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813:家族
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「ただいま!
小屋ができてたよ、観察小屋!
陸鳥がいなくなったら回収するんだろうね。」
「そうか。砂は?」
「うん、取ってきた。
これなんぞ?って月石君たちは興味なしだった。
コクに一応聞いたら、陸鳥に必要なものなんだって。」
「ああ、姉さん?テール殿とファンロ殿に手紙は書きましたが、
外に出れないんですよ。ビャクに頼みたいんですが、
かまわないですか?」
「あ、そうか。トリヘビってどれくらいのもの運べるの?
手紙限定?」
「?くわえれる大きさなのでは?」
「そっか。ビャクはいまお仕事中なんだ。
だから、この籠に手紙と、クッキーとか、入れて送るよ。
コーヒー飴とコーヒープリンも。
わたしが作ったってわかるでしょ。
目の前に表れても、トリヘビ?いつの間に!ってなるよね?」
「そうなるとはおもいますが、どこにいるかわかりますか?」
「そうだぞ?お前がいつも心配する便所にいるときだったら、
大惨事となるぞ?驚いて。」
「おお!それもそうだ。
んー、考えろ、考えろ。
んー、時間差。お荷物お届け、時間指定、お受け取り場所指定。
いや、この場合環境指定。
椅子に座っているとき限定!
よーし!わかった!これだ!!」
不思議空間状態に待機。
ファンファンとテール君が椅子に座ってリラックスしたら、
膝の上にあらわれると。
なんじゃこれ!ってならないようにわたしの似顔絵付き。
これでいいんじゃないの?
うん、応用も利くね!この方法は!
「姉さん、これは今回だけの方がいいですよ?
あくまでもトリヘビに頼んだということです。
今回は外にでれないからですよ?」
「ん?」
セサミンがそういうのならそうなんだろう。
なにかを準備するにも、限度があるってことかな?
・・・・・・?
ああ!あったな!未来に手紙を送る話。
そのひとは未来がわかる人で、
とっくに自分は死んでるんだけど、相手の落ち込んでいるときに
手紙が届くようにしたって奴。
わたしだったら、いろいろ準備してしまう、かな?
可愛い姪っ子たちが結婚すときとか?
もし、そのときにわたしが死んでいたら発動すように、とか?
不思議空間がわたしが死んでも維持できていること限定だけど。
ああ、これはゆっくり準備しよう。
「もちろん。じゃ、準備しないとね。
ん?2人は送って、今からツイミさん送るのね?」
「そうだ。樽便は準備している。
飴もプリンもある。
ムムロズのことだからニックも聞きたいそうだ。
一緒に行こう。」
「そうだね。じゃ、ちょっと待って。
籠の準備、似顔絵書くから。」
館にセサミンだけになるが、
ドーガーもルグも、オーロラもいる。
大丈夫かな?
いや、ちょっとな、今はまずいな。
「コットワッツに戻る?
セサミンも領地のこともあるだろうし、
ルグも奥さんのところに帰んないと。
オーロラのことの話もしないとね。
ドーガーもペリフロにさみしい思いさせちゃいけないしね。」
「そうですね。では、戻りましょうか。」
「緊急の連絡が来ればわかるように音石君と月石君に
頼むから。」
「わかりました。」
タフト街道で活躍してくれた彼らの報酬も払わないと。
でないとそれこそブラック商会となってしまう。
契約はきっちりとね。
うん、イリアスの湖のところで一大エステリゾートを作ろう。
セサミンたちに手土産をもたせ、コットワッツ組を送る。
オーロラは残った。わたしが止めた。
さきに話してこいと。
「オーロラ?先に話してくるだけだ。」
「うん。」
「きちんと挨拶するようにな?
気の制御はマティス様の指示に従えばいい。」
「うん。」
「行ってくるぞ?」
「・・・・・。」
「送りの言葉は?」
「いってらっしゃい。」
「ああ、待っていてくれ。」
とりあえず、講堂に送る。
さてと。
オーロラが不安そうだ。
「オーロラ?
これは厳しいことを言うかもしれないけど、
ちょっと聞いてくれるかな?
全ての人が、全ての人を受け入れ愛してくれるわけでもない。
当然自分も全ての人を愛せるわけでもない。
親でも子でも受け入れがたいものがある。
それでも、人は生きていける。
生きていくことはできるんだ。
でも、楽しく生きていきたいだろ?
