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二章
知られざる過去
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太陽が昇り始める早朝、僕達は早々に宿を出た。
この時間から出発すれば、日が落ちる前には村に辿り着ける。
寝ぼけ目のチェルがちょっとだけごねていたが、別に遠くへ行くわけじゃない。
会おうと思えば、いつでも会える距離。それで納得してくれた。
二日酔いのニーヤとペロ様を後ろに放り込み、馬車は進んでいく。
長いようで短い旅の終わりは、もうすぐそこだ。
「ケンセイさんのご両親はどんな方だったんですか?」
モミさんの質問に、少し考える。
「普通――かな。これと言って特徴はないよ」
僕の両親。父親。母親。
忘れたわけじゃないが、思い出すその姿はどこか曖昧で。
台所に立っている母と、リビングでテレビを見ている父。
浮かぶのはそんな一枚絵のような風景だけ。
どんな声で、どんな表情をするか、今は分からない。
「僕も――聞いていいかな?」
彼女の母親が四ヶ月前に亡くなったのを知ったのは昨日の話。
旅の間、彼女達の過去について触れた事は殆どない。
同じく、彼女達が僕の過去に触れる事もなかった。
彼女達は思い出を奪われて。僕は思い出を捨てた。
お互いにこんな話をするのは初めてだった。
「私の父方の家は、ペロディア神に代々仕える神官の家系なんです。そんな父は、村の戦士だったんです。とても強くて、優しい人でした。病には勝てず、私が八つの時には亡くなってしまいましたけどね」
語る彼女の横顔は誇らしく、父親の事を心から愛していた事が伺える。
「母は製薬師でしたね。穏やかで、物静かな人でした。父に言わせれば、時に間の抜けた行動を取る事があったみたいですけど。
例えば――そうですね、これは両親が出会った時のお話なんですけど。母がまだ駆け出しの製薬師だった頃、生まれ故郷の森で薬草を集めている時に魔物に襲われたんです。その時助けに来たのが、旅をしていた父だったんですよ」
ヒロインのピンチに現れる王子様。
乙女の永遠の憧れだ。恋が始まっちゃうのも必然だろう。
「――と、そこで終わればいい話なんですけどね」
「何か続きがあるんですか?」
「魔物との戦闘で傷を負った父にその場で薬草を処方したんですが、何をどう間違ったのか、惚れ薬を作ってしまったみたいなんです。惚れ薬と言えば可愛らしいですが、本当はもっと強力なモノだったんでしょうね。その時私が生まれたくらいですから」
くすくすと苦笑するモミさん。
間の抜けた行動のレベルを超えてる気がするのは僕だけだろうか……。
「お、穏やかで物静かってところは、モミさんと一緒ですね」
モミさんにそそっかしさはない。良い所だけをゆずり受けたのだろう。
だけど、彼女の表情は決して喜んでいる様子ではなかった。
「穏やかで物静か――。それはあくまでも印象。外見なんですよ。内面は見えませんからね」
昇りはじめた太陽を、濁った雲が覆いつくしていた。
「私は――母が嫌いでした」
彼女に合わせるように、空が表情を変える。
「ペロディア神に仕える神官は、本来は男児が継ぐもの。生憎私の他に子供は授かれませんでしたからね。その焦燥感もあったのでしょう。もしかしたら、罪悪感に近かったのかもしれません。父が亡くなってから、母は人が変わった様になりました」
「一人前の神官に育てるためだと言って、私は毎日、厳しい訓練を強いられました。母は武術はからきしでしたから、大陸から先生を連れてきて、朝から晩までずっと。
先生の方が耐えられずに辞めていく事も一度や二度ではありませんでしたよ。心が痛むんでしょうね。何せ相手は幼い女の子で、大の大人と同じような訓練をさせるんですから
雇われた武術家が逃げ出す程――その話を聞くだけで、ソレがどれだけ異常な行動なのか分かる。
「夜になると、蝋が尽きるまで製薬の方法を叩き込まれました。傷を治すものから、人を殺すモノ。作るだけじゃ分かりませんからね。毒も薬も、使ってみなければ分からない。実際に毒薬を盛られた時は、流石に死んだかと思いましたよ」
言葉が出なかった。
それほど壮絶な体験をしていたなんて、今の彼女からは想像もつかなかった。
「だから、私は母が嫌いでした。あんなに優しかった母を変えてしまった元凶も――」
