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814:子供設定
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またワイプがやってきた。
こちらは資料作りが終わり、
あとは少し寝るかという時にだ。
「こんな狭い部屋では気も滅入るでしょ?
ちょっと気分転換しましょうか?
資産院から出れませんがもう少し広い場所で、
違うことをしましょう!!」
胡散臭いとは思ったんだが、
気分を変えるのはいいなと、そう思ったのが間違いだった!!!
─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘
「どう?なんか困ったことない?」
「カップ!!ここはおかしいぞ?逃げよう!」
「そうだ!こんなとこに居たらダメだ!ワイプはおかしい!」
「ワイプ様おかしいのが通常だけど?うん、おかしいよね。」
「「それよりもおかしいのがこのフランだ!!」」
計算室に2人がいるというので顔を出せば、
自分は絶対に経験したくない修羅場だった。
ソヤ、ここではフランと呼ぶ彼の両横に、
フーサカとラートがいる。
2人に指示しているのがフランか?
「えーと、フラン?どう?困ったことない?」
「カプ兄!ないよ?いまのところは。・・・・そこ違う。」
「遠慮しなくていいよ?なんか欲しいものない?
食べ物とか?」
「え?そう言われると、そうだな。・・・・3つ前が間違ってる。
あの、芋?の固いやつ?」
「ああ!あれね。あれ、俺も作れるよ。持って来るね。
味は塩と、乳酪と豆ソースだけど?いい?」
「うん!・・・・2枚目の合計と違うよ?」
「カップ!!聞け!友達じゃないのか!!」
「いや、友達だけど、また違う話だし。
なんで、フランがおかしいの?」
「おかしいだろ!!こっちを見てないのに間違いを指摘してるんだぞ!」
「どれだけ前の計算でも覚えてるんだ!!」
「「フランはおかしい!!」」
「新人!フラン様と呼べ!!」
「生意気な!その横の席は特等席だぞ!!」
「だったら、替われよ!誰がこんなところに座りたいものか!!」
「俺もだよ!替われ!!」
「わたしが座る!!」
「わたしだ!!」
「今度はわたしのはずだろ!!」
「いいや!わたしだ!!!」
「いや、4人とも、大丈夫だよ。
俺が見てなくても。この2人は見てないと甘いから。
任せて安心なんだから、横に座る必要もないよ?
だから、頑張って?もう少しで終わりだ。」
「「「「はい!フラン様!!お任せください!!」」」」
うん、ちょっと怖い。この4人が。
「じゃ、ちょっとワイプ様のところに行ってくるね。」
「いや、待って!俺も行く!連れてって!!」
「カップ!頼む!」
「フラン?この2人連れて行ってもいい?」
「あとちょっとなんだ。別に間違いばかりじゃないし、
落ち着けば問題ないんだよ。
いま、2人抜けると辛いかな?
もう少し手伝ってもらえると助かる。
ダメかな?」
「・・・・いや、そこまで言われたら、するけどさ。」
と、フーサカ。
「・・・・あと、ちょっとだったらな。やってしまおう。」
ラートもだ。
「・・・・。
じゃ、頑張って?あとで差し入れ持ってくるから。」
怖いのはソヤか。
─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘
(師匠?今から行きますが、いいですか?)
(おや?モウも来れるのですか?)
(商談失敗しました。詳しくはツイミさんから聞いてください)
(ニックとガイライも聞きたいと、いいな?)
(かまいませんよ?セサミナ殿は?)
(いったんコットワッツに戻ってもらいました。
ルグとドーガーも。オーロラはわたしたちと一緒です。
彼が銃撃の発射現場を見てますから、その話も聞きたいので)
(わかりました。呼びますからそこに来てもらえますか?)
(はい)
少ししたら呼びかけがあって、そこに移動。
その前に、マティスが横で鼻息あらく、フンフンしていた。
何してんの?と思っていたら、
師匠が、マティスを呼寄せていたみたい。
が、頑なに拒否をしていたそうだ。
なにを2人でやってるんだ?
「ここはある程度秘密は保たれます。
が、念のため、防音してください。」
小さめの会議室?
ミーティングルームっぽい部屋だ。
カンターウォーマーがちゃんとある。
ニックさんとガイライは先に来ていたようだ。
ガイライはわたしをみて、なぜか首をかしげた。
緑目だからか?
