199 / 286
第百三話 思い付き
しおりを挟む
サラ様はビアード公爵夫人とお友達でした。
今まで知りませんでしたがうちにはサラ様のための部屋がありました。時々、うちに泊まられビアード公爵夫人がお世話しています。サラ様は研究に夢中になると生活が疎かになるそうです。時々、セリアも混ざり、いらない魔道具を押し付けられます。セリアは閃いたら利用価値のないものでも作ります。ただ作りたいから作るので、人の役に立つものよりも物騒な物や役に立たない物のほうが多いです。現在地が光る世界地図なんていりませんわ。
サラ様のお部屋には定期的に素材をお裾分けします。うちはシオン伯爵家よりも大きく部屋はたくさんあるので、サラ様達のいらない魔道具を引き取って保管しています。勝手に爆発したり暴れないかだけは確認をして。
ハンカチに魔法陣を刺繍をして魔力を流すと糸が切れてしまいます。
太い糸でも駄目でした。やはり無謀なんでしょうか。
「何してるの?座ったままでいいわ」
「お母様の命で刺繍の練習を。せっかくなので役に立つものをと魔法陣を刺繍したんですが、うまくいきません」
サラ様が糸を手に取り笑いました。
「一般的な糸は駄目よ。魔力に耐えられる糸を使わないと」
サラ様が袋の中から糸を取り出しました。
「あげるわ。気に入るなら取引も応じるわ。お礼よ」
「私は無限袋というすばらしいものをいただきました」
「大人の好意は甘えておくものよ」
「ありがとうございます」
礼をして帰るサラ様を見送りました。今日はお茶に来ただけなんですね。サラ様が訪問するとお母様は嬉しそうです。
サラ様からもらった糸で刺繍すると糸は切れずに魔法が発動しました。魔法陣入りのハンカチなら警戒されずに持ち歩けます。
武器は取り上げられてもハンカチは取り上げられません。
初めて成功したので、マオにあげました。
守りの魔法陣を仕込んで、ロキとロダ様に贈ろうかな。魔力を流すだけで発動したら便利ですよね。
糸はお小遣いで取寄せることにしました。お友達価格で多少はお安くしてもらいましたが、シオン伯爵領のものは希少性が高く高価な物ばかりです。まぁ天下のシオン一族の作品なので仕方ありませんね。
ビアード領に遊びに来たロダ様に渡すとロキとお揃いのハンカチを嬉しそうに受け取ってくれました。ロキとロダ様は二人でよく魔法の訓練をしています。
打ち解けた様子に笑みが零れます。
刺繍は苦手ですが魔法陣の刺繍は楽しいです。騎士の訓練を見ながら木陰で刺繍するのは有意義な時間です。フィルにも欲しいと言われたので、魔法陣の希望を聞いて刺繍しました。
魔法陣入りのハンカチは人気があります。ビアードの新商品として売り出せるでしょうか・・・。
でも有名になったら警戒されますかね。
***
夜会に参加するといつもリオに会うのは不思議です。声をかけられたので礼をします。
「リオ様、ごきげんよう」
「どうしていつも誘ってくれないんだよ」
「必要ありません。私はビアードとして動きますので、エスコートは不要ですわ。失礼します」
立ち去ろうとすると腰を抱かれました。
「そのビアードに俺も入れて。社交は得意だから」
強引なリオに負けてエスコートを受けました。
探し人を見つけたので、挨拶しました。
「レティシア、これ凄いよ。少量の魔力で結界が構築できる」
「少量ですか?やはり糸が凄いのでしょうか」
「酷い刺繍だけど、立派だった。今までのハンカチで一番だよ。お礼しようか?」
笑顔で酷い刺繍って酷いです。
今回は相談があったので刺繍入りのハンカチを贈りました。
「失礼ですわ。必死に練習してますのに。不要なものなのでお礼はいりません」
「いつでもありがたく受け取るよ。刺繍の腕は上がらないな」
からかわれていますが今は遊んでいる場合ではありません。
「今はシオンから取り寄せているんですが、魔力を付加しても切れない糸が欲しいです」
