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先生、俺さ
【後】あくまでも偶然…って感じに
しおりを挟む「ふっ、ぅ。…んっん。」
息が、荒くなる。
俺こんな感じやすかったっけ。
最近忙しくてオナニーとかしてなかったからか?
いや、人にやってもらってるから?
だめだ…頭真っ白…
「そんな可愛い顔して、本当に気持ちいいんだな。…勃たないとか言ってたのに…っはは。」
そう言うと佐々木はしごく力を強める。
裏筋に舌を這わせて、亀頭を口に含んでぺろぺろ舐める。
その快感にビクビクっと体を震わせた。
ほんとに気持ちいい。
俺ってゲイだったのかな。分かんねえ。今となっちゃもっと色んなことしたいとか思ってる。
いやいやなに考えてんだ俺!!
俺は咄嗟に体を退げた。
「…いやっ、えっと、ちょっと待てって!…さすがにこれ以上は無理…だし。」
佐々木から目線を外す。
目線を外した先には、全身鏡がおいてあり、そこに写る自分の姿を見ては、また手で顔を覆った。
すると佐々木は俺の手を掴む。
「なぁに耳まで赤くなってんだよ。本当はまんざらでもない癖に。てかお前もそのまんまでいいの?…まだここギンギンだけど。」
佐々木は自分のチンコを出して、俺のとくっつける。
我慢汁がグチョっと混じり合って、とろけるくらいに熱い。
「んん、あっあっ!…ぐぅ。んぅ。」
俺はあまりの気持ち良さに、普段出さないような高い声で喘ぐ。
やっば、なんだこれ。
そのまま佐々木の容赦ない手コキで、俺と佐々木はビクビクと腰を震わせた。
「あっあっ、や…べ、これイく…っ佐々木!…んっ」
「ほんっと、かーわいいなぁ高宮は、んっ、ほら、佐々木じゃなくて「先生」…だろ?」
そう言うと佐々木は優しくキスをした。
俺のチンコは余計に熱くなり、絶頂が近づく。
「あっだめ、くる!…んっあっ!せんせえ!…んぅ!せんせっ、ああっ!」
ビュルビュルっと、勢いよく射精する。
それはいつもより長く、止まらない。
出している間も腰をカクカクと震わせ、よだれを垂らして最後まで気持ち良さは続いた。
「んぉっ、あーああっ!…んぅ、ふっ、んっ、はぁ…はぁ…。」
出し終えると、俺は佐々木の方を向く、すると佐々木はすかさず俺のチンコを掴んだ。
「…!?!っちょ!俺、イッたばっかで…ひぃん!!」
すると佐々木はすごい速さで手コキしてくる。
まだ先ほどの快感は充分に残っていて、そこにまた快感が足されて。
「んんん!あっあっああっ!おかしく、なるっ!!」
俺はあまりの大きすぎる快感に体をよじらせて抵抗するが、後ろからガッツリ抱かれているので逃げられない。
ドッと押し寄せてきたのは射精感?
いや違う。
「んんっ!せんせ、だ、めっ。俺、くるよ!んぁぅ、なんか…くる!!」
すると俺は射精を超える気持ち良さに目を虚ろにさせて、おしっこを撒き散らす。
ジョワーっと流れる液ごと、佐々木は亀頭をペロペロと舐めた。
「ああーあああっ……!あぅっ!んぅぅ!」
俺はあまりの事に、気を失ってしまった。
高宮は『当たり』だな。
「…愛に飢えてる子。特に両親がいなかったり、いじめられてたり。それを狙って仕掛けると………これが、案外当たる。」
佐々木はひとりでにそう言った。
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