797 / 869
797:言い訳
しおりを挟む次はガイライとニックだ。
(ニック?)
(お?モウちゃんはどうだ?)
(寝てる。ガイライは?)
(なぜかお前に対して怒ってるな?なにした?)
(ははははは!愛しい人の言うとおりだな、ガイライ?)
(マティス!手合わせだ!!)
(え?なんで?)
(愛しい人が起きればな)
(だからなんで?)
(あれだろ?血のりのことを知らなかったからだろ?)
(・・・・・)
(違うのか?)
(モウが緑目なんて知らなかったぞ!)
(ああ!ワイプと手合わせした後だな、私が知ったのは)
(・・・セサミナ殿は?)
(その後だ)
(公表したんだな?なぜ?)
(リーズナ先生が話したほうがいいというし、
セサミナも間抜けな父親2人についた従者にも言ったしな。
ワイプは私から言った。まだ見てない。
ガイライとニックにも言うべきだったな)
(・・・・)
(血のりのことも話せなくて悪かったと伝言だ。
なんせ、眠くて頭が回らなかったと。
この言い回しはよくわからんがな。
セサミナと同じだな。
セサミナも同じよう感じたようだ、臣としてのつながりが無くなると)
(・・・・)
(何も変わらない。それは、直接愛しい人に話してもらえ)
(そうしよう)
(ニックは?ニックは愛しい人が緑目でも変わらずだな?)
(ん?んー、そりゃ、臣じゃないしな。うん)
(嘘だな?)
(え?あー、うん。・・・・先に聞いてた)
((いつ!))
(え?ほら、ムムロズんとこで。雨の日に教えてマティスを喜ばすから
内緒だって)
(あの時か!・・・あの時どうして愛しい人は照れていた?)
(モウちゃんに聞けばいいだろ?ほら、静かにしないと起きるだろ?)
(・・・そうだな。
銃を使った奴が残したものをワイプに渡した。
そっちから聞いてくれ。忙しくて手は出ないようだが)
(資産院は関係ないだろ?)
(まわりまわって調べるように言われたらしいぞ?)
(ああ!わかった。聞いてくるわ)
─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘
「先に言うぞ?モウちゃんがマティスには言うなと。
びっくりさせるんだって。
リーズナには言った。念押しの口止めもしたから!
お前に言わなかったのは、臣だからだ!
モウちゃんから聞いたほうがいいと思ったからだ!!」
「・・・そうだな。
不安になるな。セサミナ殿もか?
臣の腕というのはこれほど不安定なのか?」
「モウちゃんだからだろ?俺はそういうのはなかった。
緑目になったのもあるとおもうけど?
何も変わらないよ?緑目をみたっていつものモウちゃんだった。」
「そうなんだろうな。
で?なんで、照れたんだ?」
「え?お前も聞くの?
俺が照れるんだけど?」
「いいから!ムムロズとの話は聞いたが、それと関係ないよな?」
「モウちゃんにムムロズに移動のことを教えたらできるのかと聞いたんだよ。
そしたら、自分のことを受け入れても、ダメだろうって。
なんでか?ムムロズはマティスには必要ないからだ。
マティスがマティスであるためには、セサミナがいる、ワイプがいる。
セサミナの為にはルグとドーガーがいる。
ワイプの為にはツイミ兄弟がいる。
マティスにとっているかいらないかだ。
マティスの成長にはガイライと俺がいる。
そういわれたよ。その時緑目を見せてもらった。
モウちゃんの対象はマティスとマティスがマティスである世界なんだと。」
「それはわかるな。それで?」
「え?まだ聞くの?」
「それで?」
「・・・・。聞いたんだよ。
モウちゃんには俺が必要かって。」
「!」
「そしたらよ、真っ赤になってさ、
俺はものすごく好みだから、
いるっていったらマティスに殺されるんだけどってさ!」
「マティスに殺されろ!!!!」
「あはははははは!ひでぇな!
