藁。

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美しい。やはり人の苦しみながら死んでいく姿は美しい。まだ神経が生きているのか男の筋肉質の足がピクピクと痙攣を起こしている。

「しぶとい奴だ」

私は人間の生命力に少し驚きもし、呆れもした。この男は、最初こそ威勢が良かったがすぐに弱ってしまった。あまり楽しくはなかった。

私は男の足を切る。もう血がないのか、ほとんど血が出ることはなかった。私は男が死んだことを確認して縛った紐を外して男を床に転がす。そして私は部屋の端に置いてあったチェーンソーを持ってくる。

「ブンブンブーン」

とエンジン音を鳴らして刃を回す。私は刃を男に近づけ、男を切り刻む。肉を切り、骨を断ち男の右腕を胴体から外す。次は逆に回り、左腕を胴体から外す。私はこれを繰り返し、男を部位ごとに分けた。

一旦男に背を向けキッチンへと向かう。キッチンには大量のラップが置いてあり、それを持って地下へと降りる。私は男の肉片をラップに包んでいく。隙間のないように、丁寧に三重ほどして床に放り投げる。全てラップに包み終わり、ラップに包まれた男の肉片を抱え込み一階へと持っていく。私は普通より一回りほど大きい冷蔵庫へと全ての肉片を入れていく。ここで足を傷つけていることを思い出した。

私は医療箱を持ってきて治療をする。まずはピンセットで弾丸を取り除く。ここで痛みがよりいっそう強くなってくるのを感じる。包帯を取り出して強めに巻く。私は疲れたので一回椅子で休憩することにした。

「そういえば食事の途中だったな」

私は床に落ちた肉を見てポツリと呟く。腹は減っていないし、食事なんかよりやるべきことは沢山ある。窓の修理や部屋の掃除、そして???の世話だ。???には相当な労力を使うだろう。しかし私は、眠ることにした。
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