「違和感ある?ガイライ?」
「いえ、色っぽいと聞いたので、
想像していたんですが、どこが?と。」
「・・・・。
マティス?今の発言、どう思う?」
「色っぽく感じるのは私だけでいいので、
何も問題ないが?」
「なるほど。師匠は?どうです?」
「それ、マティス君もそうですが、意図的に変えれるんですか?」
「マティスのはわたしだけが緑目に見えるようにと。
最初は言霊だったんですが、マティスも自在に変えられます。
わたしは、緑目になったと気付いた後、
意識して黒目に。
今は、緑目だって隠さないから、常にこれですね。
で、なんか、まずいとなると、こうすれば、黒目。」
手で目を覆えばいい。
実際は色が変わっているわけではない。
緑目ということが認識できないだけだ。
瞳の色は何色だ?と意識されれば、
マティスは青目、わたしは黒目に見える。
なので、普段は緑目だと認識しないし、
色を確認しようとすれば、それぞれの色に見える。
そう見せるか見せないかだけ。
「ね?で、何もしないってことになると、緑目。」
「自分でわかるんですか?」
「いま、自分が何色かですか?
なんかしてるって感覚はありますよ?」
「そうですか。
余り頻繁に変えないように。
よからぬところで、面倒なことになる。
やはり、緑目自体を受け入れられない人もいます。」
「あれにもそう言われましたよ。
あ、月が昇る前ならいつでもいいって。」
「わかりました。それで?
ツイミの報告にニック殿が同席するのは?」
「商売の話じゃなくて、ムムロズさんのことで話を聞いてもらいたい。」
「そうですか。それと、彼がオーロラ?」
「オーロラ?これが、ワイプだ。
挨拶なんぞしなくていいが、一応な。
ルグが後でうるさいから。」
「はい。」
マティスの後ろにいたオーロラは
前に廻って、挨拶した。
「初めまして、オーロラです。
ルグさんの下で傍付き見習いを勉強しています。
よろしくお願いいたします。」
ぺこりと頭を下げた。
「「オーロラ!!素晴らしい!!」」
わたしとマティスは拍手で絶賛した。
わたしが8歳の時にこんなにきちんと挨拶できただろうか?
できてないね、断言できる。
「えへへへ、ちゃんとできた?」
「できてる!できてる!かわいいよ!」
「なに!!私は?」
「・・・・もちろん、マティスもかわいい。」
「そうか!」
うん、その満面の笑みはほんとうにかわいい。
「・・・・彼なんですか?カップ?」
「はい。」
カップ君が姿を現した。
皆は認識していたのかな?
わたしにはなんとなくいるのはわかる程度だった。
「カップ?彼のこと知ってますか?」
「臨時会合からいる新人ですよね?
こうして顔を合わすのははじめてですが?」
気はほとんどない。
子供っぽく。
少し落ち着きがない様子。
キョロキョロしている。
で、ちょっとびくびくしてる。
ほんとは、いろんなところを見て触って歩きまわりたいけど、
怖いおじさんとおばさんがいるから、がまん、がまん。
きちんとお仕事するぞっていう気合はある。
それがオーロラの子供設定。
「オーロラ?いいぞ?」
マティスが言うそれを合図に気をあげたオーロラ。
ニックさんとガイライはすぐに守りにはいった。
攻撃的な気だということだ。
「な!」
カップ君は師匠の前にでた。
「カップ!ワイプを守るなんて無駄なことをするな。
この場合、ツイミだ。」
オーロラの気は既にない。
「え?」
ツイミさんの前にはニックさん。
わたしの前にガイライが来た。
だから、師匠の前に出たと思うよ?
守る必要はないけど、やはり、カップ君は師匠の配下。
守るべきものなんだ。
「え?あれ?天文院の?」
「そのようですよ。調べたことをもう一度報告してください。」
「はい。天文院に日雇いで雇われていると。
名前はシクロスト。
かなり高額な金額を請求している。
が、その金額は不明。
仕事内容も幅広いもので、殺しから偵察、何でもできる。
そう考えれば安いそうです。
天文院のアズレン、ノトンの2人は日替わりで。
副院長のイボンもです。イボンの依頼内容はおそらく殺しです。
これらはマランドたちが抜けた後です。
彼ら3人の仕事を1人で行なっていたようです。
すべて伝聞です。」
「彼本人の事柄は?」
「それが何も。顔もハッキリと見れませんでしたし、追跡もできない。
武の大会後にここに来たとしか。
出身、年齢、不明です。
いつも小さな皮袋を持っているとだけ。
しかし、彼なのですか?
気は確かにそうでしたが、彼、子供ですよね?
ソヤより小さい?」
「オーロラ?どうだ?合ってるか?」
「仕事内容は言わない。それも仕事だと言われているから。
依頼主の話もしない。
モウに話したのは契約したからだ。
そっちの方が俺にとって大事だからだ。」
そりゃそうだ。
こちらは資料作りが終わり、
あとは少し寝るかという時にだ。
「こんな狭い部屋では気も滅入るでしょ?
