29 / 44
第1章
第28話 友達
しおりを挟む
ミーコとコータが初めて魔法を使った日から更に丸2日。俺たちは初日と同じように「魔法に関する特訓」と「戦闘訓練」を交互に繰り返した。
ミーコとコータの魔法は順調に上達し、それぞれ『エアカッター』と『ファイヤーボール』を5秒ほどで発動できるようになった。慣れてきたのでMP4を消費して威力を上げたものも試したらしいが、これならなんとか実践で使えるかなという感じらしい。
一方、俺とサーヤは未だ魔力の流れを感じることができずにいた。ノバラやアヤメさんに「あの2人が異常に早いだけで、自分達は半年くらいかかった」と慰められ、まぁ焦っても仕方ないか、と地道に頑張っている。
戦闘訓練に関しては初日こそ木刀で素振りだけを集中的に行ったが、俺たちはそうのんびりもしていられないので、初日の夜に話し合って、翌日からはより実践に役立つような訓練をすることにした。
まず、全員が同じ木刀のような武器である必要はない。アヤメさんにも相談しながらそれぞれの得物を考え、それに合わせて訓練することにした。
サーヤは『槍術』スキルを活用するために槍を使ってもらうことになった。重いと扱えそうにないということで、とりあえずは身長よりも少し短い程度のショートスピアを想定している。
ミーコは速さを活かすために木刀より短く軽い剣にするつもりだ。たぶん、ショートソードとかブロードソードとか呼ばれる類のものになるだろう。ミーコは「『双剣』とか『二刀流』とかカッコイイよね!」なんて言っていたが、不器用なミーコにできる気はしない。
コータは当然両手で扱う剣だな。竹刀の長さが120cmくらいとのことなので、そのくらいの長さが使いやすいだろう。その長さなら、バスターソードとかサーベルあたりが良さそうとアヤメさんが言っていた。
そして俺は、盾と片手で扱える程度の剣を装備することになりそうだ。本当は盾役とか向いていないと思うんだが、他に適任な人材がいないので仕方ない。主に盾役だが、盾が壊れた時などに武器も扱えた方がいいといういことで、剣も装備する。単純に、攻撃もやりたいからというのもあるが……。
そういうわけで、訓練場の隅の小屋から自分の得物(予定)に近いものを探して訓練をした。
俺とミーコは、コータに指導してもらって剣の扱いを学んだ。サーヤはアヤメさんに槍の基本を学んだ。その間、ノバラはアヤメさんの代わりに食堂の仕事を頑張ってくれたらしい。
慣れてきたところで、ゆっくりめの動きで打ち合いもしてみた。剣や槍なら素振りなんかでも訓練になるだろうが、やはり対人の方が学ぶことも多く経験値も入りやすい。それに、盾の扱いを学ぶにはやはり相手が必要だからな。
サーヤの槍は一人で立ち回るようなものでもないので、俺とペアになって1人を相手にしてみた。俺が盾で防いでいる間に隙をうかがって槍を突き込む感じで、連携を取って戦うのが基本だ。4人で実際に敵と相対する場合には、そこにコータとミーコが加わって更に攻撃が充実するだろう。将来的にはミーコが遊撃のような感じになってくれれば、攻撃の幅が広がりそうだ。敵が複数になれば俺がとにかく足止めして、他3人で1匹ずつ仕留めていくのが理想だ。そこに魔法が加わればもっと充実するだろう。
それにしても、盾の扱いというのはなかなか難しいものだった。アヤメさんによると、盾でただ攻撃を受け止めるのではすぐ壊れてしまうため、基本は攻撃をいなしたり盾を押し付けて攻撃をさせづらくするものらしい。そのタイミングとか逸らせる方向だとか、そのあたりが上手くできないと逆に味方が危険になることもある。これはかなり特訓が必要そうだ。
ーーーーーーーーーー
訓練開始から3日目、転移から5日目の今日は、暗くなるまで訓練場での特訓に勤しんでいたため、宿に着いた時には真っ暗になっていた。村の夜は早く、朝も早い。俺たちが夕食を食べ終わる頃には、酒場といえどもそろそろ人が減ってくる時間帯だった。
人がまばらになった酒場は意外と居心地が良く、少しまったりしているうちにアヤメさんが近付いてきた。すぐ後ろの席に他の客がいるからか、俺の耳元に唇を寄せてそっと囁いてきた。
