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第百十八話後編 小さい変化
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ルーンの爽やかな花の匂いは懐かしい記憶を思い起こさせます。ビアード公爵夫妻はルーンが嫌いなのでルーンの物を取り寄せることはほぼありません。朝からルーンの花の香りを楽しみ、充実した学園生活を送れることを嬉しく思えます。最終学年は卒業試験も終わり結果を待つだけなのでさらに思い出作りを楽しむでしょう。リオへの誘いもさらに増えるでしょう。
学生時代はエイベルと朝食を共にすることはありませんでした。制服に着替えマナに髪を結ってもらい、登校してエイベルの部屋に行くと朝食が用意されています。いつの間にかエイベルと朝食を一緒に食べるのが日課になっています。
食欲旺盛なエイベルと違い食事量の少ないことをうるさく言うのは大人の余裕で聞き流します。私は生前よりも食べる量は増えてますよ。この頃は学園にいませんでしたが学生時代の朝食はシエルの栄養満点プリンとお茶でしたもの。ビアード公爵家の食事量が多すぎると心の中で苦言を返しながらスープを口に運んでいます。
窓の外には青空が広がっています。風が気持ちよさそうなので食事が終わったので鞄を持って散歩に出かけることにしました。エイベルは課題が終わっていないので散歩には誘いません。エイベルは散歩をするなら訓練に行くので誘っても断られますわね。訓練と強くなることしか興味がなさそうですわ。
気持ちの良いそよ風を髪を揺らし、さらに風を感じるために木の上に登りました。リオから貴重な本を借りているのでせっかくなのでここで読みましょう。
木の上は人目につかず、令嬢に話し掛けられることもないので読書に最適です。
賑やかな声に視線を向けるとロベルト先生の研究生達の訓練が始まりました。休養日以外は連日行われる早朝訓練、強くなるために切磋琢磨する姿を見るのも有意義な時間で自分の役割を再認識させられます。いずれ騎士となった彼らが実力を発揮できるために環境を整え後方支援するのが私の役目です。学ぶこともやるべきことも課題もたくさんあります。いつもは一際目立つリオが休むのは初めて見ました。体調不良ではないといいんですが。リオは体調管理ができませんので。丁度借りた本も読み終えたので様子を見に行きましょうか。
6年1組に入ると視線を集めました。サイラス様に驚いた顔で見られました。
「レティシア嬢、リオは一緒じゃないの?」
「おはようございます。お会いしてませんよ」
「入れ違いかな」
サイラス様と一緒に待っていましたが、姿が見えません。お休みでしょうか。
授業に遅れるので教室に戻りました。
授業中に窓から顔色の良いリオが見えたので体調不良ではないことに安堵しました。昼休みにアナ達と食事の約束があるのでその時に本を返しましょう。
昼休みにもリオは来ませんでした。学園で1度も会わないのも変な気がします。
リオはお友達が多いので最後の学園生活を満喫してるんですね。昔、逃亡した私を追いかけてきたリオは心配で学園生活を楽しむ余裕はなかったと言っていました。リオを置いていったことが一番怒られましたわ。無理な要望ですが一緒にいたいと思ってもらえることを嬉しかったのは内緒です。今世はリオが最後まで充実した学園生活を送れるのは喜ばしいことですわ。私はフィルが迎えに来たのでステラと一緒に荷物を受け取りアナ達に別れを告げて次の授業に向かいます。武術の授業のフィルへの連敗記録をそろそろ阻止したいですわ。
***
最近は休養日もリオと一緒だったので2日も会わないことはありませんでした。
貴重な本をいつまでもお借りしているわけにはいかないので本を返すために6年1組を訪ねるといつも愛らしい笑みを浮かべているエイミー様に心配そうな顔で見られました。
「おはようございます。エイミー様」
「レティシア、いつでも相談にのるわ」
エイミー様の声が暗くお顔が晴れない理由がわかりません。私、なにか心配されるようなことが…。来年から私が派閥の令嬢をまとめることを心配されてるんでしょうか…。安心していただけるように笑みを浮かべます。
「お気遣いありがとうござます。精一杯頑張りますわ」
いつも愛らしいエイミー様の憂いを心配してか生徒の視線を集めています。今度はアリア様直伝の自信に満ちた優雅な笑みを浮かべます。
「エイミー様、大丈夫です。ご安心ください」
「レティシア、私は貴方の味方よ。覚えておいて」
「ありがとうございます」
私ではエイミー様を笑顔にできません。そこまで不安に思われているとは気づきませんでたわ。レオ様に助けを求めに行きましょうか!?中立ですが私の力不足でエイミー様を悲しそうなお顔にするのは申し訳なく心が痛みますわ。エイミー様ファンの方々に呼び出されるかもしれませんわ。さすがにここまで信用されていなかったことに気付いてませんでしたわ。これはビアード公爵令嬢としてもっと頑張らないといけません。フィルに訓練に付き合ってもらいましょうか。
濃紺色を見つけたのでエイミー様に礼をして離れました。リオは怪しい眼鏡はやめて美しい銀の瞳が顔を出しているので視線を集めていました。リオのファンの令嬢達が喜びますわね。
「おはようございます。貴重な本をありがとうございました」
リオに本を差し出すと気怠そうな顔で見られました。生前、よくリオがエイベルに向けていた顔を向けられることになるとは思いませんでしたわ。
「用はそれだけか?」
「リオ!!」
甘い香りが漂いました。近づいてくるリオのファンの令嬢にため息を飲み込みます。
リオの腕に手を伸ばし笑みを浮かべた令嬢が腕に抱きつきました。会話に割り込むのも抱きつくのも淑女の行為ではありません。
「会いたくて!!」
「俺も会えて嬉しいよ」
振り払うのではなく令嬢に微笑みかけ腰を抱くリオ。見慣れた笑みで赤茶色の髪に触れる仕草も覚えのあるもの。
リオは恋人を作り学園生活を満喫しています。私より高位のリオが咎めないなら令嬢の行動を咎める必要はありません。見つめ合い二人の世界を広げているため本を受け取っていただけません。お邪魔する気も関わりたくもないのでリオの机に本を置いて笑みを浮かべて礼をします。
「本をありがとうございました。こちらに置かせていただきます。失礼します」
目撃者もたくさんいますしきちんと本を返し礼をしたので返事がなく立ち去っても不敬を咎められることはありません。もし本が無くなっても私が責められることはないでしょう。
リオを信じた私が愚かでしたわ。手を強く握っていることに気付いて慌てて解きます。
周囲からの様々な視線に動揺が見つからないように微笑み顔を上げて前を向きます。エイミー様が心配されていたのはリオと私のことだったんですね。婚約者が恋人と堂々と過ごす非常識を見てお優しいエイミー様は心配されたんでしょう。私の統制に不安があったわけではなく、レオ様と何かあったわけでなく良かったです。レオ様争奪戦は私は中立ですが、悲しいお顔は見たくありません。どんな時も思考を止めてはいけません。エイベルを見つけたので、気配を消して後ろから抱きつくと驚いた顔で見られました。
「お兄様、隙ありですわ」
「お前だから反応しなかったんだよ」
「そういうことにしてあげます」
負けず嫌いなエイベルに騙されてあげます。頭を撫でる手に無性に泣きたくなるのは我慢です。気の所為ですから。気分を上げるためにエイベルで遊びましょう。
「変わらないものなんてありませんね」
「は?」
「お兄様のポンコツぶりが年々酷くなっている気がしますわ」
最強の味方になりたいと言ってくれた人はいなくなりましたわ。兄弟子が兄に変わりました。従兄は他人に変わりました。同じ婚約者でも一途な恋しい人とは正反対。噂はあてにしませんが真実でしたわ。女好きな婚約者がビアードに害がないことだけ祈りましょうか。もう騙されません。贈り物に気が緩んでいた自分の甘さに反省します。自分のふがいなさに泣きたくなる弱い自分。もっと強くならないといけませんわ。
学生時代はエイベルと朝食を共にすることはありませんでした。制服に着替えマナに髪を結ってもらい、登校してエイベルの部屋に行くと朝食が用意されています。いつの間にかエイベルと朝食を一緒に食べるのが日課になっています。
食欲旺盛なエイベルと違い食事量の少ないことをうるさく言うのは大人の余裕で聞き流します。私は生前よりも食べる量は増えてますよ。この頃は学園にいませんでしたが学生時代の朝食はシエルの栄養満点プリンとお茶でしたもの。ビアード公爵家の食事量が多すぎると心の中で苦言を返しながらスープを口に運んでいます。
窓の外には青空が広がっています。風が気持ちよさそうなので食事が終わったので鞄を持って散歩に出かけることにしました。エイベルは課題が終わっていないので散歩には誘いません。エイベルは散歩をするなら訓練に行くので誘っても断られますわね。訓練と強くなることしか興味がなさそうですわ。
気持ちの良いそよ風を髪を揺らし、さらに風を感じるために木の上に登りました。リオから貴重な本を借りているのでせっかくなのでここで読みましょう。
木の上は人目につかず、令嬢に話し掛けられることもないので読書に最適です。
賑やかな声に視線を向けるとロベルト先生の研究生達の訓練が始まりました。休養日以外は連日行われる早朝訓練、強くなるために切磋琢磨する姿を見るのも有意義な時間で自分の役割を再認識させられます。いずれ騎士となった彼らが実力を発揮できるために環境を整え後方支援するのが私の役目です。学ぶこともやるべきことも課題もたくさんあります。いつもは一際目立つリオが休むのは初めて見ました。体調不良ではないといいんですが。リオは体調管理ができませんので。丁度借りた本も読み終えたので様子を見に行きましょうか。
6年1組に入ると視線を集めました。サイラス様に驚いた顔で見られました。
「レティシア嬢、リオは一緒じゃないの?」
「おはようございます。お会いしてませんよ」
「入れ違いかな」
サイラス様と一緒に待っていましたが、姿が見えません。お休みでしょうか。
授業に遅れるので教室に戻りました。
授業中に窓から顔色の良いリオが見えたので体調不良ではないことに安堵しました。昼休みにアナ達と食事の約束があるのでその時に本を返しましょう。
昼休みにもリオは来ませんでした。学園で1度も会わないのも変な気がします。
リオはお友達が多いので最後の学園生活を満喫してるんですね。昔、逃亡した私を追いかけてきたリオは心配で学園生活を楽しむ余裕はなかったと言っていました。リオを置いていったことが一番怒られましたわ。無理な要望ですが一緒にいたいと思ってもらえることを嬉しかったのは内緒です。今世はリオが最後まで充実した学園生活を送れるのは喜ばしいことですわ。私はフィルが迎えに来たのでステラと一緒に荷物を受け取りアナ達に別れを告げて次の授業に向かいます。武術の授業のフィルへの連敗記録をそろそろ阻止したいですわ。
***
最近は休養日もリオと一緒だったので2日も会わないことはありませんでした。
貴重な本をいつまでもお借りしているわけにはいかないので本を返すために6年1組を訪ねるといつも愛らしい笑みを浮かべているエイミー様に心配そうな顔で見られました。
「おはようございます。エイミー様」
「レティシア、いつでも相談にのるわ」
エイミー様の声が暗くお顔が晴れない理由がわかりません。私、なにか心配されるようなことが…。来年から私が派閥の令嬢をまとめることを心配されてるんでしょうか…。安心していただけるように笑みを浮かべます。
「お気遣いありがとうござます。精一杯頑張りますわ」
いつも愛らしいエイミー様の憂いを心配してか生徒の視線を集めています。今度はアリア様直伝の自信に満ちた優雅な笑みを浮かべます。
「エイミー様、大丈夫です。ご安心ください」
「レティシア、私は貴方の味方よ。覚えておいて」
「ありがとうございます」
私ではエイミー様を笑顔にできません。そこまで不安に思われているとは気づきませんでたわ。レオ様に助けを求めに行きましょうか!?中立ですが私の力不足でエイミー様を悲しそうなお顔にするのは申し訳なく心が痛みますわ。エイミー様ファンの方々に呼び出されるかもしれませんわ。さすがにここまで信用されていなかったことに気付いてませんでしたわ。これはビアード公爵令嬢としてもっと頑張らないといけません。フィルに訓練に付き合ってもらいましょうか。
濃紺色を見つけたのでエイミー様に礼をして離れました。リオは怪しい眼鏡はやめて美しい銀の瞳が顔を出しているので視線を集めていました。リオのファンの令嬢達が喜びますわね。
「おはようございます。貴重な本をありがとうございました」
リオに本を差し出すと気怠そうな顔で見られました。生前、よくリオがエイベルに向けていた顔を向けられることになるとは思いませんでしたわ。
「用はそれだけか?」
「リオ!!」
甘い香りが漂いました。近づいてくるリオのファンの令嬢にため息を飲み込みます。
リオの腕に手を伸ばし笑みを浮かべた令嬢が腕に抱きつきました。会話に割り込むのも抱きつくのも淑女の行為ではありません。
「会いたくて!!」
「俺も会えて嬉しいよ」
振り払うのではなく令嬢に微笑みかけ腰を抱くリオ。見慣れた笑みで赤茶色の髪に触れる仕草も覚えのあるもの。
リオは恋人を作り学園生活を満喫しています。私より高位のリオが咎めないなら令嬢の行動を咎める必要はありません。見つめ合い二人の世界を広げているため本を受け取っていただけません。お邪魔する気も関わりたくもないのでリオの机に本を置いて笑みを浮かべて礼をします。
「本をありがとうございました。こちらに置かせていただきます。失礼します」
目撃者もたくさんいますしきちんと本を返し礼をしたので返事がなく立ち去っても不敬を咎められることはありません。もし本が無くなっても私が責められることはないでしょう。
リオを信じた私が愚かでしたわ。手を強く握っていることに気付いて慌てて解きます。
周囲からの様々な視線に動揺が見つからないように微笑み顔を上げて前を向きます。エイミー様が心配されていたのはリオと私のことだったんですね。婚約者が恋人と堂々と過ごす非常識を見てお優しいエイミー様は心配されたんでしょう。私の統制に不安があったわけではなく、レオ様と何かあったわけでなく良かったです。レオ様争奪戦は私は中立ですが、悲しいお顔は見たくありません。どんな時も思考を止めてはいけません。エイベルを見つけたので、気配を消して後ろから抱きつくと驚いた顔で見られました。
「お兄様、隙ありですわ」
「お前だから反応しなかったんだよ」
「そういうことにしてあげます」
負けず嫌いなエイベルに騙されてあげます。頭を撫でる手に無性に泣きたくなるのは我慢です。気の所為ですから。気分を上げるためにエイベルで遊びましょう。
「変わらないものなんてありませんね」
「は?」
「お兄様のポンコツぶりが年々酷くなっている気がしますわ」
最強の味方になりたいと言ってくれた人はいなくなりましたわ。兄弟子が兄に変わりました。従兄は他人に変わりました。同じ婚約者でも一途な恋しい人とは正反対。噂はあてにしませんが真実でしたわ。女好きな婚約者がビアードに害がないことだけ祈りましょうか。もう騙されません。贈り物に気が緩んでいた自分の甘さに反省します。自分のふがいなさに泣きたくなる弱い自分。もっと強くならないといけませんわ。
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