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第1章
第29話 要請
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「そろそろ実戦をしてみたらどうかなと思うんです」
アヤメさんの発言に、先程まで騒がしかった女子3人も一瞬にしてシンと静まり返った。
「実戦、ですか…」
「はい。前にも話しましたが、訓練よりも実戦の方がより経験値を得やすいんです。経験値だけでなく、実戦経験で得られる事は多いですし」
「確かに数値には表れない経験もありますね。ですが、今のレベルで大丈夫なんでしょうか? 先程の話だと、俺たちは8歳から11歳程度の子どもの集まりのようなものですよね?」
「レベルで言うとそうですが、レベルが全てではないでしょう? それに、この村の近くではあまり強いモンスターも出ませんから、4対1なら問題ないと思います。それと、あなた方さえ良ければ、ケインさんに協力をお願いしてみたら、と思ってるんです。」
「え? あの、元高ランク冒険者っていうケインさんですか?」
なぜここで急にケインさん? 確かに元高ランク冒険者だから強いんだろうけど、大怪我して引退したんじゃなかったか? それに、お願いしたからって引き受けてもらえるんだろうか。こちらの事情も多少話さないといけないかもしれないし…。
「ええ、そのケインさんです。これ以上ない強力な助っ人だし、色々学べると思いますよ」
「えーっと、でも…」
「ああ、大怪我したと言っても、今は多少の戦闘も山歩きも問題ないですよ? 魔法もかなり使えるはずですし」
俺たちの微妙な表情や戸惑う雰囲気から、アヤメさんは怪我の影響について心配していると思ったようだ。それもまぁ気にならないわけではないが、さすがに戦闘できないようならアヤメさんが薦めたりしないだろう。
だから一番の問題はそこじゃない。
「あの、ケインさんが強いのはわかりますが、こちらの事情を話さないで引き受けてもらえるんでしょうか? それに、俺たちじゃ謝礼とかも用意はできないですし…」
「ああっ! 嫌だわ私ったら、ちゃんと言ってませんでしたわね。年は離れていますが、ケインさんは私の従弟なんです」
「「「「いとこ!?」」」」
「はい。ケインさんのお母さんは、一郎の娘で『サクラ』という名前でした。今はもう亡くなっていますが」
「…そうだったんですか」
「ええ、私の初恋です」
「「「「「ええぇっっっ!!」」」」」
初恋…。言われてみれば確かに、ケインさんに関しては終始好意的な説明だった気がするな。というか、ノバラも初恋話は初耳だったんだな…。
「ふふっ。冒険者になりたかったのも、ケインさんの影響というか、一緒にパーティを組みたかったんですよ。まぁ、全く相手にされませんでしたけどね」
驚く皆を見て、アヤメさんは楽しそうに笑いながらも懐かしそうに話す。
「ケインさんも、祖父が『地球』から来たということや遺言のことを知っています。だから、事情を話しても大丈夫ですし、協力してもらえると思いますよ。もちろん、私も一緒に頼みに行きますから」
「そういうことなら、是非お願いしたいですね」
意外な展開だが、戦闘に関してこれほど頼れる存在もない。というか、それなら最初から頼みたかったな。などと贅沢なことを考えている間にサーヤが質問する。
「でも、そう都合よくモンスターに出会えるんでしょうか? 探している時間がもったいない気がするんですが…」
確かにそこは気になる。特に俺とサーヤは魔法がまだ使えないこともあって、時間を無駄にしたくない。歩きながらとかじゃ集中できないし。
「えーと、そこは詳しくはわからないんですが、ケインさんなら大丈夫だと思います。
彼は時々モンスターを狩ってきて生活してるんですが、驚くほど短時間で、それも百発百中で戻ってくるんです。理由は聞いても教えてもらえなかったんですけれど」
うーん、ケインさんだけが知ってる秘密の方法とか場所があるのか? というか、アヤメさんにも秘密にしてるのに、俺たちに教えてくれるんだろうか…。
まぁ、とりあえず行ってお願いしてみるしかない。
明日は朝から皆でお願いしに行くことにして、今日のところは解散した。
あとは部屋に帰って、寝落ちするまで魔力の流れを感じる特訓をするだけだ…。
ーーーーーーーーーー
翌朝、朝食を食べて身支度を整えた俺たちは、訓練場から木製の武器を拝借し、ノバラとアヤメさんと一緒にケインさん宅を訪れた。ケインさんはちょうど家から出て来たところだった。
「おはようございます、ケインさん」
「「「「「おはようございます」」」」」
そろって挨拶をした俺たちを見て、ケインさんは一瞬驚いた顔をしたあと、盛大にため息をついた。
「……はぁ。アヤメ、それと…お前だけ入れ」
俺を指差して、そう言うだけ言ってさっさと家に入っていく。俺とアヤメさんは言われたとおり、ケインさんに続いて家に入っていった。
ケインさんの家は、日本風に言うなら1Kだった。一人暮らしのようなのでこれで充分なんだろう。ケインさんの座る対面に、アヤメさんと並んで座る。
「それで、日本人が俺になんの用だ」
「「!!!」」
「あの、どうしてそれを!?」
アヤメさんやノバラはまだ話していないと言っていた。なぜケインさんは俺たちが日本人だと知っているんだ?
