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2章 学園生活
70話 魔法実技(1)
さて、今日からは魔法は実技が入ってきます! 座学もまだ続けられるけど、やっぱり実技はわくわくするよね。
授業の時間が始めると先生が入ってくる。そしてその後ろからはぞろぞろと10人ほどの人が入ってきた。何が始まるんだ⁉
「さて、実技の授業ではこちらから二人一組を指名していきます。
そして一組に対して王宮の魔法師団から一人ついてくださいます。
指示によく従ってくださいね」
なるほど、そういうそれでこんなにも先生がいらっしゃったのね。それにしても、魔法師団ということはここにいる多くの人にとって、そして私にとっても目標となる人達だ。
皆の意識がしっかりとこちらを向いているのを確認すると、先生がペアを発表していった。ちなみにこの授業、セイットはその特殊な事情を考慮して免除となっているらしい。こういう柔軟性はきっとこの学園のいいところだろう。
さてさて、私のペアと先生は……。
「あの、よろしくお願いします」
指定されたところに行くと、マンセルトさんがいた。そう、私のペアはマンセルトさんなのだ。まあ、魔力量のバランスで考えたそうだからそうなったんだね。ちなみにエリオベラ様はハルカーヤ様とペアになっていました……。あの心底嫌そうな顔はなかなか忘れられない。
「よろしくお願いいたします」
そうして挨拶をしていると男性が一人こちらにやってきた。まだ相当若い気がする。
「えっと、君たちがウェルカ嬢とマンセルトさんかな」
「「はい」」
2人声をそろえて返事をすると、その男性はほっとした顔をする。この人が私たちの担当者だよね。
「ああ、よかった。
始めまして、ハルクホーテン・ティー・オクトパックと申します。
お二人の担当者となります。
こうして一年生の担当になるのは初めてなので、至らないことがあるかもしれませんが、よろしくお願い致します」
人懐っこい笑みを浮かべて、出会ったばかりの、しかも年下の私たちにこんなに
丁寧に接してくれるとは思っていなかったからつい面食らってしまった。でも、とても誠実そうな人、と言うのが第一印象だ。
「よろしくお願いします……。
マンセルト・カナヒトと言います」
「ウェルカ・ゼリベ・チェルビースと申します」
「とても魔力量が優秀だと聞いていますので、どれほど適正魔法があるのか、どんな魔法を使えるようになるのかとても楽しみです。
さて、初めは魔法適性を探っていきましょうか。
一つの授業につき一属性ずつやっていきますよ」
まずは火属性からです、と言うと手のひらの上にぽっと小さな火を出した。
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