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第一部
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しおりを挟む愛情を感じた事は無かったが、ここまでするのかと
また暴れ出したくなる怒りを感じ始めたので、慌てて別の思考に切り替えた。
儀式が成功したとしても、何故、国が滅んだのか。
元センテッド国
と、探索魔術で出ているし人の気配は無いし、
この城の荒れようからして、人が住まなくなって
数千年は経っているかのようだ。
部屋の周りをさらに調べていくと、
儀式に用いたと思わしき魔道具と魔術跡が出て来た。
ん?
魔術跡を読み進めると奇妙に歪んでいるようだ。
なになに?
ディルチロクサリア・シスパスス・センテッドの男性化
↓
子孫を残す事を良しとせず種無しとする事
↓
夜明けまでに儀式を完了させる事
↓
○×△血□○○◇種族全ての◇◇◇△昏睡
(ここで人間国から渡された魔道具が歪みを発生)
↓
↓
↓
ディルチロクサリア・シスパスス・センテッドの男性化を完了後
列なる種族全ての根絶と力の全てを受け渡す
ディルチロクサリア・シスパスス・センテッドに夜明けの神の恩恵を
・
・
・
・
・
えぇ………
これ、は…
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