「あの、後で少しお話したいので、仕事終わりの時間になりますけどお部屋に伺ってもよろしいですか?」
美人のアヤメさん(しかも獣耳付き)にこんなことを囁かれ、一瞬ドキリとしてしまった。しかし、アヤメさんは人妻だ。家族仲もいいし、おかしな「お話」ではないだろう。そうは思いつつも若干浮き立つ心のまま、表面上は何ともない顔で答える。
「ええ、もちろんです」
「では、あと1時間ほどしたら伺いますので、みなさんを呼んでおいてくださいね」
アヤメさんは再びそう囁いて、今度は返事を待つことなく去っていった。ああ、分かってた。そうくるのは分かってたさ。
「アヤメさん、なんだって?」
ミーコが聞いてくるので俺の両隣のミーコとサーヤに先ほどの内容をそっと耳打ちした。それを更に、ミーコからコータへと耳打ちで伝える。伝言ゲームか。ミーコに囁かれたコータは少し赤くなっていたようだが、赤面する内容ではないはずだぞ……。
部屋に戻る際に、ノバラに用意してもらったお湯入り桶を自分達で運び、それぞれ部屋で身体を拭いてゆっくりしてから俺の部屋に集まった。全員集まってから10分ほどでアヤメさんとノバラが来たが、さすがにこの部屋には定員オーバーなので食堂に移動した。
真っ暗な広い食堂の中、3本のロウソクを囲んで小さく固まってヒソヒソ話す様は、傍から見れば怪談話でもしているようかもしれない。
「それで、お話というのはなんでしょう?」
「今日、ノバラがレベルアップしたと聞きました。それで、皆さんは今、どれくらいのレベルになっているのか確認したいと思いまして……」
そういえば、アヤメさんには魔法の事とかを教えてもらう前にレベルを申告して以来、その話はしていなかったな。「レベルが上がってきたら春樹を探す旅に出るつもりだ」と話したときに「最低でも全員がレベル10を超えなければ安心して送り出せない」と言われていた。アヤメさんは「できればレベル15になるまでは出発を待った方が良い」とも言われていたのだ。
「えーと、自分は今日レベル11になったっす!」
「あたしは、きのう9になったよ! 今日は上がらなかったけど……」
「俺も9ですね。今日やっと上がりました」
「私はまだレベル8です」
それぞれ順に答えていく。最初に見たステータスと比べると、俺とサーヤが2、ミーコとコータが3ずつレベルアップしている。魔法を使っている分ミーコとコータの上がり幅が大きいようだ。
「まぁ! 皆さんすごい早さですね! 朝から夜まで集中的に訓練しているとはいえ、ここまで早いのは驚きです。エアリアルでは10歳頃までは年齢と同じくらいのレベルで、そのあと成人までに3~5程度レベルアップするのが普通なんですよ」
「へぇ~! それじゃ、あたし達めっちゃ優秀じゃん!」
「そうですね、素晴らしいですわ」
「でも、全員がレベル10以上というのにはまだ届きませんね。特に私が……ごめんね、ミーコ」
「えっ? そんな、謝ることなんかないよ! サーヤ、すっごく頑張ってくれてんだから、むしろ、無理させちゃって謝るのはあたしの方だよ! ごめん、ありがとうね、サーヤ!」
「ううん、私がみんなに付いて行きたくて必死なだけだよ。それに、早く魔法使えるようになりたいしね!」
ミーコがサーヤに抱きつく。昔から仲のいい2人だが、こちらに来てから更に仲良くなっているように思う。
「ミーコさんとサーヤさんて正反対な感じなのに、ホントに仲良いんですね! フォンド村には子どもが少なくて、同い年の女の子なんていないから羨ましいです」
「ノバラちゃんとは同い年じゃないけど、もう友達だよ! これからも仲良くしてね!」
「そうですよ! あっ、そうだ! 明日の夜は私達の部屋でお泊まりしませんか?」
「いいね! 女子会パジャマパーティだ!!」
「女子会? パジャ……?」
「あ、えーと、女子会っていうのは、女の子だけで集まって話したりオヤツ食べたりすること。で、パジャマパーティは、寝るときの格好で楽しく遊ぼうってこと!」
「わ~っ! 楽しそうですね! ほんとにお邪魔してもいいんですか?」
「もっちろん!」「ふふっ、楽しみですね!」
3人は何やら盛り上がっているが、話がだいぶ逸れている。アヤメさんは単にレベル確認がしたかっただけなのか? とりあえずまだキャッキャ言っている3人は放っておくか。
「アヤメさん、話はレベルの確認だけですか?」
「あ、そうでしたね。ノバラにお友達ができて私も嬉しくて、つい……。ごめんなさいね。
えーと、みなさんそこそこのレベルになっていますし、戦闘訓練もサマになってきているので、そろそろ実戦してみたらどうかなと思うんです」
アヤメさんの発言に、さっきまで騒がしかった女子3人も、一瞬にしてシンと静まり返った。
ミーコとコータの魔法は順調に上達し、それぞれ『エアカッター』と『ファイヤーボール』を5秒ほどで発動できるようになった。慣れてきたのでMP4を消費して威力を上げたものも試したらしいが、これならなんとか実践で使えるかなという感じらしい。
一方、俺とサーヤは未だ魔力の流れを感じることができずにいた。ノバラやアヤメさんに「あの2人が異常に早いだけで、自分達は半年くらいかかった」と慰められ、まぁ焦っても仕方ないか、と地道に頑張っている。
戦闘訓練に関しては初日こそ木刀で素振りだけを集中的に行ったが、俺たちはそうのんびりもしていられないので、初日の夜に話し合って、翌日からはより実践に役立つような訓練をすることにした。
まず、全員が同じ木刀のような武器である必要はない。アヤメさんにも相談しながらそれぞれの得物を考え、それに合わせて訓練することにした。
サーヤは『槍術』スキルを活用するために槍を使ってもらうことになった。重いと扱えそうにないということで、とりあえずは身長よりも少し短い程度のショートスピアを想定している。
ミーコは速さを活かすために木刀より短く軽い剣にするつもりだ。たぶん、ショートソードとかブロードソードとか呼ばれる類のものになるだろう。ミーコは「『双剣』とか『二刀流』とかカッコイイよね!」なんて言っていたが、不器用なミーコにできる気はしない。
コータは当然両手で扱う剣だな。竹刀の長さが120cmくらいとのことなので、そのくらいの長さが使いやすいだろう。その長さなら、バスターソードとかサーベルあたりが良さそうとアヤメさんが言っていた。
そして俺は、盾と片手で扱える程度の剣を装備することになりそうだ。本当は盾役とか向いていないと思うんだが、他に適任な人材がいないので仕方ない。主に盾役だが、盾が壊れた時などに武器も扱えた方がいいといういことで、剣も装備する。単純に、攻撃もやりたいからというのもあるが……。
そういうわけで、訓練場の隅の小屋から自分の得物(予定)に近いものを探して訓練をした。
俺とミーコは、コータに指導してもらって剣の扱いを学んだ。サーヤはアヤメさんに槍の基本を学んだ。その間、ノバラはアヤメさんの代わりに食堂の仕事を頑張ってくれたらしい。
慣れてきたところで、ゆっくりめの動きで打ち合いもしてみた。剣や槍なら素振りなんかでも訓練になるだろうが、やはり対人の方が学ぶことも多く経験値も入りやすい。それに、盾の扱いを学ぶにはやはり相手が必要だからな。
サーヤの槍は一人で立ち回るようなものでもないので、俺とペアになって1人を相手にしてみた。俺が盾で防いでいる間に隙をうかがって槍を突き込む感じで、連携を取って戦うのが基本だ。4人で実際に敵と相対する場合には、そこにコータとミーコが加わって更に攻撃が充実するだろう。将来的にはミーコが遊撃のような感じになってくれれば、攻撃の幅が広がりそうだ。敵が複数になれば俺がとにかく足止めして、他3人で1匹ずつ仕留めていくのが理想だ。そこに魔法が加わればもっと充実するだろう。
それにしても、盾の扱いというのはなかなか難しいものだった。アヤメさんによると、盾でただ攻撃を受け止めるのではすぐ壊れてしまうため、基本は攻撃をいなしたり盾を押し付けて攻撃をさせづらくするものらしい。そのタイミングとか逸らせる方向だとか、そのあたりが上手くできないと逆に味方が危険になることもある。これはかなり特訓が必要そうだ。
