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第37話:監禁と脱出
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魔女裁判での勝利も束の間、私たちを待っていたのは、安らかな凱旋ではありませんでした。
王宮からの帰り道、私とアルフレッド様は別々の馬車に乗っていました。
アルフレッド様は、事後処理とオライオン侯爵への追及のため、国王陛下に呼ばれて残ることになり、私は一足先に研究所へ戻るよう指示されたのです。
「……すぐに戻る。戸締まりをして待っていてくれ」
そう言って送り出してくれた彼の姿が、遠い記憶のように感じられます。
なぜなら、私が乗った馬車は、研究所へ向かう街道の途中で、突如として進路を変えたからです。
「御者さん? 道が違いますよ?」
私が声をかけようとした瞬間、馬車が急停止しました。
扉が乱暴に開かれ、黒い覆面をした男たちが雪崩れ込んできました。
「なっ……!?」
「静かにしろ。騒ぐと命はないぞ」
クロロホルムの甘い匂いが染み込んだ布を押し当てられ、私の意識は暗闇へと沈んでいきました。
そして、車輪が石畳を跳ねる音と振動で、私は目を覚ましました。
手足は自由ですが、窓には分厚いカーテンが引かれ、外の景色は見えません。
向かいの席には、見張り役の男が一人と……、見慣れた、けれどやつれ果てた金髪の青年が座っていました。
「……エドワード様」
「目が覚めたか、フローラ」
エドワード様は、私と目を合わせようとしません。
その手は小刻みに震え、爪を噛んでいます。
「どういうことですか? 私を誘拐して、どうするつもりですか」
「……仕方なかったんだ。こうするしかなかった」
彼はうわ言のように呟きました。
「オライオン侯爵が言ったんだ。『あの娘を隠せば、リンネ公爵は手出しできなくなる』って。お前を人質にして、偽造文書の件をもみ消させるつもりだ」
「そんな卑劣な……! これは犯罪ですよ! 今ならまだ引き返せます!」
「うるさい! もう後戻りなんてできないんだよ!」
エドワード様が突然叫び、座席を叩きました。
「全部お前たちのせいだ! 俺のプライドも、財産も、ベアトリスも、全部なくなった! お前さえいなければ……!」
その瞳には、かつての傲慢さはなく、ただ追い詰められた小動物のような恐怖と狂気だけが宿っていました。
これ以上、言葉は通じない。
私はそう悟りました。
……落ち着いて、フローラ。
泣いている場合じゃないわ。
私は大きく深呼吸をし、研究者としての思考に切り替えました。
アルフレッド様ならどうするか。状況を分析し、論理的に解決策を探るはずです。
私はさりげなく、自分のスカートのポケットに手を入れました。
そこには、今日の魔女裁判の反証のために採取し、そのまま持ち帰っていた植物の種やサンプルが入った小袋がありました。
ここから逃げ出すには、場所を知らせなきゃいけない。
でも、手紙を書く隙もない。
ふと、足元を見ました。
この馬車は古く、床板の継ぎ目が腐って少し隙間が空いています。
そこから、流れる地面がわずかに見えました。
私はポケットの中で小袋の紐を解きました。
中に入っているのは、様々な植物の種子です。
これを使うしかない。
私はエドワード様たちが会話に夢中になっている隙に、ポケットからひとつまみの種を取り出し、床の隙間からそっと落としました。
小さな種が、暗い地面へと吸い込まれていきます。
お願い、気づいて……、アルフレッド様。
私が最初に落としたのは、ヌスビトハギ(盗人萩)の種子です。
半月のような形をしていて、表面に細かいフックがあり、服や動物の毛にひっつく性質があります。
別名ひっつき虫。
その名の通り、私は連れ去られました(盗まれました)、というメッセージを込めて。
馬車は揺れ続けます。
しばらくして、馬車が舗装された道を外れ、砂利道に入った音がしました。
私は次の種を選びました。
今度は、鮮やかな朱色をしたトウアズキの種子です。
トウゴマとは違いますが、この赤色は土の上でも目立ちます。
これを一定の間隔で落としていきます。
「……おい、何か音がしないか?」
見張りの男が不審そうに床を見ました。
私は心臓が止まりそうになりましたが、とっさに足を組み替え、スカートの裾で隙間を隠しました。
「気のせいでしょう。古い馬車ですから、あちこち軋んでいるだけです」
「ちっ、おとなしくしてろよ」
男は再び視線を外しました。
冷や汗が背中を伝います。
でも、やめるわけにはいきません。
私は祈るような気持ちで、残りの種を握りしめました。
オナモミのトゲトゲした実。
カエデの翼果。
手持ちの植物たちが、私の道しるべとなって、森の中へ点々と落ちていきます。
アルフレッド様は天才的な観察眼を持っています。
もし彼が私の失踪に気づいてこの道を追ってくれば、不自然に落ちている植物の種に必ず気づくはず……。
やがて馬車は、森の奥深くにある古びた洋館の前で止まりました。
かつて貴族の別荘だったようですが、今は蔦に覆われ、廃墟同然です。
「降りろ。ここが当分の間、お前の家だ」
エドワード様に腕を掴まれ、私は馬車から引きずり下ろされました。
薄暗い森の中、鳥の声もしない静寂が包み込みます。
「……オライオン侯爵は、私をどうするつもりですか?」
「殺しはしないと言っていた。……リンネ公爵が折れれば、解放するとな」
エドワード様は目を逸らしました。
私は連れて行かれる直前、ポケットに残っていた最後の種――ワスレナグサ(勿忘草)の小さな種を、入り口の石段の隙間に押し込みました。
私を忘れないで。
必ず見つけて……。
重い鉄の扉が閉ざされ、私は薄暗い部屋に閉じ込められました。
窓には鉄格子。
出口は頑丈な鍵のかかった扉のみ。
完全な密室です。
私はへなへなと床に座り込みましたが、涙は流しませんでした。
ポケットは空っぽになりましたが、私の心は希望で満たされていました。
「……植物は、必ず芽吹くものよ」
私は壁のシミを見つめながら、強く呟きました。
私が撒いた種は、きっと最強の探偵をここまで導いてくれるはずです。
*
その頃。
私が攫われた現場――王都外れの街道に、一台の馬車が猛スピードで滑り込みました。
飛び降りてきたのは、鬼の形相をしたアルフレッド様でした。
「フローラ!」
そこにあるのは、横転し、御者が気絶している私の馬車だけ。
中はもぬけの殻です。
アルフレッド様は地面に這いつくばるようにして、周囲を調べ始めました。
「くそっ、蹄の跡が多すぎて追えん……!」
焦りが彼の理性を侵食しようとした時。
夕日に照らされた地面に、微かに光るものを見つけました。
「……これは」
彼が拾い上げたのは、半月型の小さな種。
ヌスビトハギ。
「……『私を盗人が連れ去った』、か」
アルフレッド様の眼鏡が、鋭く光りました。
彼は立ち上がり、その先――森へと続く小道を凝視しました。
そこには、点々と赤いトウアズキが落ちているのが、彼の目にははっきりと見えていました。
「よくやった、フローラ。最高の助手だ」
彼は種を握りしめ、低く唸りました。
「待っていろ。私が、この道しるべを頼りに、地獄の底まで迎えに行ってやる」
反撃の狼煙は、小さな種子によって上げられました。
王宮からの帰り道、私とアルフレッド様は別々の馬車に乗っていました。
アルフレッド様は、事後処理とオライオン侯爵への追及のため、国王陛下に呼ばれて残ることになり、私は一足先に研究所へ戻るよう指示されたのです。
「……すぐに戻る。戸締まりをして待っていてくれ」
そう言って送り出してくれた彼の姿が、遠い記憶のように感じられます。
なぜなら、私が乗った馬車は、研究所へ向かう街道の途中で、突如として進路を変えたからです。
「御者さん? 道が違いますよ?」
私が声をかけようとした瞬間、馬車が急停止しました。
扉が乱暴に開かれ、黒い覆面をした男たちが雪崩れ込んできました。
「なっ……!?」
「静かにしろ。騒ぐと命はないぞ」
クロロホルムの甘い匂いが染み込んだ布を押し当てられ、私の意識は暗闇へと沈んでいきました。
そして、車輪が石畳を跳ねる音と振動で、私は目を覚ましました。
手足は自由ですが、窓には分厚いカーテンが引かれ、外の景色は見えません。
向かいの席には、見張り役の男が一人と……、見慣れた、けれどやつれ果てた金髪の青年が座っていました。
「……エドワード様」
「目が覚めたか、フローラ」
エドワード様は、私と目を合わせようとしません。
その手は小刻みに震え、爪を噛んでいます。
「どういうことですか? 私を誘拐して、どうするつもりですか」
「……仕方なかったんだ。こうするしかなかった」
彼はうわ言のように呟きました。
「オライオン侯爵が言ったんだ。『あの娘を隠せば、リンネ公爵は手出しできなくなる』って。お前を人質にして、偽造文書の件をもみ消させるつもりだ」
「そんな卑劣な……! これは犯罪ですよ! 今ならまだ引き返せます!」
「うるさい! もう後戻りなんてできないんだよ!」
エドワード様が突然叫び、座席を叩きました。
「全部お前たちのせいだ! 俺のプライドも、財産も、ベアトリスも、全部なくなった! お前さえいなければ……!」
その瞳には、かつての傲慢さはなく、ただ追い詰められた小動物のような恐怖と狂気だけが宿っていました。
これ以上、言葉は通じない。
私はそう悟りました。
……落ち着いて、フローラ。
泣いている場合じゃないわ。
私は大きく深呼吸をし、研究者としての思考に切り替えました。
アルフレッド様ならどうするか。状況を分析し、論理的に解決策を探るはずです。
私はさりげなく、自分のスカートのポケットに手を入れました。
そこには、今日の魔女裁判の反証のために採取し、そのまま持ち帰っていた植物の種やサンプルが入った小袋がありました。
ここから逃げ出すには、場所を知らせなきゃいけない。
でも、手紙を書く隙もない。
ふと、足元を見ました。
この馬車は古く、床板の継ぎ目が腐って少し隙間が空いています。
そこから、流れる地面がわずかに見えました。
私はポケットの中で小袋の紐を解きました。
中に入っているのは、様々な植物の種子です。
これを使うしかない。
私はエドワード様たちが会話に夢中になっている隙に、ポケットからひとつまみの種を取り出し、床の隙間からそっと落としました。
小さな種が、暗い地面へと吸い込まれていきます。
お願い、気づいて……、アルフレッド様。
私が最初に落としたのは、ヌスビトハギ(盗人萩)の種子です。
半月のような形をしていて、表面に細かいフックがあり、服や動物の毛にひっつく性質があります。
別名ひっつき虫。
その名の通り、私は連れ去られました(盗まれました)、というメッセージを込めて。
馬車は揺れ続けます。
しばらくして、馬車が舗装された道を外れ、砂利道に入った音がしました。
私は次の種を選びました。
今度は、鮮やかな朱色をしたトウアズキの種子です。
トウゴマとは違いますが、この赤色は土の上でも目立ちます。
これを一定の間隔で落としていきます。
「……おい、何か音がしないか?」
見張りの男が不審そうに床を見ました。
私は心臓が止まりそうになりましたが、とっさに足を組み替え、スカートの裾で隙間を隠しました。
「気のせいでしょう。古い馬車ですから、あちこち軋んでいるだけです」
「ちっ、おとなしくしてろよ」
男は再び視線を外しました。
冷や汗が背中を伝います。
でも、やめるわけにはいきません。
私は祈るような気持ちで、残りの種を握りしめました。
オナモミのトゲトゲした実。
カエデの翼果。
手持ちの植物たちが、私の道しるべとなって、森の中へ点々と落ちていきます。
アルフレッド様は天才的な観察眼を持っています。
もし彼が私の失踪に気づいてこの道を追ってくれば、不自然に落ちている植物の種に必ず気づくはず……。
やがて馬車は、森の奥深くにある古びた洋館の前で止まりました。
かつて貴族の別荘だったようですが、今は蔦に覆われ、廃墟同然です。
「降りろ。ここが当分の間、お前の家だ」
エドワード様に腕を掴まれ、私は馬車から引きずり下ろされました。
薄暗い森の中、鳥の声もしない静寂が包み込みます。
「……オライオン侯爵は、私をどうするつもりですか?」
「殺しはしないと言っていた。……リンネ公爵が折れれば、解放するとな」
エドワード様は目を逸らしました。
私は連れて行かれる直前、ポケットに残っていた最後の種――ワスレナグサ(勿忘草)の小さな種を、入り口の石段の隙間に押し込みました。
私を忘れないで。
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窓には鉄格子。
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ポケットは空っぽになりましたが、私の心は希望で満たされていました。
「……植物は、必ず芽吹くものよ」
私は壁のシミを見つめながら、強く呟きました。
私が撒いた種は、きっと最強の探偵をここまで導いてくれるはずです。
*
その頃。
私が攫われた現場――王都外れの街道に、一台の馬車が猛スピードで滑り込みました。
飛び降りてきたのは、鬼の形相をしたアルフレッド様でした。
「フローラ!」
そこにあるのは、横転し、御者が気絶している私の馬車だけ。
中はもぬけの殻です。
アルフレッド様は地面に這いつくばるようにして、周囲を調べ始めました。
「くそっ、蹄の跡が多すぎて追えん……!」
焦りが彼の理性を侵食しようとした時。
夕日に照らされた地面に、微かに光るものを見つけました。
「……これは」
彼が拾い上げたのは、半月型の小さな種。
ヌスビトハギ。
「……『私を盗人が連れ去った』、か」
アルフレッド様の眼鏡が、鋭く光りました。
彼は立ち上がり、その先――森へと続く小道を凝視しました。
そこには、点々と赤いトウアズキが落ちているのが、彼の目にははっきりと見えていました。
「よくやった、フローラ。最高の助手だ」
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