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第六十二話 混乱
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私は風邪で3日ほど寝込みました。
ルメラ様からお見舞いにお花が届いたのは驚きました。
私の制服を見たマナに真っ青な顔で怒られました。制服に洗浄魔法をかけるのを忘れたので次は気をつけましょう。
新しい制服はマナが手配してくれました。
リオからも花が届けられました。単なる風邪なのに大げさです。令嬢に大人気なのはこういう気遣いでしょうか・・。
マナによるとルメラ様は令嬢達とトラブルを起こさず静かに過ごしているようです。
ルメラ様が問題を起こさないなら、先輩から頼まれている茶会の演者を引き受けましょう。
エイミー様も一緒なのでまた大変な特訓が待ってますが仕方ありません。お世話になってますのでお役にたてるように頑張りましょう。
久しぶりに1年3組でアナ達と食事をしているとざわめきが聞こえました。
隣から冷気を感じます。隣で笑顔で食事をしていたリオの瞳が冷たくなり、視線の先にはルメラ様がいました。
ルメラ様は私を睨んでいますが敵意はなさそうです。
立ち上がろうとする腕を掴まれました。誤解を招くのでリオに腕を掴まれたくないんですが、
「大丈夫ですよ」
リオに笑いかけて腕を無理矢理解いてルメラ様に近づきます。
「ごきげんよう。ルメラ様、どうされました?」
「大丈夫?」
ルメラ様に心配される日がくるとは思いませんでした。
「はい。風邪で寝込んだだけです。可愛らしいお花をありがとうございました。お部屋に飾りました。お昼は食べましたか?」
「まだ、」
気まずい顔をするルメラ様の新たな一歩をお手伝いしましょう。取り巻きの殿方を連れていないので変わろうとしているんでしょう。
「お友達を紹介しますわ」
ルメラ様の手を引いてリオの隣は危険なので私とステラの間に椅子を用意して座らせます。
マナがルメラ様の分の食事を用意してくれたので渡します。
「隣のクラスの」
ルメラ様に腕を掴まれました。
「レティシア、リアナでいい」
「隣のクラスのリアナです」
ステラは笑顔ですが、周りは戸惑ってます。もしかしてアナ達とも喧嘩したんですか!?
「レティシア様、彼女って」
真顔で私を見るロンにニッコリと笑いかけます。
アナがリアナを睨み、リナも気まずい顔で視線を逸らしています。やっぱり喧嘩したんですね・・。
「私は過去のことは気にしませんわ。ロン、令嬢には優しくしてくださいね」
ロンに視線を逸らされましたが、笑顔で食事を続けます。
意地悪しなければいいですわ。
相性の悪い相手がいるのは仕方ありません。私も絶対にマートン様とは仲良くなれませんから。
「レティシア、さすがに」
リオが冷たい顔をしています。クロード殿下のように冷気を出さないで欲しいですわ。そういえば二人は従兄弟でしたわ・・。
「マール様、そのお顔やめてください。リアナを口説いても構いませんが、」
「違うから」
「お昼休みが終わります。食事をしてください。私、同じことを何度も言いたくありませんわ」
リオをじっと見つめると頭を掻いて拗ねた顔をしました。冷気が消え、冷たい顔でないならいいですわ。
「リアナ、今はまわりの視線が厳しいでしょう。でも貴方次第でいずれかわります。意地悪されるなら生徒会に相談してください」
「レティシアは?」
「私でも構いません。ただできれば、殿方に頼るのはやめたほうがいいでしょう。令嬢に人気の殿方にかかわると禄なことがありませんから」
頷いたリアナが食事をはじめました。少しずつ貴族としての生き方を学んでいってほしいですわ。
***
放課後はエイミー様と一緒に茶会に向けて練習です。
エイミー様と練習しているとリオがバイオリンを持って入ってきました。
「レティシア、聞いてないの?今回はエイベル様ではなく、マール様ですって」
「どうしてですか・・・」
「不満?」
リオと一緒なら断りましたわ。