ちょっと気分転換しましょうか?
資産院から出れませんがもう少し広い場所で、
違うことをしましょう!!」
胡散臭いとは思ったんだが、
気分を変えるのはいいなと、そう思ったのが間違いだった!!!
─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘
「どう?なんか困ったことない?」
「カップ!!ここはおかしいぞ?逃げよう!」
「そうだ!こんなとこに居たらダメだ!ワイプはおかしい!」
「ワイプ様おかしいのが通常だけど?うん、おかしいよね。」
「「それよりもおかしいのがこのフランだ!!」」
計算室に2人がいるというので顔を出せば、
自分は絶対に経験したくない修羅場だった。
ソヤ、ここではフランと呼ぶ彼の両横に、
フーサカとラートがいる。
2人に指示しているのがフランか?
「えーと、フラン?どう?困ったことない?」
「カプ兄!ないよ?いまのところは。・・・・そこ違う。」
「遠慮しなくていいよ?なんか欲しいものない?
食べ物とか?」
「え?そう言われると、そうだな。・・・・3つ前が間違ってる。
あの、芋?の固いやつ?」
「ああ!あれね。あれ、俺も作れるよ。持って来るね。
味は塩と、乳酪と豆ソースだけど?いい?」
「うん!・・・・2枚目の合計と違うよ?」
「カップ!!聞け!友達じゃないのか!!」
「いや、友達だけど、また違う話だし。
なんで、フランがおかしいの?」
「おかしいだろ!!こっちを見てないのに間違いを指摘してるんだぞ!」
「どれだけ前の計算でも覚えてるんだ!!」
「「フランはおかしい!!」」
「新人!フラン様と呼べ!!」
「生意気な!その横の席は特等席だぞ!!」
「だったら、替われよ!誰がこんなところに座りたいものか!!」
「俺もだよ!替われ!!」
「わたしが座る!!」
「わたしだ!!」
「今度はわたしのはずだろ!!」
「いいや!わたしだ!!!」
「いや、4人とも、大丈夫だよ。
俺が見てなくても。この2人は見てないと甘いから。
任せて安心なんだから、横に座る必要もないよ?
だから、頑張って?もう少しで終わりだ。」
「「「「はい!フラン様!!お任せください!!」」」」
うん、ちょっと怖い。この4人が。
「じゃ、ちょっとワイプ様のところに行ってくるね。」
「いや、待って!俺も行く!連れてって!!」
「カップ!頼む!」
「フラン?この2人連れて行ってもいい?」
「あとちょっとなんだ。別に間違いばかりじゃないし、
落ち着けば問題ないんだよ。
いま、2人抜けると辛いかな?
もう少し手伝ってもらえると助かる。
ダメかな?」
「・・・・いや、そこまで言われたら、するけどさ。」
と、フーサカ。
「・・・・あと、ちょっとだったらな。やってしまおう。」
ラートもだ。
「・・・・。
じゃ、頑張って?あとで差し入れ持ってくるから。」
怖いのはソヤか。
─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘
(師匠?今から行きますが、いいですか?)
(おや?モウも来れるのですか?)
(商談失敗しました。詳しくはツイミさんから聞いてください)
(ニックとガイライも聞きたいと、いいな?)
(かまいませんよ?セサミナ殿は?)
(いったんコットワッツに戻ってもらいました。
ルグとドーガーも。オーロラはわたしたちと一緒です。
彼が銃撃の発射現場を見てますから、その話も聞きたいので)
(わかりました。呼びますからそこに来てもらえますか?)
(はい)
少ししたら呼びかけがあって、そこに移動。
その前に、マティスが横で鼻息あらく、フンフンしていた。
何してんの?と思っていたら、
師匠が、マティスを呼寄せていたみたい。
が、頑なに拒否をしていたそうだ。
なにを2人でやってるんだ?
「ここはある程度秘密は保たれます。
が、念のため、防音してください。」
小さめの会議室?
ミーティングルームっぽい部屋だ。
カンターウォーマーがちゃんとある。
ニックさんとガイライは先に来ていたようだ。
ガイライはわたしをみて、なぜか首をかしげた。
緑目だからか?