「予備知識があれば、それくらい聞かんでもわかる」
詳しいことは話してくれないが、ホーンラビットの解体を頼んだときから日本人だと思っていたそうだ。今思えば、だからこそ素材の相場なども親切に教えてくれたんだろう。
アヤメさん曰く、一郎さんの話す故郷の話に親戚中で一番興味を持っていたのが、若かりし頃のケインさんなのだとか。それで、俺たちを紹介してケインさんを驚かせ、反応を見ようと楽しみにしていたらしい。なので、今現在、アヤメさんは思惑が外れて若干拗ねている。初恋の人の前だからなのか、普段と違う態度が可愛らしい。
「えっと、私達は日本で行方不明になった友人、外にいる仲間にはその親族もいますが、その彼を探してアリアに転移してしまったんです。
それで、転移してきた場所を調べたら、どうもその彼もこちらに来ている可能性が高いのですが、それ以降の行方は判らないんです」
「それで?」
少ない言葉で鋭い視線を寄こすケインさんに、多少気圧されながらも事情を話していく。
「日本に帰る手段もわからないので、とりあえず彼を探そうと思っています。ですが、こちらに来たばかりの私達では旅は危険だとアヤメさんに言われて、今はレベルアップや戦闘訓練に励んでいるのですが、それをケインさんに協力していただきたくてお願いに来ました」
そう言って頭を下げると、アヤメさんが補足説明をしてくれる。
「彼らの今のレベルは8~11なんだけど、手っ取り早くレベルを上げたり身を守る術を身に付けるには、実戦が一番だって昔言ってたでしょ? だから彼らに実戦を積ませてあげたいんだけど、それにはケインさんが一番適任だと思うの。おじいちゃんの遺言でもあるし、お願い! 協力してあげて!」
アヤメさんの説得に、ケインさんは苦虫を噛み潰したような表情を浮かべながら、答えはせずに質問を重ねてくる。
「その友人てのは、命がけで旅して探すほど大事なヤツなのか?」
「え? あー、外にいる彼の妹にとってはたった一人の肉親で、もとも「お前自身にとってだ。お前がソイツを探すのは、ソイツが大事な友達だからか? それともその妹のためか?」」
俺にとって春樹が「大事な友達」かどうかと言われれば、…正直よくわからん。そんな風に考えたこともないしな。ただ、俺の一番古い記憶にはもう春樹がいて、気付けば親よりずっと長く一緒に過ごした。ムカつくところも呆れるところもいっぱいあるし、『変態メガネ』の件もある。けど不思議と付き合いを止めようと思ったこともないし、ヤツが本当に困っていれば、俺はいつだろうと手を貸すんだろう。俺の知らんところで野垂れ死ぬとか、そんなのは許さん。そういう友達というか兄弟? いや、仲間? 違うか、相棒…かな。
ミーコのためかと言われれば、それも確かにあると思う。けどそれだけじゃないんだよな。とりあえず一番の目的はコレだ。
「自分のためですね。相棒のくせにさんざん心配かけて、手のかかる妹押し付けて、いい加減にしろって殴り飛ばしたいです」
俺がきっぱり言った答えにアヤメさんは驚き、ケインさんは一瞬ニヤリと口端を上げた(ように見えた)。
「フン、いいだろう。だが俺はアヤメのように甘くないぞ」
「はい! よろしくお願いします!」
何かよくわからんが、OKがもらえたんだから良しとしよう。
さぁ、いよいよ実戦だな!
アヤメさんの発言に、先程まで騒がしかった女子3人も一瞬にしてシンと静まり返った。
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「はい。前にも話しましたが、訓練よりも実戦の方がより経験値を得やすいんです。経験値だけでなく、実戦経験で得られる事は多いですし」
「確かに数値には表れない経験もありますね。ですが、今のレベルで大丈夫なんでしょうか? 先程の話だと、俺たちは8歳から11歳程度の子どもの集まりのようなものですよね?」
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「え? あの、元高ランク冒険者っていうケインさんですか?」
なぜここで急にケインさん? 確かに元高ランク冒険者だから強いんだろうけど、大怪我して引退したんじゃなかったか? それに、お願いしたからって引き受けてもらえるんだろうか。こちらの事情も多少話さないといけないかもしれないし…。
「ええ、そのケインさんです。これ以上ない強力な助っ人だし、色々学べると思いますよ」
「えーっと、でも…」
「ああ、大怪我したと言っても、今は多少の戦闘も山歩きも問題ないですよ? 魔法もかなり使えるはずですし」
俺たちの微妙な表情や戸惑う雰囲気から、アヤメさんは怪我の影響について心配していると思ったようだ。それもまぁ気にならないわけではないが、さすがに戦闘できないようならアヤメさんが薦めたりしないだろう。
だから一番の問題はそこじゃない。
「あの、ケインさんが強いのはわかりますが、こちらの事情を話さないで引き受けてもらえるんでしょうか? それに、俺たちじゃ謝礼とかも用意はできないですし…」
「ああっ! 嫌だわ私ったら、ちゃんと言ってませんでしたわね。年は離れていますが、ケインさんは私の従弟なんです」
「「「「いとこ!?」」」」
「はい。ケインさんのお母さんは、一郎の娘で『サクラ』という名前でした。今はもう亡くなっていますが」
「…そうだったんですか」
「ええ、私の初恋です」
「「「「「ええぇっっっ!!」」」」」
初恋…。言われてみれば確かに、ケインさんに関しては終始好意的な説明だった気がするな。というか、ノバラも初恋話は初耳だったんだな…。
「ふふっ。冒険者になりたかったのも、ケインさんの影響というか、一緒にパーティを組みたかったんですよ。まぁ、全く相手にされませんでしたけどね」
驚く皆を見て、アヤメさんは楽しそうに笑いながらも懐かしそうに話す。
「ケインさんも、祖父が『地球』から来たということや遺言のことを知っています。だから、事情を話しても大丈夫ですし、協力してもらえると思いますよ。もちろん、私も一緒に頼みに行きますから」
「そういうことなら、是非お願いしたいですね」
意外な展開だが、戦闘に関してこれほど頼れる存在もない。というか、それなら最初から頼みたかったな。などと贅沢なことを考えている間にサーヤが質問する。
「でも、そう都合よくモンスターに出会えるんでしょうか? 探している時間がもったいない気がするんですが…」
確かにそこは気になる。特に俺とサーヤは魔法がまだ使えないこともあって、時間を無駄にしたくない。歩きながらとかじゃ集中できないし。
「えーと、そこは詳しくはわからないんですが、ケインさんなら大丈夫だと思います。
彼は時々モンスターを狩ってきて生活してるんですが、驚くほど短時間で、それも百発百中で戻ってくるんです。理由は聞いても教えてもらえなかったんですけれど」
うーん、ケインさんだけが知ってる秘密の方法とか場所があるのか? というか、アヤメさんにも秘密にしてるのに、俺たちに教えてくれるんだろうか…。
まぁ、とりあえず行ってお願いしてみるしかない。
明日は朝から皆でお願いしに行くことにして、今日のところは解散した。
あとは部屋に帰って、寝落ちするまで魔力の流れを感じる特訓をするだけだ…。
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翌朝、朝食を食べて身支度を整えた俺たちは、訓練場から木製の武器を拝借し、ノバラとアヤメさんと一緒にケインさん宅を訪れた。ケインさんはちょうど家から出て来たところだった。
「おはようございます、ケインさん」
「「「「「おはようございます」」」」」
そろって挨拶をした俺たちを見て、ケインさんは一瞬驚いた顔をしたあと、盛大にため息をついた。
「……はぁ。アヤメ、それと…お前だけ入れ」
俺を指差して、そう言うだけ言ってさっさと家に入っていく。俺とアヤメさんは言われたとおり、ケインさんに続いて家に入っていった。
ケインさんの家は、日本風に言うなら1Kだった。一人暮らしのようなのでこれで充分なんだろう。ケインさんの座る対面に、アヤメさんと並んで座る。
「それで、日本人が俺になんの用だ」
「「!!!」」
「あの、どうしてそれを!?」
アヤメさんやノバラはまだ話していないと言っていた。なぜケインさんは俺たちが日本人だと知っているんだ?
「予備知識があれば、それくらい聞かんでもわかる」
詳しいことは話してくれないが、ホーンラビットの解体を頼んだときから日本人だと思っていたそうだ。今思えば、だからこそ素材の相場なども親切に教えてくれたんだろう。
アヤメさん曰く、一郎さんの話す故郷の話に親戚中で一番興味を持っていたのが、若かりし頃のケインさんなのだとか。それで、俺たちを紹介してケインさんを驚かせ、反応を見ようと楽しみにしていたらしい。なので、今現在、アヤメさんは思惑が外れて若干拗ねている。初恋の人の前だからなのか、普段と違う態度が可愛らしい。
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それで、転移してきた場所を調べたら、どうもその彼もこちらに来ている可能性が高いのですが、それ以降の行方は判らないんです」
「それで?」
少ない言葉で鋭い視線を寄こすケインさんに、多少気圧されながらも事情を話していく。
「日本に帰る手段もわからないので、とりあえず彼を探そうと思っています。ですが、こちらに来たばかりの私達では旅は危険だとアヤメさんに言われて、今はレベルアップや戦闘訓練に励んでいるのですが、それをケインさんに協力していただきたくてお願いに来ました」
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「彼らの今のレベルは8~11なんだけど、手っ取り早くレベルを上げたり身を守る術を身に付けるには、実戦が一番だって昔言ってたでしょ? だから彼らに実戦を積ませてあげたいんだけど、それにはケインさんが一番適任だと思うの。おじいちゃんの遺言でもあるし、お願い! 協力してあげて!」
アヤメさんの説得に、ケインさんは苦虫を噛み潰したような表情を浮かべながら、答えはせずに質問を重ねてくる。
「その友人てのは、命がけで旅して探すほど大事なヤツなのか?」
「え? あー、外にいる彼の妹にとってはたった一人の肉親で、もとも「お前自身にとってだ。お前がソイツを探すのは、ソイツが大事な友達だからか? それともその妹のためか?」」
俺にとって春樹が「大事な友達」かどうかと言われれば、…正直よくわからん。そんな風に考えたこともないしな。ただ、俺の一番古い記憶にはもう春樹がいて、気付けば親よりずっと長く一緒に過ごした。ムカつくところも呆れるところもいっぱいあるし、『変態メガネ』の件もある。けど不思議と付き合いを止めようと思ったこともないし、ヤツが本当に困っていれば、俺はいつだろうと手を貸すんだろう。俺の知らんところで野垂れ死ぬとか、そんなのは許さん。そういう友達というか兄弟? いや、仲間? 違うか、相棒…かな。
ミーコのためかと言われれば、それも確かにあると思う。けどそれだけじゃないんだよな。とりあえず一番の目的はコレだ。
「自分のためですね。相棒のくせにさんざん心配かけて、手のかかる妹押し付けて、いい加減にしろって殴り飛ばしたいです」
俺がきっぱり言った答えにアヤメさんは驚き、ケインさんは一瞬ニヤリと口端を上げた(ように見えた)。
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