エイミー様の名前しか聞いてませんでしたわ。引き受けてしまいましたし、失礼にあたるので本音は言えませんけど・・。
「マール様はバイオリンが上手なのよ」
「いえ、よろしくお願いします」
令嬢モードの笑みを浮かべて頭を下げます。
私はやはりリオとは関わりたくありません。リオのファンの令嬢の対応が面倒です。
バイオリンは確かに上手でした。
私のリオもバイオリンが得意でした。演奏する姿がそっくりで、うっかり重ねる癖を直さないといけません。
エイミー様との練習も終えて、真っ暗になった寮への道をリオと一緒に歩いています。
いつもレオ様が迎えに来て、エイミー様を送ってくれます。レオ様はエイミー様をどう思ってるんでしょう。エイミー様がレオ様を好いているのは分かるんですが…。まだレオ様の正体を教えていません。リオに送られたくないのでエイベルに迎えにきてもらおうかな。
気づくと寮についていたので礼をして別れました。
***
エイミー様との練習はレオ様のおかげで過去一番過酷ではありませんでした。時々、レオ様が混ざりエイミー様と演奏してくれる間に私とリオは休憩させていただきました。
なぜか私とリオを取り持とうとする令嬢が増えました。そして今まで親しくお付き合いしていたリオのファンの令嬢に警戒されてます。
練習の後は暗くなるので送ってもらっている所為でしょうか。レオ様達と一緒に帰ると邪魔になりますし、リオは頑固で一人で帰らせてくれません。
「マール様、令嬢達のお茶会に参加します?」
「レティシアが一緒ならいいけど」
「嫌ですよね。マール様のファンのご令嬢のお茶会にロキを連れて行こうかな」
「俺、それで君の憂いが晴れるなら行くけど」
「どうしようかな。私が代筆していいですか?物も用意しますので、名前だけ貸していただければ構いません」
「お茶会なら同行するからそれはやめてほしい。聞いてる?」
都合の良い言葉が聞こえました。
「もし俺が側にいることで、レティシアに不都合があるなら、離れると諦める以外なら協力するよ」
顔をあげるとリオの顔が目の前にありました。
「はい?」
「俺は君が好きだから。レティシアにしか言わない。恋人もいないから。もう少し俺に興味持ってくれないか」
どうして必死に言い訳されてるんでしょうか。
言葉の意味がわかりません。興味を持ってもなにも変わりません。恋人を作る予定も関わるつもりもありません。
「申し訳ありません。私はお父様の選んだ方と一緒になるので」
「いずれ俺が婚約者の座を手に入れるよ。俺が婚約したいって言ったのも思ったのもレティシアだけだ」
まっすぐな瞳に見つめられると戸惑います。
リオの瞳に熱が籠もっている気がして違うのに、また間違えそうになります。まっすぐで熱の籠った恋したものと同じ色を持つ瞳がどんどん近づいて、唇が重なりました。触れるだけの口づけ。かすめるように頬に口づけられ熱の籠もった瞳で笑いかけられ、思考が止まります。
「好きだ」
見つめられる瞳も声もそっくりです。
あの時と・・。
間違えそうで目を閉じました。目の前にいるのは別人です。
突然笑い声が聞こえ、目を開けると、楽しそうに笑っているリオと目が合い遊ばれたことに気づきました。
「私で遊ぶのやめてください。勘違いしそうになりましたわ」
「遊んでない。ただつい、まさか頬に口づけたらこんなに赤面するとは。いっぱいいっぱいなのに、必死で拒む様子がおかしくて」
「マール様、性格悪すぎませんか」
「レティシアにだけは優しくするよ」
「信用できません。失礼します」
私は寮に帰るために足を速めました。追いかけてくるリオは知りません。
疲れているから調子が狂うんです。リオと初めて想いが通じ合った時と似ていて、間違えて胸の鼓動が速くなりました。
フルートの練習で心身共に疲れているのにこれ以上疲れさせないでください。
関わりたくないのにどうしてうまくいかないんでしょうか。
今日は早くベッドに入って私のリオとの幸せな思い出に浸りますわ。
早く茶会が終わることを祈りましょう。
茶会が無事に終わってもう関わることはないと思いましたが、付き纏われている気がするんですが・・。避けてるのにどうして会うんでしょうか?気の所為?