しかし、マティスもなにか手がかりがあるならこっちに渡せばいいのにな。
常にワイプ優先だ。」
「どうして資産院に調べるようにと?」
「暗部絡みだろ?そうなるとかなり古い人間が動いてるんだな。
あの軍隊長の傍にいた従者、知ってる?」
「スダウト家のエマリアとタレンテ家のフェクトだろ?
当主の傍付きだ。スダウト家の実質当主はマルアルだ。
タレンテ家当主ブラートが表に出なくなったのと同時に、
マルアルは息子に譲ったんだよ。
それがなくなって、エボルタ、クラビット。
その次がアリン。どれもダメだったようだがな。」
「アリンの父親は生きてるよな?」
「生きているはずだ。が、見たことはない。」
「ガイライでも?」
「興味がなかったと言えばそうなるんだが、
この20年、かなりさぼっていたようだ。」
「まー、耳があれだったからな。」
「言い訳だな。」
「ははは!自分で言うのならそうなんだろ。で?」
「マルアルの息子で生きているのは、アリンの父親だけのはずだ。」
「マルアルとブラートって仲が悪かったよな?」
「そうなんだが、
マティスとワイプみたいな感じじゃないのか?」
「ああ!ちょっと探りをいれないとな。」
「それはルカリだ。ルカリの配下に頼もう。」
「なんだそれ?そう言えばルカリは今なにしてんの?」
「配下と運動?」
「運動ってあれ?配下って生徒のこと?」
「そうだ。また人数が増えて20人ほどらしい。」
「おお!見に行こう!」
「ワイプに話を聞いてからだな。なにか頼むのなら手土産もいる。」
「土産?酒?」
「いや、高くない、ちょっとしたもの?」
「シナイ?」
「それは、どうだろか?甘味はあるが毎回持っていくのも、
それが当然となるからよくないと言われているしな。」
「ちょっとしたものだろ?
すぐ用意できるのって、後は籠か炭?消臭があるっていう?」
「そっちの方がいいか?行商の品だが。」
「商売もしようぜ!」
「そうだな!良し行こう!」
13
あなたにおすすめの小説
40歳のおじさん 旅行に行ったら異世界でした どうやら私はスキル習得が早いようです
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
部長に傷つけられ続けた私
とうとうキレてしまいました
なんで旅行ということで大型連休を取ったのですが
飛行機に乗って寝て起きたら異世界でした……
スキルが簡単に得られるようなので頑張っていきます
【しっかり書き換え版】『異世界でたった1人の日本人』~ 異世界で日本の神の加護を持つたった1人の男~
石のやっさん
ファンタジー
12/17 13時20分 HOT男性部門1位 ファンタジー日間 1位 でした。
ありがとうございます
主人公の神代理人(かみしろ りひと)はクラスの異世界転移に巻き込まれた。
転移前に白い空間にて女神イシュタスがジョブやスキルを与えていたのだが、理人の番が来た時にイシュタスの顔色が変わる。「貴方神臭いわね」そう言うと理人にだけジョブやスキルも与えずに異世界に転移をさせた。
ジョブやスキルの無い事から早々と城から追い出される事が決まった、理人の前に天照の分体、眷属のアマ=テラス事『テラスちゃん』が現れた。
『異世界の女神は誘拐犯なんだ』とリヒトに話し、神社の宮司の孫の理人に異世界でも生きられるように日本人ならではの力を授けてくれた。
ここから『異世界でたった1人の日本人、理人の物語』がスタートする
「『異世界でたった1人の日本人』 私達を蔑ろにしチート貰ったのだから返して貰いますね」が好評だったのですが...昔に書いて小説らしくないのでしっかり書き始めました。
鑑定持ちの荷物番。英雄たちの「弱点」をこっそり塞いでいたら、彼女たちが俺から離れなくなった
仙道
ファンタジー
異世界の冒険者パーティで荷物番を務める俺は、名前もないようなMOBとして生きている。だが、俺には他者には扱えない「鑑定」スキルがあった。俺は自分の平穏な雇用を守るため、雇い主である女性冒険者たちの装備の致命的な欠陥や、本人すら気づかない体調の異変を「鑑定」で見抜き、誰にもバレずに密かに対処し続けていた。英雄になるつもりも、感謝されるつもりもない。あくまで業務の一環だ。しかし、致命的な危機を未然に回避され続けた彼女たちは、俺の完璧な管理なしでは生きていけないほどに依存し始めていた。剣聖、魔術師、聖女、ギルド職員。気付けば俺は、最強の美女たちに囲まれて逃げ場を失っていた。
人生初めての旅先が異世界でした!? ~ 元の世界へ帰る方法探して異世界めぐり、家に帰るまでが旅行です。~(仮)
葵セナ
ファンタジー
主人公 39歳フリーターが、初めての旅行に行こうと家を出たら何故か森の中?
管理神(神様)のミスで、異世界転移し見知らぬ森の中に…
不思議と持っていた一枚の紙を読み、元の世界に帰る方法を探して、異世界での冒険の始まり。
曖昧で、都合の良い魔法とスキルでを使い、異世界での冒険旅行? いったいどうなる!
ありがちな異世界物語と思いますが、暖かい目で見てやってください。
初めての作品なので誤字 脱字などおかしな所が出て来るかと思いますが、御容赦ください。(気が付けば修正していきます。)
ステータスも何処かで見たことあるような、似たり寄ったりの表示になっているかと思いますがどうか御容赦ください。よろしくお願いします。
神々の愛し子って何したらいいの?とりあえずのんびり過ごします
夜明シスカ
ファンタジー
アリュールという世界の中にある一国。
アール国で国の端っこの海に面した田舎領地に神々の寵愛を受けし者として生を受けた子。
いわゆる"神々の愛し子"というもの。
神々の寵愛を受けているというからには、大事にしましょうね。
そういうことだ。
そう、大事にしていれば国も繁栄するだけ。
簡単でしょう?
えぇ、なんなら周りも巻き込んでみーんな幸せになりませんか??
−−−−−−
新連載始まりました。
私としては初の挑戦になる内容のため、至らぬところもあると思いますが、温めで見守って下さいませ。
会話の「」前に人物の名称入れてみることにしました。
余計読みにくいかなぁ?と思いつつ。
会話がわからない!となるよりは・・
試みですね。
誤字・脱字・文章修正 随時行います。
短編タグが長編に変更になることがございます。
*タイトルの「神々の寵愛者」→「神々の愛し子」に変更しました。
いきなり異世界って理不尽だ!
みーか
ファンタジー
三田 陽菜25歳。会社に行こうと家を出たら、足元が消えて、気付けば異世界へ。
自称神様の作った機械のシステムエラーで地球には帰れない。地球の物は何でも魔力と交換できるようにしてもらい、異世界で居心地良く暮らしていきます!
私と子供より、夫は幼馴染とその子供のほうが大切でした。
小野 まい
恋愛
結婚記念日のディナーに夫のオスカーは現れない。
「マリアが熱を出したらしい」
駆けつけた先で、オスカーがマリアと息子カイルと楽しげに食事をする姿を妻のエリザが目撃する。
「また裏切られた……」
いつも幼馴染を優先するオスカーに、エリザの不満は限界に達していた。
「あなたは家族よりも幼馴染のほうが大事なのね」
離婚する気持ちが固まっていく。
夢幻の錬金術師 ~【異空間収納】【錬金術】【鑑定】【スキル剥奪&付与】を兼ね備えたチートスキル【錬金工房】で最強の錬金術師として成り上がる~
青山 有
ファンタジー
女神の助手として異世界に召喚された厨二病少年・神薙拓光。
彼が手にしたユニークスキルは【錬金工房】。
ただでさえ、魔法があり魔物がはびこる危険な世界。そこを生産職の助手と巡るのかと、女神も頭を抱えたのだが……。
彼の持つ【錬金工房】は、レアスキルである【異空間収納】【錬金術】【鑑定】の上位互換機能を合わせ持ってるだけでなく、スキルの【剥奪】【付与】まで行えるという、女神の想像を遥かに超えたチートスキルだった。
これは一人の少年が異世界で伝説の錬金術師として成り上がっていく物語。
※カクヨムにも投稿しています
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる