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第百十一話 時渡り2
過去の世界に来ている私はクロード殿下に声が届かないことに頭を抱えています。生前の監禁された私を探すために護衛の影をクロード殿下が外して捜索にあたっています。大事な御身ですのに!!殿下、護衛は外さないでくださいって私はいつも言いましたわよ。お忍びしても構いませんが護衛だけは・・。
影に呼ばれて、すごい勢いでクロード殿下とリオが駆けて行きました。
影の護衛が戻ったことに安堵しました。二人の足が止まったのは捕まったサロン。
クロード殿下が詠唱して魔法を使うと扉が開き階段を降りると倒れている私がいました。
「レティ!!」
「シア、起きろ、シア!!」
リオが抱き上げて保健室に駆けていきます。二人の焦った顔は初めて見ました。
「衰弱と魔力欠乏です」
先生の診断ではまだ死んでないようです。
二人が手を握って見たことがないほど悲痛な顔をしています。
リオが魔力を送っています。
必死に呼びかける二人に頬が綻びます。不謹慎ですが生きて欲しいと願ってくれてたことが嬉しい。
当時は見捨てられたと思っていたので。
目覚めない私を連れてクロード殿下が転移しました。
風に包まれ王宮に移動しました。
「大魔導士様、どうして王宮に?」
「クロノが憑いているのはクロードだもの。」
クロノ様の寵児はクロード殿下。
クロード殿下の願いが叶えば呪いは解けるということでしょうか。
殿下の願いは国の繁栄?それは私にはどうにもできません・・。
私を医務官に任せて、クロード殿下が移動したので隠れて付いていきましょう。
「ルリ、見えないから隠れる必要ないわ」
大魔導士様の言葉に体が透けていることを思い出しました。柱も人も抜けられます。
不謹慎ですが楽しいです。
クロード殿下は執務室に行き、冷たい顔をしています。これって本当に私の知るクロード様ですか?
「大魔導士様、これは私の生きた世界ですか?」
「ええ。あなたの最初に生まれた世界で間違いないわ」
クロード殿下の顔は見間違えではないようです。
兵に連行された楽しそうな顔のレオ殿下と冷たい無表情のクロード殿下が向き合ってます。
確かにこの狂っている感じは最初の人生のレオ殿下で間違いありません。
「お帰りなさいませ。兄上」
「ああ」
「どうされました?」
「何をした」
「身に覚えがありませんが」
沈黙が続いてレオ殿下がお腹を抱えて笑い出しました。
「やはり俺の見立ては正しかった。愉快だ。そんなにレティシアが大切でした?初めて俺のこと見ましたね。兄上」
やはりレオ殿下は変態でした。嬉しそうに笑うレオ殿下に切なくなりました。
いくらでもクロード殿下がレオ殿下と親しくする方法を考えましたのに。レオ殿下のブラコンの所為で死んだなんて……。何度思い返しても心が折れそうになります。
大魔導士様に優しく肩を叩かれました。落ち込んでいる場合ではありません。
「レティシアに何をした?」
「母上特性の魔石をしこんだ部屋に監禁しただけです。いつも人形みたいなレティシアが狂って衰弱していく姿は見ものでしたよ。兄上にお見せできないのが残念でした」
「お前!?」
声を荒げたクロード殿下にレオ殿下がうっとりと笑ってます。鳥肌が立ってきました。
あの幻聴は魔石の所為でしたの!?途中から記憶がありませんが…。
狂った・・?なんという醜態を晒したんでしょう。知りたくありませんでした。
最後はルーン公爵令嬢として優雅に死にたかった……。必死に耐えたつもりでしたのに。
大魔導士様にいたわるように肩を叩かれて、現状を思い出しました。落ち込むのは後です。
羞恥で震えている場合ではありません。
「その顔が見たかったんです。憎んでくださって構いません」
レオ殿下、クロード殿下を怒らせる方法なんていくらでも教えましたよ。あの時も言いましたよ!!クロード殿下の味方のルーン公爵令嬢の言葉を信じてもらえないのは当然ですが。
無表情になったクロード殿下が兵を呼びレオ殿下の謹慎を命じました。
「この件の黒幕は私でも母上でもありませんよ」
立ち去る怪しく笑うレオ殿下の言葉に息を飲みました。
どういうことですか!?
クロード殿下は足早に国王陛下の執務室に行きました。
人払いされ国王陛下とクロード殿下が二人になりました。
国王陛下のいつもの穏やかな顔をクロード殿下が冷たい顔で睨んでます。
「クロード、どうした?」
「父上、はかりましたか?」
どういうことですか!?