「違和感ある?ガイライ?」
「いえ、色っぽいと聞いたので、
想像していたんですが、どこが?と。」
「・・・・。
マティス?今の発言、どう思う?」
「色っぽく感じるのは私だけでいいので、
何も問題ないが?」
「なるほど。師匠は?どうです?」
「それ、マティス君もそうですが、意図的に変えれるんですか?」
「マティスのはわたしだけが緑目に見えるようにと。
最初は言霊だったんですが、マティスも自在に変えられます。
わたしは、緑目になったと気付いた後、
意識して黒目に。
今は、緑目だって隠さないから、常にこれですね。
で、なんか、まずいとなると、こうすれば、黒目。」
手で目を覆えばいい。
実際は色が変わっているわけではない。
緑目ということが認識できないだけだ。
瞳の色は何色だ?と意識されれば、
マティスは青目、わたしは黒目に見える。
なので、普段は緑目だと認識しないし、
色を確認しようとすれば、それぞれの色に見える。
そう見せるか見せないかだけ。
「ね?で、何もしないってことになると、緑目。」
「自分でわかるんですか?」
「いま、自分が何色かですか?
なんかしてるって感覚はありますよ?」
「そうですか。
余り頻繁に変えないように。
よからぬところで、面倒なことになる。
やはり、緑目自体を受け入れられない人もいます。」
「あれにもそう言われましたよ。
あ、月が昇る前ならいつでもいいって。」
「わかりました。それで?
ツイミの報告にニック殿が同席するのは?」
「商売の話じゃなくて、ムムロズさんのことで話を聞いてもらいたい。」
「そうですか。それと、彼がオーロラ?」
「オーロラ?これが、ワイプだ。
挨拶なんぞしなくていいが、一応な。
ルグが後でうるさいから。」
「はい。」
マティスの後ろにいたオーロラは
前に廻って、挨拶した。
「初めまして、オーロラです。
ルグさんの下で傍付き見習いを勉強しています。
よろしくお願いいたします。」
ぺこりと頭を下げた。
「「オーロラ!!素晴らしい!!」」
わたしとマティスは拍手で絶賛した。
わたしが8歳の時にこんなにきちんと挨拶できただろうか?
できてないね、断言できる。
「えへへへ、ちゃんとできた?」
「できてる!できてる!かわいいよ!」
「なに!!私は?」
「・・・・もちろん、マティスもかわいい。」
「そうか!」
うん、その満面の笑みはほんとうにかわいい。
「・・・・彼なんですか?カップ?」
「はい。」
カップ君が姿を現した。
皆は認識していたのかな?
わたしにはなんとなくいるのはわかる程度だった。
「カップ?彼のこと知ってますか?」
「臨時会合からいる新人ですよね?
こうして顔を合わすのははじめてですが?」
気はほとんどない。
子供っぽく。
少し落ち着きがない様子。
キョロキョロしている。
で、ちょっとびくびくしてる。
ほんとは、いろんなところを見て触って歩きまわりたいけど、
怖いおじさんとおばさんがいるから、がまん、がまん。
きちんとお仕事するぞっていう気合はある。
それがオーロラの子供設定。
「オーロラ?いいぞ?」
マティスが言うそれを合図に気をあげたオーロラ。
ニックさんとガイライはすぐに守りにはいった。
攻撃的な気だということだ。
「な!」
カップ君は師匠の前にでた。
「カップ!ワイプを守るなんて無駄なことをするな。
この場合、ツイミだ。」
オーロラの気は既にない。
「え?」
ツイミさんの前にはニックさん。
わたしの前にガイライが来た。
だから、師匠の前に出たと思うよ?
守る必要はないけど、やはり、カップ君は師匠の配下。
守るべきものなんだ。
「え?あれ?天文院の?」
「そのようですよ。調べたことをもう一度報告してください。」
「はい。天文院に日雇いで雇われていると。
名前はシクロスト。
かなり高額な金額を請求している。
が、その金額は不明。
仕事内容も幅広いもので、殺しから偵察、何でもできる。
そう考えれば安いそうです。
天文院のアズレン、ノトンの2人は日替わりで。
副院長のイボンもです。イボンの依頼内容はおそらく殺しです。
これらはマランドたちが抜けた後です。
彼ら3人の仕事を1人で行なっていたようです。
すべて伝聞です。」
「彼本人の事柄は?」
「それが何も。顔もハッキリと見れませんでしたし、追跡もできない。
武の大会後にここに来たとしか。
出身、年齢、不明です。
いつも小さな皮袋を持っているとだけ。
しかし、彼なのですか?
気は確かにそうでしたが、彼、子供ですよね?
ソヤより小さい?」
「オーロラ?どうだ?合ってるか?」
「仕事内容は言わない。それも仕事だと言われているから。
依頼主の話もしない。
モウに話したのは契約したからだ。
そっちの方が俺にとって大事だからだ。」
そりゃそうだ。
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