「わかったよ。調べてやる。企んでるのか?」
ニヤリと笑うので笑い返します。
「はい。騎士達にも人気が凄いんです。ただ他領からの取り寄せだと高価で」
「どうせならビアードで儲けたいものな」
「頼りにしてます。お願いします」
うちの傘下の伯爵子息でエイベルの友人です。大きい商会を抱える家なので、珍しいものの取り寄せは彼の家にお世話になっています。
リオが不機嫌になった気がするのは気の所為でしょうか。
気にせず役目を果たしましょう。
令嬢が近付き声を掛けられました。家格の低い令嬢が私達に声を掛けるのは無礼ですがまだ子供なので見逃しましょう。
「ビアード様、マール様をお借りしてもよろしいですか」
「どうぞ」
「貸し出されるつもりはないから用件があるならここで」
「踊ってください」
「婚約者がいるから踊らない」
「祖先は同じで親戚です。親戚なら踊れます」
凄い発想です。巻き込まれたくないので腰の手を解いて逃げたいのに逃げれません。
「レティシア、せっかくだから踊ろうか」
「はい?」
今日は踊るつもりはなかったんですが。
強引に連れ出されたので踊るしかありませんでした。リオはダンスが下手です。
「強引すぎます」
「俺は君しかエスコートしないと決めてるから」
「嘘はいけません」
「本気だよ」
無理があります。リオもやはりポンコツです。真顔のリオにたまには仕返ししましょうか。
「娘が産まれたらエスコートされないんですか?」
「え!?娘?」
赤面して動揺しているリオに笑みを堪えます。
「レティシアに似たら嫁に出さない自信がある」
「私の平凡なお顔なら嫁の貰い手に困ります?」
「平凡じゃないから。世界で一番美しく」
「リオ様、大丈夫ですか?」
訳のわからないことを言っているリオを休ませましょう。やはり頭がおかしいのでしょうか。
バルコニーに行くと抱きしめられました。
「避けるのやめてほしい」
「はい?」
「学園で俺が近くにいると逃げるだろう?」
「どうして・・・」
「俺はレティシアのことを常に考えてるから、気配でなんとなく。レティシアと過ごせる学園生活は今年だけなんだよ。立場上留年するわけには行かないし、」
意味がわかりませんがビアードに婿入りするなら留年されたら困ります。
「リオ様の傍にいると令嬢達が怖いんです」
「常に俺と一緒にいれば声を掛けられないだろう」
「ありえませんし、できません。私はまだノルマがあるので、失礼します。ゆっくり休んでいて下さい」
「俺も行くよ。手伝うよ」
「お気持ちだけ、いえ、リオ様別行動しましょう」
ポケットの中から紙を出します。
「この方々と親交を深めてきてください」
リオが紙を覗いて不思議そうな顔をしました。
「どれもビアードに必要ないだろう?」
「ルーン公爵家のためです。お母様がルーン公爵に無礼を働いたのでお詫びに繋ぎを」
「叔父上は気にしてないよ」
「普段からエイべルがお世話になっているのに、あんな無礼を・・。駄目なら自分でいきますわ。失礼します」
リオの腕を抜け出したくても逃げられません。睨むと嬉しそうに笑いました。
「一緒に行こうよ」
邪魔しないならいいかと頷きました。効率よく動くことはできませんがもともと一人で動くつもりだったので問題ありません。
時間はかかりましたが今日のノルマは達成できました。
リオは機嫌が悪くなったり良くなったりよくわかりません。私の婚約者は情緒不安定なようです。ビアードの未来が不安でたまりません。
今まで知りませんでしたがうちにはサラ様のための部屋がありました。時々、うちに泊まられビアード公爵夫人がお世話しています。サラ様は研究に夢中になると生活が疎かになるそうです。時々、セリアも混ざり、いらない魔道具を押し付けられます。セリアは閃いたら利用価値のないものでも作ります。ただ作りたいから作るので、人の役に立つものよりも物騒な物や役に立たない物のほうが多いです。現在地が光る世界地図なんていりませんわ。
