武の大会なんか開催する予算なんかないって思った?
やり方だ。
娯楽が少ない王都人は皆見に来る。
参加者にうまみがあれば参加する。
そこに不正はある。
わざと負けたりしてね。
それは多少あるだろう。
だけど、そんな奴が優勝してみ?
会場を出たところで、参加費が払えなかった、
ほんとは強い奴に殺される。
で、そいつは優勝者を倒したものという称号が与えられる。
いま、すごいって思った?
甘いな。問題は多々ある。
そんなことは興味もないほんとは強い男がいるんだ。
病弱な妹と2人暮らし。
ある時えらいさんから大会に出ろって言われる。
当然断わる。興味がないとね。
が、あくどい策略で、
妹を人質に取られてしまう。
参加しろ、さもなくば妹はどうなるかわからないぞ、って。
くだらないが、妹の為。
2人でこれから平和に暮らすため。
もちろん男の快進撃だ。
ばった、ばったと名に聞こえた猛者を倒していく。
大会に参加して勝ったとしても、
その参加者のなかで一番強いというだけだ。
本当に強いものは名も知られていない。
その男のようにね。
さぁ、決勝戦だ。
観客席の片隅に妹の姿も見える。
両脇には2人をだまし、脅した貴族の私兵だ。
勝てばいい。それだけだ。
が、対戦相手はなんていうことだ!
自分の親友、妹の想い人!
どうすればいい!!
俺が、俺が、死ねばいいのか・・・・。」
「・・・・。」
皆が手を止め、次のセリフを待っていた。
「第2段のお肉出してもらおうか? 」
「え?え?続きは?」
「え?知らんよ?」
「ちょっと!あなた!!気になるでしょ!!!」
「劇だってさ、次回に続く!ってなったら次回も見に来るよね。
次回!銃声に愛が散る!乞うご期待!!」
「ええええ!!!」
「さ、次出して!食べよう!!」
まさに食べつくした。
ビールもまだあった!ということにしてどんどん出す。
既に酔ってからなので、
オート、ルカリ、シートは何が何だかわからない。
第2段、いや、第5段まで食べつくして、
最後の甘味。
天ぷらアイスだ。
お食事代はオート院長が奢ってくれました。
ごちです!!
解散後、わたしたちは扉君の家に帰った。
サボテンの森の下に展開している。
なぜか、マティスがそわそわしている。
「どうしたの?」
「いや。」
「ん?ラーフィングと会う時は2人一緒だよ?」
「いや、違う。ああ、売りつけるものを用意しないと。」
「そうだね。お茶は鉢植えでも売ったらいいんじゃないかな?
お茶の栽培。趣味を持つのはいいことだ。」
「そうだな。」
「ん?ああ、ルカリさん生徒に見せる芝居?
どんなのがいいかな?一緒に考えよう。」
「それ!それはいいのだが、あの続きは?」
「ああ!あれ?んー、適当な話なんだけど、
どうとでもなるよ?どんなのがいい?」
「どうとでも?」
「うん。万々歳で終わるか、涙にくれるか?
その妹の想い人が一番悪い奴かも知れないし、
妹がさらに悪い奴かも知れない。」
「え?病弱なんだろ?ど、どうして!!」
あれだ、時代劇の悪役は普段も悪い奴だと思うお年寄りだ。
10パターンほど話を作って聞かせた。
眠い。
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