誰かに嫌われたっていい、拒絶されてもいい。
まずは自分を受け入れて、自分を愛しなさい。
自分は誰からも愛されないって思うなら、
まず誰か、物でもいい、自然や風景でもいいなにかを愛しなさい。
それだけで、人生楽しく生きていける。」
「・・・・?
俺は楽しい?」
「もちろん。すでに、オーロラは楽しく生きている。」
「?」
「あれ?愛ってわかる?」
「好きってことだろ?」
「ちょっと違うな。
好きのさらに大きいものだ。
そのひとが幸せになってくれたらうれしいなっていう気持ちかな?
あー、これ、ものすごく簡単にいってるからね。
しかも一般的に。」
「じゃ、誰が俺を愛してるの?」
「ん?ルグが愛しているだろ?
で、オーロラも愛しているだろ?
愛ってのは男女間だけの話限定ではないんだ。
誰でも、なんにでも。
わたしも、オーロラの幸せを願ってる一人だ。」
「モウは緑目なのに?」
「マティスのこと?マティスは別格なんだ。
比べるものでもないんだよ?」
「・・・・・。マティスを殺したらモウは怒るだろ?
俺を嫌いになるだろ?俺を殺すだろ?
だから、それは嘘だ。」
「ん?話がえらい飛ぶけど、
大前提にそんなことしないで?
で、そうなったとしても、わたしはなにもしないよ?」
「え?」
「だって、マティスが死んだら、わたしも死んでいるから。」
「!」
「マティスはわたしだ。わたしはマティスだ。」
「・・・・。」
「うん。でね?
えーと。なんでこんな話しているかっていうと、
ルグの奥さんはいい人だ。ローチ、ルグの息子さんね。
彼も賢い、いい子だ。
だけど、だからといって、
ルグのようにすぐに受け入れてくれないかもしない。
これは、どうしようもない。
それに、雨の日には赤ちゃんができるんだ。双子だって。
2人だよ?ああ、素敵!
だけど、奥さんは命を懸けているんだよ。
だからね、こう、なんていうんだろ?
手がいっぱい、考えることがいっぱい、
だって、自分の体から命が産まれるんんだ。
余裕がないと言っていい。
いつもより大事にしないといけないんだよ。
でも、ルグがこっちに来てくれてるから、
不安がたまってるかもしれない。
他のことは考えられないかもしれない。
オーロラを受け入れられないかもしれない。
時間が解決してくれるはずだけど、それはいつとは言えない。」
「・・・・迷惑ってこと?」
「かもしれない。
そんことはないよって、いい切れない。」
「ルグと家族になれないの?」
「ルグとは家族だよ?既に。
ルグはルグの家族とオーロラと、みんなで家族になりたいんだよ?」
「・・・・。
仕事は?契約もしてない。」
「それは後でいいよ。
ルグの傍にいるっていう奴が延長してるって思っとけば。」
「じゃ、ただ働き?」
「それはいかんな!それまで、衣食住、面倒見るよ?
もちろん、一般的な給金もでる。
一般的なだよ?
それにまだわたしの話も聞いてないしね。
まだ聞かないだろ?」
「聞かない。」
「うん。なにか要望ある?食べたいもの?」
「・・・・なんでも。」
「じゃ、なんでも。
不安にさせたいわけじゃない。
それだけ家族になるってことはすごいことなんだよ?」
「それは、うん、わかる。
ルグが、俺を家族にすることで、その、奥さんとローチが
嫌がったらルグは悲しむだろ?
だったら、俺は家族にならなくていい。
ルグと仕事はできるから。
それはいいだろ?」
「もちろんだ。ああ、オーロラ、おいで?抱きしめさせて?」
「え?いやだよ、また吹っ飛ぶ。」
「マティス?いいよね?」
「少しだけな。」
「ほら、いいって。おいで?」
「うん。」
期待させちゃだめだ。
不安がらせてもダメなんだけど、賢いんだ。
そういこともあるって思ってくれればいい。
これは、オーロラのことを想って?
ちがうな。
ただ、ただ、わたしが悲しくなりたくないだけだ。
「良し!終わりだ!離れろ!!」
「「え?もう?」」
小屋ができてたよ、観察小屋!
陸鳥がいなくなったら回収するんだろうね。」
「そうか。砂は?」
「うん、取ってきた。
これなんぞ?って月石君たちは興味なしだった。
コクに一応聞いたら、陸鳥に必要なものなんだって。」
「ああ、姉さん?テール殿とファンロ殿に手紙は書きましたが、
外に出れないんですよ。ビャクに頼みたいんですが、
かまわないですか?」
「あ、そうか。トリヘビってどれくらいのもの運べるの?
手紙限定?」
「?くわえれる大きさなのでは?」
「そっか。ビャクはいまお仕事中なんだ。
だから、この籠に手紙と、クッキーとか、入れて送るよ。
コーヒー飴とコーヒープリンも。
わたしが作ったってわかるでしょ。
目の前に表れても、トリヘビ?いつの間に!ってなるよね?」
「そうなるとはおもいますが、どこにいるかわかりますか?」
「そうだぞ?お前がいつも心配する便所にいるときだったら、
大惨事となるぞ?驚いて。」
「おお!それもそうだ。
んー、考えろ、考えろ。
んー、時間差。お荷物お届け、時間指定、お受け取り場所指定。
いや、この場合環境指定。
椅子に座っているとき限定!
よーし!わかった!これだ!!」
不思議空間状態に待機。
ファンファンとテール君が椅子に座ってリラックスしたら、
膝の上にあらわれると。
なんじゃこれ!ってならないようにわたしの似顔絵付き。
これでいいんじゃないの?
うん、応用も利くね!この方法は!
「姉さん、これは今回だけの方がいいですよ?
あくまでもトリヘビに頼んだということです。
今回は外にでれないからですよ?」
「ん?」
セサミンがそういうのならそうなんだろう。
なにかを準備するにも、限度があるってことかな?
・・・・・・?
ああ!あったな!未来に手紙を送る話。
そのひとは未来がわかる人で、
とっくに自分は死んでるんだけど、相手の落ち込んでいるときに
手紙が届くようにしたって奴。
わたしだったら、いろいろ準備してしまう、かな?
可愛い姪っ子たちが結婚すときとか?
もし、そのときにわたしが死んでいたら発動すように、とか?
不思議空間がわたしが死んでも維持できていること限定だけど。
ああ、これはゆっくり準備しよう。
「もちろん。じゃ、準備しないとね。
ん?2人は送って、今からツイミさん送るのね?」
「そうだ。樽便は準備している。
飴もプリンもある。
ムムロズのことだからニックも聞きたいそうだ。
一緒に行こう。」
「そうだね。じゃ、ちょっと待って。
籠の準備、似顔絵書くから。」
館にセサミンだけになるが、
ドーガーもルグも、オーロラもいる。
大丈夫かな?
いや、ちょっとな、今はまずいな。
「コットワッツに戻る?
セサミンも領地のこともあるだろうし、
ルグも奥さんのところに帰んないと。
オーロラのことの話もしないとね。
ドーガーもペリフロにさみしい思いさせちゃいけないしね。」
「そうですね。では、戻りましょうか。」
「緊急の連絡が来ればわかるように音石君と月石君に
頼むから。」
「わかりました。」
タフト街道で活躍してくれた彼らの報酬も払わないと。
でないとそれこそブラック商会となってしまう。
契約はきっちりとね。
うん、イリアスの湖のところで一大エステリゾートを作ろう。
セサミンたちに手土産をもたせ、コットワッツ組を送る。
オーロラは残った。わたしが止めた。
さきに話してこいと。
「オーロラ?先に話してくるだけだ。」
「うん。」
「きちんと挨拶するようにな?
気の制御はマティス様の指示に従えばいい。」
「うん。」
「行ってくるぞ?」
「・・・・・。」
「送りの言葉は?」
「いってらっしゃい。」
「ああ、待っていてくれ。」
とりあえず、講堂に送る。
さてと。
オーロラが不安そうだ。
「オーロラ?
これは厳しいことを言うかもしれないけど、
ちょっと聞いてくれるかな?
全ての人が、全ての人を受け入れ愛してくれるわけでもない。
当然自分も全ての人を愛せるわけでもない。
親でも子でも受け入れがたいものがある。
それでも、人は生きていける。
生きていくことはできるんだ。
でも、楽しく生きていきたいだろ?