サラ様のお部屋には定期的に素材をお裾分けします。うちはシオン伯爵家よりも大きく部屋はたくさんあるので、サラ様達のいらない魔道具を引き取って保管しています。勝手に爆発したり暴れないかだけは確認をして。
ハンカチに魔法陣を刺繍をして魔力を流すと糸が切れてしまいます。
太い糸でも駄目でした。やはり無謀なんでしょうか。
「何してるの?座ったままでいいわ」
「お母様の命で刺繍の練習を。せっかくなので役に立つものをと魔法陣を刺繍したんですが、うまくいきません」
サラ様が糸を手に取り笑いました。
「一般的な糸は駄目よ。魔力に耐えられる糸を使わないと」
サラ様が袋の中から糸を取り出しました。
「あげるわ。気に入るなら取引も応じるわ。お礼よ」
「私は無限袋というすばらしいものをいただきました」
「大人の好意は甘えておくものよ」
「ありがとうございます」
礼をして帰るサラ様を見送りました。今日はお茶に来ただけなんですね。サラ様が訪問するとお母様は嬉しそうです。
サラ様からもらった糸で刺繍すると糸は切れずに魔法が発動しました。魔法陣入りのハンカチなら警戒されずに持ち歩けます。
武器は取り上げられてもハンカチは取り上げられません。
初めて成功したので、マオにあげました。
守りの魔法陣を仕込んで、ロキとロダ様に贈ろうかな。魔力を流すだけで発動したら便利ですよね。
糸はお小遣いで取寄せることにしました。お友達価格で多少はお安くしてもらいましたが、シオン伯爵領のものは希少性が高く高価な物ばかりです。まぁ天下のシオン一族の作品なので仕方ありませんね。
ビアード領に遊びに来たロダ様に渡すとロキとお揃いのハンカチを嬉しそうに受け取ってくれました。ロキとロダ様は二人でよく魔法の訓練をしています。
打ち解けた様子に笑みが零れます。
刺繍は苦手ですが魔法陣の刺繍は楽しいです。騎士の訓練を見ながら木陰で刺繍するのは有意義な時間です。フィルにも欲しいと言われたので、魔法陣の希望を聞いて刺繍しました。
魔法陣入りのハンカチは人気があります。ビアードの新商品として売り出せるでしょうか・・・。
でも有名になったら警戒されますかね。
***
夜会に参加するといつもリオに会うのは不思議です。声をかけられたので礼をします。
「リオ様、ごきげんよう」
「どうしていつも誘ってくれないんだよ」
「必要ありません。私はビアードとして動きますので、エスコートは不要ですわ。失礼します」
立ち去ろうとすると腰を抱かれました。
「そのビアードに俺も入れて。社交は得意だから」
強引なリオに負けてエスコートを受けました。
探し人を見つけたので、挨拶しました。
「レティシア、これ凄いよ。少量の魔力で結界が構築できる」
「少量ですか?やはり糸が凄いのでしょうか」
「酷い刺繍だけど、立派だった。今までのハンカチで一番だよ。お礼しようか?」
笑顔で酷い刺繍って酷いです。
今回は相談があったので刺繍入りのハンカチを贈りました。
「失礼ですわ。必死に練習してますのに。不要なものなのでお礼はいりません」
「いつでもありがたく受け取るよ。刺繍の腕は上がらないな」
からかわれていますが今は遊んでいる場合ではありません。
「今はシオンから取り寄せているんですが、魔力を付加しても切れない糸が欲しいです」
「わかったよ。調べてやる。企んでるのか?」
ニヤリと笑うので笑い返します。
「はい。騎士達にも人気が凄いんです。ただ他領からの取り寄せだと高価で」
「どうせならビアードで儲けたいものな」
「頼りにしてます。お願いします」
うちの傘下の伯爵子息でエイベルの友人です。大きい商会を抱える家なので、珍しいものの取り寄せは彼の家にお世話になっています。
リオが不機嫌になった気がするのは気の所為でしょうか。
気にせず役目を果たしましょう。
令嬢が近付き声を掛けられました。家格の低い令嬢が私達に声を掛けるのは無礼ですがまだ子供なので見逃しましょう。
「ビアード様、マール様をお借りしてもよろしいですか」
「どうぞ」
「貸し出されるつもりはないから用件があるならここで」
「踊ってください」
「婚約者がいるから踊らない」
「祖先は同じで親戚です。親戚なら踊れます」
凄い発想です。巻き込まれたくないので腰の手を解いて逃げたいのに逃げれません。
「レティシア、せっかくだから踊ろうか」
「はい?」
今日は踊るつもりはなかったんですが。
強引に連れ出されたので踊るしかありませんでした。リオはダンスが下手です。
「強引すぎます」
「俺は君しかエスコートしないと決めてるから」
「嘘はいけません」
「本気だよ」
無理があります。リオもやはりポンコツです。真顔のリオにたまには仕返ししましょうか。
「娘が産まれたらエスコートされないんですか?」
「え!?娘?」
赤面して動揺しているリオに笑みを堪えます。
「レティシアに似たら嫁に出さない自信がある」
「私の平凡なお顔なら嫁の貰い手に困ります?」
「平凡じゃないから。世界で一番美しく」
「リオ様、大丈夫ですか?」
訳のわからないことを言っているリオを休ませましょう。やはり頭がおかしいのでしょうか。
バルコニーに行くと抱きしめられました。
「避けるのやめてほしい」
「はい?」
「学園で俺が近くにいると逃げるだろう?」
「どうして・・・」
「俺はレティシアのことを常に考えてるから、気配でなんとなく。レティシアと過ごせる学園生活は今年だけなんだよ。立場上留年するわけには行かないし、」
意味がわかりませんがビアードに婿入りするなら留年されたら困ります。
「リオ様の傍にいると令嬢達が怖いんです」
「常に俺と一緒にいれば声を掛けられないだろう」
「ありえませんし、できません。私はまだノルマがあるので、失礼します。ゆっくり休んでいて下さい」
「俺も行くよ。手伝うよ」
「お気持ちだけ、いえ、リオ様別行動しましょう」
ポケットの中から紙を出します。
「この方々と親交を深めてきてください」
リオが紙を覗いて不思議そうな顔をしました。
「どれもビアードに必要ないだろう?」
「ルーン公爵家のためです。お母様がルーン公爵に無礼を働いたのでお詫びに繋ぎを」
「叔父上は気にしてないよ」
「普段からエイべルがお世話になっているのに、あんな無礼を・・。駄目なら自分でいきますわ。失礼します」
リオの腕を抜け出したくても逃げられません。睨むと嬉しそうに笑いました。
「一緒に行こうよ」
邪魔しないならいいかと頷きました。効率よく動くことはできませんがもともと一人で動くつもりだったので問題ありません。
時間はかかりましたが今日のノルマは達成できました。
リオは機嫌が悪くなったり良くなったりよくわかりません。私の婚約者は情緒不安定なようです。ビアードの未来が不安でたまりません。
10
あなたにおすすめの小説
ざまぁはハッピーエンドのエンディング後に
ララ
恋愛
私は由緒正しい公爵家に生まれたシルビア。
幼い頃に結ばれた婚約により時期王妃になることが確定している。
だからこそ王妃教育も精一杯受け、王妃にふさわしい振る舞いと能力を身につけた。
特に婚約者である王太子は少し?いやかなり頭が足りないのだ。
余計に私が頑張らなければならない。
王妃となり国を支える。
そんな確定した未来であったはずなのにある日突然破られた。
学園にピンク色の髪を持つ少女が現れたからだ。
なんとその子は自身をヒロイン?だとか言って婚約者のいるしかも王族である王太子に馴れ馴れしく接してきた。
何度かそれを諌めるも聞く耳を持たず挙句の果てには私がいじめてくるだなんだ言って王太子に泣きついた。
なんと王太子は彼女の言葉を全て鵜呑みにして私を悪女に仕立て上げ国外追放をいい渡す。
はぁ〜、一体誰の悪知恵なんだか?
まぁいいわ。
国外追放喜んでお受けいたします。
けれどどうかお忘れにならないでくださいな?