母親が変わったのは、モミさんを一人前の神官にするため。
神に仕える者。神を守護する者。
「そうです。私は――ペロ様が憎かった」
その神が誰かなんて――考えるまでもない。
「崇められ、敬われ、大切にされるペロ様が憎かった。同性で、同じ歳だってのもあったんでしょう。血と泥にまみれ、地面に這い蹲りながら見るペロ様の姿は、理不尽以外のナニモノでもありませんでした」
――恨みましたよ、運命を。
その言葉は、いつかも彼女が言っていた。
その時はあまり気にしなかった。
そんな思いをしていたなんて、全く知らなかったのだから。
「ニーヤの事も嫌いでしたね。ケンセイさん。ニーヤがどうして強いか分かりますか?」
「ニーヤが強い理由――ですか? 確か、ペロ様を守るために訓練をしてたって聞いた事がありますけど……」
僕の答えに、彼女は意味深に笑った。
「そうですね。でも、訓練を『受けた』わけじゃないんですよ」
「ど、どういう事ですか?」
「ニーヤは、私が受けていた訓練を見ていただけなんです。ただそれだけ。見て、覚えて、身につけたんです」
見て覚える――。
まるで聖書に綴られた神聖な言葉が如く多様されがちなワードだが、それがどれだけ非効率な事かは、少し考れば分かるだろう。
経験と言うのは、見て触れて、体験の積み重ねだ。
百聞は一見にしかず、百見は1験にしかず。
「ただ黙って私の訓練を眺めながら、見よう見まねで身体を動かすニーヤが不快でたまらなかったんですよ。それだけじゃなく、村の大人でも頭を下げるペロ様とも気軽に接していましたから。あんな性格ですし、何度怒られても、つゆほども気にしない様子で。
それも気に入らなかったんですよね。友達を作って遊んでる暇もなく、ニーヤともあまり仲が良かったわけじゃありませんでしたから、もう嫌いで嫌いで」
衝撃の事実。
だが、どこか楽しそうに笑いながら語る彼女の表情に、いつもの大人びた印象はない。
無邪気な少女のようだった。
「そ、それでどうやって仲良くなったんですか?」
そこまで嫌っていたのが信じられない程、今の彼女達の絆は強い。
「私が戦いを申し込んだんですよ。ニーヤに」
「モミさんが!?」
「ええ。いい加減我慢できなくなりましてね。二度と視界に入れないように、もうコテンパンにしてやろうと思ってましたよ。もうその時は、その辺の大人には負けないくらい強くなっていましたからね」
拳を握り、リズミカルに左右に突き出すモミさん。
女の子がするその仕草は可愛らしいが、戦闘時の彼女を知っている身からすると、あまり笑えない。
「でも――勝てませんでした。最初は私の方が優勢だったんですよね。でも、何度倒しても、ニーヤは立ち上がって。その内攻撃をかわされるようになって、攻撃されるようになって。
それはもう悔しかったですよ。あんなに訓練を重ねたのに、ただ見ているだけの女の子一人倒せないんですから。今までの努力が全て無駄だって言われてる気がして、自分の存在を否定されているような気がして。最後の方は酷かったですね。もう泣いて叫んで、まるっきり子供の喧嘩でした。そんな時、ニーヤが言ったんです」
――そんなに嫌なら、やめちゃえばいいじゃん。
「自分を犠牲にしても、どれだけ苦しくても、それが私の運命。ペロ様を守るのが使命だと思っていた私と、誰に強制されたわけでもなく、ただ単純に『友達』を守りたいと思っていたニーヤ。目的は同じだったとしても、全然違うんですよね」
――一人じゃなくてさ、一緒にペロを守ろうよ。
「傷だらけで手を差し出したニーヤを見て、「ああ、勝てないなぁ――」って思いましたね。でも悔しさはもうなくて。嬉しかったんですよね。一人じゃないんだ――って」
「その後、母は私に訓練を強要することはなくなりました。そしてすぐ身体を壊しましてね。病魔は気抜けを狙うって言いますから、きっと母も無理をしていたんだと思います。でもその事を、当時の私は気づけませんでした。一度抱いた嫌悪感は消えませんでした。母を許せず、どこか距離を置いていました」
モミさんの瞳から、一筋の涙がこぼれる。
「そんな母は――最後に言ったんです『今まで本当にゴメンね』って。死ぬ前に、娘の私に詫びて死んでいったんです。私がもう少し早く母を許せていたら、母の気持ちを理解していれば――っ」
堰を切ったように溢れ出す涙は、贖罪の証。
「そんな言葉を――言わせずに済んだのでしょうか――?」
強い後悔の念は、心に見えない傷をつける。