「気付いたか。さすがだな。して新しい婚約者はどうする?」
「私の婚約者はレティシア嬢ですが」
「彼女は醜態をさらした。クロードではなくレオを選んだんだろう?」
「ありえません」
迷うことなく信じてくれたクロード殿下に嬉しくなりました。
「そなたが彼女を大事にしていたのは知っていたが、他にも令嬢などいくらでもいる」
「父上も彼女を認めていたのではありませんか」
「婚約者としてはな。ただお前達の手落ちだ」
「手落ちとは?」
「聡いお前にしては察しが悪いな。たまには甘やかしてやるか。
私は二人がどんな風に王宮を掌握していくか見ていたのだよ。アリアとサラの対立、クロードとレオの確執。それをそなた二人は放置していた」
「それは父上の領分ではありませんか?」
「私は掌握した上で好きにやらせている。丁度よい試練だったしな。執務が忙しかったのはわかるが、いつまでも目を背けるべきではなかったな。」
それは知りませんでした。私達が収めないといけなかったんですか!?
どう考えてもおかしいですよ。いくらクロード殿下が優秀でも無理難題ですよ。やはり幼い頃にレオ殿下と遊ぶべきでしたか!?あんなにサラ様に敵意を向けられたら無理ですよ!!
レオ殿下に近づくことはアリア様も許しません。掌握できてませんよ!!
もしかして現状を知らなかったんですか!?
レオ殿下に近づいたら私達殺されてたんではないでしょうか…。
せめて命じてくだされば、覚悟を決めて頑張りましたが、察して動くなんてできません。
後宮は国王陛下とアリア様の管理下ですよ!!
言っても聞こえませんでした。息切れしましたわ。久々にこんなに一気に話しましたわ。
「お前がレティシアを好いていたのは知っていたよ。ただ執着しすぎた。お前は国とレティシアならレティシアを取るだろう?」
国王陛下お戯れを言わないでください。
「それは…。父上だって母上達を大切にしているでしょう?」
殿下、それは言い淀まず否定してください。王太子として立場を思い出してください。
「国のために必要だからな。だが私は国の害になるならためらわずに捨てられる」
「そんな…」
呆然とする優しいクロード殿下の気持ちがよくわかります。
国王陛下はサラ様もアリア様を大切にしていたので、穏やかな顔で即答するのは怖いです。せめて多少の躊躇いを…。妃の命は王のものなので仕方ないでしょうか…。
「クロードは聡明だが時々視野が狭くなる。成人までに新しい婚約者は決めればいい。レオのことは好きにせよ。」
「私がレオを殺してもいいんですか?」
クロード殿下!?
「レオはお前の手駒だ。どうことを治めるか楽しみにしている」
「陛下はレティシアもレオの命も些細なものと?」
「そなたが立派な王になるための贄になるなら本望だろう。レティシアもクロードの役にたちたいと口癖だったからな。手に余るなら私が手をまわすが」
「陛下の手を煩わせることはありません。失礼します」
あれがいつも優しく穏やかな国王陛下ですか!?
クロード殿下が私を好いていたと二度目の人生の時に話されましたが冗談だと思ってました…。本気だと困るので、全力で気付かないフリをしてました。その頃は私は脱貴族してましたし、クロード様もお妃様を迎えてましたし、私にはリオもいましたし。お互いのために。
移動したクロード殿下は人払いして眠る私の手を握って泣いてました。
幽体の私は慰めることもできません。肩に触れても透けてしまいました。
本当に大事にされてたようです。信じられなかった罪悪感で胸が痛みます。
「レティ、お願いだから、起きて。ごめん。守れなくて」
殿下泣かないでください。呑気に寝ている私の頭を叩いたらすり抜けました。
起きてください。寝てる場合ではありません。
「大魔導士様、私を起こせませんか?」
「無理よ。衰弱と魔力不足だからいずれ起きるわ」
「死んでなかったんですね…」
クロード殿下は私の手を握って一晩ずっと傍にいました。
明るくなった頃、部屋を出て行きましたが一睡もしていません。
「レティシア、寝てる場合ではありません。起きてください!!」
思いっきり頭を叩いてもすり抜け、全く反応しません。
「ルリ、無駄よ。幽体だから干渉できないわ」
大魔導士様に止められました。
部屋の前に立つ兵の前に立ち礼をしました。
「必ずお返ししますので、貸してください」
兵の剣を手に取ると透けてしまって持てませんでした。
幽体は不便ですわ。何度やっても無理でした。
魔法も発動しませんでした。兵にも私の声は聞こえませんでした。
兵から剣を借りることを諦めて私のもとに行くとルーン公爵が手を握ってます。
ぐっすり眠る私にイライラしてきました。
「レティ、どうしてこんなことに…」
ルーン公爵、お父様の悲痛な声は初めて聞きました。
無関心なお父様、礼儀に厳しいお母様は私に興味がないと思っていました。ルーン公爵令嬢であること以外関心のない両親は本当は愛情表現が下手なだけでした。
2度目の人生で大人になってから気付きましたが・・。
風に包まれました。
影に呼ばれて、すごい勢いでクロード殿下とリオが駆けて行きました。
影の護衛が戻ったことに安堵しました。二人の足が止まったのは捕まったサロン。
クロード殿下が詠唱して魔法を使うと扉が開き階段を降りると倒れている私がいました。
「レティ!!」
「シア、起きろ、シア!!」
リオが抱き上げて保健室に駆けていきます。二人の焦った顔は初めて見ました。
「衰弱と魔力欠乏です」
先生の診断ではまだ死んでないようです。
二人が手を握って見たことがないほど悲痛な顔をしています。
リオが魔力を送っています。
必死に呼びかける二人に頬が綻びます。不謹慎ですが生きて欲しいと願ってくれてたことが嬉しい。
当時は見捨てられたと思っていたので。
目覚めない私を連れてクロード殿下が転移しました。
風に包まれ王宮に移動しました。
「大魔導士様、どうして王宮に?」
「クロノが憑いているのはクロードだもの。」
クロノ様の寵児はクロード殿下。
クロード殿下の願いが叶えば呪いは解けるということでしょうか。
殿下の願いは国の繁栄?それは私にはどうにもできません・・。
私を医務官に任せて、クロード殿下が移動したので隠れて付いていきましょう。
「ルリ、見えないから隠れる必要ないわ」
大魔導士様の言葉に体が透けていることを思い出しました。柱も人も抜けられます。
不謹慎ですが楽しいです。
クロード殿下は執務室に行き、冷たい顔をしています。これって本当に私の知るクロード様ですか?
「大魔導士様、これは私の生きた世界ですか?」
「ええ。あなたの最初に生まれた世界で間違いないわ」
クロード殿下の顔は見間違えではないようです。
兵に連行された楽しそうな顔のレオ殿下と冷たい無表情のクロード殿下が向き合ってます。
確かにこの狂っている感じは最初の人生のレオ殿下で間違いありません。
「お帰りなさいませ。兄上」
「ああ」
「どうされました?」
「何をした」
「身に覚えがありませんが」
沈黙が続いてレオ殿下がお腹を抱えて笑い出しました。
「やはり俺の見立ては正しかった。愉快だ。そんなにレティシアが大切でした?初めて俺のこと見ましたね。兄上」
やはりレオ殿下は変態でした。嬉しそうに笑うレオ殿下に切なくなりました。
いくらでもクロード殿下がレオ殿下と親しくする方法を考えましたのに。レオ殿下のブラコンの所為で死んだなんて……。何度思い返しても心が折れそうになります。
大魔導士様に優しく肩を叩かれました。落ち込んでいる場合ではありません。
「レティシアに何をした?」
「母上特性の魔石をしこんだ部屋に監禁しただけです。いつも人形みたいなレティシアが狂って衰弱していく姿は見ものでしたよ。兄上にお見せできないのが残念でした」
「お前!?」
声を荒げたクロード殿下にレオ殿下がうっとりと笑ってます。鳥肌が立ってきました。
あの幻聴は魔石の所為でしたの!?途中から記憶がありませんが…。
狂った・・?なんという醜態を晒したんでしょう。知りたくありませんでした。
最後はルーン公爵令嬢として優雅に死にたかった……。必死に耐えたつもりでしたのに。
大魔導士様にいたわるように肩を叩かれて、現状を思い出しました。落ち込むのは後です。
羞恥で震えている場合ではありません。
「その顔が見たかったんです。憎んでくださって構いません」
レオ殿下、クロード殿下を怒らせる方法なんていくらでも教えましたよ。あの時も言いましたよ!!クロード殿下の味方のルーン公爵令嬢の言葉を信じてもらえないのは当然ですが。
無表情になったクロード殿下が兵を呼びレオ殿下の謹慎を命じました。
「この件の黒幕は私でも母上でもありませんよ」
立ち去る怪しく笑うレオ殿下の言葉に息を飲みました。
どういうことですか!?
クロード殿下は足早に国王陛下の執務室に行きました。
人払いされ国王陛下とクロード殿下が二人になりました。
国王陛下のいつもの穏やかな顔をクロード殿下が冷たい顔で睨んでます。
「クロード、どうした?」
「父上、はかりましたか?」
どういうことですか!?
「気付いたか。さすがだな。して新しい婚約者はどうする?」
「私の婚約者はレティシア嬢ですが」
「彼女は醜態をさらした。クロードではなくレオを選んだんだろう?」
「ありえません」
迷うことなく信じてくれたクロード殿下に嬉しくなりました。
「そなたが彼女を大事にしていたのは知っていたが、他にも令嬢などいくらでもいる」
「父上も彼女を認めていたのではありませんか」
「婚約者としてはな。ただお前達の手落ちだ」
「手落ちとは?」
「聡いお前にしては察しが悪いな。たまには甘やかしてやるか。
私は二人がどんな風に王宮を掌握していくか見ていたのだよ。アリアとサラの対立、クロードとレオの確執。それをそなた二人は放置していた」
「それは父上の領分ではありませんか?」
「私は掌握した上で好きにやらせている。丁度よい試練だったしな。執務が忙しかったのはわかるが、いつまでも目を背けるべきではなかったな。」
それは知りませんでした。私達が収めないといけなかったんですか!?
どう考えてもおかしいですよ。いくらクロード殿下が優秀でも無理難題ですよ。やはり幼い頃にレオ殿下と遊ぶべきでしたか!?あんなにサラ様に敵意を向けられたら無理ですよ!!
レオ殿下に近づくことはアリア様も許しません。掌握できてませんよ!!
もしかして現状を知らなかったんですか!?
レオ殿下に近づいたら私達殺されてたんではないでしょうか…。
せめて命じてくだされば、覚悟を決めて頑張りましたが、察して動くなんてできません。
後宮は国王陛下とアリア様の管理下ですよ!!
言っても聞こえませんでした。息切れしましたわ。久々にこんなに一気に話しましたわ。
「お前がレティシアを好いていたのは知っていたよ。ただ執着しすぎた。お前は国とレティシアならレティシアを取るだろう?」
国王陛下お戯れを言わないでください。
「それは…。父上だって母上達を大切にしているでしょう?」
殿下、それは言い淀まず否定してください。王太子として立場を思い出してください。
「国のために必要だからな。だが私は国の害になるならためらわずに捨てられる」
「そんな…」
呆然とする優しいクロード殿下の気持ちがよくわかります。
国王陛下はサラ様もアリア様を大切にしていたので、穏やかな顔で即答するのは怖いです。せめて多少の躊躇いを…。妃の命は王のものなので仕方ないでしょうか…。
「クロードは聡明だが時々視野が狭くなる。成人までに新しい婚約者は決めればいい。レオのことは好きにせよ。」
「私がレオを殺してもいいんですか?」
クロード殿下!?
「レオはお前の手駒だ。どうことを治めるか楽しみにしている」
「陛下はレティシアもレオの命も些細なものと?」
「そなたが立派な王になるための贄になるなら本望だろう。レティシアもクロードの役にたちたいと口癖だったからな。手に余るなら私が手をまわすが」
「陛下の手を煩わせることはありません。失礼します」
あれがいつも優しく穏やかな国王陛下ですか!?
クロード殿下が私を好いていたと二度目の人生の時に話されましたが冗談だと思ってました…。本気だと困るので、全力で気付かないフリをしてました。その頃は私は脱貴族してましたし、クロード様もお妃様を迎えてましたし、私にはリオもいましたし。お互いのために。
移動したクロード殿下は人払いして眠る私の手を握って泣いてました。
幽体の私は慰めることもできません。肩に触れても透けてしまいました。
本当に大事にされてたようです。信じられなかった罪悪感で胸が痛みます。
「レティ、お願いだから、起きて。ごめん。守れなくて」
殿下泣かないでください。呑気に寝ている私の頭を叩いたらすり抜けました。
起きてください。寝てる場合ではありません。
「大魔導士様、私を起こせませんか?」
「無理よ。衰弱と魔力不足だからいずれ起きるわ」
「死んでなかったんですね…」
クロード殿下は私の手を握って一晩ずっと傍にいました。
明るくなった頃、部屋を出て行きましたが一睡もしていません。
「レティシア、寝てる場合ではありません。起きてください!!」
思いっきり頭を叩いてもすり抜け、全く反応しません。
「ルリ、無駄よ。幽体だから干渉できないわ」
大魔導士様に止められました。
部屋の前に立つ兵の前に立ち礼をしました。
「必ずお返ししますので、貸してください」
兵の剣を手に取ると透けてしまって持てませんでした。
幽体は不便ですわ。何度やっても無理でした。
魔法も発動しませんでした。兵にも私の声は聞こえませんでした。
兵から剣を借りることを諦めて私のもとに行くとルーン公爵が手を握ってます。
ぐっすり眠る私にイライラしてきました。
「レティ、どうしてこんなことに…」
ルーン公爵、お父様の悲痛な声は初めて聞きました。
無関心なお父様、礼儀に厳しいお母様は私に興味がないと思っていました。ルーン公爵令嬢であること以外関心のない両親は本当は愛情表現が下手なだけでした。
2度目の人生で大人になってから気付きましたが・・。
風に包まれました。
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※月曜にから毎週、月、水曜日の朝8:10、金曜日の夜22:00投稿です。
小説家になろう様でも掲載しております。