いわゆる異世界転移

夏炉冬扇

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798:チラリズム

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先にセサミナが目を覚ました。

「起きたか?愛しい人もそろそろだ。」
「あ!わたしは先に下に行ってます。」
「どうして?」
「そ、その恥ずかしいし、その、姉さんのこの姿は、
あまり見せない方がいい。」
「?」
「では!」


隠れるところは隠れているし、透けていない。
可愛らしすぎるという奴か?
彼女に言うとなぜか怒るからな。


「愛しい人?時間だよ?起きて?」

「んー、んー、んー!!!!ふーわぁー!!!!
ん?マティスだ!!えへへへへへ。」

ああ、可愛い!

「お!すっきりしてるね!良し!
シャワー浴びてくるよ。30分で食堂に行く!
朝ごはんを食べさせてください!!!」
「30ぷん?もっとゆっくり風呂に入ってもいいんだぞ?」
「身支度に30分もいらない!
それよりもおなかがなりそうなのが問題です!」
「そうか?」
「そうなのです!んん?これ、新作だね。」

いま着ている新作に気付いたようだ。
嬉しそうに、くるりとまわってくれた。

「かぼちゃパンツの完成品だ。」
「かわいいね!それにやわらかい!
ん?胸元はちょっと開き過ぎじゃない?
水着はもっと上だったよ?」
「他がゆったりしているからな。
それくらいでもおかしくない。
ふくらみがわかるように、
砂漠石の糸で持ち上げている。苦しくはないだろ?」
「うん。らくちん。
でも、ちょっと恥ずかしいかな?」
「そうか?」
「んー、さっきさ、マティスがセサミンのことで、
戸惑ってたからわかったのね。」

セサミナではなくわたしの心の揺れか。

「そうか、それで?」
「ここにさ、セサミンうずもれてたよ?」
「あ!」
「うふふふふふ。だから、耳まで赤くなってたんだ。
そういうことがあるから、
もう少し上にね。
マティスもうずもれる?」
「もちろんだ!!」


これはいいな!
そのまま、オーロラの話、ワイプの話を伝える。
少し話しづらい。


「そうか。選択肢がありすぎてわからんけど、
お土産は?」
「もちろん撃ったもののどこかについているはずだ。
気付かれないようにな。音石と砂漠石だ。
見つかったり、覚えられなくなったら戻ってくる。
小さいから長い時間は覚えておけないがな。」
「そうか!砂漠石とセットなら戻ってこれるね。
これからそうしよう。なにかわかればいいぐらいだしね。
弾は?」
「ここに。」

モモの殻にいれている。
そうすれば、その状態で留まり、中が見える。

結局、愛しい人を抱きかかえる体勢になった。
胸のふくらみがよく見える。
いいな!

「ちょっと違うね。
やっぱり流線型をとってるね。
従来の弾にキャップをつけた感じだね?
んー。オーロラは匂いのこと何か言ってた?焦げ臭いとか?」
「いや、匂いのことまで聞いてないな。」
「それも確認か。」
「匂いというのは?」
「火薬ね、火薬の話。
故郷と同じで砂漠石を使っていないかもしれないなって。
優先順位を間違えてはいけないな。
ムムロズさんと連絡とれる?」
「呼ぶか?あれより、ワイプより、カップの友人より先?」
「そうだね。
ああ、先に、お風呂とご飯!30分後に!!」
「わかった。食事が終わる頃にムムロズが来るようにしておこう。」
「うん。ありがとう。お風呂行ってきます!」

そういうと、頬に軽い口づけを落として走っていった。
いいな!

飯の用意はすぐできる。
ムムロズはどう呼ぶか?
ニックは、忙しいか。ワイプもだな。
あとは、顔を知っているものはツイミか。


(ツイミ!)
(マティス様!なにかありましたか?モウ様は?)
(心配するな。問題ないとカップから聞いてるだろ?)
(もちろん。しかし、心配になります)
(それはそうだな。あとで、愛しい人から連絡をしてもらおう)
(ええ。お願いします。それで?御用事は?)
(ああ、悪いが優先事項だ。ムムロズをここに寄こしてくれ。
ワイプにも愛しい人からの優先事項だと言ってくれればいい)
(わかりました。すぐに)
(あ、風呂に入って、飯をくうから、今から1じかんあとだ)
(1じかん、ですね。わかりました)



─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘

トイレにいってから、お風呂に。

・・・・わたしはいつもモリモリだな。
トイレに行く回数も多いようにおもう。
やはり腸の長さが違うのだろう。
オーロラのモリモリ報告は大量に食べたからだろうか?
それとも、あの石を取り除いた影響だろうか?
いい方に?悪い方に?
まずは石を体内に入れて、仕事をしてもらう?
そいう使い方があるのかどうかだ。
誰に聞けばいい?誰が答えられる?
毒関連でロセツさんに聞くほうがいいとは思うが、
これがトップシークレット系だと問題だな。
一般論としてトックスさんに先に聞こうか。


熱いシャワーを頭から被りながら、
歯磨き、石鹸を泡立て、顔から頭、さらに頭で泡立て、
それで体を洗う。タオルではなく、ボディーブラシで。
たわしだと言ってもいいようなもので。
これは昔ながらのやり方だ。
全身シャンプー愛用者でした。
これは決してマティスと一緒の時にはしない。
というかできない。マティスがしてくれるから。
足の指の間、耳の後ろ等は言霊できれいになっている。
石鹸で潤いと香りづけのみだ。
化粧水、乳液もどき、で整え、
髪は風で乾燥。これが一瞬で!素晴らしい!!
あとは、産毛の処理と、鼻毛チェックをし、爪を軽く磨く。
ほら、15分。
のこり5分で服を着替えればいい。
10分も余裕がある!

あー、背中?肩?撃たれたのはどこだ?

合せ鏡で背中を見れば、肩甲骨あたりが赤い。
1%の衝撃でこれか。
かなり威力があるのか?わからん。
とりあえずこの状況を写真に撮っておこう。
髪をかき上げて?はははは!セクシーショットだな。
んー、ロングブーツだ!
下乳ちらり?
いやん!
チラリズムを前面に押し出す!

黒髪に緑目はきれいだな!
自画自賛してしまう。

マティスにプレゼントしよう!


急げ!30分だ!!


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