それを一番伝えたい人は――もういない。
近すぎるあまり、容易くすれ違う家族。
すすり泣く彼女の肩を抱きながら、今は居ない両親を想った。
この時間から出発すれば、日が落ちる前には村に辿り着ける。
寝ぼけ目のチェルがちょっとだけごねていたが、別に遠くへ行くわけじゃない。
会おうと思えば、いつでも会える距離。それで納得してくれた。
二日酔いのニーヤとペロ様を後ろに放り込み、馬車は進んでいく。
長いようで短い旅の終わりは、もうすぐそこだ。
「ケンセイさんのご両親はどんな方だったんですか?」
モミさんの質問に、少し考える。
「普通――かな。これと言って特徴はないよ」
僕の両親。父親。母親。
忘れたわけじゃないが、思い出すその姿はどこか曖昧で。
台所に立っている母と、リビングでテレビを見ている父。
浮かぶのはそんな一枚絵のような風景だけ。
どんな声で、どんな表情をするか、今は分からない。
「僕も――聞いていいかな?」
彼女の母親が四ヶ月前に亡くなったのを知ったのは昨日の話。
旅の間、彼女達の過去について触れた事は殆どない。
同じく、彼女達が僕の過去に触れる事もなかった。
彼女達は思い出を奪われて。僕は思い出を捨てた。
お互いにこんな話をするのは初めてだった。
「私の父方の家は、ペロディア神に代々仕える神官の家系なんです。そんな父は、村の戦士だったんです。とても強くて、優しい人でした。病には勝てず、私が八つの時には亡くなってしまいましたけどね」
語る彼女の横顔は誇らしく、父親の事を心から愛していた事が伺える。
「母は製薬師でしたね。穏やかで、物静かな人でした。父に言わせれば、時に間の抜けた行動を取る事があったみたいですけど。
例えば――そうですね、これは両親が出会った時のお話なんですけど。母がまだ駆け出しの製薬師だった頃、生まれ故郷の森で薬草を集めている時に魔物に襲われたんです。その時助けに来たのが、旅をしていた父だったんですよ」
ヒロインのピンチに現れる王子様。
乙女の永遠の憧れだ。恋が始まっちゃうのも必然だろう。
「――と、そこで終わればいい話なんですけどね」
「何か続きがあるんですか?」
「魔物との戦闘で傷を負った父にその場で薬草を処方したんですが、何をどう間違ったのか、惚れ薬を作ってしまったみたいなんです。惚れ薬と言えば可愛らしいですが、本当はもっと強力なモノだったんでしょうね。その時私が生まれたくらいですから」
くすくすと苦笑するモミさん。
間の抜けた行動のレベルを超えてる気がするのは僕だけだろうか……。
「お、穏やかで物静かってところは、モミさんと一緒ですね」
モミさんにそそっかしさはない。良い所だけをゆずり受けたのだろう。
だけど、彼女の表情は決して喜んでいる様子ではなかった。
「穏やかで物静か――。それはあくまでも印象。外見なんですよ。内面は見えませんからね」
昇りはじめた太陽を、濁った雲が覆いつくしていた。
「私は――母が嫌いでした」
彼女に合わせるように、空が表情を変える。
「ペロディア神に仕える神官は、本来は男児が継ぐもの。生憎私の他に子供は授かれませんでしたからね。その焦燥感もあったのでしょう。もしかしたら、罪悪感に近かったのかもしれません。父が亡くなってから、母は人が変わった様になりました」
「一人前の神官に育てるためだと言って、私は毎日、厳しい訓練を強いられました。母は武術はからきしでしたから、大陸から先生を連れてきて、朝から晩までずっと。
先生の方が耐えられずに辞めていく事も一度や二度ではありませんでしたよ。心が痛むんでしょうね。何せ相手は幼い女の子で、大の大人と同じような訓練をさせるんですから
雇われた武術家が逃げ出す程――その話を聞くだけで、ソレがどれだけ異常な行動なのか分かる。
「夜になると、蝋が尽きるまで製薬の方法を叩き込まれました。傷を治すものから、人を殺すモノ。作るだけじゃ分かりませんからね。毒も薬も、使ってみなければ分からない。実際に毒薬を盛られた時は、流石に死んだかと思いましたよ」
言葉が出なかった。
それほど壮絶な体験をしていたなんて、今の彼女からは想像もつかなかった。
「だから、私は母が嫌いでした。あんなに優しかった母を変えてしまった元凶も――」
母親が変わったのは、モミさんを一人前の神官にするため。
神に仕える者。神を守護する者。
「そうです。私は――ペロ様が憎かった」
その神が誰かなんて――考えるまでもない。
「崇められ、敬われ、大切にされるペロ様が憎かった。同性で、同じ歳だってのもあったんでしょう。血と泥にまみれ、地面に這い蹲りながら見るペロ様の姿は、理不尽以外のナニモノでもありませんでした」
――恨みましたよ、運命を。
その言葉は、いつかも彼女が言っていた。
その時はあまり気にしなかった。
そんな思いをしていたなんて、全く知らなかったのだから。
「ニーヤの事も嫌いでしたね。ケンセイさん。ニーヤがどうして強いか分かりますか?」
「ニーヤが強い理由――ですか? 確か、ペロ様を守るために訓練をしてたって聞いた事がありますけど……」
僕の答えに、彼女は意味深に笑った。
「そうですね。でも、訓練を『受けた』わけじゃないんですよ」
「ど、どういう事ですか?」
「ニーヤは、私が受けていた訓練を見ていただけなんです。ただそれだけ。見て、覚えて、身につけたんです」
見て覚える――。
まるで聖書に綴られた神聖な言葉が如く多様されがちなワードだが、それがどれだけ非効率な事かは、少し考れば分かるだろう。
経験と言うのは、見て触れて、体験の積み重ねだ。
百聞は一見にしかず、百見は1験にしかず。
「ただ黙って私の訓練を眺めながら、見よう見まねで身体を動かすニーヤが不快でたまらなかったんですよ。それだけじゃなく、村の大人でも頭を下げるペロ様とも気軽に接していましたから。あんな性格ですし、何度怒られても、つゆほども気にしない様子で。
それも気に入らなかったんですよね。友達を作って遊んでる暇もなく、ニーヤともあまり仲が良かったわけじゃありませんでしたから、もう嫌いで嫌いで」
衝撃の事実。
だが、どこか楽しそうに笑いながら語る彼女の表情に、いつもの大人びた印象はない。
無邪気な少女のようだった。
「そ、それでどうやって仲良くなったんですか?」
そこまで嫌っていたのが信じられない程、今の彼女達の絆は強い。
「私が戦いを申し込んだんですよ。ニーヤに」
「モミさんが!?」
「ええ。いい加減我慢できなくなりましてね。二度と視界に入れないように、もうコテンパンにしてやろうと思ってましたよ。もうその時は、その辺の大人には負けないくらい強くなっていましたからね」
拳を握り、リズミカルに左右に突き出すモミさん。
女の子がするその仕草は可愛らしいが、戦闘時の彼女を知っている身からすると、あまり笑えない。
「でも――勝てませんでした。最初は私の方が優勢だったんですよね。でも、何度倒しても、ニーヤは立ち上がって。その内攻撃をかわされるようになって、攻撃されるようになって。
それはもう悔しかったですよ。あんなに訓練を重ねたのに、ただ見ているだけの女の子一人倒せないんですから。今までの努力が全て無駄だって言われてる気がして、自分の存在を否定されているような気がして。最後の方は酷かったですね。もう泣いて叫んで、まるっきり子供の喧嘩でした。そんな時、ニーヤが言ったんです」
――そんなに嫌なら、やめちゃえばいいじゃん。
「自分を犠牲にしても、どれだけ苦しくても、それが私の運命。ペロ様を守るのが使命だと思っていた私と、誰に強制されたわけでもなく、ただ単純に『友達』を守りたいと思っていたニーヤ。目的は同じだったとしても、全然違うんですよね」
――一人じゃなくてさ、一緒にペロを守ろうよ。
「傷だらけで手を差し出したニーヤを見て、「ああ、勝てないなぁ――」って思いましたね。でも悔しさはもうなくて。嬉しかったんですよね。一人じゃないんだ――って」
「その後、母は私に訓練を強要することはなくなりました。そしてすぐ身体を壊しましてね。病魔は気抜けを狙うって言いますから、きっと母も無理をしていたんだと思います。でもその事を、当時の私は気づけませんでした。一度抱いた嫌悪感は消えませんでした。母を許せず、どこか距離を置いていました」
モミさんの瞳から、一筋の涙がこぼれる。
「そんな母は――最後に言ったんです『今まで本当にゴメンね』って。死ぬ前に、娘の私に詫びて死んでいったんです。私がもう少し早く母を許せていたら、母の気持ちを理解していれば――っ」
堰を切ったように溢れ出す涙は、贖罪の証。
「そんな言葉を――言わせずに済んだのでしょうか――?」
強い後悔の念は、心に見えない傷をつける。
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