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第百十話 友人
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演奏会が終わりビアード領に来ています。
ロキ達にはロダ様とメイ様のおもてなしを命じてビアード公爵邸で過ごさせています。
注文していたハンナとステラとお揃いの髪飾りを受け取りにきました。
フィルとリオを荷物持ちにしましたが、買いたいものは特にありません。
仕立て屋に来たんですが、ステラとハンナとリオが意気投合して私のドレスについて話し合ってます。楽しそうに白熱しているので、外の空気を吸いに店から出ました。私は目立たずに公爵令嬢らしいものならなんでも良いので、空気についていけません。
「ルリ?」
ローブを着た美しい女性に声を掛けられました。
「風の御曹司は?貴方とは初対面だからわからないわね。私は大魔導を目指すもの。時渡りをしていたら、おかしなことになってるわ・・・。水の加護は健在。巻き込まれたのね。ルリ、私と来ない?」
ルリの偽名はビアード領では使っていません。
生前に冒険者をしていた時の偽名です。話してることはわからないけど、もしかして知ってるのでしょうか・・?
悪い感じはしません。
「是非、詳しく話を伺いたいです。ですが今は」
「いいわ。夜に貴方の部屋を訪ねてあげる。邪魔が入りそうだもの」
「レティシア、勝手にいなくなるなよ」
フィルに肩を掴まれました。ローブの女性は消えました。身を隠したなら知られないほうがいいですわ。ごまかすように明るく笑い振り返ります。
「ぼんやりしてました。ステラとハンナは?」
「もう少しかかるな」
「そうですか。フィル、ステラにドレスを贈ったらいかがですか?仮りでも婚約者でしょう?」
「ステラはこだわりが強いから。ドレスよりも訓練着や武器がいいってさ」
楽しそうに笑うフィルは婚約者として贈り物はしているみたいです。
フィルはマメなので心配いりませんね。あの3人は放っておいていいでしょうか。代金はあとでビアード公爵家に請求をしてもらえるので、大丈夫ですよね。
「お嬢様!!」
バスケットに花束を詰めた花売りの少女が手を振るので笑顔で振り返します。
「その花、もらうよ」
フィルが可愛らしい花束を三つ指差すとニコリと笑いました。フィルが花を買うのは初めて見ましたわ。
「ありがとう。また買ってね」
完売を喜び手を振って元気に走っていく少女を見送ります。
フィルに小さい花束を渡されました。公爵令嬢としていただくことはありましたが、私個人への花束をいただくのは初めてですわ。
「ありがとうございます」
「好きだったって言ったら?」
花束を受け取り、ふざけているフィルに拗ねた顔を作って乗ることにします。
「過去形なんですね・・・。私はフィルが大好きなのに」
「鈍いよな」
頭を掻いてるフィルの遊びに付き合ってあげましょう。
「あら?私の初めてのプロポーズを断ったのはフィルですわ。それでも諦めきれずにずっと傍にいるのに・・・」
「俺に惚れてた?」
「ステラを悲しませることは許しませんよ。騎士としてのフィルもお友達のフィルにも惚れこんでますわ。出会った頃よりどんどんたくましくなっていくフィルの成長は感慨深いですわ。これからも一緒にいてください」
「お前は俺とステラが好きすぎるよな」
「迷惑ですか?」
「まさか」
照れ笑いをするフィルが愉快で笑みが零れました。
突然寒気がして見渡すと不機嫌な顔をしたリオと笑顔のステラと怯えた顔をしているハンナがいました。
「リオ様、ハンナに何したんですか!?意地悪したら許しませんよ」
リオを睨むとフィルがステラとハンナにも花束を渡しました。
「お揃いがいいんだろう?ハンナは付き合わせているお礼だ」
「ありがとうございます」
愛らしい笑みのステラと戸惑いながら受け取るハンナが可愛いく花束が似合います。フィルを見習って私も今度花束を贈りましょう。
さり気ない気遣いに期待を持たせない所も高評価です。フィルにレオ様の教育を頼んだら上手くいくでしょうか。
「何もないんだよな?」
「はい?」
「いや、なんでもない。ドレスを贈るから来月着て見せて」
「そんなにドレスはいりません。もっと有意義なことにお金を使ってください」
「俺からの贈り物も素直に受け取ってくれないか?」
「リオ様はいつも強引です。レオ様と一緒にフィルから女心を学んでください。両手に花が取られてしまいました」
「俺だと物足りない?」
捨てられた仔犬のような顔をしています。相変わらず情緒不安定です。
にっこり笑って花束から1本花を抜き取り差し出します。
「これでお揃いです。花束がないからって拗ねないでください」
「違うから。こないだいらないって」
「機嫌取りなどしなくても婚約者の立ち位置は変わりません。そろそろ帰らないといけませんね」
フィルから花束をもらえずに拗ねているリオは放っておきましょう。
楽しそうに話しているフィル達に突撃しました。
市で遊んでいると空が綺麗な夕焼け色に染まったので、ハンナを孤児院に送り届けステラとフィルも帰りました。リオはメイ様を迎えるためにそのまま帰らずにビアード公爵邸に付いて来ました。
「お嬢様、バイオリン弾いて!!」
ビアード公爵邸に帰るとナギに飛びつかれました。ロキの演奏会に触発されたんでしょうか。
「私はバイオリンはそんなにうまくないんですが」
「俺が弾こうか?」
「リオ様も弾けるんですか?」
「弾けるよ」
ナギの要望でロキとリオの演奏会が始まりました。帰らなくていいのですね。ナギが目を輝かせたのでお願いしました。
ロダ様とメイ様を呼び美しい音色を響かせるロキとリオの演奏を鑑賞することにしました。逃亡しないですめば、私の茶会はロキに弾いてもらうのもいいかもしれませんわ。この美しい音色があれば美味しいお茶はさらに甘美なものになるでしょう。リオの演奏は恋しい音によく似ており懐かしい音色に耳を傾け、思い出に浸ります。
「お嬢様も一緒に弾いて」
ナギに手を引かれて我に返りました。笑顔のナギにフルートを渡されましたがこの二人の高度な演奏の後には弾きたくありません。ナギは二人の演奏に飽きたんですね。ナギはじっとしているのが苦手であまり集中力がありません。うっとり楽しんでいる使用人達の邪魔をするのは無粋なのでナギの手を引いて外に行きました。木陰に座ってフルートを奏でます。子供が好む明るい曲を弾くと手拍子をする音が小さくなりうとうとするナギの頭を膝の上に乗せて子守歌を演奏しました。ぐっすり眠る子供らしい姿に笑みが零れます。生前のナギは今ほどお転婆ではありませんでした。楽しそうな姿に嬉しくなりナギの頭をゆっくと撫でます。生前ならナギが私の膝の上で眠るのはありえない光景でしたから。私の膝を枕に眠るのが一番多かったのは子供達で次はエディでその次がクロード様でしょう。
「レティシア」
呼ばれる声に顔を上げるとリオとロキがいました。演奏会は終わったんでしょうか。
「ありがとうございました。終わったんですか?」
「一番聴いてもらいたい君がいないから」
リクエストしたナギは膝の上で寝ています。
リオもナギを可愛がっているとは知りませんでした。
「ナギが飽きてしまいましたので」
「ナギがすみません。失礼します」
ロキがナギを軽々と抱き上げて連れて行きました。
どんどんたくましく成長する様子が誇らしいです。今世のロキの時々見せる子供らしさも嬉しく感じますわ。そよ風が気持ち良く動く気分は起きません。
リオが隣に腰を下ろしました。何も話さずにただ隣にいるのは珍しいです。
髪を撫でる優しい風は愛しい人を思い出します。
「レティシアの初恋は誰なんだ?」
隣を見ると気まずい顔で見られています。
リオを思い浮かべたことを気付かれたんでしょうか。青い空の下を手を繋いで歩いた記憶が懐かしい。
「私が恋したのはたった一人だけです」
「そうだよな・・・」
「ちゃんと役割は果たしますから安心してください。」
愛することはできません。自分では制御できない感情を隣に座るリオには感じません。でも幸せになってほしいと思います。
「良いお友達に」
「俺が目指すのはそこじゃないから。なんで最近、子供を見るような目をするんだよ」
「拗ねないでくださいませ。可愛いリオ様は嫌いではありません。ビアードとしては頼もしくあってほしいですが有事の時だけで構いません。エイベルもポンコツですから」
握手を求めるのはやめて拗ねているリオの頭を撫でることにしました。
新鮮ですわ。子供のようなリオに笑ってしまいます。リオとの私なりの付き合い方をいずれは考えないといけませんね。
今は青い空と優しい風を感じながら拗ねているリオに付き合いましょう。
隣にいても胸の痛みを感じることはなくなりました。
無関係なリオが隣にいるなんて考えもつきませんでした。
この世界はよくわかりません。ただ暖かいことだけは変わりはありません。
ロキ達にはロダ様とメイ様のおもてなしを命じてビアード公爵邸で過ごさせています。
注文していたハンナとステラとお揃いの髪飾りを受け取りにきました。
フィルとリオを荷物持ちにしましたが、買いたいものは特にありません。
仕立て屋に来たんですが、ステラとハンナとリオが意気投合して私のドレスについて話し合ってます。楽しそうに白熱しているので、外の空気を吸いに店から出ました。私は目立たずに公爵令嬢らしいものならなんでも良いので、空気についていけません。
「ルリ?」
ローブを着た美しい女性に声を掛けられました。
「風の御曹司は?貴方とは初対面だからわからないわね。私は大魔導を目指すもの。時渡りをしていたら、おかしなことになってるわ・・・。水の加護は健在。巻き込まれたのね。ルリ、私と来ない?」
ルリの偽名はビアード領では使っていません。
生前に冒険者をしていた時の偽名です。話してることはわからないけど、もしかして知ってるのでしょうか・・?
悪い感じはしません。
「是非、詳しく話を伺いたいです。ですが今は」
「いいわ。夜に貴方の部屋を訪ねてあげる。邪魔が入りそうだもの」
「レティシア、勝手にいなくなるなよ」
フィルに肩を掴まれました。ローブの女性は消えました。身を隠したなら知られないほうがいいですわ。ごまかすように明るく笑い振り返ります。
「ぼんやりしてました。ステラとハンナは?」
「もう少しかかるな」
「そうですか。フィル、ステラにドレスを贈ったらいかがですか?仮りでも婚約者でしょう?」
「ステラはこだわりが強いから。ドレスよりも訓練着や武器がいいってさ」
楽しそうに笑うフィルは婚約者として贈り物はしているみたいです。
フィルはマメなので心配いりませんね。あの3人は放っておいていいでしょうか。代金はあとでビアード公爵家に請求をしてもらえるので、大丈夫ですよね。
「お嬢様!!」
バスケットに花束を詰めた花売りの少女が手を振るので笑顔で振り返します。
「その花、もらうよ」
フィルが可愛らしい花束を三つ指差すとニコリと笑いました。フィルが花を買うのは初めて見ましたわ。
「ありがとう。また買ってね」
完売を喜び手を振って元気に走っていく少女を見送ります。
フィルに小さい花束を渡されました。公爵令嬢としていただくことはありましたが、私個人への花束をいただくのは初めてですわ。
「ありがとうございます」
「好きだったって言ったら?」
花束を受け取り、ふざけているフィルに拗ねた顔を作って乗ることにします。
「過去形なんですね・・・。私はフィルが大好きなのに」
「鈍いよな」
頭を掻いてるフィルの遊びに付き合ってあげましょう。
「あら?私の初めてのプロポーズを断ったのはフィルですわ。それでも諦めきれずにずっと傍にいるのに・・・」
「俺に惚れてた?」
「ステラを悲しませることは許しませんよ。騎士としてのフィルもお友達のフィルにも惚れこんでますわ。出会った頃よりどんどんたくましくなっていくフィルの成長は感慨深いですわ。これからも一緒にいてください」
「お前は俺とステラが好きすぎるよな」
「迷惑ですか?」
「まさか」
照れ笑いをするフィルが愉快で笑みが零れました。
突然寒気がして見渡すと不機嫌な顔をしたリオと笑顔のステラと怯えた顔をしているハンナがいました。
「リオ様、ハンナに何したんですか!?意地悪したら許しませんよ」
リオを睨むとフィルがステラとハンナにも花束を渡しました。
「お揃いがいいんだろう?ハンナは付き合わせているお礼だ」
「ありがとうございます」
愛らしい笑みのステラと戸惑いながら受け取るハンナが可愛いく花束が似合います。フィルを見習って私も今度花束を贈りましょう。
さり気ない気遣いに期待を持たせない所も高評価です。フィルにレオ様の教育を頼んだら上手くいくでしょうか。
「何もないんだよな?」
「はい?」
「いや、なんでもない。ドレスを贈るから来月着て見せて」
「そんなにドレスはいりません。もっと有意義なことにお金を使ってください」
「俺からの贈り物も素直に受け取ってくれないか?」
「リオ様はいつも強引です。レオ様と一緒にフィルから女心を学んでください。両手に花が取られてしまいました」
「俺だと物足りない?」
捨てられた仔犬のような顔をしています。相変わらず情緒不安定です。
にっこり笑って花束から1本花を抜き取り差し出します。
「これでお揃いです。花束がないからって拗ねないでください」
「違うから。こないだいらないって」
「機嫌取りなどしなくても婚約者の立ち位置は変わりません。そろそろ帰らないといけませんね」
フィルから花束をもらえずに拗ねているリオは放っておきましょう。
楽しそうに話しているフィル達に突撃しました。
市で遊んでいると空が綺麗な夕焼け色に染まったので、ハンナを孤児院に送り届けステラとフィルも帰りました。リオはメイ様を迎えるためにそのまま帰らずにビアード公爵邸に付いて来ました。
「お嬢様、バイオリン弾いて!!」
ビアード公爵邸に帰るとナギに飛びつかれました。ロキの演奏会に触発されたんでしょうか。
「私はバイオリンはそんなにうまくないんですが」
「俺が弾こうか?」
「リオ様も弾けるんですか?」
「弾けるよ」
ナギの要望でロキとリオの演奏会が始まりました。帰らなくていいのですね。ナギが目を輝かせたのでお願いしました。
ロダ様とメイ様を呼び美しい音色を響かせるロキとリオの演奏を鑑賞することにしました。逃亡しないですめば、私の茶会はロキに弾いてもらうのもいいかもしれませんわ。この美しい音色があれば美味しいお茶はさらに甘美なものになるでしょう。リオの演奏は恋しい音によく似ており懐かしい音色に耳を傾け、思い出に浸ります。
「お嬢様も一緒に弾いて」
ナギに手を引かれて我に返りました。笑顔のナギにフルートを渡されましたがこの二人の高度な演奏の後には弾きたくありません。ナギは二人の演奏に飽きたんですね。ナギはじっとしているのが苦手であまり集中力がありません。うっとり楽しんでいる使用人達の邪魔をするのは無粋なのでナギの手を引いて外に行きました。木陰に座ってフルートを奏でます。子供が好む明るい曲を弾くと手拍子をする音が小さくなりうとうとするナギの頭を膝の上に乗せて子守歌を演奏しました。ぐっすり眠る子供らしい姿に笑みが零れます。生前のナギは今ほどお転婆ではありませんでした。楽しそうな姿に嬉しくなりナギの頭をゆっくと撫でます。生前ならナギが私の膝の上で眠るのはありえない光景でしたから。私の膝を枕に眠るのが一番多かったのは子供達で次はエディでその次がクロード様でしょう。
「レティシア」
呼ばれる声に顔を上げるとリオとロキがいました。演奏会は終わったんでしょうか。
「ありがとうございました。終わったんですか?」
「一番聴いてもらいたい君がいないから」
リクエストしたナギは膝の上で寝ています。
リオもナギを可愛がっているとは知りませんでした。
「ナギが飽きてしまいましたので」
「ナギがすみません。失礼します」
ロキがナギを軽々と抱き上げて連れて行きました。
どんどんたくましく成長する様子が誇らしいです。今世のロキの時々見せる子供らしさも嬉しく感じますわ。そよ風が気持ち良く動く気分は起きません。
リオが隣に腰を下ろしました。何も話さずにただ隣にいるのは珍しいです。
髪を撫でる優しい風は愛しい人を思い出します。
「レティシアの初恋は誰なんだ?」
隣を見ると気まずい顔で見られています。
リオを思い浮かべたことを気付かれたんでしょうか。青い空の下を手を繋いで歩いた記憶が懐かしい。
「私が恋したのはたった一人だけです」
「そうだよな・・・」
「ちゃんと役割は果たしますから安心してください。」
愛することはできません。自分では制御できない感情を隣に座るリオには感じません。でも幸せになってほしいと思います。
「良いお友達に」
「俺が目指すのはそこじゃないから。なんで最近、子供を見るような目をするんだよ」
「拗ねないでくださいませ。可愛いリオ様は嫌いではありません。ビアードとしては頼もしくあってほしいですが有事の時だけで構いません。エイベルもポンコツですから」
握手を求めるのはやめて拗ねているリオの頭を撫でることにしました。
新鮮ですわ。子供のようなリオに笑ってしまいます。リオとの私なりの付き合い方をいずれは考えないといけませんね。
今は青い空と優しい風を感じながら拗ねているリオに付き合いましょう。
隣にいても胸の痛みを感じることはなくなりました。
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