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第30話:枯れゆく薔薇と黒い種
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季節が巡り、王都の社交シーズンも終わりを告げようとしていた夜のこと。
王宮で開催された終季の舞踏会は、ある奇妙な逆転現象に包まれていました。
「おお、こちらにおられましたか、リンネ公爵夫人……。いえ、未来の公爵夫人!」
「フローラ様、ぜひ我が領地のハーブ園についてご助言を!」
「私の頭痛に効くお茶を教えていただけませんか?」
かつて雑草と蔑まれ、壁の花ですらなく壁のシミのように扱われていた私が、今や会場の中心で貴族たちに囲まれているのです。
数々の流行の毒を見抜き、解決してきた実績が、いつの間にか賢女フローラという評判を作り上げていたようです。
「あ、あの……、順にお答えしますので……」
私が目を回しかけていると、スッと伸びてきた腕が私の腰を抱き寄せ、人垣から救い出してくれました。
「……私の助手を独占するな。彼女の知識は安売りするためにあるのではない」
不機嫌そうに、けれど誇らしげに言い放ったのはアルフレッド様でした。
黒の正装に身を包んだ彼は、圧倒的な威圧感で周囲を黙らせると、私をバルコニーへと連れ出しました。
「ふぅ……。助かりました、アルフレッド様」
「人気者だな。だが、彼らが求めているのは君自身ではない。君がもたらす利益と健康だ」
「分かっています。でも、植物の知識が役に立つなら、それは嬉しいことです」
私が微笑むと、アルフレッド様は夜風に銀髪を揺らしながら、少し目を細めました。
「……変わったな、フローラ。最初に出会った時の、怯えた小動物のような面影はない。今の君は、しっかりと大地に根を張った大樹のようだ」
「それは、アルフレッド様が良い土壌(環境)をくださったからです」
私たちは月を見上げました。
王都での騒動の日々。
毒入り香水、発火する屋敷、ニセモノの宝石。
それらを乗り越えるたび、私たちの絆は、接ぎ木された枝のように強く一体化していきました。
しかし、光が強くなれば、影もまた濃くなるものです。
光の当たるバルコニーの下、暗がりの中庭には、凋落した影がありました。
*
「……くそっ、くそっ! どいつもこいつも!」
中庭のベンチを蹴り上げているのは、エドワード様でした。
かつての煌びやかな衣装は見る影もなく、袖口は薄汚れ、酒の臭いを漂わせています。
パイナップル、毒の果実、ニセ宝石、枯れるチューリップ、そして化学染料の布。
数々の投資失敗と賠償金支払いで、ローズベリー伯爵家の財政は破綻寸前でした。
実家の父である伯爵からも、「勘当だ」と言い渡されるのは時間の問題でした。
「あら、見苦しいですわね」
冷ややかな声と共に現れたのは、ベアトリス様でした。
彼女は荷物をまとめたトランクを従者に持たせています。
「ベアトリス……? どこへ行くんだ?」
「実家に帰らせていただきます。もう、あなたにはついていけませんもの」
ベアトリス様は、蔑むような目でエドワード様を見下ろしました。
「あなたにはもう、お金も名誉もありませんわ。あるのは借金と、社交界での悪評だけ。……わたくし、枯れた花には興味がなくてよ」
「なっ、待ってくれ! 俺たちは愛し合っていただろう!?」
「愛? ふふっ、植物にお詳しいフローラさんに聞いてみたらどうです? 愛という名の植物は、金という肥料がなければ育たないんですのよ」
ベアトリス様は扇子で顔を隠し、背を向けました。
「さようなら、エドワード様。……いい夢を見させていただきましたわ」
去っていく馬車の音。
残されたエドワード様は、膝から崩れ落ちました。
「ちくしょう……、ちくしょう……! 全部、あいつらのせいだ……!」
暗い地面に爪を立て、彼は憎悪を募らせました。
自分の無知と見栄が招いた結果だというのに、彼の歪んだ心は、全ての元凶を私とアルフレッド様に求めていました。
「アルフレッド……、フローラ……! お前たちが余計な真実さえ暴かなければ、俺は今頃大金持ちで、幸せだったんだ……!」
「――お困りのようですな、ローズベリー卿」
闇の奥から、低く、粘着質な声がかかりました。
エドワード様が顔を上げると、そこには黒いマントを纏った初老の男が立っていました。
その顔には見覚えがあります。
王宮の保守派を束ねる大貴族、オライオン侯爵です。
「お、オライオン侯爵……? なぜこんなところに」
「見ていましたよ、一連の騒動を。……科学だの論理だのと、若造(リンネ公爵)が好き勝手に振る舞うのが、私にはどうも鼻につきましてね」
侯爵は、エドワード様の前に手を差し伸べました。
「我々は伝統と権威を重んじる者同士。……どうです? 失ったものを取り戻したくはありませんか?」
「と、取り戻す……?」
「ええ。科学などという小賢しい理屈ではなく、もっと強大な力……。歴史と政治の力を使って、あの生意気な二人を捻り潰してやるのです」
侯爵の手のひらには、黒い封蝋がされた一通の手紙がありました。
「これは王家の根幹に関わる秘密です。これをうまく使えば……、リンネ公爵を失脚させ、あの小娘を魔女として断罪することも造作もない」
「魔女……、断罪……」
エドワード様の目に、暗い狂気の光が宿りました。
彼は泥だらけの手で、その手紙をひったくるように受け取りました。
「やります。俺のプライドを粉々にしたあいつらに、復讐できるなら何でも……!」
「素晴らしい。では、契約成立です」
侯爵はニヤリと笑いました。
それは、毒草が獲物を絡め取る瞬間のような、禍々しい笑みでした。
「植物は光がなければ育たないと言うが……、復讐という種は、闇の中でこそよく育つものですからな」
*
バルコニーの上で、私はふと寒気を感じて身震いしました。
「……どうした、フローラ?」
「いえ、なんだか……、嫌な風が吹いた気がして」
「風向きが変わったか」
アルフレッド様は空を見上げました。
月が雲に隠れ、星の光が薄れていきます。
「王都での流行り病は治したが、どうやら根深い持病までは治しきれていないようだ」
「持病、ですか?」
「ああ。この国に巣食う、古くてカビ臭い権威主義という病だ。……どうやら、次の戦いは、植物図鑑だけでは片付かないかもしれんぞ」
アルフレッド様の予感は的中していました。
私たちが社交界での勝利に安堵している間に、足元では国家規模の陰謀という、巨大な根が広がり始めていたのです。
枯れたはずの薔薇(エドワード様)が、黒い種(陰謀)を飲み込み、異形の怪物として復活しようとしていることに、まだ私たちは気づいていませんでした……。
王宮で開催された終季の舞踏会は、ある奇妙な逆転現象に包まれていました。
「おお、こちらにおられましたか、リンネ公爵夫人……。いえ、未来の公爵夫人!」
「フローラ様、ぜひ我が領地のハーブ園についてご助言を!」
「私の頭痛に効くお茶を教えていただけませんか?」
かつて雑草と蔑まれ、壁の花ですらなく壁のシミのように扱われていた私が、今や会場の中心で貴族たちに囲まれているのです。
数々の流行の毒を見抜き、解決してきた実績が、いつの間にか賢女フローラという評判を作り上げていたようです。
「あ、あの……、順にお答えしますので……」
私が目を回しかけていると、スッと伸びてきた腕が私の腰を抱き寄せ、人垣から救い出してくれました。
「……私の助手を独占するな。彼女の知識は安売りするためにあるのではない」
不機嫌そうに、けれど誇らしげに言い放ったのはアルフレッド様でした。
黒の正装に身を包んだ彼は、圧倒的な威圧感で周囲を黙らせると、私をバルコニーへと連れ出しました。
「ふぅ……。助かりました、アルフレッド様」
「人気者だな。だが、彼らが求めているのは君自身ではない。君がもたらす利益と健康だ」
「分かっています。でも、植物の知識が役に立つなら、それは嬉しいことです」
私が微笑むと、アルフレッド様は夜風に銀髪を揺らしながら、少し目を細めました。
「……変わったな、フローラ。最初に出会った時の、怯えた小動物のような面影はない。今の君は、しっかりと大地に根を張った大樹のようだ」
「それは、アルフレッド様が良い土壌(環境)をくださったからです」
私たちは月を見上げました。
王都での騒動の日々。
毒入り香水、発火する屋敷、ニセモノの宝石。
それらを乗り越えるたび、私たちの絆は、接ぎ木された枝のように強く一体化していきました。
しかし、光が強くなれば、影もまた濃くなるものです。
光の当たるバルコニーの下、暗がりの中庭には、凋落した影がありました。
*
「……くそっ、くそっ! どいつもこいつも!」
中庭のベンチを蹴り上げているのは、エドワード様でした。
かつての煌びやかな衣装は見る影もなく、袖口は薄汚れ、酒の臭いを漂わせています。
パイナップル、毒の果実、ニセ宝石、枯れるチューリップ、そして化学染料の布。
数々の投資失敗と賠償金支払いで、ローズベリー伯爵家の財政は破綻寸前でした。
実家の父である伯爵からも、「勘当だ」と言い渡されるのは時間の問題でした。
「あら、見苦しいですわね」
冷ややかな声と共に現れたのは、ベアトリス様でした。
彼女は荷物をまとめたトランクを従者に持たせています。
「ベアトリス……? どこへ行くんだ?」
「実家に帰らせていただきます。もう、あなたにはついていけませんもの」
ベアトリス様は、蔑むような目でエドワード様を見下ろしました。
「あなたにはもう、お金も名誉もありませんわ。あるのは借金と、社交界での悪評だけ。……わたくし、枯れた花には興味がなくてよ」
「なっ、待ってくれ! 俺たちは愛し合っていただろう!?」
「愛? ふふっ、植物にお詳しいフローラさんに聞いてみたらどうです? 愛という名の植物は、金という肥料がなければ育たないんですのよ」
ベアトリス様は扇子で顔を隠し、背を向けました。
「さようなら、エドワード様。……いい夢を見させていただきましたわ」
去っていく馬車の音。
残されたエドワード様は、膝から崩れ落ちました。
「ちくしょう……、ちくしょう……! 全部、あいつらのせいだ……!」
暗い地面に爪を立て、彼は憎悪を募らせました。
自分の無知と見栄が招いた結果だというのに、彼の歪んだ心は、全ての元凶を私とアルフレッド様に求めていました。
「アルフレッド……、フローラ……! お前たちが余計な真実さえ暴かなければ、俺は今頃大金持ちで、幸せだったんだ……!」
「――お困りのようですな、ローズベリー卿」
闇の奥から、低く、粘着質な声がかかりました。
エドワード様が顔を上げると、そこには黒いマントを纏った初老の男が立っていました。
その顔には見覚えがあります。
王宮の保守派を束ねる大貴族、オライオン侯爵です。
「お、オライオン侯爵……? なぜこんなところに」
「見ていましたよ、一連の騒動を。……科学だの論理だのと、若造(リンネ公爵)が好き勝手に振る舞うのが、私にはどうも鼻につきましてね」
侯爵は、エドワード様の前に手を差し伸べました。
「我々は伝統と権威を重んじる者同士。……どうです? 失ったものを取り戻したくはありませんか?」
「と、取り戻す……?」
「ええ。科学などという小賢しい理屈ではなく、もっと強大な力……。歴史と政治の力を使って、あの生意気な二人を捻り潰してやるのです」
侯爵の手のひらには、黒い封蝋がされた一通の手紙がありました。
「これは王家の根幹に関わる秘密です。これをうまく使えば……、リンネ公爵を失脚させ、あの小娘を魔女として断罪することも造作もない」
「魔女……、断罪……」
エドワード様の目に、暗い狂気の光が宿りました。
彼は泥だらけの手で、その手紙をひったくるように受け取りました。
「やります。俺のプライドを粉々にしたあいつらに、復讐できるなら何でも……!」
「素晴らしい。では、契約成立です」
侯爵はニヤリと笑いました。
それは、毒草が獲物を絡め取る瞬間のような、禍々しい笑みでした。
「植物は光がなければ育たないと言うが……、復讐という種は、闇の中でこそよく育つものですからな」
*
バルコニーの上で、私はふと寒気を感じて身震いしました。
「……どうした、フローラ?」
「いえ、なんだか……、嫌な風が吹いた気がして」
「風向きが変わったか」
アルフレッド様は空を見上げました。
月が雲に隠れ、星の光が薄れていきます。
「王都での流行り病は治したが、どうやら根深い持病までは治しきれていないようだ」
「持病、ですか?」
「ああ。この国に巣食う、古くてカビ臭い権威主義という病だ。……どうやら、次の戦いは、植物図鑑だけでは片付かないかもしれんぞ」
アルフレッド様の予感は的中していました。
私たちが社交界での勝利に安堵している間に、足元では国家規模の陰謀という、巨大な根が広がり始めていたのです。
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