誰かに嫌われたっていい、拒絶されてもいい。
まずは自分を受け入れて、自分を愛しなさい。
自分は誰からも愛されないって思うなら、
まず誰か、物でもいい、自然や風景でもいいなにかを愛しなさい。
それだけで、人生楽しく生きていける。」
「・・・・?
俺は楽しい?」
「もちろん。すでに、オーロラは楽しく生きている。」
「?」
「あれ?愛ってわかる?」
「好きってことだろ?」
「ちょっと違うな。
好きのさらに大きいものだ。
そのひとが幸せになってくれたらうれしいなっていう気持ちかな?
あー、これ、ものすごく簡単にいってるからね。
しかも一般的に。」
「じゃ、誰が俺を愛してるの?」
「ん?ルグが愛しているだろ?
で、オーロラも愛しているだろ?
愛ってのは男女間だけの話限定ではないんだ。
誰でも、なんにでも。
わたしも、オーロラの幸せを願ってる一人だ。」
「モウは緑目なのに?」
「マティスのこと?マティスは別格なんだ。
比べるものでもないんだよ?」
「・・・・・。マティスを殺したらモウは怒るだろ?
俺を嫌いになるだろ?俺を殺すだろ?
だから、それは嘘だ。」
「ん?話がえらい飛ぶけど、
大前提にそんなことしないで?
で、そうなったとしても、わたしはなにもしないよ?」
「え?」
「だって、マティスが死んだら、わたしも死んでいるから。」
「!」
「マティスはわたしだ。わたしはマティスだ。」
「・・・・。」
「うん。でね?
えーと。なんでこんな話しているかっていうと、
ルグの奥さんはいい人だ。ローチ、ルグの息子さんね。
彼も賢い、いい子だ。
だけど、だからといって、
ルグのようにすぐに受け入れてくれないかもしない。
これは、どうしようもない。
それに、雨の日には赤ちゃんができるんだ。双子だって。
2人だよ?ああ、素敵!
だけど、奥さんは命を懸けているんだよ。
だからね、こう、なんていうんだろ?
手がいっぱい、考えることがいっぱい、
だって、自分の体から命が産まれるんんだ。
余裕がないと言っていい。
いつもより大事にしないといけないんだよ。
でも、ルグがこっちに来てくれてるから、
不安がたまってるかもしれない。
他のことは考えられないかもしれない。
オーロラを受け入れられないかもしれない。
時間が解決してくれるはずだけど、それはいつとは言えない。」
「・・・・迷惑ってこと?」
「かもしれない。
そんことはないよって、いい切れない。」
「ルグと家族になれないの?」
「ルグとは家族だよ?既に。
ルグはルグの家族とオーロラと、みんなで家族になりたいんだよ?」
「・・・・。
仕事は?契約もしてない。」
「それは後でいいよ。
ルグの傍にいるっていう奴が延長してるって思っとけば。」
「じゃ、ただ働き?」
「それはいかんな!それまで、衣食住、面倒見るよ?
もちろん、一般的な給金もでる。
一般的なだよ?
それにまだわたしの話も聞いてないしね。
まだ聞かないだろ?」
「聞かない。」
「うん。なにか要望ある?食べたいもの?」
「・・・・なんでも。」
「じゃ、なんでも。
不安にさせたいわけじゃない。
それだけ家族になるってことはすごいことなんだよ?」
「それは、うん、わかる。
ルグが、俺を家族にすることで、その、奥さんとローチが
嫌がったらルグは悲しむだろ?
だったら、俺は家族にならなくていい。
ルグと仕事はできるから。
それはいいだろ?」
「もちろんだ。ああ、オーロラ、おいで?抱きしめさせて?」
「え?いやだよ、また吹っ飛ぶ。」
「マティス?いいよね?」
「少しだけな。」
「ほら、いいって。おいで?」
「うん。」
期待させちゃだめだ。
不安がらせてもダメなんだけど、賢いんだ。
そういこともあるって思ってくれればいい。
これは、オーロラのことを想って?
ちがうな。
ただ、ただ、わたしが悲しくなりたくないだけだ。
「良し!終わりだ!離れろ!!」
「「え?もう?」」
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