全ての責はあなたにあると言うことを。
後悔しても知りませんわよ。
そう言い残して私は毅然とした態度で、内心ルンルンとこの国を去る。
ふふっ、これからが楽しみだわ。
悪役令嬢の逆襲
すけさん
恋愛
断罪される1年前に前世の記憶が甦る!
前世は三十代の子持ちのおばちゃんだった。
素行は悪かった悪役令嬢は、急におばちゃんチックな思想が芽生え恋に友情に新たな一面を見せ始めた事で、断罪を回避するべく奮闘する!
しつこい公爵が、わたしを逃がしてくれない
千堂みくま
恋愛
細々と仕事をして生きてきた薬師のノアは、経済的に追い詰められて仕方なく危険な仕事に手を出してしまう。それは因縁の幼なじみ、若き公爵ジオルドに惚れ薬を盛る仕事だった。
失敗して捕らえられたノアに、公爵は「俺の人生を狂わせた女」などと言い、変身魔術がかけられたチョーカーを付けて妙に可愛がる。
ジオルドの指示で王子の友人になったノアは、薬師として成長しようと決意。
公爵から逃げたいノアと、自覚のない思いに悩む公爵の話。
※毎午前中に数話更新します。
愛する人は、貴方だけ
月(ユエ)/久瀬まりか
恋愛
下町で暮らすケイトは母と二人暮らし。ところが母は病に倒れ、ついに亡くなってしまう。亡くなる直前に母はケイトの父親がアークライト公爵だと告白した。
天涯孤独になったケイトの元にアークライト公爵家から使者がやって来て、ケイトは公爵家に引き取られた。
公爵家には三歳年上のブライアンがいた。跡継ぎがいないため遠縁から引き取られたというブライアン。彼はケイトに冷たい態度を取る。
平民上がりゆえに令嬢たちからは無視されているがケイトは気にしない。最初は冷たかったブライアン、第二王子アーサー、公爵令嬢ミレーヌ、幼馴染カイルとの交友を深めていく。
やがて戦争の足音が聞こえ、若者の青春を奪っていく。ケイトも無関係ではいられなかった……。
復讐のための五つの方法
炭田おと
恋愛
皇后として皇帝カエキリウスのもとに嫁いだイネスは、カエキリウスに愛人ルジェナがいることを知った。皇宮ではルジェナが権威を誇示していて、イネスは肩身が狭い思いをすることになる。
それでも耐えていたイネスだったが、父親に反逆の罪を着せられ、家族も、彼女自身も、処断されることが決まった。
グレゴリウス卿の手を借りて、一人生き残ったイネスは復讐を誓う。
72話で完結です。
私と義弟の安全は確保出来たので、ゆっくり恋人を探そうと思います
織り子
恋愛
18歳で処刑された大公家の令嬢、セレノア・グレイス。
目を覚ますと――あの日の6年前に戻っていた。
まだ無邪気な弟ルシアン、笑う両親。
再び訪れる“反逆の運命”を知るのは、彼女だけ。
――大公家に産まれた時点で、自由な恋愛は諦めていた。だが、本当は他の令嬢達の話を聞くたびにうらやましかった。人生1度きり。もう少し花のある人生を送りたかった。一度でいいから、恋愛をしてみたい。
限られた6年の中で、セレノアは動き出す。
愛する家族を守るため、未来を変えるために。
そして本当の願い(恋愛)を叶えるために。
良くある事でしょう。
r_1373
恋愛
テンプレートの様に良くある悪役令嬢に生まれ変っていた。
若い頃に死んだ記憶があれば早々に次の道を探したのか流行りのざまぁをしたのかもしれない。
けれど酸いも甘いも苦いも経験して産まれ変わっていた私に出来る事は・・。
彼女が高級娼婦と呼ばれる理由~元悪役令嬢の戦慄の日々~
プラネットプラント
恋愛
婚約者である王子の恋人をいじめたと婚約破棄され、実家から縁を切られたライラは娼館で暮らすことになる。だが、訪れる人々のせいでライラは怯えていた。
※完結済。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる