200 / 286
第百四話 実験台
しおりを挟む
長期休暇は終わってしまいました。
全然遊びにいけませんでした。
社交と王宮、時々視察であっという間に終わってしまいました。
箝口令がしかれたのに、私が儀式をしたことは有名になっていました。お茶会で話を聞かれるたびに笑顔でごまかしましたわ。
学園が始まってしばらくするとレオ様からもらった種は綺麗な花が咲きました。
葉っぱや茎も花と同じ色が付いています。
赤と黄色の一色しか色を持たない不思議な花ですが話したり動かないなら構いません。
ノックの音がしました。入室許可を待たずに入ってくるのは二人だけです。
「ごきげんよう。セリア」
「何を見てるの?」
セリアが花を見て驚いた顔をしました。
「これ、どうしたの!?」
「レオ様が種をくれました。」
「どうやって育てたの?」
「水を上げて、お日様に当てただけです」
「魔力を注いだり、特別なことはしてない?」
「綺麗な花を咲かせてくださいとお願いしたくらいです。どうか普通の植物であるようにと」
「私はうまく育たなかったのに」
悔しそうなセリアは色々余計なことをし過ぎたのではないでしょうか。
セリアは非常識なことしかしません。
もしくは…、
「セリアが怖かったんではありませんか?研究に夢中のギラギラしたお顔はちょっと」
「譲ってくれる?」
「レオ様からのいただきものなので」
「材料を提供するなら欲しい魔道具を低価格で作ってあげる」
セリアの魅力的な誘いに鉢を差し出しました。
レオ様ならきっと許してくれます。
ビアードとしてはありがたいです。
「どうぞ」
鉢を渡すと綺麗な笑顔を浮かべました。
「せっかくだからお茶しましょう。アップルパイを焼いたの」
生前のセリアの料理は美味しかったです。
セリアがいつの間にか用意していました。お皿の上に切り分けたアップルパイを1口食べて、私の目の前に置きました。
毒味してくれるんですか・・。
セリアは自分の分も食べているので、たぶん大丈夫でしょうか。
「どんな薬ですか?」
「仕込んでないわ。レティシアのおかげで貴重な物が色々手に入ったお礼よ」
国王陛下の容態を調べる時にちゃっかり色々入手したんでしょう。
お礼なら食べて大丈夫でしょう。
一口食べると懐かしい味に頬が緩む。
セリアは笑ってますが、これは無害な笑みなので大丈夫です。
せっかくなので懐かしい味を堪能しましょう。
「レティシアの能天気さが羨ましいわ」
「セリアにだけは言われたくないです。自由気ままなシオンのご令嬢には」
「私にも色々あるのよ。サラ様から聞いたけど治癒魔法を付加した魔石が作れるって本当?」
頷くとギラギラした目で見つめられたので、作って渡すとすぐに帰っていきました。
きっとやりたいことがあるのでしょう。
自由なセリアが羨ましい。
被験者としてしか見られていませんが、セリアの生き生きとした姿に笑ってしまいます。
今世でセリア特製のアップルパイを食べられるとは思いませんでした。
生前はよく一緒に食べてました。落ち込んだ時もこれを食べると心が軽くなります。
セリアはあまりかわりません。
せっかくなのでディーネにもアップルパイをあげることにしました。
美味しそうに食べている姿が可愛い。
ふわりと背中に重みを感じて顔をあげるとリオが抱きついていました。
「リオ様、気配もなく近づくのは」
「ごめん。少しだけ充電させて」
疲れた声に苦言を言うのはやめ、好きにさせることにしました。
今日はチョコのお菓子はありません。
「一人なら来てくれれば良かったのに」
不満そうな声で顔をあげたリオの口にセリアのアップルパイを入れました。
「不思議な味だな」
セリアのアップルパイはリンゴがたくさん使われていて美味しいです。
ただ他の材料は特殊なものが使われているので、独特の風味があるんです。リンゴと一緒に食べないと薬品感があります。
疲労回復、栄養満点って綺麗な笑みを浮かべて言っていました。
「美味しくないですか?」
「レティシアの手作り?」
「セリアです」
リオの顔が青くなりました。
「食べたのか!?」
「これは大丈夫です。何も仕込まれてません」
「その自信はどこから」
「勘です」
リオが気に入らないなら分けてあげるのはやめました。
美味しいのに。口に運ぶと懐かしい味に笑みがこぼれます。
生前のリオもセリアの作ったものには手をつけませんでした。
私の贈り物だけが嬉しいと言われた記憶が懐かしいです。王家で儀式を行ってから懐かしい記憶がよく浮かんできます。
幸せな記憶です。
最後は迎えに来てくれますか?リオ兄様。
浮遊感がして、顔を上げると抱き上げられて正面から力強い腕に包まれ、頭を撫でる手に間違えそうになり目を閉じます。
少しだけ甘えてもいいでしょうか。
幼い頃から傍にいた2人との記憶に浸ります。
セリアとリオはいつも二人の世界で話してました。
ただ特別な想いは全くないと言っていました。
昔から私が好きだったと言ってくれたリオ。
リオなんてどうでもいいと笑っていたセリア。
今世にも大事な人はたくさんいます。
でもいつまで一緒にいられるかはわかりません。
昔はずっと一緒にいられるとものと思ってました。明日が来ないなんて思いもしなかったんです。
変わらない世界で明日を迎えられるのは奇跡なんです。
でも私は気付きました。
明日がなくても、心の中の思い出だけは変わらない。それを頼りに生きていけばいいのです。
顎に手を当てられ、リオの顔が近づき触れるだけの優しい口づけをされました。
目の前のリオに向けられる熱の籠った瞳にうっとりしてしまいます。
この人は私が本当に好きなんでしょうか。
たくさんの言葉をもらいました。こんなに熱心に口説かれたのは初めてです。
一途にずっと、これからも傍にいると言う人。
再び口づけられて与えられる甘さにぼんやりとしてきました。
何度も口づけられて熱に溺れた顔のリオを見て不安がよぎりました。
セリア、本当に何も仕込んでませんよね!?
ソファに押し倒されて、確信しました。
アップルパイに仕込みましたね!!
私は毒に耐性があるから効かなかったんでしょう。
投げ飛ばそうか迷っていると扉が開きました。
「何してる!?」
エイベルがリオの肩を掴みました。
え!?
突き飛ばしました!!エイベルが怖い顔で睨んでます。
「エイベル、セリアの薬の所為です。事故ですから乱暴はやめてください」
「付き合いやめろよ」
エイベルの怒っている顔に、にっこり笑いかけます。
セリアと付き合うことはやめません。
嬉しい成果もありました。
「今後は材料を提供すれば格安で魔道具を作ってくださると取引しました。褒めてください。魔道具作りたい放題です。すでに幾つか欲しい物は考えてあるんです。エイベルは何が欲しいですか?」
「マールと二人になるときは誰か同席させろ」
セリアではなくリオですか!?
それも非常に面倒です。
「婚約者なので二人で過ごしても醜聞にはなりません。マナ達も多忙です。リオ様は神出鬼没なので、あらかじめ用意できません。居場所がわかると不思議なことを言いますし」
「追跡魔法でも仕込まれてないか?」
「ありえませんよ。授業と訓練以外は魔法の使用許可はありません。あげます」
エイベルに魔法陣を刺繍したハンカチを渡しました。
「糸の種類を変えました。気付きがあれば教えてください。エイベルも刺繍しますか?」
「しない」
不機嫌なエイベルには冗談さえも通じません。
「そうですか。どうしたんですか?」
「やるよ」
投げられたお菓子を受け取りました。
「部屋の前に置いてあった。俺は甘い物は嫌いだから」
エイベルへの贈り物はファンクラブを通すようにしてもらってます。
一度確認しないといけません。
エイベルが令嬢達に追いかけられて女嫌いになったら困ります。
クッキーを食べると、懐かしい味がしました。
食べていたら眠くなってきました。
不機嫌なエイベルは放って少しだけ仮眠を取りましょう。
全然遊びにいけませんでした。
社交と王宮、時々視察であっという間に終わってしまいました。
箝口令がしかれたのに、私が儀式をしたことは有名になっていました。お茶会で話を聞かれるたびに笑顔でごまかしましたわ。
学園が始まってしばらくするとレオ様からもらった種は綺麗な花が咲きました。
葉っぱや茎も花と同じ色が付いています。
赤と黄色の一色しか色を持たない不思議な花ですが話したり動かないなら構いません。
ノックの音がしました。入室許可を待たずに入ってくるのは二人だけです。
「ごきげんよう。セリア」
「何を見てるの?」
セリアが花を見て驚いた顔をしました。
「これ、どうしたの!?」
「レオ様が種をくれました。」
「どうやって育てたの?」
「水を上げて、お日様に当てただけです」
「魔力を注いだり、特別なことはしてない?」
「綺麗な花を咲かせてくださいとお願いしたくらいです。どうか普通の植物であるようにと」
「私はうまく育たなかったのに」
悔しそうなセリアは色々余計なことをし過ぎたのではないでしょうか。
セリアは非常識なことしかしません。
もしくは…、
「セリアが怖かったんではありませんか?研究に夢中のギラギラしたお顔はちょっと」
「譲ってくれる?」
「レオ様からのいただきものなので」
「材料を提供するなら欲しい魔道具を低価格で作ってあげる」
セリアの魅力的な誘いに鉢を差し出しました。
レオ様ならきっと許してくれます。
ビアードとしてはありがたいです。
「どうぞ」
鉢を渡すと綺麗な笑顔を浮かべました。
「せっかくだからお茶しましょう。アップルパイを焼いたの」
生前のセリアの料理は美味しかったです。
セリアがいつの間にか用意していました。お皿の上に切り分けたアップルパイを1口食べて、私の目の前に置きました。
毒味してくれるんですか・・。
セリアは自分の分も食べているので、たぶん大丈夫でしょうか。
「どんな薬ですか?」
「仕込んでないわ。レティシアのおかげで貴重な物が色々手に入ったお礼よ」
国王陛下の容態を調べる時にちゃっかり色々入手したんでしょう。
お礼なら食べて大丈夫でしょう。
一口食べると懐かしい味に頬が緩む。
セリアは笑ってますが、これは無害な笑みなので大丈夫です。
せっかくなので懐かしい味を堪能しましょう。
「レティシアの能天気さが羨ましいわ」
「セリアにだけは言われたくないです。自由気ままなシオンのご令嬢には」
「私にも色々あるのよ。サラ様から聞いたけど治癒魔法を付加した魔石が作れるって本当?」
頷くとギラギラした目で見つめられたので、作って渡すとすぐに帰っていきました。
きっとやりたいことがあるのでしょう。
自由なセリアが羨ましい。
被験者としてしか見られていませんが、セリアの生き生きとした姿に笑ってしまいます。
今世でセリア特製のアップルパイを食べられるとは思いませんでした。
生前はよく一緒に食べてました。落ち込んだ時もこれを食べると心が軽くなります。
セリアはあまりかわりません。
せっかくなのでディーネにもアップルパイをあげることにしました。
美味しそうに食べている姿が可愛い。
ふわりと背中に重みを感じて顔をあげるとリオが抱きついていました。
「リオ様、気配もなく近づくのは」
「ごめん。少しだけ充電させて」
疲れた声に苦言を言うのはやめ、好きにさせることにしました。
今日はチョコのお菓子はありません。
「一人なら来てくれれば良かったのに」
不満そうな声で顔をあげたリオの口にセリアのアップルパイを入れました。
「不思議な味だな」
セリアのアップルパイはリンゴがたくさん使われていて美味しいです。
ただ他の材料は特殊なものが使われているので、独特の風味があるんです。リンゴと一緒に食べないと薬品感があります。
疲労回復、栄養満点って綺麗な笑みを浮かべて言っていました。
「美味しくないですか?」
「レティシアの手作り?」
「セリアです」
リオの顔が青くなりました。
「食べたのか!?」
「これは大丈夫です。何も仕込まれてません」
「その自信はどこから」
「勘です」
リオが気に入らないなら分けてあげるのはやめました。
美味しいのに。口に運ぶと懐かしい味に笑みがこぼれます。
生前のリオもセリアの作ったものには手をつけませんでした。
私の贈り物だけが嬉しいと言われた記憶が懐かしいです。王家で儀式を行ってから懐かしい記憶がよく浮かんできます。
幸せな記憶です。
最後は迎えに来てくれますか?リオ兄様。
浮遊感がして、顔を上げると抱き上げられて正面から力強い腕に包まれ、頭を撫でる手に間違えそうになり目を閉じます。
少しだけ甘えてもいいでしょうか。
幼い頃から傍にいた2人との記憶に浸ります。
セリアとリオはいつも二人の世界で話してました。
ただ特別な想いは全くないと言っていました。
昔から私が好きだったと言ってくれたリオ。
リオなんてどうでもいいと笑っていたセリア。
今世にも大事な人はたくさんいます。
でもいつまで一緒にいられるかはわかりません。
昔はずっと一緒にいられるとものと思ってました。明日が来ないなんて思いもしなかったんです。
変わらない世界で明日を迎えられるのは奇跡なんです。
でも私は気付きました。
明日がなくても、心の中の思い出だけは変わらない。それを頼りに生きていけばいいのです。
顎に手を当てられ、リオの顔が近づき触れるだけの優しい口づけをされました。
目の前のリオに向けられる熱の籠った瞳にうっとりしてしまいます。
この人は私が本当に好きなんでしょうか。
たくさんの言葉をもらいました。こんなに熱心に口説かれたのは初めてです。
一途にずっと、これからも傍にいると言う人。
再び口づけられて与えられる甘さにぼんやりとしてきました。
何度も口づけられて熱に溺れた顔のリオを見て不安がよぎりました。
セリア、本当に何も仕込んでませんよね!?
ソファに押し倒されて、確信しました。
アップルパイに仕込みましたね!!
私は毒に耐性があるから効かなかったんでしょう。
投げ飛ばそうか迷っていると扉が開きました。
「何してる!?」
エイベルがリオの肩を掴みました。
え!?
突き飛ばしました!!エイベルが怖い顔で睨んでます。
「エイベル、セリアの薬の所為です。事故ですから乱暴はやめてください」
「付き合いやめろよ」
エイベルの怒っている顔に、にっこり笑いかけます。
セリアと付き合うことはやめません。
嬉しい成果もありました。
「今後は材料を提供すれば格安で魔道具を作ってくださると取引しました。褒めてください。魔道具作りたい放題です。すでに幾つか欲しい物は考えてあるんです。エイベルは何が欲しいですか?」
「マールと二人になるときは誰か同席させろ」
セリアではなくリオですか!?
それも非常に面倒です。
「婚約者なので二人で過ごしても醜聞にはなりません。マナ達も多忙です。リオ様は神出鬼没なので、あらかじめ用意できません。居場所がわかると不思議なことを言いますし」
「追跡魔法でも仕込まれてないか?」
「ありえませんよ。授業と訓練以外は魔法の使用許可はありません。あげます」
エイベルに魔法陣を刺繍したハンカチを渡しました。
「糸の種類を変えました。気付きがあれば教えてください。エイベルも刺繍しますか?」
「しない」
不機嫌なエイベルには冗談さえも通じません。
「そうですか。どうしたんですか?」
「やるよ」
投げられたお菓子を受け取りました。
「部屋の前に置いてあった。俺は甘い物は嫌いだから」
エイベルへの贈り物はファンクラブを通すようにしてもらってます。
一度確認しないといけません。
エイベルが令嬢達に追いかけられて女嫌いになったら困ります。
クッキーを食べると、懐かしい味がしました。
食べていたら眠くなってきました。
不機嫌なエイベルは放って少しだけ仮眠を取りましょう。
3
あなたにおすすめの小説
ざまぁはハッピーエンドのエンディング後に
ララ
恋愛
私は由緒正しい公爵家に生まれたシルビア。
幼い頃に結ばれた婚約により時期王妃になることが確定している。
だからこそ王妃教育も精一杯受け、王妃にふさわしい振る舞いと能力を身につけた。
特に婚約者である王太子は少し?いやかなり頭が足りないのだ。
余計に私が頑張らなければならない。
王妃となり国を支える。
そんな確定した未来であったはずなのにある日突然破られた。
学園にピンク色の髪を持つ少女が現れたからだ。
なんとその子は自身をヒロイン?だとか言って婚約者のいるしかも王族である王太子に馴れ馴れしく接してきた。
何度かそれを諌めるも聞く耳を持たず挙句の果てには私がいじめてくるだなんだ言って王太子に泣きついた。
なんと王太子は彼女の言葉を全て鵜呑みにして私を悪女に仕立て上げ国外追放をいい渡す。
はぁ〜、一体誰の悪知恵なんだか?
まぁいいわ。
国外追放喜んでお受けいたします。
けれどどうかお忘れにならないでくださいな?
全ての責はあなたにあると言うことを。
後悔しても知りませんわよ。
そう言い残して私は毅然とした態度で、内心ルンルンとこの国を去る。
ふふっ、これからが楽しみだわ。
悪役令嬢の逆襲
すけさん
恋愛
断罪される1年前に前世の記憶が甦る!
前世は三十代の子持ちのおばちゃんだった。
素行は悪かった悪役令嬢は、急におばちゃんチックな思想が芽生え恋に友情に新たな一面を見せ始めた事で、断罪を回避するべく奮闘する!
しつこい公爵が、わたしを逃がしてくれない
千堂みくま
恋愛
細々と仕事をして生きてきた薬師のノアは、経済的に追い詰められて仕方なく危険な仕事に手を出してしまう。それは因縁の幼なじみ、若き公爵ジオルドに惚れ薬を盛る仕事だった。
失敗して捕らえられたノアに、公爵は「俺の人生を狂わせた女」などと言い、変身魔術がかけられたチョーカーを付けて妙に可愛がる。
ジオルドの指示で王子の友人になったノアは、薬師として成長しようと決意。
公爵から逃げたいノアと、自覚のない思いに悩む公爵の話。
※毎午前中に数話更新します。
愛する人は、貴方だけ
月(ユエ)/久瀬まりか
恋愛
下町で暮らすケイトは母と二人暮らし。ところが母は病に倒れ、ついに亡くなってしまう。亡くなる直前に母はケイトの父親がアークライト公爵だと告白した。
天涯孤独になったケイトの元にアークライト公爵家から使者がやって来て、ケイトは公爵家に引き取られた。
公爵家には三歳年上のブライアンがいた。跡継ぎがいないため遠縁から引き取られたというブライアン。彼はケイトに冷たい態度を取る。
平民上がりゆえに令嬢たちからは無視されているがケイトは気にしない。最初は冷たかったブライアン、第二王子アーサー、公爵令嬢ミレーヌ、幼馴染カイルとの交友を深めていく。
やがて戦争の足音が聞こえ、若者の青春を奪っていく。ケイトも無関係ではいられなかった……。
復讐のための五つの方法
炭田おと
恋愛
皇后として皇帝カエキリウスのもとに嫁いだイネスは、カエキリウスに愛人ルジェナがいることを知った。皇宮ではルジェナが権威を誇示していて、イネスは肩身が狭い思いをすることになる。
それでも耐えていたイネスだったが、父親に反逆の罪を着せられ、家族も、彼女自身も、処断されることが決まった。
グレゴリウス卿の手を借りて、一人生き残ったイネスは復讐を誓う。
72話で完結です。
私と義弟の安全は確保出来たので、ゆっくり恋人を探そうと思います
織り子
恋愛
18歳で処刑された大公家の令嬢、セレノア・グレイス。
目を覚ますと――あの日の6年前に戻っていた。
まだ無邪気な弟ルシアン、笑う両親。
再び訪れる“反逆の運命”を知るのは、彼女だけ。
――大公家に産まれた時点で、自由な恋愛は諦めていた。だが、本当は他の令嬢達の話を聞くたびにうらやましかった。人生1度きり。もう少し花のある人生を送りたかった。一度でいいから、恋愛をしてみたい。
限られた6年の中で、セレノアは動き出す。
愛する家族を守るため、未来を変えるために。
そして本当の願い(恋愛)を叶えるために。
良くある事でしょう。
r_1373
恋愛
テンプレートの様に良くある悪役令嬢に生まれ変っていた。
若い頃に死んだ記憶があれば早々に次の道を探したのか流行りのざまぁをしたのかもしれない。
けれど酸いも甘いも苦いも経験して産まれ変わっていた私に出来る事は・・。
彼女が高級娼婦と呼ばれる理由~元悪役令嬢の戦慄の日々~
プラネットプラント
恋愛
婚約者である王子の恋人をいじめたと婚約破棄され、実家から縁を切られたライラは娼館で暮らすことになる。だが、訪れる人々のせいでライラは怯えていた。
※完結済。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる