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第1章
第10話 発見
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「春樹がこの世界にいる可能性はあるが、この祠から帰れる可能性もあるだろう。どうする?」
みんなに今後どうしたいか、考えを聞いていく。
「あたしはもちろん、ハル兄を探したいよ!…でも、みんなに無理強いはできないから…。」
ミーコが間髪入れずに言う。まあ、そうだろうな。
「自分も先輩を探すっすよ!」
コータからはワクワク感が感じられる。探すっていうより、異世界が楽しみなんじゃないのか?
「私は…、帰りたい気持ちはありますけど、本当に春樹さんがこちらにいるなら探したいとも思います。もし帰れたとしても、春樹さんのことが解決しない限り、後ろめたいような気持ちが残るだろうから。
でも、まずはやっぱり何か手がかりを見つけないと。春樹さんがこちらにいるという確証なり、帰る手がかりなり、何かないとハッキリ決められません。」
サーヤはちょっと迷いがあるようだ。まぁ、どちらにするにしても、今はまだ判断する決め手に欠けるのは事実だ。憶測だけで動くには事が重大だな。
「俺もサーヤの考えに近いな。もう少し判断材料が欲しい。ミーコ、早く春樹を探したい気持ちはあるだろうが、探しに行くにしても手がかりが必要だ。もう少しこの辺りの探索を続けるのでいいか?」
「うん、わかった。闇雲に探してもダメだもんね。それに、みんな家族が心配するだろうから、帰れるなら帰った方がいいだろうし。」
ミーコは同意し、後半は主にサーヤに向けて言うが、少し寂しそうだ。亡くなった両親のことでも思い出しているのか、それとも単純に春樹のことか…。サーヤもそのへんを感じ取っているんだろう、ミーコをぎゅっと抱きしめて言う。
「春樹さんがこっちにいるってわかったら、私も一緒に探すからね。」
「うん、ありがとうサーヤ。」
「よし、じゃあまた二手に分かれるか。片方はこの祠周辺を重点的に探して、春樹の痕跡や帰る方法、祠に変化がないかを見よう。もう一方は寝床や道を探すぞ。」
そういうわけで、今度はコータとミーコが広範囲を、俺とサーヤが祠周辺を担当することにして探索を再開した。
再び探索を開始した。
サーヤには祠とそのまわりを重点的に調べてもらい、俺は更にその周りを調べていく。草原は長く延びた草でスマホもなかなか見つからなかったが、一歩森林に踏み入ったら草はほとんどない。代わりに落ち葉が降り積もっており、その下は腐葉土になっている。木々に日差しを遮られて草はあまり育たないのだろう。
慎重に見ていくが、最近この辺りに俺たち以外の人が踏み入った感じはない。
「サーヤ、周りには人が最近踏み入った形跡はなさそうだが、そっちは何か見つかったか?」
「こちらも特に何もありませんね。」
10分ほどは調査したが、成果はお互いないようだ。
なんとなくポケットから懐中時計を取り出して見ながら、しばし考える。この時計は去年の誕生日に春樹からもらったものだ。別に誕生日にプレゼントし合うような習慣はなかったが、あの年はなぜか急に思い立って買ってくれたらしい。もらった時は「何か後ろめいたい事でもあるのか?」と疑ったが、開けてみるとゼンマイ式のアンティーク風な懐中時計で、俺は一目で気に入った。「絶対気に入ると思った」とニヤニヤしながらドヤる春樹に少しイラっとしたが、以来愛用している。
俺たちが崖から落ちたのは、向こうの時間で13時くらいだったはずだ。そして、こちらで気が付いたときにこの時計で見た時間が13時半くらいだった。今は14時半くらいを指しているので、目を覚ましてからおおむね1時間だ。太陽(らしきもの)を見ると、その動く速さから考えて、こちらの世界でも時間の流れは大差ないだろうと思える。
時間の流れる速さが同じくらいなら、電池のいらないこのゼンマイ式の懐中時計は、こちらでもずっと使えるかもな。それはありがたいことだが、見る度に「どうだ、役に立ってるだろ!」とドヤる春樹の顔がチラつくのは、ありがたくない。
そんなどうでもいいことを考えているうちに、ある考えがよぎった。
「サーヤ、春樹がこっちに来たと仮定して、それはここの時間では昨日じゃないかもしれない。」
「…どういうことですか?」
「飛ばされた時期が違うかもしれないってことだ。あんな不思議現象に遭ったんだから、もしかしたら数日とか数ヶ月、数年の差があったっておかしくないんじゃないか?」
そう考えを言うと、サーヤも顎に手を当ててしばらく考えてから話す。
「そうですね。もう何があっても不思議じゃないですし。でもそれだと、もしかしたら数百年単位の差だってあり得るし、逆に私達の方が古い時代に飛んだってことも考えられますよね。」
後半は眉根に皺を寄せて言う。サーヤの言うとおり、そういう事態もあり得るな。もしそうなら、春樹を見つけるのは絶望的だ。何か情報が得られるまで、この考えはミーコには言わない方がいいだろう。
だが、探索する上では重要なことだ。今までは新しい痕跡を探すことばかりに目を向けていたが、かなり時間が経っていたら、その痕跡の上に落ち葉が降り積もっているかもしれないし、踏まれた草も復活してるかもしれない。そういうわけで、俺たちはその考えも念頭に置いて探索を続けた。
既に一度見た祠周辺を、木の棒で落ち葉を少しずつ避けながら、もう一度よく調べる。そうして調べること15分、祠から3mほど離れた場所で、避けた落ち葉の下からソレが出てきた。
見た瞬間に、ドクンと大きく自分の心臓が跳ねるのを感じた。落ち着け、落ち着け…と自分に言い聞かせながら、その見慣れた細長い白い紙を拾い上げる。2つ折りになったソレを恐る恐る広げ、確信した。
ー春樹はここに来ている!
とりあえず、サーヤを呼んでソレを見せた。
「これを見てくれ。ここで、落ち葉の下敷きになってた。」
落ちていた場所を指し示し、紙を手渡す。
「これは!レシート!?それも水谷商店の、昨日の日付のものじゃないですか!」
そう、あの山の麓にある、仲良し親子の営む水谷商店のレシートだ。買った商品名には菓子や酒類が並んでいるし、印字された日付や時間も、春樹がいなくなる直前のものだ。汚れは付いているしヨレヨレではあるがボロボロというほどではなく、文字はまだはっきりとしている。
「ああ、落ち葉の下にあったし、汚れ具合から見ても、コータが落としたものじゃないだろう。春樹はここに来たとみて間違いない。」
「問題はいつ来たのかってことですね。」
「ああ。少なくとも昨日・今日ということはない。けど、雨ざらしだった割には劣化が酷くもないから、何年も前のことではないと思う。」
「…そうですね。」
サーヤは少し考えてから俺の意見に同意した。
「とりあえず、さっき話したように何年も前後してないようで安心したが、数ヶ月経ってるとしたら、足跡を辿るのは難しいかもしれないな。」
ごくごく最近のことなら、それこそ足あとを辿ることもできたろうし、人のウワサも集めやすい。何より、そう遠くに行っていなければ簡単に追いつけたかもしれない。だが、数ヶ月遅れとなるとそうもいかないだろう。
「でも、こちらに春樹さんがいると確信できたのはよかったですよね。」
「サーヤ、これをミーコに見せたら、地球に帰ることなんか考えないで突っ走るだろう。その、…大丈夫か?サーヤは帰りたい気持ちもあるんだろ?」
「優介さん…。帰りたい気持ちがないと言えば嘘になりますけど、大丈夫ですよ。両親は心配するだろうから申し訳ないですけど、私にはミーコも優介さんもいるから淋しくないし、やっぱり春樹さんのことも気になりますから。それに、どうせ今は帰る方法はわからないんですし、春樹さんを探しながら帰る方法も探しましょう!」
「サーヤ…。わかった、そうしよう。」
サーヤは覚悟を決めたように、ハッキリと俺の目を見て言った。自分で祠をじっくり調べたことで、少し諦めもついたのだろう。今はもう、迷いはないようだ。これなら心配ない。そう判断して、ミーコたちにもレシートのことを知らせるべく歩き出す。同時に、サーヤの頭にポンポンと軽く手をやる。
「俺もミーコも傍にいるからな。辛いときは遠慮なく言えよ?」
サーヤは昔からしっかりしているし、一人っ子だからか甘え下手なところがある。辛くてもそうそう弱音は吐かないだろうから、その分気にかけておこうと思った。
みんなに今後どうしたいか、考えを聞いていく。
「あたしはもちろん、ハル兄を探したいよ!…でも、みんなに無理強いはできないから…。」
ミーコが間髪入れずに言う。まあ、そうだろうな。
「自分も先輩を探すっすよ!」
コータからはワクワク感が感じられる。探すっていうより、異世界が楽しみなんじゃないのか?
「私は…、帰りたい気持ちはありますけど、本当に春樹さんがこちらにいるなら探したいとも思います。もし帰れたとしても、春樹さんのことが解決しない限り、後ろめたいような気持ちが残るだろうから。
でも、まずはやっぱり何か手がかりを見つけないと。春樹さんがこちらにいるという確証なり、帰る手がかりなり、何かないとハッキリ決められません。」
サーヤはちょっと迷いがあるようだ。まぁ、どちらにするにしても、今はまだ判断する決め手に欠けるのは事実だ。憶測だけで動くには事が重大だな。
「俺もサーヤの考えに近いな。もう少し判断材料が欲しい。ミーコ、早く春樹を探したい気持ちはあるだろうが、探しに行くにしても手がかりが必要だ。もう少しこの辺りの探索を続けるのでいいか?」
「うん、わかった。闇雲に探してもダメだもんね。それに、みんな家族が心配するだろうから、帰れるなら帰った方がいいだろうし。」
ミーコは同意し、後半は主にサーヤに向けて言うが、少し寂しそうだ。亡くなった両親のことでも思い出しているのか、それとも単純に春樹のことか…。サーヤもそのへんを感じ取っているんだろう、ミーコをぎゅっと抱きしめて言う。
「春樹さんがこっちにいるってわかったら、私も一緒に探すからね。」
「うん、ありがとうサーヤ。」
「よし、じゃあまた二手に分かれるか。片方はこの祠周辺を重点的に探して、春樹の痕跡や帰る方法、祠に変化がないかを見よう。もう一方は寝床や道を探すぞ。」
そういうわけで、今度はコータとミーコが広範囲を、俺とサーヤが祠周辺を担当することにして探索を再開した。
再び探索を開始した。
サーヤには祠とそのまわりを重点的に調べてもらい、俺は更にその周りを調べていく。草原は長く延びた草でスマホもなかなか見つからなかったが、一歩森林に踏み入ったら草はほとんどない。代わりに落ち葉が降り積もっており、その下は腐葉土になっている。木々に日差しを遮られて草はあまり育たないのだろう。
慎重に見ていくが、最近この辺りに俺たち以外の人が踏み入った感じはない。
「サーヤ、周りには人が最近踏み入った形跡はなさそうだが、そっちは何か見つかったか?」
「こちらも特に何もありませんね。」
10分ほどは調査したが、成果はお互いないようだ。
なんとなくポケットから懐中時計を取り出して見ながら、しばし考える。この時計は去年の誕生日に春樹からもらったものだ。別に誕生日にプレゼントし合うような習慣はなかったが、あの年はなぜか急に思い立って買ってくれたらしい。もらった時は「何か後ろめいたい事でもあるのか?」と疑ったが、開けてみるとゼンマイ式のアンティーク風な懐中時計で、俺は一目で気に入った。「絶対気に入ると思った」とニヤニヤしながらドヤる春樹に少しイラっとしたが、以来愛用している。
俺たちが崖から落ちたのは、向こうの時間で13時くらいだったはずだ。そして、こちらで気が付いたときにこの時計で見た時間が13時半くらいだった。今は14時半くらいを指しているので、目を覚ましてからおおむね1時間だ。太陽(らしきもの)を見ると、その動く速さから考えて、こちらの世界でも時間の流れは大差ないだろうと思える。
時間の流れる速さが同じくらいなら、電池のいらないこのゼンマイ式の懐中時計は、こちらでもずっと使えるかもな。それはありがたいことだが、見る度に「どうだ、役に立ってるだろ!」とドヤる春樹の顔がチラつくのは、ありがたくない。
そんなどうでもいいことを考えているうちに、ある考えがよぎった。
「サーヤ、春樹がこっちに来たと仮定して、それはここの時間では昨日じゃないかもしれない。」
「…どういうことですか?」
「飛ばされた時期が違うかもしれないってことだ。あんな不思議現象に遭ったんだから、もしかしたら数日とか数ヶ月、数年の差があったっておかしくないんじゃないか?」
そう考えを言うと、サーヤも顎に手を当ててしばらく考えてから話す。
「そうですね。もう何があっても不思議じゃないですし。でもそれだと、もしかしたら数百年単位の差だってあり得るし、逆に私達の方が古い時代に飛んだってことも考えられますよね。」
後半は眉根に皺を寄せて言う。サーヤの言うとおり、そういう事態もあり得るな。もしそうなら、春樹を見つけるのは絶望的だ。何か情報が得られるまで、この考えはミーコには言わない方がいいだろう。
だが、探索する上では重要なことだ。今までは新しい痕跡を探すことばかりに目を向けていたが、かなり時間が経っていたら、その痕跡の上に落ち葉が降り積もっているかもしれないし、踏まれた草も復活してるかもしれない。そういうわけで、俺たちはその考えも念頭に置いて探索を続けた。
既に一度見た祠周辺を、木の棒で落ち葉を少しずつ避けながら、もう一度よく調べる。そうして調べること15分、祠から3mほど離れた場所で、避けた落ち葉の下からソレが出てきた。
見た瞬間に、ドクンと大きく自分の心臓が跳ねるのを感じた。落ち着け、落ち着け…と自分に言い聞かせながら、その見慣れた細長い白い紙を拾い上げる。2つ折りになったソレを恐る恐る広げ、確信した。
ー春樹はここに来ている!
とりあえず、サーヤを呼んでソレを見せた。
「これを見てくれ。ここで、落ち葉の下敷きになってた。」
落ちていた場所を指し示し、紙を手渡す。
「これは!レシート!?それも水谷商店の、昨日の日付のものじゃないですか!」
そう、あの山の麓にある、仲良し親子の営む水谷商店のレシートだ。買った商品名には菓子や酒類が並んでいるし、印字された日付や時間も、春樹がいなくなる直前のものだ。汚れは付いているしヨレヨレではあるがボロボロというほどではなく、文字はまだはっきりとしている。
「ああ、落ち葉の下にあったし、汚れ具合から見ても、コータが落としたものじゃないだろう。春樹はここに来たとみて間違いない。」
「問題はいつ来たのかってことですね。」
「ああ。少なくとも昨日・今日ということはない。けど、雨ざらしだった割には劣化が酷くもないから、何年も前のことではないと思う。」
「…そうですね。」
サーヤは少し考えてから俺の意見に同意した。
「とりあえず、さっき話したように何年も前後してないようで安心したが、数ヶ月経ってるとしたら、足跡を辿るのは難しいかもしれないな。」
ごくごく最近のことなら、それこそ足あとを辿ることもできたろうし、人のウワサも集めやすい。何より、そう遠くに行っていなければ簡単に追いつけたかもしれない。だが、数ヶ月遅れとなるとそうもいかないだろう。
「でも、こちらに春樹さんがいると確信できたのはよかったですよね。」
「サーヤ、これをミーコに見せたら、地球に帰ることなんか考えないで突っ走るだろう。その、…大丈夫か?サーヤは帰りたい気持ちもあるんだろ?」
「優介さん…。帰りたい気持ちがないと言えば嘘になりますけど、大丈夫ですよ。両親は心配するだろうから申し訳ないですけど、私にはミーコも優介さんもいるから淋しくないし、やっぱり春樹さんのことも気になりますから。それに、どうせ今は帰る方法はわからないんですし、春樹さんを探しながら帰る方法も探しましょう!」
「サーヤ…。わかった、そうしよう。」
サーヤは覚悟を決めたように、ハッキリと俺の目を見て言った。自分で祠をじっくり調べたことで、少し諦めもついたのだろう。今はもう、迷いはないようだ。これなら心配ない。そう判断して、ミーコたちにもレシートのことを知らせるべく歩き出す。同時に、サーヤの頭にポンポンと軽く手をやる。
「俺もミーコも傍にいるからな。辛いときは遠慮なく言えよ?」
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