もうエイベルのところに逃げましょう。
リオのファンへの対処は心が回復したら動きましょう。もう疲れました。
リオ兄様の腕の中に帰りたいです。今は物足りませんがエイベルの腕で我慢しますわ。
抱きついたら邪魔って振り払うなんて酷いですわ。
ルメラ様からお見舞いにお花が届いたのは驚きました。
私の制服を見たマナに真っ青な顔で怒られました。制服に洗浄魔法をかけるのを忘れたので次は気をつけましょう。
新しい制服はマナが手配してくれました。
リオからも花が届けられました。単なる風邪なのに大げさです。令嬢に大人気なのはこういう気遣いでしょうか・・。
マナによるとルメラ様は令嬢達とトラブルを起こさず静かに過ごしているようです。
ルメラ様が問題を起こさないなら、先輩から頼まれている茶会の演者を引き受けましょう。
エイミー様も一緒なのでまた大変な特訓が待ってますが仕方ありません。お世話になってますのでお役にたてるように頑張りましょう。
久しぶりに1年3組でアナ達と食事をしているとざわめきが聞こえました。
隣から冷気を感じます。隣で笑顔で食事をしていたリオの瞳が冷たくなり、視線の先にはルメラ様がいました。
ルメラ様は私を睨んでいますが敵意はなさそうです。
立ち上がろうとする腕を掴まれました。誤解を招くのでリオに腕を掴まれたくないんですが、
「大丈夫ですよ」
リオに笑いかけて腕を無理矢理解いてルメラ様に近づきます。
「ごきげんよう。ルメラ様、どうされました?」
「大丈夫?」
ルメラ様に心配される日がくるとは思いませんでした。
「はい。風邪で寝込んだだけです。可愛らしいお花をありがとうございました。お部屋に飾りました。お昼は食べましたか?」
「まだ、」
気まずい顔をするルメラ様の新たな一歩をお手伝いしましょう。取り巻きの殿方を連れていないので変わろうとしているんでしょう。
「お友達を紹介しますわ」
ルメラ様の手を引いてリオの隣は危険なので私とステラの間に椅子を用意して座らせます。
マナがルメラ様の分の食事を用意してくれたので渡します。
「隣のクラスの」
ルメラ様に腕を掴まれました。
「レティシア、リアナでいい」
「隣のクラスのリアナです」
ステラは笑顔ですが、周りは戸惑ってます。もしかしてアナ達とも喧嘩したんですか!?
「レティシア様、彼女って」
真顔で私を見るロンにニッコリと笑いかけます。
アナがリアナを睨み、リナも気まずい顔で視線を逸らしています。やっぱり喧嘩したんですね・・。
「私は過去のことは気にしませんわ。ロン、令嬢には優しくしてくださいね」
ロンに視線を逸らされましたが、笑顔で食事を続けます。
意地悪しなければいいですわ。
相性の悪い相手がいるのは仕方ありません。私も絶対にマートン様とは仲良くなれませんから。
「レティシア、さすがに」
リオが冷たい顔をしています。クロード殿下のように冷気を出さないで欲しいですわ。そういえば二人は従兄弟でしたわ・・。
「マール様、そのお顔やめてください。リアナを口説いても構いませんが、」
「違うから」
「お昼休みが終わります。食事をしてください。私、同じことを何度も言いたくありませんわ」
リオをじっと見つめると頭を掻いて拗ねた顔をしました。冷気が消え、冷たい顔でないならいいですわ。
「リアナ、今はまわりの視線が厳しいでしょう。でも貴方次第でいずれかわります。意地悪されるなら生徒会に相談してください」
「レティシアは?」
「私でも構いません。ただできれば、殿方に頼るのはやめたほうがいいでしょう。令嬢に人気の殿方にかかわると禄なことがありませんから」
頷いたリアナが食事をはじめました。少しずつ貴族としての生き方を学んでいってほしいですわ。
***
放課後はエイミー様と一緒に茶会に向けて練習です。
エイミー様と練習しているとリオがバイオリンを持って入ってきました。
「レティシア、聞いてないの?今回はエイベル様ではなく、マール様ですって」
「どうしてですか・・・」
「不満?」
リオと一緒なら断りましたわ。
エイミー様の名前しか聞いてませんでしたわ。引き受けてしまいましたし、失礼にあたるので本音は言えませんけど・・。
「マール様はバイオリンが上手なのよ」
「いえ、よろしくお願いします」
令嬢モードの笑みを浮かべて頭を下げます。
私はやはりリオとは関わりたくありません。リオのファンの令嬢の対応が面倒です。
バイオリンは確かに上手でした。
私のリオもバイオリンが得意でした。演奏する姿がそっくりで、うっかり重ねる癖を直さないといけません。
エイミー様との練習も終えて、真っ暗になった寮への道をリオと一緒に歩いています。
いつもレオ様が迎えに来て、エイミー様を送ってくれます。レオ様はエイミー様をどう思ってるんでしょう。エイミー様がレオ様を好いているのは分かるんですが…。まだレオ様の正体を教えていません。リオに送られたくないのでエイベルに迎えにきてもらおうかな。
気づくと寮についていたので礼をして別れました。
***
エイミー様との練習はレオ様のおかげで過去一番過酷ではありませんでした。時々、レオ様が混ざりエイミー様と演奏してくれる間に私とリオは休憩させていただきました。
なぜか私とリオを取り持とうとする令嬢が増えました。そして今まで親しくお付き合いしていたリオのファンの令嬢に警戒されてます。
練習の後は暗くなるので送ってもらっている所為でしょうか。レオ様達と一緒に帰ると邪魔になりますし、リオは頑固で一人で帰らせてくれません。
「マール様、令嬢達のお茶会に参加します?」
「レティシアが一緒ならいいけど」
「嫌ですよね。マール様のファンのご令嬢のお茶会にロキを連れて行こうかな」
「俺、それで君の憂いが晴れるなら行くけど」
「どうしようかな。私が代筆していいですか?物も用意しますので、名前だけ貸していただければ構いません」
「お茶会なら同行するからそれはやめてほしい。聞いてる?」
都合の良い言葉が聞こえました。
「もし俺が側にいることで、レティシアに不都合があるなら、離れると諦める以外なら協力するよ」
顔をあげるとリオの顔が目の前にありました。
「はい?」
「俺は君が好きだから。レティシアにしか言わない。恋人もいないから。もう少し俺に興味持ってくれないか」
どうして必死に言い訳されてるんでしょうか。
言葉の意味がわかりません。興味を持ってもなにも変わりません。恋人を作る予定も関わるつもりもありません。
「申し訳ありません。私はお父様の選んだ方と一緒になるので」
「いずれ俺が婚約者の座を手に入れるよ。俺が婚約したいって言ったのも思ったのもレティシアだけだ」
まっすぐな瞳に見つめられると戸惑います。
リオの瞳に熱が籠もっている気がして違うのに、また間違えそうになります。まっすぐで熱の籠った恋したものと同じ色を持つ瞳がどんどん近づいて、唇が重なりました。触れるだけの口づけ。かすめるように頬に口づけられ熱の籠もった瞳で笑いかけられ、思考が止まります。
「好きだ」
見つめられる瞳も声もそっくりです。
あの時と・・。
間違えそうで目を閉じました。目の前にいるのは別人です。
突然笑い声が聞こえ、目を開けると、楽しそうに笑っているリオと目が合い遊ばれたことに気づきました。
「私で遊ぶのやめてください。勘違いしそうになりましたわ」
「遊んでない。ただつい、まさか頬に口づけたらこんなに赤面するとは。いっぱいいっぱいなのに、必死で拒む様子がおかしくて」
「マール様、性格悪すぎませんか」
「レティシアにだけは優しくするよ」
「信用できません。失礼します」
私は寮に帰るために足を速めました。追いかけてくるリオは知りません。
疲れているから調子が狂うんです。リオと初めて想いが通じ合った時と似ていて、間違えて胸の鼓動が速くなりました。
フルートの練習で心身共に疲れているのにこれ以上疲れさせないでください。
関わりたくないのにどうしてうまくいかないんでしょうか。
今日は早くベッドに入って私のリオとの幸せな思い出に浸りますわ。
早く茶会が終わることを祈りましょう。
茶会が無事に終わってもう関わることはないと思いましたが、付き纏われている気がするんですが・・。避けてるのにどうして会うんでしょうか?気の所為?
もうエイベルのところに逃げましょう。
リオのファンへの対処は心が回復したら動きましょう。もう疲れました。
リオ兄様の腕の中に帰りたいです。今は物足りませんがエイベルの腕で我慢しますわ。
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