ーーーーーーーーーー
訓練開始から3日目、転移から5日目の今日は、暗くなるまで訓練場での特訓に勤しんでいたため、宿に着いた時には真っ暗になっていた。村の夜は早く、朝も早い。俺たちが夕食を食べ終わる頃には、酒場といえどもそろそろ人が減ってくる時間帯だった。
人がまばらになった酒場は意外と居心地が良く、少しまったりしているうちにアヤメさんが近付いてきた。すぐ後ろの席に他の客がいるからか、俺の耳元に唇を寄せてそっと囁いてきた。
「あの、後で少しお話したいので、仕事終わりの時間になりますけどお部屋に伺ってもよろしいですか?」
美人のアヤメさん(しかも獣耳付き)にこんなことを囁かれ、一瞬ドキリとしてしまった。しかし、アヤメさんは人妻だ。家族仲もいいし、おかしな「お話」ではないだろう。そうは思いつつも若干浮き立つ心のまま、表面上は何ともない顔で答える。
「ええ、もちろんです」
「では、あと1時間ほどしたら伺いますので、みなさんを呼んでおいてくださいね」
アヤメさんは再びそう囁いて、今度は返事を待つことなく去っていった。ああ、分かってた。そうくるのは分かってたさ。
「アヤメさん、なんだって?」
ミーコが聞いてくるので俺の両隣のミーコとサーヤに先ほどの内容をそっと耳打ちした。それを更に、ミーコからコータへと耳打ちで伝える。伝言ゲームか。ミーコに囁かれたコータは少し赤くなっていたようだが、赤面する内容ではないはずだぞ……。
部屋に戻る際に、ノバラに用意してもらったお湯入り桶を自分達で運び、それぞれ部屋で身体を拭いてゆっくりしてから俺の部屋に集まった。全員集まってから10分ほどでアヤメさんとノバラが来たが、さすがにこの部屋には定員オーバーなので食堂に移動した。
真っ暗な広い食堂の中、3本のロウソクを囲んで小さく固まってヒソヒソ話す様は、傍から見れば怪談話でもしているようかもしれない。
「それで、お話というのはなんでしょう?」
「今日、ノバラがレベルアップしたと聞きました。それで、皆さんは今、どれくらいのレベルになっているのか確認したいと思いまして……」
そういえば、アヤメさんには魔法の事とかを教えてもらう前にレベルを申告して以来、その話はしていなかったな。「レベルが上がってきたら春樹を探す旅に出るつもりだ」と話したときに「最低でも全員がレベル10を超えなければ安心して送り出せない」と言われていた。アヤメさんは「できればレベル15になるまでは出発を待った方が良い」とも言われていたのだ。
「えーと、自分は今日レベル11になったっす!」
「あたしは、きのう9になったよ! 今日は上がらなかったけど……」
「俺も9ですね。今日やっと上がりました」
「私はまだレベル8です」
それぞれ順に答えていく。最初に見たステータスと比べると、俺とサーヤが2、ミーコとコータが3ずつレベルアップしている。魔法を使っている分ミーコとコータの上がり幅が大きいようだ。
「まぁ! 皆さんすごい早さですね! 朝から夜まで集中的に訓練しているとはいえ、ここまで早いのは驚きです。エアリアルでは10歳頃までは年齢と同じくらいのレベルで、そのあと成人までに3~5程度レベルアップするのが普通なんですよ」
「へぇ~! それじゃ、あたし達めっちゃ優秀じゃん!」
「そうですね、素晴らしいですわ」
「でも、全員がレベル10以上というのにはまだ届きませんね。特に私が……ごめんね、ミーコ」
「えっ? そんな、謝ることなんかないよ! サーヤ、すっごく頑張ってくれてんだから、むしろ、無理させちゃって謝るのはあたしの方だよ! ごめん、ありがとうね、サーヤ!」
「ううん、私がみんなに付いて行きたくて必死なだけだよ。それに、早く魔法使えるようになりたいしね!」
ミーコがサーヤに抱きつく。昔から仲のいい2人だが、こちらに来てから更に仲良くなっているように思う。
「ミーコさんとサーヤさんて正反対な感じなのに、ホントに仲良いんですね! フォンド村には子どもが少なくて、同い年の女の子なんていないから羨ましいです」
「ノバラちゃんとは同い年じゃないけど、もう友達だよ! これからも仲良くしてね!」
「そうですよ! あっ、そうだ! 明日の夜は私達の部屋でお泊まりしませんか?」
「いいね! 女子会パジャマパーティだ!!」
「女子会? パジャ……?」
「あ、えーと、女子会っていうのは、女の子だけで集まって話したりオヤツ食べたりすること。で、パジャマパーティは、寝るときの格好で楽しく遊ぼうってこと!」
「わ~っ! 楽しそうですね! ほんとにお邪魔してもいいんですか?」
「もっちろん!」「ふふっ、楽しみですね!」
3人は何やら盛り上がっているが、話がだいぶ逸れている。アヤメさんは単にレベル確認がしたかっただけなのか? とりあえずまだキャッキャ言っている3人は放っておくか。
「アヤメさん、話はレベルの確認だけですか?」
「あ、そうでしたね。ノバラにお友達ができて私も嬉しくて、つい……。ごめんなさいね。
えーと、みなさんそこそこのレベルになっていますし、戦闘訓練もサマになってきているので、そろそろ実戦してみたらどうかなと思うんです」
アヤメさんの発言に、さっきまで騒がしかった女子3人も、一瞬にしてシンと静まり返った。
0
あなたにおすすめの小説
異世界ビルメン~清掃スキルで召喚された俺、役立たずと蔑まれ投獄されたが、実は光の女神の使徒でした~
松永 恭
ファンタジー
三十三歳のビルメン、白石恭真(しらいし きょうま)。
異世界に召喚されたが、与えられたスキルは「清掃」。
「役立たず」と蔑まれ、牢獄に放り込まれる。
だがモップひと振りで汚れも瘴気も消す“浄化スキル”は規格外。
牢獄を光で満たした結果、強制釈放されることに。
やがて彼は知らされる。
その力は偶然ではなく、光の女神に選ばれし“使徒”の証だと――。
金髪エルフやクセ者たちと繰り広げる、
戦闘より掃除が多い異世界ライフ。
──これは、汚れと戦いながら世界を救う、
笑えて、ときにシリアスなおじさん清掃員の奮闘記である。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
神様、ちょっとチートがすぎませんか?
ななくさ ゆう
ファンタジー
【大きすぎるチートは呪いと紙一重だよっ!】
未熟な神さまの手違いで『常人の“200倍”』の力と魔力を持って産まれてしまった少年パド。
本当は『常人の“2倍”』くらいの力と魔力をもらって転生したはずなのにっ!!
おかげで、産まれたその日に家を壊しかけるわ、謎の『闇』が襲いかかってくるわ、教会に命を狙われるわ、王女様に勇者候補としてスカウトされるわ、もう大変!!
僕は『家族と楽しく平和に暮らせる普通の幸せ』を望んだだけなのに、どうしてこうなるの!?
◇◆◇◆◇◆◇◆◇
――前世で大人になれなかった少年は、新たな世界で幸せを求める。
しかし、『幸せになりたい』という夢をかなえるの難しさを、彼はまだ知らない。
自分自身の幸せを追い求める少年は、やがて世界に幸せをもたらす『勇者』となる――
◇◆◇◆◇◆◇◆◇
本文中&表紙のイラストはへるにゃー様よりご提供戴いたものです(掲載許可済)。
へるにゃー様のHP:http://syakewokuwaeta.bake-neko.net/
---------------
※カクヨムとなろうにも投稿しています
友人(勇者)に恋人も幼馴染も取られたけど悔しくない。 だって俺は転生者だから。
石のやっさん
ファンタジー
パーティでお荷物扱いされていた魔法戦士のセレスは、とうとう勇者でありパーティーリーダーのリヒトにクビを宣告されてしまう。幼馴染も恋人も全部リヒトの物で、居場所がどこにもない状態だった。
だが、此の状態は彼にとっては『本当の幸せ』を掴む事に必要だった
何故なら、彼は『転生者』だから…
今度は違う切り口からのアプローチ。
追放の話しの一話は、前作とかなり似ていますが2話からは、かなり変わります。
こうご期待。
勇者召喚に巻き込まれ、異世界転移・貰えたスキルも鑑定だけ・・・・だけど、何かあるはず!
よっしぃ
ファンタジー
9月11日、12日、ファンタジー部門2位達成中です!
僕はもうすぐ25歳になる常山 順平 24歳。
つねやま じゅんぺいと読む。
何処にでもいる普通のサラリーマン。
仕事帰りの電車で、吊革に捕まりうつらうつらしていると・・・・
突然気分が悪くなり、倒れそうになる。
周りを見ると、周りの人々もどんどん倒れている。明らかな異常事態。
何が起こったか分からないまま、気を失う。
気が付けば電車ではなく、どこかの建物。
周りにも人が倒れている。
僕と同じようなリーマンから、数人の女子高生や男子学生、仕事帰りの若い女性や、定年近いおっさんとか。
気が付けば誰かがしゃべってる。
どうやらよくある勇者召喚とやらが行われ、たまたま僕は異世界転移に巻き込まれたようだ。
そして・・・・帰るには、魔王を倒してもらう必要がある・・・・と。
想定外の人数がやって来たらしく、渡すギフト・・・・スキルらしいけど、それも数が限られていて、勇者として召喚した人以外、つまり巻き込まれて転移したその他大勢は、1人1つのギフト?スキルを。あとは支度金と装備一式を渡されるらしい。
どうしても無理な人は、戻ってきたら面倒を見ると。
一方的だが、日本に戻るには、勇者が魔王を倒すしかなく、それを待つのもよし、自ら勇者に協力するもよし・・・・
ですが、ここで問題が。
スキルやギフトにはそれぞれランク、格、強さがバラバラで・・・・
より良いスキルは早い者勝ち。
我も我もと群がる人々。
そんな中突き飛ばされて倒れる1人の女性が。
僕はその女性を助け・・・同じように突き飛ばされ、またもや気を失う。
気が付けば2人だけになっていて・・・・
スキルも2つしか残っていない。
一つは鑑定。
もう一つは家事全般。
両方とも微妙だ・・・・
彼女の名は才村 友郁
さいむら ゆか。 23歳。
今年社会人になりたて。
取り残された2人が、すったもんだで生き残り、最終的には成り上がるお話。
二度目の勇者は救わない
銀猫
ファンタジー
異世界に呼び出された勇者星谷瞬は死闘の果てに世界を救い、召喚した王国に裏切られ殺された。
しかし、殺されたはずの殺されたはずの星谷瞬は、何故か元の世界の自室で目が覚める。
それから一年。人を信じられなくなり、クラスから浮いていた瞬はクラスメイトごと異世界に飛ばされる。飛ばされた先は、かつて瞬が救った200年後の世界だった。
復讐相手もいない世界で思わぬ二度目を得た瞬は、この世界で何を見て何を成すのか?
昔なろうで投稿していたものになります。
俺が死んでから始まる物語
石のやっさん
ファンタジー
パーティでお荷物扱いされていたポーター(荷物運び)のセレスは、とうとう勇者でありパーティーリーダーのリヒトにクビを宣告されてしまう。幼馴染も恋人も全部リヒトの物で、居場所がどこにもないことは自分でも解っていた。
だが、それでもセレスはパーティに残りたかったので土下座までしてリヒトに情けなくもしがみついた。
余りにしつこいセレスに頭に来たリヒトはつい剣の柄でセレスを殴った…そして、セレスは亡くなった。
そこからこの話は始まる。
セレスには誰にも言った事が無い『秘密』があり、その秘密のせいで、死ぬことは怖く無かった…死から始まるファンタジー此処に開幕
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる